ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です
管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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「村野せりなの秘書課広報室」というブログから転載。(「せりな」は漢字だが覚えきれないので平仮名表記で失礼)
「東大話法」に続いて、「橋下話法」の登場である。
世間の人間もこういうのをよく読んでおけば詐欺的弁舌にかからないようになるだろう。もちろん、これが目上の人間からされたら、その論法がインチキだとわかっていても反論は困難だし、弁護士のように議論に慣れた人間、タレントのように口のうまい人間に太刀打ちするのはむずかしい。タレント弁護士など最悪だし、良心の欠如したタレント弁護士が政治家になれば怪物化するのも当然だろう。
まあ、「高原令食」、じゃない、「巧言令色鮮(すく)なし仁」という論語の言葉はまさしく真実であるわけだ。
ついでだが、橋下話法の分析は、これ以外にもある。「暗黒夜考」などにも他の分析が載っていたはずだ。
(以下引用)*記事はもっと長いが、半分ほど引用する。
●Afternoon Cafe
■詭弁術講座(2)
http://akiharahaduki.blog31.fc2.com/blog-entry-980.html
詭弁術講座第二回です。
授業を始める前にお知らせがあります。
前回の講座に受講生(コメンターさんです)のこっぱなお役人さん、mimosaさんから、市長が記者を勉強不足と罵倒していた「誰が誰に命令を出したのか」について情報を頂きました。
それによると、
『通常公文書(命令書はまごうことなく公文書)の発出は、その組織を代表する者の名前で出される。
この場合「教育委員長(教育委員会を代表する者)」もしくは「教育長(教育委員会事務局を代表する者)」のどちらかで文書は発出されているはず。
そして通常は校長宛に出される。1/17の職務命令は全職員宛に出されたがこれは非常に珍しい。なぜなら直接全職員宛に教育長から職務命令が出せるとなると、学校を飛び越えて教育委員会が直接教員を支配できることになるから、それは行わないのが普通、とのこと。
尚、1/17の職務命令は同時に校長にも出されているそうだ。これは法的裏付けのない越権行為とみなされないように念を入れてのことではないかと思われるとのことです(伝聞情報)』
前回の講座でご紹介した書きおこしで、市長が女性記者に「誰が誰に対して命令を出したか言え」と命令口調で迫っていました。そして最後の最後まで「誰が誰に命令を出したのか事実関係も知らない」「勉強不足」「とんちんかん」と猛非難しました。
中西教育長は府の教育長ですが誰が命令を出したかについて「教育長」「教育委員長」と答えた女性記者の認識は正しかったわけで、それを、何も知らずに取材に来てる、勉強不足、とんちんかんと罵倒したおした市長のほうが実は間違っていたと思われます。
ちまたでは、「毎日放送叩き」に反対するキャンペーンなるものが登場してるらしいですね?
「女性記者の市長の質問に対する回答は正解だったのに、市長は女性記者をさいごまで「勉強不足」となじっていた。勉強不足なのは市長のほうだし、悪質な印象操作だ。市長は自身の誤りと侮辱を認めて記者に謝罪すべきだ」
と、このキャンペーンから求められるかもしれません。
フフン、片腹痛いw
素晴らしい詭弁術を教えて下さる市長に対してそのようなキャンペーンが力を持つはずはございません。世間からそう言う声が大きくならない限りひたすらガン無視すれば勝ちです。
勝てば官軍、世の中強い者が正しいのですから心配はいりません。
そのためには一にも二にも「スピードが命」
次々とめまぐるしく新しい話題が提供されていれば、少々の嘘やハッタリ、ごまかしなど、世間は検証する暇もなく忘れ去ってくれます。
市長の詭弁術はこのようは背景があって有効性を発揮できると言えましょう。
(誰ですか?自転車操業とか、泳ぐのをやめると死んでしまうサメみたいとか言ってるのは)
これまでも市長は図らずも失敗したときには即座に別の花火を打ち上げて世間の目をそらして参りました。
今回も、家庭教育支援条例案が激しく叩かれたことに対する目くらましとして成功しそうです。
さすが市長、見事な手腕ですね。
前回の講座でご紹介した解説付き書きおこしの続きは、草稿はあるのですが、全文ともなるとかなり長文になりますので、続けて出すと受講生の皆さんもいささか飽きてしまうかと思いました。
なので、ここで概要を説明してから後ほど資料として掲載いたします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
では授業を始めます。
前回の講座でご紹介したサブ教材を参考に、今回の詭弁術会見に関連すると思われるテクニックをあげてみました。
1.初っぱなで相手の主張を曲解してアピールする。自分の立場に沿って、都合の良い話を集める。
ex.「山口さんは現状がいいって言うんですよ」
ex. 自分に都合の良いことにスタート地点を設定する、という意味では、市長選で早々に争点を「都構想」に設定したこともこのテクニックの応用かも知れません。本来「市」長選で争点にされるべき事柄ではないからです。(参照http://goo.gl/iCwCr)
2.論理ではなく、低次元の罵詈雑言で「受け」を狙って攻撃し相手の誇りを奪う。「お前はバカ」と決めつけ、相手を貶めることによって自分を優位に立たせ、自分が正しいと思わせる。印象操作に役立つ。
ex.「山口さんのようなクチャべっている学者と僕は違うんだ。」
ex.「勉強不足だ」「とんちんかんだ」
ex.「違います。全然わかっていない。知らないでしょう。」
3.都合の悪い事例は出た段階で速攻で徹底的にたたいて全否定
4.質問や話を自分に都合の良いようにすり替え、歪曲、矮小化する
5.話の流れ次第では、曲解から虚偽に移行
6.どんなにいいかげんでつじつまが合わないことでも自信満々で断定する。嘘は大きい方がよい
7.前言撤回をするには、自分が言ったことに相手がその時点で満たしていないもの、満たしようがない条件をわざとつける
ex.「対案を出せ」
ex.「じゃあこの質問に答えてみろ、そしたらこっちも答えてやる。」と相手が到底答えられない質問を出す
8.自分が不利になってきたり触れられたくない話題になったら、不毛な議論をふっかけて煙に巻く。
ex.トートロジーを繰り返す
ex.無限ループに持ち込む
ex.散々すったもんだして時間がたってから「で、結局何が言いたいの?あなたが何を質問したいか全然わからないから最初から言ってくれる?」とちゃぶ台返しする
9.矛盾を指摘されれば、相手方に無益で感情的な論争をわざとふっかけたり、逆上してみせる。
激高して挑発的な言葉で煽りましょう。相手を怒らせたらしめたもの。但し激高はあくまで計算尽くの演技であることをお忘れなく
10.次から次へと流れていく発言をテレビでは吟味できないから、よく聞けばおかしな話も強引にスピーディに進めればOK
ex.大阪市の「社歌」は大阪市歌ではなく僕の感覚で「君が代」である
11.「ありえない比喩」たとえ話で論理をすり替え相手を錯覚させる
但しあまりに突拍子もないと失笑買います。残念ながら市長は最後の方でちょっと失敗してしまいました
12.脅しにより相手を動かす。恫喝、命令口調
13.相手が揺らぎ出したら考えるスキを与えず、一気に結論に持っていく
●では今回の記者会見を通じて見られた特徴をざっとまとめてみましょう。
記者が主に聞きたかった事は「校長の過半数が君が代起立斉唱してるかどうか口元チェックするのはやり過ぎだと言っているが、それについて市長はどう考えるか」ということでした。
しかし市長はこの質問とは関係のない「誰が誰に対して命令を出したのか」とか「教育委員会の区部長の権限分配のこと言ってみなさい」という逆質問をします。それに答えるまで自分は記者の質問には答えない、と言います。そうすることで、話の流れの主導権を自分がつかみ、記者が聞きたかった質問からそらしていくのです。(テクニック1、3,7)
逆質問が記者の質問と関係ないことであってもここは堂々と「これは重要なことだ」と断言することが肝心です。(テクニック6)
(それにしても記者の質問の途中で頻繁に遮っておられますね。記者がまともに最後まで質問を言い切ったのは数えるほどしかありません。)
先ほども書きましたが市長は記者に誰が命令主体だったかを逆質問し、女性記者はそれに「教育長」「教育委員長」と回答しています。これで正解なのですが、市長はこれを間違いと決めつけ、勉強不足、何も知らないで取材に来ている、と最後まで何度もなじり続けます。そして記者が何にも知らないから質問に答えられないとも言っています。(テクニック2、9)
この印象操作は今回相当効果があったようで、記者の勉強不足を非難する声がネットでは多くでているようです。
例え事実に反しても繰り返し繰り返し印象操作を行うのは非常に効果があるという証拠です。
これはかの総統閣下が「嘘も百回言えばほんとになる」と仰ったとおり。
市長、大成功ですよ!
また、記者は恫喝口調で記者の萎縮を狙い(テクニック12)
「市長の考えをお聞きしたいのですが」との度重なる質問にも「教育委員会に聞けばいい」という答え方をしています。
これらのテクニックを駆使して市長は記者会見の中頃になるまで、口元チェックの質問には答えませんでした。
(逆に言えば、取材対象がその質問に答えざるを得ないような質問の仕方、思わず本音を言ってしまうような質問の仕方が臨機応変に出来るかが、記者の腕の見せ所、醍醐味ではないでしょうか。)
更に市長は後半にはトートロジー&無限ループを持ち出したり、最後の方になってから「何が質問したかったのかわからない」とちゃぶ台返しをして時間稼ぎをしています(テクニック8)
これについては、詳細は後ほど掲載する書き起こしにありますのでそちらをご覧下さい。
こうして市長は見事20分以上にわたる記者会見を記者の質問をはぐらかし続けました。
なかなか並の人間に出来る業ではありません。
皆さん、なんどか書きお越しを読み直して技の極意を盗みましょうね。
「東大話法」に続いて、「橋下話法」の登場である。
世間の人間もこういうのをよく読んでおけば詐欺的弁舌にかからないようになるだろう。もちろん、これが目上の人間からされたら、その論法がインチキだとわかっていても反論は困難だし、弁護士のように議論に慣れた人間、タレントのように口のうまい人間に太刀打ちするのはむずかしい。タレント弁護士など最悪だし、良心の欠如したタレント弁護士が政治家になれば怪物化するのも当然だろう。
まあ、「高原令食」、じゃない、「巧言令色鮮(すく)なし仁」という論語の言葉はまさしく真実であるわけだ。
ついでだが、橋下話法の分析は、これ以外にもある。「暗黒夜考」などにも他の分析が載っていたはずだ。
(以下引用)*記事はもっと長いが、半分ほど引用する。
●Afternoon Cafe
■詭弁術講座(2)
http://akiharahaduki.blog31.fc2.com/blog-entry-980.html
詭弁術講座第二回です。
授業を始める前にお知らせがあります。
前回の講座に受講生(コメンターさんです)のこっぱなお役人さん、mimosaさんから、市長が記者を勉強不足と罵倒していた「誰が誰に命令を出したのか」について情報を頂きました。
それによると、
『通常公文書(命令書はまごうことなく公文書)の発出は、その組織を代表する者の名前で出される。
この場合「教育委員長(教育委員会を代表する者)」もしくは「教育長(教育委員会事務局を代表する者)」のどちらかで文書は発出されているはず。
そして通常は校長宛に出される。1/17の職務命令は全職員宛に出されたがこれは非常に珍しい。なぜなら直接全職員宛に教育長から職務命令が出せるとなると、学校を飛び越えて教育委員会が直接教員を支配できることになるから、それは行わないのが普通、とのこと。
尚、1/17の職務命令は同時に校長にも出されているそうだ。これは法的裏付けのない越権行為とみなされないように念を入れてのことではないかと思われるとのことです(伝聞情報)』
前回の講座でご紹介した書きおこしで、市長が女性記者に「誰が誰に対して命令を出したか言え」と命令口調で迫っていました。そして最後の最後まで「誰が誰に命令を出したのか事実関係も知らない」「勉強不足」「とんちんかん」と猛非難しました。
中西教育長は府の教育長ですが誰が命令を出したかについて「教育長」「教育委員長」と答えた女性記者の認識は正しかったわけで、それを、何も知らずに取材に来てる、勉強不足、とんちんかんと罵倒したおした市長のほうが実は間違っていたと思われます。
ちまたでは、「毎日放送叩き」に反対するキャンペーンなるものが登場してるらしいですね?
「女性記者の市長の質問に対する回答は正解だったのに、市長は女性記者をさいごまで「勉強不足」となじっていた。勉強不足なのは市長のほうだし、悪質な印象操作だ。市長は自身の誤りと侮辱を認めて記者に謝罪すべきだ」
と、このキャンペーンから求められるかもしれません。
フフン、片腹痛いw
素晴らしい詭弁術を教えて下さる市長に対してそのようなキャンペーンが力を持つはずはございません。世間からそう言う声が大きくならない限りひたすらガン無視すれば勝ちです。
勝てば官軍、世の中強い者が正しいのですから心配はいりません。
そのためには一にも二にも「スピードが命」
次々とめまぐるしく新しい話題が提供されていれば、少々の嘘やハッタリ、ごまかしなど、世間は検証する暇もなく忘れ去ってくれます。
市長の詭弁術はこのようは背景があって有効性を発揮できると言えましょう。
(誰ですか?自転車操業とか、泳ぐのをやめると死んでしまうサメみたいとか言ってるのは)
これまでも市長は図らずも失敗したときには即座に別の花火を打ち上げて世間の目をそらして参りました。
今回も、家庭教育支援条例案が激しく叩かれたことに対する目くらましとして成功しそうです。
さすが市長、見事な手腕ですね。
前回の講座でご紹介した解説付き書きおこしの続きは、草稿はあるのですが、全文ともなるとかなり長文になりますので、続けて出すと受講生の皆さんもいささか飽きてしまうかと思いました。
なので、ここで概要を説明してから後ほど資料として掲載いたします。
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では授業を始めます。
前回の講座でご紹介したサブ教材を参考に、今回の詭弁術会見に関連すると思われるテクニックをあげてみました。
1.初っぱなで相手の主張を曲解してアピールする。自分の立場に沿って、都合の良い話を集める。
ex.「山口さんは現状がいいって言うんですよ」
ex. 自分に都合の良いことにスタート地点を設定する、という意味では、市長選で早々に争点を「都構想」に設定したこともこのテクニックの応用かも知れません。本来「市」長選で争点にされるべき事柄ではないからです。(参照http://goo.gl/iCwCr)
2.論理ではなく、低次元の罵詈雑言で「受け」を狙って攻撃し相手の誇りを奪う。「お前はバカ」と決めつけ、相手を貶めることによって自分を優位に立たせ、自分が正しいと思わせる。印象操作に役立つ。
ex.「山口さんのようなクチャべっている学者と僕は違うんだ。」
ex.「勉強不足だ」「とんちんかんだ」
ex.「違います。全然わかっていない。知らないでしょう。」
3.都合の悪い事例は出た段階で速攻で徹底的にたたいて全否定
4.質問や話を自分に都合の良いようにすり替え、歪曲、矮小化する
5.話の流れ次第では、曲解から虚偽に移行
6.どんなにいいかげんでつじつまが合わないことでも自信満々で断定する。嘘は大きい方がよい
7.前言撤回をするには、自分が言ったことに相手がその時点で満たしていないもの、満たしようがない条件をわざとつける
ex.「対案を出せ」
ex.「じゃあこの質問に答えてみろ、そしたらこっちも答えてやる。」と相手が到底答えられない質問を出す
8.自分が不利になってきたり触れられたくない話題になったら、不毛な議論をふっかけて煙に巻く。
ex.トートロジーを繰り返す
ex.無限ループに持ち込む
ex.散々すったもんだして時間がたってから「で、結局何が言いたいの?あなたが何を質問したいか全然わからないから最初から言ってくれる?」とちゃぶ台返しする
9.矛盾を指摘されれば、相手方に無益で感情的な論争をわざとふっかけたり、逆上してみせる。
激高して挑発的な言葉で煽りましょう。相手を怒らせたらしめたもの。但し激高はあくまで計算尽くの演技であることをお忘れなく
10.次から次へと流れていく発言をテレビでは吟味できないから、よく聞けばおかしな話も強引にスピーディに進めればOK
ex.大阪市の「社歌」は大阪市歌ではなく僕の感覚で「君が代」である
11.「ありえない比喩」たとえ話で論理をすり替え相手を錯覚させる
但しあまりに突拍子もないと失笑買います。残念ながら市長は最後の方でちょっと失敗してしまいました
12.脅しにより相手を動かす。恫喝、命令口調
13.相手が揺らぎ出したら考えるスキを与えず、一気に結論に持っていく
●では今回の記者会見を通じて見られた特徴をざっとまとめてみましょう。
記者が主に聞きたかった事は「校長の過半数が君が代起立斉唱してるかどうか口元チェックするのはやり過ぎだと言っているが、それについて市長はどう考えるか」ということでした。
しかし市長はこの質問とは関係のない「誰が誰に対して命令を出したのか」とか「教育委員会の区部長の権限分配のこと言ってみなさい」という逆質問をします。それに答えるまで自分は記者の質問には答えない、と言います。そうすることで、話の流れの主導権を自分がつかみ、記者が聞きたかった質問からそらしていくのです。(テクニック1、3,7)
逆質問が記者の質問と関係ないことであってもここは堂々と「これは重要なことだ」と断言することが肝心です。(テクニック6)
(それにしても記者の質問の途中で頻繁に遮っておられますね。記者がまともに最後まで質問を言い切ったのは数えるほどしかありません。)
先ほども書きましたが市長は記者に誰が命令主体だったかを逆質問し、女性記者はそれに「教育長」「教育委員長」と回答しています。これで正解なのですが、市長はこれを間違いと決めつけ、勉強不足、何も知らないで取材に来ている、と最後まで何度もなじり続けます。そして記者が何にも知らないから質問に答えられないとも言っています。(テクニック2、9)
この印象操作は今回相当効果があったようで、記者の勉強不足を非難する声がネットでは多くでているようです。
例え事実に反しても繰り返し繰り返し印象操作を行うのは非常に効果があるという証拠です。
これはかの総統閣下が「嘘も百回言えばほんとになる」と仰ったとおり。
市長、大成功ですよ!
また、記者は恫喝口調で記者の萎縮を狙い(テクニック12)
「市長の考えをお聞きしたいのですが」との度重なる質問にも「教育委員会に聞けばいい」という答え方をしています。
これらのテクニックを駆使して市長は記者会見の中頃になるまで、口元チェックの質問には答えませんでした。
(逆に言えば、取材対象がその質問に答えざるを得ないような質問の仕方、思わず本音を言ってしまうような質問の仕方が臨機応変に出来るかが、記者の腕の見せ所、醍醐味ではないでしょうか。)
更に市長は後半にはトートロジー&無限ループを持ち出したり、最後の方になってから「何が質問したかったのかわからない」とちゃぶ台返しをして時間稼ぎをしています(テクニック8)
これについては、詳細は後ほど掲載する書き起こしにありますのでそちらをご覧下さい。
こうして市長は見事20分以上にわたる記者会見を記者の質問をはぐらかし続けました。
なかなか並の人間に出来る業ではありません。
皆さん、なんどか書きお越しを読み直して技の極意を盗みましょうね。
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