【ワシントン時事】1日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、オバマ大統領がブッシュ前政権からイランのウラン濃縮施設に対するサイバー攻撃計画を継承し、2010年夏に攻撃の一端が明るみに出た後も、極秘に作戦続行を命じていたと報じた。
イランでは10年、ナタンツのウラン濃縮施設のシステムがコンピューターウイルスに感染し、遠心分離機の一部が破損した。ウイルスは「スタクスネット」と名付けられ、米国とイスラエルが仕掛けたサイバー攻撃とみられていたが、米政府はこれを認めていない。
同紙によると、イランの核施設に対するサイバー攻撃計画はブッシュ前政権時代の06年に「オリンピック・ゲーム」の暗号名で開始。イスラエルとの協力で、コンピューターに侵入し、遠心分離機の回転速度を操って分離機を破損させるサイバー兵器を開発した。
オバマ大統領は計画を引き継いだが、10年夏、プログラム上のエラーからウイルスがナタンツの核施設外に流出。その存在が明らかになったため危機管理室で対応を協議、攻撃計画の続行を決めた。(2012/06/02-08:30)
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「時事ドットコム」から転載。
つまり、イラン戦争は実質的にすでに始まっていた、ということである。
(以下引用)
つまり、イラン戦争は実質的にすでに始まっていた、ということである。
(以下引用)
対イラン、サイバー攻撃続行=米大統領、前政権から継承-NYタイムズ
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