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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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ネットフリックスで、藤子不二雄の「TPぼん」を新作アニメとしてやっていたので、あまり期待はしないで見始めたら、冒頭に柿原優子という名前が出てきて驚いた。言うまでもなく、伝説的アニメ「瀬戸の花嫁」の脚本を書いた天才脚本家だ。原作漫画とは似もつかぬ面白さに作り替えたのは、彼女の手腕が大きかったと思う。もちろん、監督の岸誠二の力も大きいだろう。
で、「TPぼん」を見てみたが、藤子不二雄の漫画の中でもあまり評価が高くない作品と思われ、かなりつまらない内容である。そもそも、話の設定がおかしい。「歴史的有名人以外で、不幸な死を迎えた人を救う」などと言ったら、「人権思想」が有力になった近代以前だと地球の人間の9割くらいがそうだろう。そういう人間を全部救えるはずがないではないか。あるいは、特に救う理由でもあるのか、と思っていると、さほど理由があるわけでもない。つまり、話の根底が破綻しているのである。そして、話のほとんどがシリアスであり、なぜ柿原優子を起用したのか、意味不明であり、当の柿原自身、脚本ではなく「構成」担当で、おそらくこれは彼女のネームバリューを利用しただけだろう。
藤子不二雄にとっても、このアニメは恥の記念にしかならないと思う。
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