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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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私は「ハンター×ハンター」はアニメでしか知らないが、傑作だと思っており、原作漫画も同様に傑作だろうと推測している。しかし、作品の根本のモラルは、リアリズムであるが、危険なものだとも思う。
それは一般的な「善=道徳的善」であるのと異なり、「善=強いこと」「悪=弱いこと」だと私には感じられることだ。それは、作中の弱者の膨大な死はともかく、主人公ゴンの一番の親友のキルアが元「殺し屋」であり、今でも人を殺すことにおそらくためらいがなく、ためらうとしたら、その相手が「自分の側の人間」つまり「仲間」かどうかだけだと思われるからだ。で、実は、ゴンも根本は「味方は守る、敵は殺す」というのが、オブラートに包まれてはいるが、基本にあると思う。
まさに、ジャンプ漫画の基本である「友情、努力、勝利」を見事に体現しており、そしてその「勝利」とは究極的には「敵の死」なのである。これは「戦争」の基本哲学であり、現実社会でも、しばしば見られる「勝利の姿」である。すなわち、「勝てば官軍」なのであり、少年漫画はそれをうまくごまかしているわけだ。
なお、ビスケ(実は屈強なオカマ)を代表として、同作品中の「可愛い女の子」や「きれいな女性」(ミトさんを除く)のほとんどの外面と内面(ほとんど化け物)がまったく違うというのは、ギャグ的でもあるが、作者冨樫の心の奥底にミソジニー、あるいは女性恐怖症があるように思われる。
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