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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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「君は冥土(冥途?)さま」を2回目まで見てみたが、2回目で失速という感じである。設定が面白いから1回目はまずまずだったが、2回目は気色悪い人情劇にしてしまって、笑えるところがない。人情劇というのはナンセンスな笑いとは相性が悪いのである。殺し屋メイドが普通の少年(高校生か)と同居するというシチュエーションは面白いから、最初はいいが、話は展開しにくい。それでも、主人公の親や同級生たちとのドタバタで話は作れるだろうが、2回目のようなウェットさでは、喜劇の快感はない。いろいろなシーンで脚本や監督の喜劇センスの無さが出ている。
ちなみに、ヒロインの殺し屋メイドは、スパイファミリーのヨルさんの模倣だろう。ナイフ使いで、世間の常識がなく、だまされやすい純情キャラである。主人公が捨て犬を飼うのも、同じ作品のボンドが手本だと思う。アホ面で、将来は大型犬という設定だ。
設定がナンセンスだのに、ナンセンスコメディになりきれていない。脚本は赤尾でこで、名前は聞いたことがある。監督はまったく知らない。
ナンセンスコメディの名手は、私が何度も書いているうえのきみこと柿原優子である。後者の「瀬戸の花嫁」は永遠の名作で、前者は「リトルウィッチアカデミア」の中の抜群に面白い回はだいたい彼女の脚本した回である。ただし、どちらも監督にコメディセンスが無いと力を完全に出すことは難しい。「瀬戸の花嫁」の監督岸誠二は「暗殺教室」でも見事な腕を見せている。
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