忍者ブログ
ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
フリーエリア
最新CM
最新TB
プロフィール
HN:
o-zone
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
[732]  [733]  [734]  [735]  [736]  [737]  [738]  [739]  [740]  [741]  [742
今日の午後のNHKFMラジオで昭和の名曲特集をやっていたが、昔はロクに歌詞を知らないままで聞いていた曲も、改めて聞くとなかなか深い内容だったのだなあ、と気が付く。
たとえば、「神田川」であるが、なぜ

「若かったあの頃、何も怖くなかった。ただあなたの優しさが、怖かった」

のだろうか。 
それは、実は、その前の部分にヒントがある。
いいですか、

「二人で行った、横丁の風呂屋。一緒に出ようと言ったのに、
いつも私が待たされた。
洗い髪が芯まで冷えて、
冷たいねって(あなたが)言ったのよ」 *(あなたが)は私の補足。


さて、何かおかしいと思わないだろうか。普通、男と女の風呂にかかる時間は、圧倒的に女が長い。ならば、男で女より長い時間をかけて風呂に入るというのは、「女を待たせても平気な」人間なのである。
つまり、この男の「優しさ」は、ただのポーズであり、どんな女が相手でも見せる、見せかけの優しさなのである。
女は、それを薄々感づいている。だから
「ただ、あなたの優しさが怖かった」のである。いつか自分がこの男に捨てられることを予感しているからだ。
そうすると、この一見青春のはかない詩情に溢れた歌は、
男と女の間では、愛した方が負けである、という残酷なテーゼを歌った虚無的な歌だったわけだ。
この、男と女の政治学の面から考えれば、この男が「24色のクレパス」で描く女の似顔絵が、いつもいい加減であったのも、理解ができるだろう。




PR
「妖刀ムラマサ行状記」というブログから転載。
なぜか、伊丹十三の死について調べたくなったので、ネットを探して得たものを転記しておく。
この事件は報道された最初から他殺だな、と感じたが、警察はあっさりと自殺にして処理した。その処理の仕方自体が、闇の権力と事件の関係を感じさせたのだが、当時の私はネットと無縁だったので、それ以上調べることもできなかったのである。
ここに書かれた彼の死の状況は、明らかに殺人、他殺である。警察がそれを自殺として処理したのは、殺害者が権力の中枢やその近辺にいる存在であるということだろう。
伊丹十三のほか、「ナニワ金融道」の青木雄二や「お役所の掟」の宮本政於など、勇気をもって、権力批判の言動をしていた人間の早死は、だいたい他殺ではないかと私は思っている。時には、邪魔な人間が飛行機に乗った時に、その飛行機ごと爆破する、という荒っぽいやり方も、米国などではあったようだ。チェスタトンの「折れた剣」の応用である。
 
(以下引用)
 
2010年12月20日 | 人間の死

★伊丹十三の死。
1997年12月20日、13年前の今日、伊丹十三はなぜ殺されたのか。

伊丹十三の死について書かねばなるまい。
彼はいつ死んでもいいように諦観はしていたから、いまさら書かなくても、女房がよく知っているからと天界から伊丹は言っている。
が、けじめはつけねばならぬ。警察の正式発表は飛び降り自殺の断定であった。
理由は、遺書が残されていたこと、飛び降りたビルの屋上に争った形跡がなかったことだという。
桜田門の怠慢である。師走に起きたどさくさに、こんな弱い物的証拠で自殺と断定したのは許し難い。それどころか少し頭を回せば、他殺の線が濃厚なのだ。殺し屋は最初から自殺と見せかける絵を描いていたはず。だから自殺の証拠だけを残していく。
遺書? 脅かされて時間稼ぎに書いたとしたら。 あるいは、緊迫の状況の中、客観的に殺人劇を楽しむように諦観して書いたとしたら。そして、その遺書には妻・信子にしか分からぬ暗号が書いてあった。伊丹は、身の危険を感じており、何かあった場合、妻にしか分からぬ「暗号」を教えていた。
プロの法医学者は言う。
「自殺する時にお酒を飲んでから決行する人はいますが、飲む量はわずかですね。ブランデーのような強い酒をボトル1本飲み、したたかに酔ってから自殺する人はいません。このデータは多数の自殺事例から分析されたものです」。
司法解剖の結果、伊丹は、すきっ腹にヘネシーをボトル1本、飲んでいる。血液中のアルコール濃度及び残留量の分析の結果、短時間で体内に入ったものと推定される。
度数40度のへネシーブランデー1本を短時間で飲み干し、したたかに酩酊した人間が、一人で階段を登り、「争った跡が無く」、さもしらふのように静かにフェンスを乗り越え、ビルの屋上から落下したのである。
実際には酩酊ではなく、短時間で度の強いアルコールを多量に摂取したことにより、昏睡状態に陥ったと見るのが医学的所見だ。
殺しの動機? まさしく恨み。

さて13年前、年の瀬も押し詰まった12月20日、麻布の秀和マンション伊丹事務所に伊丹は一人いた。 
佐川急便の配達人によってベルが鳴らされた。伊丹がドアを開けた瞬間、ドアの側に隠れていた男2名を含む3名が押し入り、伊丹の身体をロープで縛り、口には猿ぐつわをかけた。殺気を感じた伊丹は、声を出して相手を鎮めようとしたが、暴漢グループは聴く耳を持たなかった。非人間的な冷酷さを直感した伊丹は、既にその時点で、死を覚悟したのではないか。
最後の時間稼ぎに遺書を書く提案をした。 暴漢もその方が都合が良いと思い許した。
「噂の女性との身の潔白を、死んで証明します」というワープロの遺書が残された。
伊丹は当時、写真週刊誌「フラッシュ」から女性スキャンダルを追いかけられていた。その身の潔白を証明する為の自殺だとする遺書が書かれ、それを持って、警察は覚悟の自殺として発表した。
しかし、その遺書の内容、どう読んでも稀代のインテリであった伊丹らしからぬ、三文歌詞であり、その遺書には殺人を訴えるものが隠されていた。
そもそも女性スキャンダルは伊丹夫婦の間で既に話題になっており、伊丹は、「芸能界だからね、少しは映画の宣伝になるかな」と、笑っていたが、虫の知らせか、もし自分が殺されるようなことになったら、「死をもって身の潔白を証明する」、という暗号を残すシナリオを妻に伝えた。 
死後にそのような遺書が出てきたら、自分は自殺ではなく殺されたのだというメッセージであることを妻に示唆した。これは良くできたシナリオだと伊丹自身も気に入っていたのだが、紫煙が揺らぐような少しの不安も同時に覚えていたに違いない。
さて他殺の現場、縛られた伊丹は、じょうごで口を割られ、ヘネシーを胃の中に流し込まれ、たちまちにして酩酊し、そして昏睡状態に陥った。その身体はサーフボードバッグに入れられ、何食わぬ顔で伊丹の部屋から出てきた暴漢グループは、エレベーターと階段を使い、冬の冷気をはらむ屋上に出た。外は既に暗い。そして、ためらうことなく、フェンス越しに伊丹の身体を地上に投げ落とした。伊丹は僅かな時間、空中をさまよったが、既に意識はなかったろう。
遺書を書いたとき、パソコンに呼び出し、最後の別れをした妻、宮本信子の顔が寂しく笑っていた。
★犯人、つまり暴漢グループとは誰か。暴力団の闇の勢力以外にありえない。
菱の代紋系、以前、1992年に伊丹を襲い重傷を負わせた5名は、4〜6年の懲役刑で服役したが、8割の服役を務めそれぞれ仮出所した。
当時の殺人の時効はまだ終わっていないが、桜田門の怠慢が浮き彫りになった事件だった。
(ムラマサ、月光に蒼く冴える)
 
見れば分かる通り、「小田嶋隆ツィッター」からの転載である。
頭のいい人間、良識のある人間、目の見える人間は同じように感じるものらしい。(笑。これは私と異なる考えを持つ人間への無根拠な悪口である。)
私が星野仙一の悪口を書いてすぐに、小田嶋氏もこういうことを書いているのが面白い。シンクロニシティという奴か。まあ、星野が自分の正体を世間にばらすようなドジ発言をした直後だから、この現象は実はべつに珍しくもなんともないのだが。
これで星野の虚像も少しは訂正されるだろう。


(以下引用)



小田嶋 隆小田嶋 隆@tako_ashi

ああ、それもあった。ドブの中で前のめりに死んでほしい若手ナンバーワンですね。 QT 俺なら橋下を理想の上司に挙げてる奴をクビにしたいw RT クビにしたい若手社員は、星野仙一の部下になりたいと思ってる連中です。

 

クビにしたい若手社員は、星野仙一の部下になりたいと思ってる連中です。

 

あの「理想の上司」は、毎年ウソくさい。星野仙一とか。理想の敵方の監督でしょうが。 QT 大賛成。ついでに「理想の上司」とやらを新入社員らに聞く、あの何も意味もなさない調査もやめた方がいいですね。

「現代ビジネス」から転載。
阪神はこれから長期低迷が続くのではないか、という暗い予想を書いた記事の一部である。しかし、伊藤隼太を春のキャンプ段階でフォーム改造させた、というのはあきれた。野球選手のフォーム、いや、スポーツ選手のフォームというのは、長い間かかって身につけた、その選手だけのフォームであり、ドラフト1位に指名されるということは、そのフォームにその選手にとっての合理性があったということだ。それを改造するというのは、選手生命に関わるような無謀な行為である。
しかし、プロ野球では、こういう蛮行が案外平気で行われているのである。
あのイチローでさえも、落合でさえも、コーチや監督からその打撃フォームではものにならない、と言われ、改造させられようとしたのである。それを頑として拒否する強い精神力があったから、彼らは生き延びることができ、歴史的な選手になれたのである。
普通の選手では、上の人間に命令されたら、拒否などできないだろう。
おそらく、伊藤は今季はまず駄目だろう。場合によってはこのまま引退まで一軍にも上がれないかもしれない。で、彼を玩具にした上層部は、その事について、けっして責任など取らないのである。これほど残酷な話は無い。まあ、伊藤が再度自分なりの打撃フォームを作り上げ、大成することを期待したい。
 
(以下引用)
 
〝迷える桧山2世〟伊藤隼太
悩めるドラ1・伊藤隼太。金本と同じ左打ちで長距離砲で外野手。後継者として、大いに期待されている
 阪神の主力が高齢化しがちな原因は「球団体質というか・・・・・・ドラフト戦略にある」と憤るのは山田氏だ。
「白仁田(寛和・26)も二神(一人・24)もそうでしたけど、『ドラフト1位が故障持ち』というのが〝阪神あるある〟になってますからね。ここ数年、まともな新人、獲ってないでしょう? 去年の1位の伊藤(隼太・23)にしたって〝大学ナンバーワンスラッガー〟という触れ込みでしたが、そんな大物をなぜ阪神が一本釣りできたのか(笑)。獲れる人を獲るんやなくて、もっと勝負してほしい」
 入団後の伊藤についた呼び名は「桧山2世」。スケールが大きいのか小さいのか悩むところだ。阪神OBが声を落とす。
「伊藤の実力を疑問視する声があるのは球団も把握していて、キャンプでフォームの徹底指導を試みた。これがアダとなったのでは、と言われとるね。頭の辺りで固定していたグリップの位置を胸の前に移し、そこから後ろに引いてトップを作るというフォームに変えたんやけど、ドラ1の新人をキャンプ序盤にイジること自体が前代未聞。伊藤はクソがつくほどのマジメ人間だけに、考え込んでしまった。開幕スタメンは勝ち取ったものの、一本もヒットを打てずに二軍落ち。周囲に『どうしていいのか分からない』と漏らしているとか・・・・・・」
 
「楽天Social News」より転載。
「東海アマ」ツィッターで知った記事である。
日本の人口を半分以下に削減するのはいい考えだが、「上半分」を全員削減してほしいものである。
官僚、政治家、経団連、地方自治体首長などなどを中心にね。
そうすれば日本は天国になる。


(以下引用)


橋下徹氏は、過去の講演会で
「日本の理想の人口は6~7千万人」
という持論を展開していたことがわかりました。

ご本人いわく、これはメディアに出ていたときから温めてきたビジョンなのだそうです。

リンク先の動画は、2010年6月16日にyoutubeにアップされたものです。

まあ、以下はあくまで個人的な感想なのですが・・・。

放射能汚染された震災ガレキの大阪受け入れも、安全性がまったく確保されない大飯原発の再稼働も、何の因果かわかりませんが、結果としては、日本の人口を減らすことにつながる可能性があるような気がします。

「2ちゃんねる」でも星野はさんざんに批判されているのだが、自分の頭で考える人間なら、誰でもそう思うだろうが、マスコミに作られた星野の虚像しか知らない人間も多いから、その星野批判がピンと来ない人もいるだろう。
もっとも、素人だけでなく、野球人の中にも星野を高く評価する人間もいるかもしれないよ。脳みそが筋肉のスポーツマンは多いから、星野タイプが合う、という選手もいるだろう。
それはともかく、下記記事にもあるように、チームを作る上で大事なのは、実は監督よりもコーチであり、監督は与えられた戦力で試合を戦う能力がもっとも求められるのである。その能力において、星野はレベルが低い、というだけのことである。星野擁護論の中に、「選手がちゃんと働かないからだ」と、まるで星野本人みたいなことを言う者がいるが、選手の能力を勘案して選手を使うのが監督の仕事である。選手に文句を言うような監督は、監督失格である。
落合は、選手の悪口を言ったことは一度も無いはずだ。あるとしても、「努力をしない選手」や「頭を使わない選手」、「努力の方向の間違っている選手」の全体を批判しただけだろう。間違っても自チームや特定選手を否定するような発言はしたことがないはずだ。


(以下引用


98代打名無し@実況は野球ch板で:2012/04/20(金) 05:08:56.98 ID:oDgmiXUJO
ハムはドラフトも首脳陣の編成もうまいよな
栗山はやってみたら優秀だわ
99 :代打名無し@実況は野球ch板で[sage]:2012/04/20(金) 05:17:01.87 ID:8KT6Zu0N0
と言うか誰が監督しても強さを維持出来るフロントが偉い
100 :代打名無し@実況は野球ch板で[sage]:2012/04/20(金) 05:49:13.25 ID:faKK4y7r0
ハムは監督を変えても、コーチは変えなかったからな
フロントが野球を知ってる

どこかに逆に監督、コーチを総入れ替えするたびに金がかかって弱くなってる球団があったなw

 

「時事ドットコム」から転載。
つまり、イラン戦争は実質的にすでに始まっていた、ということである。


(以下引用)


対イラン、サイバー攻撃続行=米大統領、前政権から継承-NYタイムズ

 【ワシントン時事】1日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、オバマ大統領がブッシュ前政権からイランのウラン濃縮施設に対するサイバー攻撃計画を継承し、2010年夏に攻撃の一端が明るみに出た後も、極秘に作戦続行を命じていたと報じた。
 イランでは10年、ナタンツのウラン濃縮施設のシステムがコンピューターウイルスに感染し、遠心分離機の一部が破損した。ウイルスは「スタクスネット」と名付けられ、米国とイスラエルが仕掛けたサイバー攻撃とみられていたが、米政府はこれを認めていない。
 同紙によると、イランの核施設に対するサイバー攻撃計画はブッシュ前政権時代の06年に「オリンピック・ゲーム」の暗号名で開始。イスラエルとの協力で、コンピューターに侵入し、遠心分離機の回転速度を操って分離機を破損させるサイバー兵器を開発した。
 オバマ大統領は計画を引き継いだが、10年夏、プログラム上のエラーからウイルスがナタンツの核施設外に流出。その存在が明らかになったため危機管理室で対応を協議、攻撃計画の続行を決めた。(2012/06/02-08:30)

「さてはてメモ帳」の今日の記事、映画「ゼイ・リブ」の紹介が面白いので、その一部を転載する。
「真実サングラス」で見たこの世界の現実を、写真から注意深く探してほしい。町中にあふれるこれらのメッセージが我々現代人をサブリミナル的に動かしているというわけだ。

「従え」「消費せよ」「テレビを見ろ」「降伏しろ」「買え」「眠ったままでいろ」「権威に疑問を抱くな」

……

そして

「金はお前たちの神である」

……

まあ、これを寓話だと見てもいいが、寓話とは真実を語るものなのだ。


(以下引用)


真実を観る

ナダによって発見されたサングラスは、表面上は価値のないように見える一方で、それらは実際に、すべての中で最も偉大な贈り物を彼に提供している。ナダが最初にサングラスをかけたとき、その経験は衝撃的である。


彼が自分のサングラスをかけているとき、ナダは、広告とマスメディアによって投影された煙と鏡を通り抜けて観る。彼は、それらのメッセージの核心と、それらがなぜ存在するかの唯一の理由だけを観る。


どのような雑誌をナダが開きページをめくっても、彼は同一のサブリミナルメッセージを観る。それは「有名人」と 「ファッション」雑誌の真の機能について多くのことを語る。 それらがすべて異なっているという事実にもかかわらず、それらはすべて究極的には、エリートから大衆へのメッセージを強化するという同一の目的に仕えている。


ナダはまたすぐに、マネーについての真実を理解する。


「日刊ゲンダイ」電子版の記事が面白いので転載する。
私は、昨年のパリーグの優勝は楽天だと予想した。それくらい楽天の戦力は向上したと見たからだ。しかし、結果はご存じのとおりである。そして、今年もまたこのザマである。ならば、結論はただ一つ、指揮官および首脳陣に責任がある、ということだ。

もともと私は監督としての星野をあまり高く評価していない。選手としても売名の名人であっただけだと見ている。あの程度の実力と成績で、あれだけの知名度というのは、マスコミとのコラボレーションの結果にすぎない。その成績も、全盛期の王との勝負から逃げ、引退間際の長嶋と勝負することで巨人戦での勝率を高くしただけである。
ただし、公正を期して言えば、監督としての彼には一ついい点があった。それは「二軍から選手が上に上がってきたら、すぐに試合に使った」という点である。二軍から一軍に上がる選手は、好調な選手であり、それが試合に出て好結果を出せば、そのままレギュラーや一流選手へと駈け昇る可能性もある。だが、多くの監督はそういう未知の選手より使いなれたベテランを使って、若手に機会を与えず、腐らしてしまうものである。その点でだけは星野は良かった。

しかし、星野は下記記事の発言で完全に監督として失格した。
「このチームは何も考えていないんじゃないか。劣等感も何もない」
「このチーム」とは何か。誰が「このチーム」の監督なのか。
これは完全な責任転嫁であり、こうした発言がもし本当なら、即座に彼は監督解任されて然るべきである。
この発言を聞いた楽天ファンのほとんどは、この発言に非常な違和感を感じたはずである。その違和感の理由は、これが指揮官として最高に無責任な発言であり、卑怯な責任転嫁の発言だからだが、自分の感情分析が苦手な人のために、今日のこの記事は書いたわけである。


(以下引用)


楽天の「巨人アレルギー」元凶は星野仙一

【野球】

楽天SocialNewsに投稿!Yahoo!ブックマークに登録Share
2012年6月1日 掲載

ノーヒットノーランの翌日も完敗で7連敗

<「名前だけ見て圧倒される」>

 最後の打者となったフェルナンデスの飛球が左翼・松本哲のグラブに収まるや、星野監督は誰よりも早くグラウンドへ背を向け、そそくさとベンチ裏に引っ込んだ。
「このチームは何も考えていないんじゃないか。劣等感も何もない」
 そう吐き捨てた表情には、諦めがにじんだ。
 30日にあわや完全試合となるノーヒットノーランの屈辱を味わった楽天が、31日の試合でも巨人に完敗。2失策にスクイズ失敗、走塁ミスとヘボを連発した巨人から主導権を奪うどころか、拙攻に次ぐ拙攻で巨人の4投手から2点を奪うのがやっとだった。
 対巨人戦はこれで7連敗。星野監督になってから、1つの白星も挙げていない。通算成績は、10勝24敗。4試合制になった07年の交流戦から勝ち越した年は一度もなく、「劣等感すらない」と指揮官が嘆くのも分からなくはない。松井、鉄平、嶋などの主力を故障や不調で欠いているとはいえ、交流戦はここまで6勝3敗、リーグの3位をキープするなど好調だったチームが、巨人戦になった途端に大ブレーキである。
 試合前、大久保打撃コーチが言っていた。
「オレら(が現役)のときみたいに、巨人が苦手とか、憧れがあるみたいなのも別にない感じなんだけど、どこか意識しているんだろうね。巨人は当然強いチームだし、(スタメンの)名前だけ見ても圧倒されてしまうところはあると思う。東京ドームの独特な雰囲気もあって、その空気にのまれそうになってるなあというのは感じる。こういう雰囲気に負けないような訓練というか、メンタルトレーニングはしている最中なんだけどね」
 戦う前から、選手が萎縮しているというのだ。
 森山投手コーチも言っていた。
「選手の中には、巨人はどの選手にも打たれそうな気がする、と思ってしまうやつもいる。ひとりずつアウトを取るように意識させないと」

<「プロ野球選手に向いてない」>

 こういう選手の精神面が星野監督のカンに障るのだろう。ノーヒットノーランの屈辱から一夜明けたこの日は朝から、
「打てないなら打てないで、ベースにかぶって死球でもいいから塁に出てやろうとか、気迫も何もない。オレたちの時代なら、巨人戦で活躍して目立ってやろうと思ったものだが、ウチの選手にはそういうものもない」
 と、報道陣を相手にグチることしきりで、
「うちの選手はプロ野球に向いていないんじゃないかと思うわな」
 とまで言っていたそうだが、だったらなぜ選手にそうさせないのか。

<グチる前にやることないか>

 星野監督は現役時代から、巨人戦には特に闘志を燃やした。中日、阪神での監督時代も「打倒巨人」を旗印にして、それが「闘将」とファンに支持された。就任1年目の昨年は「チームを把握すること」「選手を見ること」に重きを置いたのは分かる。2年目の今季は選手の性根も含め、本格的にチームの改革に乗り出すはずだったにもかかわらず、成果が見えてこない。戦う前から選手が白旗を掲げていた今回の巨人戦が象徴的だった。
 星野監督は試合中のベンチで表情を歪め、「ったくもう」と頭をかきむしるばかり。指揮官からして、何が何でも巨人にひと泡吹かせる、という姿勢は感じられなかった。選手が不甲斐ないなら、それをなんとかするのが監督の仕事。グチる前にやることがある。
 交流戦最終カードとなる6月16日からの巨人2連戦の結果次第では、「闘将」の看板を下ろす必要があるんじゃないか。

▽東京ドーム=3万6503人(巨人2勝)
楽天000 100 001―2
巨人010 003 00X―4
(勝)内海5勝4敗 (S)西村1敗12S (敗)ヒメネス2勝6敗
(本)高橋由4号
多分「現代ビジネス」のスポーツコラムからの転載。多分、と言うのは、コピーした瞬間に、どこからコピーしたかは分からなくなることが多いからだ。いちいち引用元を書かなくてもいいかな、とも思うが、まあ、最低限の礼儀ではあるだろう。書いた人は(無記名でも)、自分の書いた文章への愛着はあるはずだから。
プロ野球の二軍は矛盾と理不尽の世界だ、というのはその通りだろう。せっかくプロに入りながら、巡り合わせが悪く、大成しないままで終わった選手は無数にいる。下記記事の中の中田亮二(ぶーちゃん)は、私の過去ログの中でも、いい打撃センスがある、と書いた選手である。見かけより足も速いのだから、打力の弱い中日が、彼をなぜ一軍で使わないのか疑問に思うわけだが、その理由は簡単で、一軍首脳陣が二軍選手のことを知らないからだろう、と私は睨んでいる。
ほとんどの球団で、多分そうであるはずだ。だから、多くの選手が、その最良の時期に一軍に上がれず、腐っていくのである。もちろん、選手自身の努力不足や心得違いが原因で大成できないこともあるが、問題は、然るべき時期に一軍に上げてやらないという「矛盾と理不尽」なのである。


(以下引用)


鈴木(引用者注:中日二軍監督の鈴木孝政)はよく選手たちに、

「ここは矛盾と理不尽の塊の世界だ。それだけはよくわかってくれよ」

 という話をする。

「例えば、一軍でケガ人が出て、やっと二軍を抜け出せたと思ったら、新外国人が現れて自分がトレードに出される。そんなことが野球界ではよく起こる。3年目の中田亮二(24歳)なんて、今すぐにでも一軍で活躍できるよ。でも呼ばれるのは外国人。そのある種理不尽な状況の中で、中田は文句を言わない。ストレスまみれの状況で、どんな仕事ができるか。実はこれ、プロ野球に限った話じゃないでしょ」

 だからこそ、自分の実力、自分の置かれた状況を知る必要がある。

「もういい、故郷に帰れ」

 中日の二軍戦。この試合無安打の3番が空振りすると、スタンドから公式戦さながらのヤジが飛ぶ。すると負けないほどの大声がベンチから聞こえてくる。

「ドンマイ! ドンマイ」

 中田の声はよく通る。この日はスタメンを外れていた。するとスタンドから、

「ブー(中田の愛称)、お前が打て」

 とお呼びがかかる。

 文句を言わないのと、黙っているのは違う。

「周平よりもブーを見に行こう」なんて子供がナゴヤドームに集まってくる---そんな日を虎視眈々と狙っているのだ。


忍者ブログ [PR]