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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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村上龍の「JMM」という電子雑誌から冷泉彰彦のコラムを転載。
大谷の大リーグ入りを勧める内容で、私の考えとは正反対だが、筆者は大リーグには詳しいらしく、なかなか有益な知識をあれこれ披歴しているので、備忘的に転載しておく。

私が大谷投手を顔で判断した限りでは、彼は大リーグ、あるいは外国で一人で生活できるほどの強靭な精神力は持っていないと思う。まして、160キロ投げる投手はごろごろいるというマイナーリーグの中では、自尊心や自信を保っていくのも難しいだろう。
下記記事は、そういう部分は考慮せず、高校生の甘い夢を無責任にけしかけているという感じがあるが、まあ、私だって大谷本人を知らないままであれこれ言っているだけだ。だが、はっきりしているのは、「目の前に1億円があり、その1億円は2度と手に入らないかもしれない」ということだ。
大リーグに入って、彼が1億円稼げる投手になれる確率は、まあ5%程度だろう、と私は見ている。もちろん、年間10億円稼ぐ投手になれる可能性も0.001%くらいはあるだろう。だが、その前に潰れる確率の方は、まあ9割くらいある、と、べつに根拠はないが、過去の大リーグ挑戦をした「日本で実績のあった選手たち」の失敗例を見て、そう思うのである。
野茂レベルの投手、イチローレベルの野手は、日本のプロ野球史の中でも特筆される天才である。それであって初めて大リーグに行くべきなのである。日本の甲子園にさえ行けなかった投手が、何を白昼夢を見ているのだ、ということだ。
まあ、大谷はすでに日ハム入りをするという賢明な選択をしたのだから、今更言う必要はないのだが、とにかく、下記記事の趣旨自体には私は正反対の考えなのである。
ついでに言えば、黒田は成功例の一つだが、野茂ほどの成功ではまったくない。1年あるいは2年程度、10勝から15勝した程度で騒ぎ過ぎである。大リーグは「旬の選手」には膨大な金を出す。たまたま今年は黒田の当たり年だったからもてはやされているだけだ。



(以下引用)


from 911/USAレポート / 冷泉 彰彦

冷泉 彰彦(れいぜい あきひこ) 作家(米国ニュージャージー州在住)
1959年東京生まれ。東京大学文学部、コロンビア大学大学院(修士)卒。
著書に『911 セプテンバーイレブンス』『メジャーリーグの愛され方』『「関係の空気」「場の空気」』
『アメリカは本当に「貧困大国」なのか?』『「上から目線」の時代』。
訳書に『チャター』。

最新作は『「チェンジはどこへ消えたか~オーラをなくしたオバマの試練』(ニューズウィーク日本版ぺーパーバックス)。
またNHKBS『クールジャパン』の準レギュラーを務める。



第560回 拝啓 大谷翔平投手殿 配信日:2012-12-01

 今年、2012年のメジャーリーグ、ポストシーズンでは恐らく二人の投手について、色々と考えさせられたのではないでしょうか? まずは、何と言っても黒田博樹投手の活躍でしょう。日本で基礎を作った投手でも、メジャーの頂点と言えるレベルの投球ができる、そのことを圧倒的なパフォーマンスで見せてくれたのが今年の黒田投手です。しかもファンにも、球団にも、そしてチームメイトからも熱い支持を受けつつの一年間であり、その総決算としてのアメリカンリーグ優勝決定戦での5回までパーフェクトという熱投があったわけです。

 同じ日本人の投手として、正にこの黒田投手の活躍は励みになり、同時に目標にもなったのではないでしょうか? 同時に、ここまで日本人の投手がメジャーで活躍できるのなら、もっと若いうちに行って自分の最盛期をメジャーで勝ち続けることができれば、投手としてもっと分厚いキャリアになるのではないか、そんな思いも改めて強くしたのではと拝察します。

 もう一人は、そのアメリカンリーグの頂点での対決を制したデトロイト・タイガースのジャスティン・バーランダー投手でしょう。何と言っても大谷投手と同様に最速は160キロの速球を駆使するパワフルな投球スタイル、そして現在のメジャーでは珍しい「先発完投型」として、7回ぐらいまでは最速のストレートを封印してせいぜい154キロ程度でガマンしつつ相手打線を抑え、8回から9回にかけては、自分がセットアッパーでありクローザーでもあるというように、160キロの速球で圧倒する、正に投手として理想の存在です。

 それだけではありません。このバーランダーという投手は、まだ29歳ですが、既にメジャーで124勝もしているのです。しかも負けは65だけという凄い勝率、そして昨年、2011年のシーズンには24勝5敗という圧倒的な成績で、サイ・ヤング賞は当然としてリーグのMVPもダブル受賞し、正に球界の頂点を極めているのです。このまま大きな故障がなければ、270から300勝以上を記録して、やがては殿堂入りも夢ではないでしょう。

 恐らく、黒田投手とバーランダー投手を比較してみたときに、大谷投手は複雑な思いに駆られたのだと思います。日本での海外FA資格を待っていては、どんなに努力しても黒田投手のレベルにしか行けない、自分がバーランダー投手のような存在になるためには、今、海を渡るしかないのだと。

 例えばですが、ポスティングに絡むお金の話「丸出し」の取引も、あなたの人生観には合わなかったではないでしょうか? とにかく海外FAの「9年」が待てないのであれば、18歳のこの時点で米球界を目指すという考えは自然なものだと思います。

 その一方で、この間、大谷投手の強い意思表示を「まるで社会に対する大人の正式な宣言」ではないかのように、それを無視してドラフト一位指名を行い、ついには大谷投手自身を交渉の席まで引っ張りだしてきた日本ハム球団という存在があるわけです。

 もうお分かりの通り、勿論、入団の可能性が50%以下であっても彼等は指名するメリットを感じた、つまり入団した場合のメリットがそれだけ大きいという理由があったわけで、勿論、その背後には合理的な計算があるのは間違いないと思います。

 私は、報道を通じて「野球の場合は若くして行っても成功の確率は低い」というようなネガティブなものや、「共に夢を」というような曖昧なメッセージを出してきた、
あるいは日米のマウンドの違いがどうこうといった些細な問題を理由にしようとしたということには違和感を感じます。

 それ以前の問題として、18歳の段階で将来を期待される野球選手が渡米することについて「本当の意義は何か」「マイナーからメジャーへのプロセスはどうなっているのか」の二点について、本当に大切な点が議論されていないのではないかと恐れています。

 私はアメリカで自分の子供の成長に合わせて、幼児から高校野球まで「草の根の野球」を経験するとともに、日本人とアメリカ人の高校生や大学生を教えてきています。
野球の知識に加えて言葉や文化の点も踏まえながら「意義」と「プロセス」について述べておこうと思うのです。

 まず「プロセス」の方からお話ししたいと思います。とにかく行くのなら絶対に成功してもらいたいと思うからです。

 成功というのは、22歳までにメジャーのロースターに入って39歳ぐらいまで18シーズンで、150勝もしくは200セーブまで行ければ、野球人として超一流でしょう。ですが、更に高く、目標をバーランダー投手のレベルに置いて、自分が29歳になったときに現在の彼のような存在になるためにはどうしたらいいのでしょうか。

 そのためには、この際ですからメジャーの育成方法、調整方法に全てを委ねることが良いのではと思います。具体的に述べます。

(1)まず18歳にしても、大学中退、あるいは大卒の20歳、22歳という年齢であっても、アメリカの場合はメジャーが契約した新人選手は、マイナー・リーグで2年から3年の育成期間を過ごすのが普通です。というのは、メジャーとはレベルが違うというイメージもあるかもしれませんが、マイナーの野球は作戦からコミュニケーションまでの細かな部分はメジャーと同一であり、何よりも各球団の首脳陣が「メジャーで通用する選手を育成する」ということを主眼にして選手を育てているからです。

(2)では、どうして日本のように「高卒で即戦力」ということにならないのかというと、一つにはメジャーのレベルがアマとは比較にならないぐらい高いということがあります。また、メジャーが年間162試合、先発ローテ入りの投手の場合は基本は中四日という過酷な環境であることもあって「本当に大人の体力と精神力」を養ってから行かないと潰れてしまうという考え方を100年の経験から持っているからです。

(3)では、マイナーリーグというのは相当に「しっかりと練習」するシステムであるかというと、これが日本的な感覚からは違うのです。集団での練習というのは最小限であり、キャンプにしてもシーズン中にしても、コンディション作りに関しては相当な部分が個人に任されます。極端なことを言えば「こちらから聞きに行かないと」コーチも監督も教えてくれないという部分もあります。逆を言えば「個人のプライドの領域に踏み込んで」監督やコーチが勝手にフォーム矯正とか、練習方法の強制はしないのです。

(4)更に言えば、マイナーのシーズンはメジャーより短くなっています。オフの
「ポストシーズン」に行かない場合は、8月末にもうシーズンが終わってしまい、翌年の2月にキャンプ(スプリング・トレーニング)招集がかかるまでは、完全に個人に任されるということが多いのです。ですから、自分なりに目的意識を持ってこのオフという期間を有効活用することが必要になってきます。

(5)では、下手をするとメジャーに上がるチャンスのないまま、何年も過ごすことになるのかという心配もされるかもしれませんが、近年はインターネットによるスポーツ情報の流通量は大変に大きいので、本当に才能がある選手であれば、スポーツ記者もスカウトも見逃さないと思います。また高額の契約金で入ってきた選手に関しては、必ずある時点が来れば「上で使ってみよう」というチャンスは来ると思いますから、その辺は心配いらないと思います。

(6)以上は一般論ですが、大谷投手の場合は「足の長い素晴らしい体型をしていること」、「その足を生かした良いフォームを身につけていること」ということで、素晴らしい素質を感じるのですが、この長所を更に生かすために、アメリカ式の走り込みを続けるということを強く勧めたいと思います。日本の野球部の「ランニング」は持久走的なものが多く、陸上競技のテクニカルな観点から考えられたトレーニングを採用しているケースは少ないように思います。アメリカの場合は、多くの高校野球の選手が冬場はフットボールの選手であったりしますし、野球選手もフットボール選手もオフシーズンには陸上部に入ってトレーニングをするということがあります。その場合は、1500メートルを6分弱ぐらいの本格的なスピードを持った走り方で、最低でも毎日5000ぐらいは走り込み、サッカーで言う「運動量」と下半身の「お尻から下の」筋力を徹底的につけることを目的としています。このアプローチを取り入れることを強く勧めます。

(7)バーランダー投手が良い例ですが、アメリカの速球派の投手の体型は非常に引き締まっていますが、その一方で下半身にはどっしりとした筋肉がついています。これはこうした高速持久走から来ているのです。そのように土台がしっかりすれば、肘や肩、特に肘への負荷は軽くなる一方で、球速も制球も安定してくるのです。ただ、余りに下半身が強いと腕の筋肉に負荷はかからない一方で、メカニズムとして肘への負荷は一定程度出てきます。そこからアメリカ式の投球数規制という発想が出てくるわけです。この問題は、それぞれの選手の「肘の柔らかさ」が大きなファクターとして関係してきますが、やはり従った方が良いように思います。少なくとも「投げ込みで肩を作り、自信をつける」といった古風な日本式アプローチより理にかなっています。

(8)高速持久走だけでなく、上半身の筋力トレーニングもアメリカの場合は色々なメソッドがあります。特に高額の契約金を獲得して経済的に余裕がある場合は、専門のトレーニング・パートナーと契約してじっくり取り組むなど、多くの選手がそれぞれに工夫をしているようです。

 さて、こうした基礎トレーニングとマイナーでの実戦経験を数年重ねて行って、例えば20歳から22歳ぐらいで一軍ローテに定着することができれば、バーランダー投手のように投手としての最盛期をアメリカのメジャーで過ごすことが可能になってきます。日本経由であれば、どんなに頑張っても黒田投手が最高であり、仮に海外FA9年の前に何らかの方法で渡米できても野茂英雄投手の100勝が一つの「天井」になってくると思います。黒田投手のように素晴らしい投球を、そしてバーランダー投手のようにメジャーで200も300も勝てるような活躍をしたい、その夢は大事にしたら良いと思います。

 ここから先は、少し違うアドバイスです。私個人としては、今回の2012年のメジャーのポストシーズンを見ていて、黒田投手やバーランダー投手を目標に夢を描くというのでは、まだ十分ではないと考えます。というのは、結果論になりますが、黒田投手のヤンキースも、そのヤンキースを4連勝で下したバーランダー投手のタイガースも、結局は今年のポストシーズンで無惨な敗退をしているからです。

 ヤンキースと、タイガースはどうしてその直前までギリギリのところで素晴らしい戦いができたのに、最後は四連敗という惨めな敗退をしたのでしょうか? それはチームの士気、チームのモチベーションを最高レベルに高めることができなかったからです。その点に関しては、黒田投手もバーランダー投手も立派に戦ったのは事実であり、責める必要は全くありません。ですが、今、18歳のプロ入りしようという逸材が「夢として仰ぎ見る」には、今年の黒田博樹、ジャスティン・バーランダーという二人には「欠けているもの」があると言わざるを得ないのです。

 それはリーダーシップと言うことです。威張るとか、引っ張るというような単純なものではなく、明らかにチーム全体が信頼し合い、励まし合い、お互いのパフォーマンスを「マキシマム」に持っていくように、最高レベルのコミュニケーションをする、
そうした意味のリーダーシップということでは、黒田投手も、バーランダー投手も90点か100点であったかもしれませんが、120点ではありませんでした。そして、
ヤンキースもタイガースも、実はこのコミュニケーションという点に大きな弱点があり、誰かが120点の力で引っ張っていく必要があったのです。そしてその120点のリーダーシップが欠けていたために敗退した、それも4連敗という無惨な負け方をしたのです。

 では、その点でジャイアンツはどうして強かったのでしょうか? それは勿論、ボウチー監督の素晴らしい指揮ということもありますが、何と言っても精神力の強い、絶対に諦めないという姿勢を身をもって示し続けた二人の選手がいたからでした。

 実は、今年のサンフランシスコ・ジャイアンツはシーズンの後半に差し掛かって、チームに大激震が走っていたのです。攻撃の主軸であった、メルキー・カブレラ選手が違法薬物使用のために50試合の出場停止になったばかりか、薬物使用を隠蔽するために誤った情報発信をするためのウェブサイトを開設しようとしていたという疑惑まで出てしまい、球界から大きな批判を浴びたのでした。

 この大トラブルに際して、弱冠25歳、入団4年目の選手がチーム・リーダーとして傷ついたチームを引っ張っていったのです。その選手とは、バスター・ポージー捕手。結果的に彼はメルキーの穴を埋めてチームをワールドシリーズ制覇に導いたばかりか、リーグMVPの栄誉も手にすることになりました。

 では、どうしてポージー選手はそんなリーダーシップを発揮することができたのでしょうか? それは昨年の「事故」が関係してきます。実はサンフランシスコ・ジャイアンツは一昨年の2010年もワールドシリーズを制覇しています。その時もポージー選手は特に9月の大躍進に貢献して新人王に輝いています。球界では10年に一人という捕手の逸材と言われ、大変な評価を得たのでした。ところが、2011年の5月に本塁上の激突事件に巻き込まれて足の複雑骨折をしてしまったのです。そのケガは大変に深刻なもので、専門家からは「ポージーはもう捕手はムリだろう」と言われていたのです。

 ですが、ポージー選手は手術の後、壮絶なリハビリをやって正捕手の座を奪い返してきたのです。それどころか、捕球技術、本塁上のブロックとタッチの技術に関してはケガの前とテクニックを更に磨いて堂々としたメジャーの捕手に返り咲いたのでした。今年、エースのマット・ケインが完全試合をやったのも、このポージーが受けながらリーダーシップを発揮したからだと言われていますし、何よりもメルキーのスキャンダルが出た時にチームの結束を呼びかけて、見事に前向きなムードへと変えていったのもポージー選手だったのです。

 もう一人の隠れた「リーダー」は、ここ数年のジャイアンツ投手陣の中で「悪者」になっていたバリー・ジト投手でしょう。オークランドにいた若い時代には、サイ・ヤング賞を取ったり栄光の中にいたジト投手ですが、高額契約でジャイアンツに来てからは思うような結果が出せずに「お荷物」扱いをされていたのです。2010年のポストシーズンでは先発のローテからも外される屈辱を味わっています。そのジト投手は、今年、リーグ優勝決定戦では1勝3敗で「後がなくなった」第五戦に先発すると、本当に魂のこもった投球でカージナルス打線を抑え、自分もバントヒットで打点を稼ぐなど「先頭に立って」チームを引っ張ったのです。この試合が一つのターニングポイントになり、以降ワールドシリーズの頂点に立つまでチームは6連勝していったのです。

 こうしたリーダーシップの部分、精神力の部分というのは、残念ながら紙一重の部分で黒田投手にも、バーランダー投手にも欠けていました。球界の至宝と言うべき、この二人には失礼かもしれませんが、黒田投手の場合は微妙なコミュニケーションの問題で自分の高いモチベーションをうまく使って攻撃陣に「火をつける」技術がまだ一歩足りないように思いますし、バーランダー投手の場合は「先発完投」にこだわるプライドの高さがどうしてもリリーフ陣のモチベーションになっていないように見受けられます。これに、三冠王のミゲル・カブレラ選手との言語ギャップ、文化ギャップという問題を抱える中で、このスター軍団はどうしても「まとまる」ことができなかったわけです。

 大谷投手は、メジャーで「頂点」を極めたいのであれば、そうしたコミュニケーションやリーダーシップの部分まで超一流を目指すべきだし、今の18歳という年齢であれば可能だと思うのです。では、そのために何をすればいいのでしょうか?

(9)マイナーの苦労はアメリカ野球のカルチャーを知る大きなチャンスです。そこでの友情の育み方、リーダーシップの勉強、投手と捕手の関係や選手とコーチや監督との関係の理解、観客やメディアがどんな野球を期待しているのか、審判を味方にする方法、何よりもアメリカの野球という環境で勝ち続けるための基礎理解をするかしないか、そうした点に成功の大きな分かれ目があるのです。何故かというと、こうした点においては「野球とベースボールには大きな違いがある」からです。

(10)そのためには、できるだけ英語漬けになり、できるだけアメリカ社会にどっぷり浸かることが大切です。マイナーのシーズンは8月(プレーオフ進出のない場合)
で終わってしまい、翌年のスプリング・キャンプの招集まで5ヶ月以上「オフ」があります。この期間も、できればアメリカ社会に参加し続け、トレーニングの傍らで、例えばフットボールやホッケー、バスケの観戦をしたり、地域でのボランティアをしたりという活動を通じて、アメリカ社会がどんな価値観で動いているのか、どんな問題を抱えているのか、どんな行動様式なら他人のモチベーションを高めることができるかといったことを学んでいったら良いでしょう。日本への一時帰国はダメとは言いませんが、最小限にするべきです。まして、こうした「勉強期間中」は日本のメディアとの接触などは止めておいた方が良いと思います。

(11)英語は大変に重要ですが、日本の英語の教科書は捨ててきたほうがいいし、文法や英作文などの技術(暗号解読であって語学ではないので)なども忘れたほうがいいでしょう。そうではなくて、相撲部屋の外国人力士がそうであるように、野球を通じて、若者同士の日常生活を通じて「身体で英語を」覚えていくべきです。18歳の頭脳というのは、それを完璧にしかも効率的にできる柔軟性をまだ持っていると思います。更に、現在のメジャーで、チームのリーダーシップを取っていくには、スペイン語もある程度はできた方が良いと思います。中南米出身の選手との友情がどの程度機能しているかという問題は、今年のポストシーズンを見ていて、痛感させられること大であったからです。

(12)それでは、日本人なのに日本人を捨てろということではないか、そう思われるかもしれません。ですが、そうではないのです。他でもない日本人だから、英語でもスペイン語でもない言葉を母国語としているから、今、アメリカ人と中南米出身選手の間で微妙に「遠慮しあったり」「距離を置いたり」ということがあって、強い精神的一体感の持てないメジャーのチームが多い中で、そうしたコミュニケーションの「要」になれるのです。その考え方は、人間関係の「絆」という概念を大切にする日本の文化にも適合します。

 黒田投手やバーランダー投手のような素晴らしい能力に加えて、そうしたメジャーにおける精神的なリーダーシップやコミュニケーションでも超一流になる、そうした目標を前提にしたとき、答えは自然と明らかになると思います。そろそろ、最終的な決断を下すタイミングが近づいているようです。その参考になれば幸いです。



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いやあ、石破のあの目は人間の目ではないと思っていたが、魔物だったのだな。この猫ちゃんはそれを敏感に察して興奮したわけだ。さすが、家畜とはいえ、野生の勘は残っているのだろう。





(以下引用)





【衝撃的瞬間】石破茂幹事長に猫が反応! 猛烈な興奮状態になり暴れだす




ロケットニュース24
2012年12月17日13時31分




コメント22
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選挙関連のテレビ番組に映った石破茂幹事長の姿。それを試聴していた猫が猛烈な興奮状態になり、暴れだすという現象が発生した。飼い主も猫の興奮状態に驚いたようで、とっさにその瞬間を撮影。

Twitterに「石破茂幹事長を見て興奮する猫の写真」を掲載したところ、インターネット上で大きな話題となって拡散している。ふだんは暴れない子らしいのだが……。

猫の飼い主はTwitterユーザーの fkatsura さん。猫がテレビに反応することはたまにあるが、どうして石破茂幹事長を見て興奮したのだろうか? もしかすると、猫にしかわからない何かしらのオーラのようなものが出ているのかもしれない。

ちなみにこの猫ちゃん、暴れる写真ばかり広まっているが、いつもはキュートでチャーミングな癒やし系ニャンコらしい。暴れる姿もユニークでおもしろいが、普通にかわいいポーズの写真も掲載されていたゾ♪





「ゲンダイネット」から転載。
野球ファンとしては、二刀流を見てみたいのだが、関根氏の言う通り、虻蜂獲らずになる可能性が高いとは思う。だが、これは投手と言えば完投するもの、という時代の話である。大谷をクローザーにするなら、二刀流でもいいのではないか、と私は思う。特に、リリーフで出た投手の打順が回ってきても、代打を出す必要が無い、というのはなかなかのメリットではないか。つまり、代打と代打の後の投手の二人の選手が節約できるわけだ。まあ、大谷の打者センスがどれほどのものかにもよるが、昔は堀内、江夏、平松のように、打力もある投手はたくさんいたのである。投手は投げさえすればいい、という現在の風潮は、野球をつまらなくした原因の一つだ。
ついでながら、堀内は1試合3ホームランという偉業があり、江夏は投手としてノーヒットノーランをした試合で、自らサヨナラホームランを打っている。その時に江夏は「野球は一人でもできる」と言ったとか言わないとかいう話である。

なお、まずまず成功した二刀流の選手として、近鉄の永渕洋三という選手がいる。この選手は関根潤三型の小柄な選手で、打率はなかなかであったはずだ。投手としてはリリーフ投手だったと思うが、投手成績は並といったところか。(引用2参照)





(以下引用)







投手で50勝、野手として1000本安打を初めて達成した関根潤三氏に聞く


【野球】



2012年12月14日 掲載


「現役時代はどう両立させていたのですか?大谷の二刀流はうまくいきますか?」



 プロで二刀流に挑戦するのが、日本ハム入りを表明した大谷翔平(18=花巻東)だ。投げては160キロ、打っては高校通算56本塁打。投打とも抜けた素質があるのは間違いない。とはいえプロで本格的に二刀流をやった選手はごくひと握り。かつてヤクルトと大洋(現DeNA)で指揮を執った関根潤三氏(85)もそのひとり。現役時代に近鉄(現オリックス)のエースとして65勝(94敗)を挙げ、打者としては通算2割7分9厘(1137安打)、59本塁打、424打点。投打で球宴に出場した関根氏に、大谷が二刀流で成功するかどうか聞いてみた。

<「バッティングはセンス」>

――関根さんは当時、どんな二刀流だったのですか?
「私は投手でプロに入り、投げない日はピンチヒッターか、3番・右翼で出場していました。ケガもしない程度に練習、というかバッティングは遊びで打撃投手の球を打っていた程度。ピッチャーが商売ですから。大学時代もずっとエースで4番だったので、練習しなくても打てたんだ」
――練習しなくてもですか?
「バッティングって、そんなに練習してなくても打てるし、要はセンスなんです。実際、僕は相手投手の研究はほとんどしなかったし、練習時間は他の選手より少なかった。僕が(打撃で)結果を出せたのは打席数が少ないのもあったと思う」
――投手であることがバッティングに役立つこともありましたか?
「もちろん。相手投手の心理状態、例えばここで打ち取りたいだろうな、本当は度胸がないだろうなとか、そういうのは読み取れたし、あとはキャッチボールの時に球の回転をよく見るように意識していました。日大三中時代の教えです。そうすると打席に立った時にフォークかカーブか……そういうのが分かった。だから打てたと思う。要はボールを見極められたら(そこそこは)打てるのです」

<「ボクは両方とも中途半端」>

――限られた練習時間で投手と野手の両方で結果を出すのは難しくないのですか?
「ピッチャーをしている間は、何で野手は練習しているのに打てないんだと思っていましたよ。でも(57年に)野手に転向したけれど、バッティングはそれほど伸びなかった(野手転向前後ともに打率はほとんど変わらず)。バッティングに専念できたり、練習量が多ければ、それが結果につながるというわけではない。投手としても20勝して一人前と考えていたけれど、最高成績は(54年の)16勝。白星を残すためにはやはりそれなりに試合にも出なければならない。(振り返れば)僕は両方とも中途半端だった。大したことないし、両方とも二流。1年目で本塁打4本? そんなものかという感じ。なんとかこなしただけ。いい加減なもんだね(笑い)」
――ズバリ大谷は二刀流で成功すると思いますか。
「僕は大谷君を見てないので分かりません。でも、ハッキリ言って二刀流は中途半端になる。やめた方がいい。今まで二刀流で成功した選手がいますか? 二兎を追うものは一兎をも得ずですよ。エース兼4番で通算56本打ったといっても、そりゃ高校生だから。投手なら相手の研究や自分のフォームやら、一つのことでもやることがたくさんある。二つやって成功するなら一つに絞ってやった方がもっと成功するよ。二刀流でやっても間違いなく二流、もしくは一流の下だね」

▼せきね・じゅんぞう 1926年、東京都出身。左投げ左打ち。日大三中、法大を経て、50年にプロ入り。近鉄、巨人でプレーし、野手で1000本安打、投手で50勝をマークした初のプロ野球選手になった。引退後、広島と巨人でコーチ、大洋とヤクルトで監督を務める。03年に野球殿堂入り。現在は野球解説者。





(引用2「ウィキペディア」より)





永淵洋三




出身地

佐賀県佐賀市



生年月日

1942年5月4日(70歳)



身長
体重

168 cm
65 kg



選手情報



投球・打席

左投左打



ポジション

外野手、投手



プロ入り

1967年 ドラフト2位



初出場

1968年4月16日



最終出場

1979年



経歴(括弧内は在籍年)




佐賀県立佐賀高等学校
東芝
近鉄バファローズ (1968 - 1975)
日本ハムファイターズ (1976 - 1979)


永淵 洋三(ながぶち ようぞう、1942年5月4日 - )は、佐賀県佐賀市出身の元プロ野球選手(外野手、投手)。

現役時代は酒豪として知られ、水島新司の漫画「あぶさん」の主人公・景浦安武のモデルとなった[1][2]。


来歴・人物 [編集]

佐賀県に生れ、佐賀市立城南中学校から、県内有数の進学校佐賀県立佐賀高等学校(現・佐賀県立佐賀西高等学校)でエースとして活躍する。甲子園出場は第40回大会の夏の選手権大会に補欠として経験がある。(当時のバッテリーは、山田龍生-坂井岩夫)3年生の春の九州大会で優勝する。

その後、東芝に入社し、小柄ながら実戦的な投手兼外野手として活躍する。

1965年、西鉄ライオンズの入団テストを受けるが落ちる。2年後の1967年、東芝の元監督の伊丹安廣が早稲田大学野球部の後輩で近鉄バファローズ代表の芥田武夫に永淵を紹介[1]。入団テストに合格し近鉄入団が決まった。ドラフトでは伊丹-芥田ラインに敬意を払ったため形式的にドラフト2位で指名されたが、契約金は330万円と3位の小川亨の1000万円より安価な額となった[1]。しかし、東芝当時の月給が3万円に対し飲み屋に20万円のツケがあり、返済のアテもなく契約金で返済するしかないと考えていた永淵はこの額を了承し、近鉄と契約を結んだ[1]。

投手として選手登録されたが翌年の1968年4月16日、対東映戦で代打としてプロデビュー。石川緑の投げた初球の内角のストレートを叩き初打席初本塁打を記録[1]。その次の守備ではそのまま投手として登板し、2回2/3を投げ2安打1失点を記録した[1]。この年、監督の三原脩は永淵に投手、外野手、代打の3役を与えた。試合途中で代打に出て、次の回にマウンドに登り、何人か投げて、外野の守備に回ったり、外野からワンポイントリリーフでマウンドに行き、終わると又外野に戻るというような起用を行った。しかし打者としては打率.274、5本塁打、30打点を記録し新人王候補にもなったが、投手としては実力不足を露呈したため6月以降は登板がなかった[1]。

翌年の1969年からは野手に専念。3番右翼として127試合に出場し、打率.333を記録[1]。首位打者を張本勲と分け合った。張本のいる東映が全日程を終了し、永淵のいる近鉄が1試合を残している時点で永淵の打率が張本を上回っており、永淵は最終戦に出場しなければ単独で首位打者を獲得していたが、永淵は最終戦にスタメンで出場。結果的に打率2位だった張本と並んだ。この時酒好きであったことから当時の新聞などには「酒(主)力打者」と書かれた[1]。

その後も主軸打者として活躍するが、佐々木恭介など若手外野手の台頭で、徐々に出番が減り、1976年、西本幸雄監督の若返り策もあり、阪本敏三・八重沢憲一のトレードで、服部敏和と共に、三原が球団社長を勤めていた日本ハムに移る。日本ハムでも、外野手、指名打者として活躍したが、年齢から来る体力の衰えには勝てず、1979年シーズンを最後に現役を引退した。

1980年からは日本ハムの関西地区担当のスカウトとなり自身のように小柄でもいい選手がいるという方針で活動したが、大型選手に目が行く球団と対立し、ドラフト前の9月に辞表[1]。その翌日に大阪の焼鳥店に見習いとして働き、12月に故郷の佐賀で焼鳥店「あぶさん」を開店、現在でも経営している[1]。

酒の強さは並外れており、毎日試合後に飲みに出かけては、二日酔いで試合に出場することも多く、酒量も20代の頃には一晩に一升をあけるほどであった[2]。試合中にグラウンドに吐きながら守っていて線審の田川豊に注意されたというエピソードもある[3]。この話には続きがあり、その晩も永淵は飲みに行ったが、トイレで吐いていた中年男を介抱してあげたところその男は田川であった(田川も酒豪で有名だった)[4]。また打席に入ったときに相手チームの捕手から酒のにおいを指摘されることもあった[2]。






アメリカ人は「安保ただ乗り論者」で日本を批判することがあるが、実際に、安保と憲法第九条は絶妙な組み合わせで、これによって日本は軍備の必要も無く、自ら戦争をする必要も無くなった。それと朝鮮戦争特需のおかげで日本は敗戦の焼け跡から復興ができたようなものだ。つまり、戦争を他人に任せることが国家繁栄の道。
そう考えると、安倍の路線は完全に間違いだ、となる。


(以下引用)



蔵建て男‏@kuratateo

俺はもっとアメリカさんに依存して、おだてにおだてて、日本を守ってもらった方がいいと思っている。これを自国で賄おうとしたら、物凄い経費がかかるし、それこそ軍事費にどのぐらい賭けないといけないのよ。勝手に血流して守ってもくれるなんて、こんな都合のいい条約ないでしょ。利用できるだけ利用
「ベースボールフリークの部屋」というブログから大谷についての記事である。
実は私は大谷をテレビでさえも見たことがない。甲子園に出ていないのだから当然だ。そして、予選で敗退した時点で、この選手は投手として未完成である、と判断した。ただそれだけの根拠である。
下記記事では、スタミナと制球力に問題があるようだ。ピンチをしのぐ投球術もまだ無い、と読み取れる。つまり、プロで使えるレベルではない、ということである。しかし、1イニングだけ、しかも走者無しで、イニングの頭から行くならば、クローザーとしては使えるかもしれない。まあ、横浜の山口ノーコン投手みたいな「味方にとって恐怖のクローザー」になりそうだが。




(以下引用)




今まで大谷を見たなかでは一番の投球でした。常時150キロ~155キロを計測し、アウトローにズバリと決まるアウトコースのストレートは絶品でした。スライダー、縦スライダーのキレもプロ入りする投手と比較しても武器になるボールでしょう。

 気になったのはコントロール、ボーク云々よりも彼がベストピッチ出来るのは6回までということでした。6回まで150キロが見られていたのですが、7回には140キロ台までガタ落ちしていました。そういえば大阪桐蔭戦でも150キロ前後の速球で圧倒しながらも、7回以降はガタッと調子を崩し、結果的に9失点を喫していました。この傾向から考えると、彼は先発として育てていく場合、5回~7回までは計算出来るが、完投は難しいという結論に至りました。今後、彼が完投を意識するならば、力の入れ加減を工夫していかなければ先発は出来ないでしょう。現状でも二軍でも圧倒出来る能力は秘めていますが、一軍で通用するならば、球種を増やす必要があるでしょうね。

 韓国戦の投球は改めて彼を世界最高の逸材と感じさせるものでした。その器はまだ不安定ですが、それを固定させるようにして、大事なモノを詰め込んでいって大投手になってほしいですね。

ちなみに野手としてですが、アベレージヒッター~中距離打者になっていく予でしょうね。変化球に合わせ、ジャスミートさせる技術は今年の高校生ではNO.1。選抜では藤浪からスライダーをホームラン。世界選手権でも韓国の投手のスライダーを鮮やかに打ち返していました。気になったのはミートが良いから、合わせるだけの打撃に終始しているということ。身体が開いた状態から流し打ちするのが見られました。


統一球というのは引っ張ってでも飛ばしていける強さがあり、合わせて野手の頭に落とす打撃をしていた左打者は軒並み著しく成績を低下させている。投手として時間がかかるといわれると思いますが、野手としても一流のレベルに達するまでには3年はかかる打撃内容だと思いました。






「神童」何とかいう野球中心ブログから転載。
後半に、大リーグにおけるサインとサイン盗みについてのちょっと面白い記述があるので、備忘的に保存しておく。


(以下引用)



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2012/11/14


「メジャーの美学」  

 今年驚いたことだったのは、イチローのまったく急なヤンキースへの移籍だった。電撃移籍だったが、しかもその当日に、マリナーズ対ヤンキースの試合だった。これにイチローはヤンキースの選手として先発出場。メジャーでは、そんなことまであるんだなと、改めてびっくりしたわけだった。
 ただ、あのときの疑問として、あの試合、両軍のサインはどうしているのだろう?という疑問がわいた。特にトレード移籍させたマリナーズのその日のサインはどうするんだろう?昨日までのサインなら、イチローにはマリナーズのサインは全て分かってしまう。その日のうちに高度なサインを全て変更することなど出来るのだろうか?また、イチローはその日のうちに、ヤンキースのサインを全て覚えることも出来たのだろうか?なにせ、昨日まで所属していた球団vs今日からの球団という試合で、新しいチームとして出場していたわけだ。
 このような疑問をあの日から持っていたのだが、驚くことに、どうやらメジャーはそんな“些細なこと”には、気にも留めないらしいのだ。元大リーガー長谷川滋利氏によれば、メジャーのサインは大抵どこのチームも同じようなものらしく、基本、サインを盗んでまで結果を求めないという不文律というか美学で統一されているからなのだそうだ。だからあの日、当然イチローもマリナーズのサインを盗もうと思えば盗めただろうが盗むはずもなく、またチームもイチローにそんなことを要求しないのだそうだ。メジャーリーグの不文律のひとつ、サインを盗むような小汚い行為に対しては“報復死球”が待っているのだ。つまり、メジャーでは「サイン盗み」なんて行為は、論外でありえないのだ。だから俺たちの疑問なんて“些細なこと”でしかないらしい。
 サイン盗みなどせこいことをして勝とうとしない、これはメジャーの美学であり、イチローの性格からしても、野球人としての美学と裏腹な行為をするはずはないだろう。俺たちのようなけちなことは考えないのだ。ヤンキースも紳士球団を自負している。ならば、そのようなサイン盗みなどは忌み嫌う行為であるし、汚いチーム等と言われることに対しては、最も恥ずべき行為と考えているだろう。そこがメジャーだと思いたい。




「迷スカウトツィッター」を読んでいたら、昨日私が書いた「来季横浜一軍構想」に近い会話があったので、転載しておく。
「迷スカウト」の管理人は「見ることのプロ」であるから、その考えが私に近いとすれば、私は自慢していいだろう。もっとも、どこが近いのだ、と言われるかもしれない。
筒香の特別扱いは、チームに大きな悪影響を与え、チームを失速させる、(今季は、「させた」)と私はずっと前に書いている。打率2割ぎりぎりの筒香を一塁や三塁で使うくらいなら、三塁は中村紀、一塁は後藤を使うべきであり、一塁にブランコが来るなら、もちろん筒香の出番はほとんど無い。まあ、試合後半の「ベテラン休ませ要員」でもさせながら育てればいいのである。
また、横浜のAクラス入り、つまりチャンピオンシップシリーズ出場のためには投手陣の踏ん張りが必要だというのは、十目の見るところ一致している話で、これまでの横浜の投手育成の怠慢が祟っているわけだ。で、これは奇跡に近い話なのだが、今季ドラフト指名の全投手、トレードで来た全投手が抜群の働きをした場合のみ、Aクラス入りが可能になる、ということである。横浜の既存投手が「化ける」ことはまず無い、と私は見ている。つまり、数人を残して、後は即座に首にするのが、球団、選手、お互いのためである。そうすれば選手も人生のやり直しがしやすいだろう。







(以下引用)





蔵建て男‏@kuratateo

@fabmccmusicsumo @shinichi811503  今は、交流戦もあるし、筒もブランコもフル出場が怪しいタイプなので、ノリがしっかり機能することは、大切な要素だと思います。上手く、ノリの能力を出させる雰囲気作りを、首脳陣も心がけて欲しいです。最近、乙坂が心配です。



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23時間伸一 野球 NFL‏@shinichi811503

ツラですよ、ツラw 筒香は自力でノリさんを引きずり降ろす実力をつけろという事ですかね。投手が踏ん張ればCSを期待させます。RT @kuratateo 誰だ、ヅラだけはすでに一人前だと 俺のことを言っているのは!

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23時間蔵建て男‏@kuratateo

@shinichi811503  かなり球団は、若手の競争を煽る政策を取るつもりですね。年々失速する危険がある荒波に対しては、ルーキーの赤堀を獲得し競争を煽ったり、筒香や中村紀を競わせたりと。特に筒香は、特別扱いが続いていましたから。



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2012年12月14日 - 16:18 · 詳細

こういう、一見どうでもいいような「正直な感想」をはっきり口に出しておくことが、この「洗脳社会」を大掃除していってくれるのだと思う。



(以下引用)



小田嶋 隆‏@tako_ashi

舞妓さんの気持ち悪さは、大げさに言うと、中国の纏足やヨーロッパ中世のコルセットに通じる感覚です。古い時代に女性の身体の自由を拘束することを通じて「支配」を示唆していた権力者の意図を感じるからかもしれない。個人の感想ですが。



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11時間小田嶋 隆‏@tako_ashi

舞妓さんのきもちわるさは、顔の色が歯の色より白いところ。というよりも、顔より歯の方が黄色い。その歯を見せて笑った顔がとてもこわい。もちろん個人の感想ですが。



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11時間小田嶋 隆‏@tako_ashi

特権だから、稀少だからということだけでありがたがられているものがあると思います。



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11時間小田嶋 隆‏@tako_ashi

お茶屋遊びとか、日当が出てもごめんこうむりたい。 ※個人の感想です。



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11時間小田嶋 隆‏@tako_ashi

舞妓さんってきもちわるいよね。 ※個人の感想です。



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横浜2013年度一軍構成案 *太字は新戦力。*( )内は一軍当落線上。

先発
三浦、高埼、藤井、山口、三嶋安倍(国吉、ブランドン) *山口は先発転向

中継ぎ
加賀美、小林、菊池、加賀、藤江、ソト神内(大原、林、篠原)

抑え 
ソーサ井納

打順 *[ ]内は、調子によって入れ替えで先発、あるいは試合途中で変われる選手。

1 荒波(8)[赤堀]
2 内村(4)[渡辺直]
3 ブランコ(3)[後藤]
4 ラミレス(7)
5 多村(9)[金城]
6 中村(5)[筒香][宮崎]
7 石川(6)[白崎]
8 高城(2)[鶴岡][黒羽根]
9 投手

控え選手

(捕手)
細山田
(内野)
梶谷
(外野)
森本、下園
 
[コメント]

◎ これ以外の選手は、昨年度成績から見て、すべて不要選手である。プロ入り3年以内の若手以外は首にして良い。
◎ 中継ぎ投手が多すぎ、先発が少なすぎ、捕手が人材難というのが横浜の問題。
◎ 捕手が不作のため、リードがいいと言われる細山田を1軍に上げた。





中日の3外人選手がそろって横浜に移籍することは分かっていたが、どの程度の成績の選手か知らなかったので、この記事は有難い。
実に素晴らしい成績ではないか。3人とも横浜にとっては大きな戦力だ。特に投手二人の加入は、使える投手がまったくいなかった横浜にとっては最高の補強である。
これで平野が横浜に入り、梶谷のへぼ遊撃守備の不安が解消されれば、横浜は一気にAクラス入りが狙える。もっとも、平野の遊撃守備はまだ大丈夫なのかどうか不安もあるが、守備は天才だから大丈夫だろう。もちろん、平野二塁でもいいが、二塁は余り気味である。
ブランコも、怪我が無ければ30本塁打が打てる打者だし、長打力不足もこれである程度解消できる。逆に、中日は成績が相当悪化しそうである。
まあ、高木監督はあんまり好きじゃないから、どうでもいいが。
横浜は、後は監督を補佐する頭脳が欲しい。野村克也における、ドン・ブレイザー的な作戦参謀がいればいいのだが、クリート・ボイヤーあたり、もう野球からは完全に離れているのでなければ、大リーグの頭脳を横浜に注入してくれるのではないか。もっとも、ボイヤーがまだ生きているかどうかさえ私は知らないのだが。
ジョン・シピンなどは、あまり頭が良さそうには見えなかったから要らないだろう。


(以下引用)




1 :風吹けば名無し 2012/11/29(木) 08:21:40.06 ID:jzIw5Qe5

 中日の近藤康之国際部長は28日、球団が来季の戦力として契約の権利を保留する選手としてコミッショナーに提出する名簿から、トニ・ブランコ内野手(32)、ホルヘ・ソーサ投手(35)、エンジェルベルト・ソト投手(30)の3選手を外すことを明らかにした。

 代理人を通じて契約交渉してきたが条件面で折り合わず、独占交渉期間中の合意が難しくなったため。名簿の提出期限は30日で、外れた選手は自由契約選手として公示され、他球団との交渉が可能になる。すでに3選手ともにDeNAの移籍が決定的となっている。

  来日1年目の09年に本塁打、打点の2冠を獲得したブランコは今季、左手骨折の影響で96試合の出場にとどまったが、打率・248、24本塁打、65打点 をマークし、一塁手でセ・リーグのベストナインに選ばれた。ソーサは53試合で5勝1敗4セーブ、防御率1・85、ソトは18試合で4勝1敗、防御率2・ 17の成績だった。




(追記) 「クリート・ボイヤー」で検索したところ、何とこの12月4日に亡くなったばかりだそうである。「濱鯨編集工房日記」というブログから転載する。残念なことである。ボイヤーが今の梶谷の守備を見ていたら、何と嘆いていただろうか。



(以下引用)



追悼クリート・ボイヤー


こんなニュースが飛び込んできました。

米大リーグのヤンキースなどで活躍し、日本の大洋(現横浜)にも在籍したクリート・ボイヤー氏が4日、アトランタで死去した。70歳だった。 大リーグの公式ホームページによると、ボイヤー氏は三塁手としてヤンキースの5年連続ワールドシリーズ進出に貢献するなど、大リーグ通算で打率2割4分2厘、162本塁打の成績を残した。 大洋では72年から75年までプレーし、打率2割5分7厘、71本塁打、218打点。(時事)

ホエールズ/ベイスターズのオールドファンにとっては懐かしい名前ですが、もう70歳でしたか。合掌。

盛りを過ぎたとはいえ、ニューヨーク・ヤンキースの正三塁手が、あの汚い川崎球場で4年もプレーしてくれていたんですね。私が中学生の頃ですから、何度か生で見ているはずです。
いっしょにやってきたのが、まだ若僧の二塁手ジョン・シピン。そのヘアスタイルともみあげから「ライオン丸」の異名で人気を博しました。人格高潔なボイヤー先生の指導もあってか球団史を彩る名選手の一人になりましたが、現役の晩年、読売に移籍すると対戦相手である大洋の投手になぐりかかるなど、不良外人の印象が残ってしまったのが残念です。

さて、亡くなったボイヤーさんですが、なんといっても魅力はその守備でした。当時、大洋の内野は、ファーストにコンバートされた松原誠、二塁にシピン、ショートは守備の名手米田慶三郎、そしてサードにボイヤーという布陣でした。ちなみに捕手は、こちらも先日亡くなったばかりの伊藤勲さんでした。

つまり、ボイヤーをお手本にして内野守備が抜群に締まり、その伝統が今日まで連綿と続いてきたのです。
たとえば、米田のポジションを奪った、後の名遊撃手山下大輔は、ボイヤーと米田の守備に畏敬の念を持っていたといいますし、直接ボイヤーの指導を受けたという話を聞いたことがあります。そしてその系譜は、高木豊、高橋雅裕、進藤達哉、石井琢朗、そして藤田一也(まだ?)に及びます。

今思えば、あの当時、日本の野球をバカにせず、プレーそのものもさることながら、惜しみなくその技術を伝えたメジャーリーガーがいたというのは、幸せなことだと思います。そして、彼はアメリカに戻ってからも、MLBの選手の情報や事情を、当時のスカウト兼通訳の牛込惟浩氏に伝えてくれていたそうです。

ちょっと今回もマニアックな話題でしたね。けれど「ホエールズ/ベイスターズ検定」では(そんなのないけど)初級レベルの知識です。だから関係者以外は読まなくていいっす、って最後に書いてどうする……。




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