要するに、制球力はフォームの問題だから、フォームを変えるしか制球力が良くなることは無い。その時には球速は著しく低下するから、投手としてのレベルは上がってはいないわけだ。小手先の改造で制球力が驚異的に良くなることは無いだろう。一方、球速は身体の充実度、筋肉の成長(増強)、骨格の変化との関連が大きいから、25歳くらいまでは上がる可能性もある。もともと制球力のある投手は、制球力をそれほど悪化させずに球速が上がることが多い、と思う。
つまり、制球力がある程度無いと、プロ入りは危険だろう、と思われる。大谷などの場合は、プロ入り時点で身体やフォームが未完成だった(と思われる)から、かえって良かったのではないか。逆に大学生投手で制球力に問題がある場合は、いかに球が速くても地雷である可能性が高いと思う。日ハムに行った上原や、DeNAの熊原などはそうではないだろうか。
去年のドラフトの時点では、マスコミ情報でしかドラフト候補を知らなかったから、熊原が2位で指名できたのを喜んだが、結局は無駄な指名に終わったようだ。これから良くなる可能性がどれだけあるのだろうか。
悲観的な意見だが、大卒投手や社会人投手がプロ入り後に時間をかけて一軍レベルまで成長してきた例は少ないように思う。要するに、大卒・社会人は「完成品」状態でプロ入りするのが普通であるなら、3年以内に芽が出ないなら、プロ水準ではない、と見ていいかと思う。
まあ、「3年」と書いたのは、SBの東浜を念頭に置いてだ。彼は大卒時点で身体が出来上がっていなかったという「未完成品」だのに、大学での実績がなまじあったために「完成品」と見られ、すぐに使えなかったことでSBファンなどからは見限られかかったわけである。
一般的に身体の成長が25歳くらいまで、ということからも大卒後3年以内で見極めればいい、と私は考える。それ以上ずるずるとプロ生活を続ければかえって人生を無駄にする。いい大人が一日中球遊びをしていて一般社会で通用するはずがあるかwww
ただし、一軍で十分な試合出場機会を与えられなかった場合は、話が別である。そういう選手はぜひ他球団に移籍して出場機会を得てほしい。日本球界はそうした「(主に)選手の意志による移籍」がこれから頻繁に行われてほしいものだ。
なお、プロ入り後に或るポジションで限界を感じて、他のポジションにコンバートした(された)場合も話は別だ。その場合は、そこからさらに3年の試用期間でいいのではないか。
ここで、今思いついたことを書いておく。それは、一軍レベルの、各ポジションのOPS合格ラインというものだ。
ざっとこんなところだ。現実には左翼と一塁は同程度の強打者が置かれるが、「試合貢献度」では一塁のほうが上だろう。
捕手:0.400
一塁:0.700
二塁:0.500
三塁:0.600
遊撃:0.400
左翼:0.800
中堅:0.600
右翼:0.700
これで選手自身が自己査定できて、自分が一軍合格かどうかも分かるだろうwww
実際に現実のチームに当てはめてはいないが、DeNAならば、合格者はたぶん
筒香、ロペス、桑原、梶谷、宮崎、倉本、戸柱になるのではないか。つまり、二塁手以外は今年に限ってはレギュラーメンバーのほぼ全員合格だ。CS出場も納得、となる。
さらに、その「合格ライン」をどれだけ超えたかで適正年俸も出せる。もちろん、何年間同じような数字を出したか、ということも考慮すべきだが、単年度の「選手価値」で言えば、そのポジションの合格ラインを超える数字と適正年俸との関係はこんなところだ。
ジャスト合格ライン:年俸5000万円
0.1オーバー:年俸1億円
0.2オーバー:年俸2億円
0.3オーバー:年俸3億円
0.4オーバー:年俸4億円
菊池がOPSで0.800出すのと同様の給与を貰うには、筒香は1.100のOPSを出す必要がある。実際、試合貢献度では二塁手と左翼手はそれくらいの差があると私は思っている。遊撃手が首位打者を獲ったのは今年の坂本が初めてらしいが、それだけ遊撃手や二塁手は過酷だということだ。捕手も同様だ。ロジャース・ホーンスビーや野村克也などが例外中の例外なのである。
(追記)今調べたら、DeNA各選手のOPSはこうなっていた。
筒香1.110(+0.3)
梶谷0.838(+0.1)
ロペス0.833(+0.1)
宮崎0.815(+0.2)
桑原0.769(+0.1)
倉本0.665(+0.2)
エリアン0.597(+0.0)
戸柱0.532(+0.1)
石川0.527(+0.0)
で、全員合格だ。私の想定した合格ラインとすべて非常に近いことから、この「合格ライン」はある程度信頼できるような気がするwww エリアンと石川まで「合格」になったところが、やや甘いか。もう少し厳密化したらいいかと思うが、まあ、それは打点とか得点とか盗塁とか犠打とか進塁打などの要素も加味していけばいい話で、ここで示したOPSによる判断は、非常に簡単に「貢献度」が分かるというのが一番の特長なのである。
筒香、宮崎、倉本の貢献度が高い、というのは実際の印象とも一致するだろう。
なお、特定選手だけがチーム成績に貢献したようなマスコミの報道姿勢が大間違いであることが、上に挙げた数字から分かると思う。筒香は確かに素晴らしい働きをしたが、他の選手も大車輪で働いたのである。
ある選手が試合に出ることで、他の選手が活躍する機会を奪われているという「機会損失」の概念を取り入れるなら、上記の採点によってOPSを超えたかどうかで、
+0.00:現状維持
+0.1:年俸10%アップ
+0.2:年俸20%アップ
+0.3:年俸30%アップ
と査定してもいいだろうwww 合格イコール年俸アップとは限らない、ということだ。他の選手が出ていたら、彼よりもっといい成績を残したかもしれないのだから。エリアンや石川を見ていてそう思ったファンは多いはずだ。なお、「現状維持」は「タダ働き」などではけっしてない。給料相当の働きしかしなかったから給与アップはない、というだけだ。
NPB「球速は才能!コントロールは後からつく!」
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20 風吹けば名無し@\(^o^)/ :2016/10/04(火) 11:55:36.64 ID:aI8GD9+zp.net
今年覚醒した選手って誰や?
>>20
清原
>>22
草
>>22
それはずっとやん
特にDeNAの外人獲得スカウトは、このK%の概念を覚えておくべきだろう。
もっとも、私もこれまで重視していなかったし、どういう計算かも実は知らないが、単純に(三振数÷打数)でいいのではないか。つまり打率の「安打」の代わりに「三振」を入れるだけ。
いずれにせよ、日本で使えなかった外人打者のほとんどがもともと「三振率」の高い選手だったということは留意しておくべきかと思う。日本で成功したマートンなどはもともと三振率が低かったことも、その逆方向からの証明だろう。
考えてみれば、アルトマンやブーマーやバースなども、本来は「巧打者」ではなかったか。その体格から、もともとホームランバッターだったと思われているが、米国でそうだったとは聞いていない。
変化球を多用し、制球力のいい日本野球の投手に対応できるのは、バットを振り回さないタイプだろうということは推測できる。つまり、三振率の低いタイプである。と言っても、エリアンや巨人のクルーズのように打つたびに足元がふらつく打ち方、あるいは球を追いかける打ち方の打者がロクでもない打者だということも確かだろう。(イチローの初期の打ち方、いわゆる「走り打ち」と、「追いかけ打ち」は別の種類である。それに、「走り打ち」ができるのはイチローくらいのレベルの打者だけだろう。)そうした「当てるだけ」の打ち方では三振率は低くなるだろうが打率も低くなるから、『打率マイナス三振率』という概念を新たに作るのもいいかもしれない。
というのは、ヒットには単に「野手のいない場所に偶然に飛んだ」だけのものもたくさん含まれるから、打率という概念も打者の真の実力を完全に示しているとは言えないからである。
「三振も凡打も同じアウト一つ」と大雑把に考えるのではなく、打者の実力指数として『打率マイナス三振率』のアイデアを提示しておく。まあ、「巧打者指数」とでも命名しておこうか。これは、ヘボ打者ならマイナス、シュアな打者ならプラスの数字になる。そして、日本で成功する外人選手(打者)は「巧打者」であり、シュアな打者だ、ということを再度強調しておこう。
これが2割5分以上なら、安心して獲得していいのではないだろうか。マートンだとおそらく2割9分くらい、ロマックだと打率3割から三振率2割5分を引いてたったの5分しか残らないwww まさにその日本球界適応可能性を見事に示していたのではないか。
あるいは、OPSから三振率を引くことで長打率も加味するのもいい。それがおそらく一番いいとは思うが、それだと長打者なのか巧打者なのかが分からなくなるということも注意したい。
(以下引用)
ジェイミー・ロマック・・・C+ →メジャー通算27試合に終わったものの、マイナー通算で200本塁打を放ったDeNA期待の長距離砲。2012年からAAA(PCL)でプレーしているが毎年成績を上げつつ今回来日することとなった。15年は129試合 打率.284 27本 100打点 OPS.912の成績を残す。特徴としてはマイナーなら毎年20本以上、ISOPも優秀とされる.200を超える長打力に守備では1B/3B/LF/RFと複数ポジションを守れるのが魅力。ただし、欠点としてはマイナーでのK%が多いとされる25%前後をフラついている点や打高PCLでの成績なので鵜呑みに出来ない点、DeNAで任されるであろう3Bの守備率がマイナー通算.929、今年に限っても.950と得意な部類ではない。ここら辺になってくるだろうと思われる。個人的にロマックがNPBで活躍するのが難しいだろうと思うのがK%の高さである。NPB外国人選手好きのblogではこのようにPCLとNPBでのK%の推移が紹介されていた。
PCL出身者の成績には留意する必要があることは皆さんもうご存知のことと思います。ただしその中でも、マートン選手のような素晴らしい選手が排出されている事実もあるわけです。 その一つの判断材料として筆者が参考にしている要素の一つが『三振率』です。 思いつくのままの選手を挙げていったので抜けがあるとは思いますが是非ご覧ください。
・PCL出身者:来日直近年度(PCL)とNPB初年度でのK%(三振率)の推移 (PCL→NPBの順) ロマック→K%(三振率)25.7%→?% カステヤーノス→K%(三振率)23.4%→50.0% バトラー→K%(三振率)15.1%→36.5% ペーニャ→K%(三振率)18.4%→28.2% コンラッド→K%(三振率)17.6%→40.4% エバンス→K%(三振率)12.3%→38.9% クラーク→K%(三振率)22.2%→31.9% キラ→K%(三振率)17.4%→29.0% スタビノア→K%(三振率)17.1%→23.2% マートン→K%(三振率)12.3%→11.4% フィールズ→K%(三振率)18.2%→29.4% ルイーズ→K%(三振率)19.0%→40.4% ブラウン→K%(三振率)13.7%→23.8% ホフパワー→K%(三振率)15.0%→30.1% スケールズ→K%(三振率)20.5%→35.9%
→正直言って悲惨以外の言葉が浮かびません。非常に残念な数字が並んでいます。マートン選手という例外を除き、基本的に三振率が10%台でさほど三振が多くない選手でも、NPBでは三振率を大幅に悪化させており、中には30%を大きく超えてくる選手も点在しております。 ロマック選手の場合、三振率は今季で約26%。この数字は正直高過ぎます。投高ILでもん?高いな?と感じる数字ですので、これが打高PCLでは目を塞ぎたくなる数字です。 おまけに筆者が上記にリストアップしている数あるPCL選手の中でも最も悪い数字です。これを考慮すればロマック選手の三振率がNPBで悪化することは必至とみて間違いないですし、どこまで三振が多くなるのか不安しか残らない印象を受けます。
だから、ペナントレースの優勝チームは「リーグの覇者」を名乗ればいいし、日本シリーズはただのボーナスステージ、RPGの隠しダンジョンのようなファンサービス兼営業政策でいいのである。3位チームにもチャンスがあるというスリリングさもあるからこそ面白い。
日本シリーズをあまりに大げさに考えるから、おかしくなる。日本一の権威がどうこう言うなら、1年間の長丁場の戦いが、わずか7試合で決着をつけさせられること自体がおかしくないか。日本一とか何とか、シリアスになることはない。
もっと気楽に野球という遊びを楽しんで眺めればいいのである。
2016年10月5日9時11分
CS導入は是か非か/里崎評論・上
- 2010年10月、ソフトバンクとのCSファイナルステージで行われた千葉マリンスタジアムのPVで応援するロッテファン
元ロッテの里崎智也氏(野球評論家)の「ウェブ特別評論」を掲載中。23回目は「クライマックスシリーズ(CS)について考える(上)~CS導入は是か非か~」です。
◇ ◇ ◇
CSの時期になると必ず浮上するのが、CSは必要か、否かという議論だ。
広島は今季25年ぶりのリーグ制覇となったが、万が一、CSファイナルステージで敗退した場合、当然日本シリーズには出場できずCSの是非を問う問題が浮上する。選手、ファンの目線で言えば、1年間、死力を尽くして勝ち取ったリーグ優勝なのに…と、CS制度に怒りをぶつけたくなる気持ちは分からないでもない。
ただ個人的に言うと、消化試合減少による経済効果、野球の持つ真剣勝負の醍醐味(だいごみ)を最後まで味わえることなど、CSはある程度成功していると思う。
CSがある場合とない場合、野球界でのメリット、デメリットを考えてみた。
【CSのない場合】
◆メリット リーグ優勝したチームはそのまま日本シリーズへ進出できる。
◆デメリット 消化試合が多くなる。消化試合はメディアが取り上げない。
広島は9月10日にリーグ優勝を決めたが、それ以降、広島よりCS報道にメディアの注目が移った。CSなしならペナントの4分の1ほどが消化試合になってもおかしくない。
【CSのある場合】
◆メリット 消化試合が少なくなる。今季のセで言えばDeNA、阪神、ヤクルトの3位争いから始まり、巨人、DeNAの2位争いはシーズン終盤まで目が離せなかった。メディアの露出が増える。
◆デメリット リーグ優勝したチームが日本シリーズに出場できないケースがある。
CSは今年でちょうど10回目。成り立ちを振り返ると、日本野球機構(NPB)が07年からセ、パで導入したポストシーズン。04年から3年間、パでリーグ優勝決定後の消化試合を減らすために上位3球団のプレーオフを実施したところ成功、セ・リーグでも導入となった。
私はCS導入前と導入後のいずれも体験した。Bクラス時代のロッテは8月ごろから消化試合だった。
もしCSがなかった場合、今季CS進出が厳しい状況にあったパの西武、楽天、オリックス、セの阪神、ヤクルト、中日は8月ごろから消化試合となっていただろう。
Bクラスがほぼ決まってしまえば、本音の部分で、選手はチームが勝つために試合をしない。進塁打など打率が下がる打撃はしない。自分の成績を上げるためにプレーをする。
そんな目を覆いたくなる出来事が過去にあった。
82年、打率2位で猛追する中日田尾が3割5分1毛、首位打者の大洋長崎は3割5分1厘と両者はわずか9毛差だった。大洋は中日との直接対決で、田尾を5打席連続敬遠。長崎は首位打者を獲得したが消化試合で物議をかもした。
98年のシーズン終盤、西武松井稼とロッテ小坂の盗塁王争いが激化。すでに西武のリーグ優勝、ロッテ最下位が決まっており、消化試合だった。ここで小坂に盗塁のチャンスが出た際、盗塁させないため西武の投手は一塁けん制で悪送球。小坂は盗塁機会を失うため一塁に止まっていたが、今度は同投手がボークを犯して小坂を二塁へいかせた。けん制悪送球とボークを犯した西武の行為と悪送球で二塁へ走らなかった小坂に批判の目が向けられた。
真剣勝負では考えられない行為はいずれも消化試合だった。タイトルしか目標がなく、ファン度外視のプレーだった。
また、チームは来季の編成を見据えて若手に実戦の場を与えるケースも増える。人気選手が出場しない試合を見てファンは楽しいものかと考えてしまう。
かつてパ・リーグが73~82年に前期、後期、プレーオフで争っていた時代をどう見るのか。前期1位のチームが後期は1位が厳しくなってプレーオフに備え6位。ファン不在の行為ではないのだろうか。今季のCSは最後の最後まで真剣勝負で野球の面白さをファンは味わったはずだ。
消化試合の弊害は、メディアの露出が減るなど球団にとってはいいことはない。スポンサー収入が下がる→放映権料が下がる→球場に足を運ぶファンも減る→チケット収入、グッズ収入もダウン、といったデフレスパイラルに陥る。
DeNAは好例だった。CS3位争いでカウントダウン企画Tシャツを発売、その後、2位争いから番長の引退グッズまで。最後の最後まで商魂もたくましかった。こういった取り組みは、オーナー企業としても球団保有のメリットが出てくるのではないかと思う。CSがなければ、消化試合の経費がかさむばかりだった。
リーグ優勝したチームが日本シリーズに出場できないデメリットを差し引いても、CSはプロ野球を成り立たせている好材料となっている可能性は大きい。
広島の優勝が少し早かった? おかげで個人的にもメディア関係の仕事が3本減るという想定外の出来事もあった。消化試合はメディアが取り上げないということを体感した。引退後、野球に関わる選手にとってはセカンドキャリアにも影響が出ると思う。
消化試合が増えて球団経営に悪影響が出ると04年に起きた球界再編の呼び水ともなりうる。
再編問題に端を発し、球団経営にプラスの一手が、CS導入となったのではという気もする。再編騒動がまた起きてからでは遅い。
リオ五輪でメダル獲得のバドミントン、競泳なども人気が出た。テニス、サッカー、Bリーグなどスポーツを楽しむ人の選択肢も広がっており、将来に向けて野球人気を、今よりさらに上げていくにはメディアに継続的に取り上げてもらう努力も必要だ。
もしも私が今後チームに携わり、シーズン1位でCS敗退の憂き目にあうことがあっても、文句を言うことはない。
野球人気あってのプロ野球。球団あってこそのプロ野球。野球界を盛り上げていく方法を絶えず模索していかねばならないと思う。
◆里崎智也(さとざき・ともや)1976年(昭51)5月20日、徳島県生まれ。鳴門工(現鳴門渦潮)-帝京大を経て98年にロッテを逆指名しドラフト2位で入団。06年第1回WBCでは優勝した王ジャパンの正捕手として活躍。08年北京五輪出場。06、07年ベストナインとゴールデングラブ賞。オールスター出場7度。05、09年盗塁阻止率リーグ1位。2014年のシーズン限りで引退。実働15年で通算1089試合、3476打数890安打(打率2割5分6厘)、108本塁打、458打点。現役時代は175センチ、94キロ。右投げ右打ち。
(ニッカンスポーツ・コム/野球コラム「サトのガチ話」)
一塁のバックアップにしても、投手からコンバートされて間が無い白根よりも、巨人を放出された坂口あたりのほうが守備でも期待はできるのではないか。まあ、守備のセンスというものはキャリアだけでは決まらないかもしれないから、何とも言えないが、とにかく横浜の二軍の選手層の薄さ、力の無さは絶望的だ、と私は思っている。今いる二軍選手はあと2年以内に結果を出さないと首、くらいの気持ちが必要だと思う。
2017年 横浜の進むべき道!(野手編) |
投手編に引き続き、今年も「1ポジション4人制」を使って野手の編成を考えてみたい。あくまでも一番良いと思われるポジションに充てはめているだけで、そのポジションでなくてはならないということではないので柔軟に捉えて頂きたい。 すでにベイスターズは、今年度の退団者を発表。野手では、内野手2人、外野手2人がチームを去る。また捕手の退団はなく、おおよそドラフトでの指名も見えてきた。今回もポジョンごとに、レギュラー・対抗/バックアップ・育成 の4つの役割にわけて考えてゆく。年齢は、来年度の年齢とする。 <一塁> レギュラー : ロペス (34) 対抗 : 後藤 (37) バックアップ: 白根 (24) 育成 : 山本武白志(19) 自己キャリアハイとなると、34本・95打点をあげた、ロペス(34)の残留が確定。代打の切り札である後藤(37)が、引き続き一軍で一塁の控えにまわるのが基本線。2人に何かがあったときには、ファームで10本・58打点の白根(24)が一軍を補う。白根の来年の目標は、後藤のポジションを狙うこと。また後藤は、時にはスタメンで出場し高齢になってきたロペスの負担を軽減してもらいたい。山本武白志(19)はイースタンで打率.143厘であり、まだプロの球には充分対応できていない。来年も引き続き、育成という立場で技量を磨いてゆきたい。結論としては、バランスのとれた構成になっており、とくに補強の必要は感じない。 <二塁> レギュラー :石川 (31) 対抗 :エリアン(32) バックアップ:飛雄馬 (26) 育成 :なし 誰をここにあてはめるかは意見が別れるところだが、一応現在考えられる面子だとこういう形にしてみた。シーズンで最もセカンドを担ったのは宮崎だったが、現時点では三塁の人材とすることにする。もともと順調であれば、石川(31)が不動のレギュラーになるポジション。しかしながら近年は、故障のため持ち得る能力を出しきれず、今年も.209厘とレギュラーを任せられる数字ではなかった。またシーズン途中から加入したエリアン(32)も、79試合 5本 33打点 打率.218厘 と、助っ人としてはお粗末な成績。しかし得点圏の強さ、二塁もこなせる守備力、チームへの順応などを観ていても、もう一年見てみてみたいと思わせるものはある。年俸や起用の条件次第ではあるが、残留の方向で話を進めてみてもという気はする。キャンプを日本で過ごし日本球界にもなれた2年目は、見違えるような活躍をするかもしれない。バックアップは、飛雄馬(26)をあてがった。飛雄馬の起用は遊撃、三塁が多いのだが、実にミスが多い。彼の身体能力や守備力を最も活かせるのは二塁であると考えている。この辺は現場の首脳陣の考えとは一致しないかもしれないが、来年はセカンド中心で起用してはどうだろうか?現実には、おそらく山下が二塁で飛雄馬が三塁という位置づけになるのだろう。また若年層に該当する選手はいないものの、チームで最も弱いポジションであることを考えると、ドラフトで大学生や社会人を補強しても良いのではないのだろうか。 <遊撃> レギュラー :倉本 (26) 対抗 :山崎憲(31) バックアップ:柴田 (24) 育成 :百瀬 (21) 倉本は141試合に出場しショートながら.294厘をマークするなど不動のレギュラーに。控えには靭帯損傷から復活し始めた山崎憲(31)を一応あてがっておく。元来の動きが回復すれば、守備力は申し分ない。またその山崎を越えたいのが、2年目を迎える柴田(24)。元々守備には定評があった選手だが、ルーキーイヤーはファームでも打率.215厘と打撃で苦労した。ボールに当てる能力は悪くないので、強さが増してくれば打撃でも存在感を魅せてくれるはず。できれば倉本の負担を、軽減させる存在になって欲しい。百瀬も2年目にして、ファームで.177厘とまだ物足りない。打席では粘れるようになってきたが、まだ一軍を狙うには時期尚早で育成期間だと位置づけたい。高卒3年目となるだけに、来年で二軍を卒業して欲しいところだが。こうやってみると層は薄いものの、倉本の成長で緊急性はだいぶ薄れてきた。今年はあえて、無理に補強する必要はない。 <三塁> レギュラー :宮崎(29) 対抗 :白崎(27) バックアップ:山下(24) 育成 :なし チームにおいて、二塁と共に最も弱いポジションだと言われている。そんな中セカンド中心に起用された宮崎(29)は、一軍で 101試合 11本 36打点 打率.291厘 をマーク。ベイにとっては、この宮崎を二塁にするか三塁にするかで補強の仕方が変わってくる。控えは、92試合で6本塁打を放っている白崎(27)もおり、更にバックアップには、代打成功率の高い 山下(24)もいる。もしエリアンを解雇するのであれば、この三塁に新外国人を、そして宮崎を二塁という起用が前提になりそう。あるいは、内野手三人の助っ人体制という選択肢もあるだろう。しかし近年、三塁をある程度守れて打てる助っ人を獲得するのは困難であり、獲得してきても額面通り働いてくれるのかは微妙なところ。育成のところに選手がいないものの、二塁同様に緊急性の高いポジションだけに、今年は大学生や社会人あたりの獲得でも構わないのではないかと考えている。 <右翼> レギュラー :梶谷 (29) 対抗 :新助っ人 バックアップ:乙坂 (23) 育成 :青柳 (20) レギュラーは、梶谷(29)がほぼ確定。107試合 18本 56打点 打率.273厘 と怪我に泣かされたシーズンではあったが、その能力の片鱗を魅せた。しかし持ち得る能力ならば、トリプルスリーも狙える素材。しかしあえてここに、一軍に常時置くかは別にしても、新助っ人を加えてみたい。というのは、梶谷も筒香も怪我の多い選手であり、彼らがいなくなったときの戦力ダウンは計り知れない。彼らの穴埋めは容易にはできず、かつ彼らや他の内野の助っ人にも刺激を与えるのは、外野&一塁ぐらいはできる助っ人を獲得しておくことは危機管理の意味でも重要になってくる。これが、不足する右の外野手であれば言うことはない。この助っ人は普段は二軍に置く可能性もあるので、バックアップの選手も重要になる。そういった意味では、乙坂(23)あたりが、バックアップなのが望ましいだろう。ルーキーだった青柳(20)は、期待の大きな選手。しかし現時点では、まだ一軍を意識するのには時間が必要であり、来年も育成という位置づけになる。こう考えるとこのポジションは育成中の選手もおり、ドラフトではなく助っ人という形で補うのが望ましいのではないのだろうか。 <中堅> レギュラー :桑原(24) 対抗 :関根(22) バックアップ:荒波(31) 育成 :なし レギュラーは、チーム1の守備力を誇りレギュラーに定着した桑原(24)が収まる形に。しかし桑原は実績は今年だけでまだ全幅の信頼とはいかないので、対抗は若手有望株の関根(22)配置する。もちろん関根には、センター以外の他のポジションのレギュラーや控えも期待したい。関根・桑原が信頼に足りなければ、レギュラー経験のある荒波(31)控えることになる。当然荒波にも、右翼や左翼など他のポジションでの一軍入りも狙って頂きたい。ここまでの3人は、期待、実績と人材は豊富であるものの、育成段階の選手が存在しない。ドラフトでは、1人は守備力もある程度加味した外野手を加えたい。できれば桑原、関根の年齢も若いので、左右にこだわらず高校生の方が望ましいかと。 <左翼> レギュラー ;筒香(26) 対抗 :下園(33) バックアップ:松本(31) 育成 :なし レギュラーは引き続き、チームの不動の4番である筒香(26)が収まるのは間違いない。ただしもし大幅な打線のテコ入れをするのであれば、筒香に元々の三塁に戻ってもらって、ここに強打の助っ人、もしくはFAでの大物獲得 という選択肢も無きにしもあらず。しかしここまで成績を残してしまった筒香を、今更内野に戻すのは英断と言わざるえない。対抗は、チームの代打の切り札である下園(33)の存在感が大きい。年間でリタイアする時期が必ずある、筒香の穴埋めも期待される。その下園が冴えないようであれば、経験豊富な松本(31)あたりも、すぐに下園の穴を埋めてもおかしくはないだろう。もちろん松本には、センターや右翼でも、一軍入りを目指して欲しい。問題は、ここも育成選手がいないポジション。しかしこちらは左翼手ということで、守備や走塁重視よりも、打撃重視型の選手を加えたい。また比較的年齢も高齢化しているポジションなので、大学、社会人でも構わないだろう。そして右打者で一軍を意識できるのが桑原しかいないことを考えると、できれば右打者であることが望ましいのでは? <捕手> レギュラー :戸柱(27) 対抗 :高城(24) バックアップ:嶺井(26)・黒羽根(30)・西森(30) 育成 :亀井(20)・網谷(20) 捕手の退団者はおらず、二次解雇の予定もないとのこと。黒羽根あたりがトレードされるなどがないかぎり、来季は今季を踏襲する形になりそう。ルーキーながら最もマスクをかぶった戸柱(27)の2年目の成長と、同じく常時一軍にいた高城(24)の巻き返しに期待したい。二軍では、嶺井(26)、黒羽根(30)と実績・経験のある実力が拮抗する2人が控える。育成段階の亀井(20)に関しては、ディフェンスはある程度観られるレベルになってきている。あとは、ファームでも.174厘の打撃を改善したい。怪我で大幅に出遅れた網谷(20)は、捉えたときの打球に光るものがある。またワンバウンド処理への対応は、チームでも1番ではないかと思わせるものがある。来年は、積極的に実戦の舞台で経験を積むことになりそう。育成段階の捕手を2人抱えていること、また一軍を意識できる捕手も4人いることを考えると、ドラフトでの指名は低いのではないのだろうか。ただし黒羽根の扱いや西森の位置づけが中途半端なので、思わず評価していた選手が残っていたときは指名がないとも言い切れないが・・・。 (野手補強を考える) 退団者が内野手2名・外野手2名の野手だったことを考えると、ドラフトでこの穴を埋める可能性が高いとみる。ただし4人の野手指名は、結構ハードルが高い(希望の選手が残っているかは微妙)ことを考えると、ダメだった場合は他の方法を模索する可能性も残されている。特に二塁・三塁候補は、来年即使えることが望まれるポジションであり、それはアマの人材だけでは厳しいと考えても不思議ではないからだ。更に右の外野手で一軍を意識できるのが桑原しかいないことを考えると、このポジションも同様に考えるかもしれない。 現在のベイにおいて、明らかに不足しているポジョンは1ポジション。この穴をどのような方法で埋めるかは、いろいろな方法が考えられる。ただし現有戦力のポジションをそのままで二塁&三塁あたりを補おうとすると、それほど大幅な戦力アップが望めないというジレンマに陥る。今年のFA市場や昨今の外国人事情を考えると、筒香を三塁に再コンバートするという大胆なことをしない限り、大きな補強は望めない。この辺は、まさにフロントの腕の見せどころではないのだろうか? |
一塁と三塁ができるのなら、今の横浜にぴったりの素材ではないか。宮崎を三塁にするなら、その控えとして使っていけばいい。野球歴は長いのだから一軍の三塁が勤まらないこともないだろう。
年俸がわずか500万円の選手である。契約金も不要だろう。こんな安い買い物は無い。
まあ、性格や素行などの調査は必要だろうが、一般人女性と結婚していることなどから考えても真面目な人物ではないかと想像できる。機会を与えてやりたいものだ。
坂口真規
読売ジャイアンツ #023 | |
---|---|
![]() | |
基本情報 | |
国籍 | ![]() |
出身地 | 和歌山県那賀郡打田町(現:紀の川市) |
生年月日 | 1990年9月29日(26歳) |
身長 体重 | 187 cm 95 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 三塁手、一塁手 |
プロ入り | 2012年 ドラフト5位 |
初出場 | 2013年6月12日 |
年俸 | 500万円(2016年) |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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坂口 真規(さかぐち まさき、1990年9月29日 - )は、読売ジャイアンツに所属するプロ野球選手(内野手・育成選手)。
経歴[編集]
プロ入り前[編集]
中学校時代は打田タイガースに所属し、全国大会準優勝を経験した[1]。
智辯和歌山高入学当初は、上半身に頼った力任せの打撃をしていたが、2年時の夏前に下半身を使う打ち方を身に付けてから打撃の才能が開花する[1]。2年時の夏は、4番・一塁手として第89回全国高等学校野球選手権大会に出場。1回戦で橋本到や佐藤由規擁する仙台育英高に2-4で敗れたが、自身は佐藤由規から2ランホームランを放った。
3年時の春は、4番・三塁手として第80回選抜高等学校野球大会に出場。ベスト8で松葉貴大擁する東洋大姫路高に0-2で敗れた。夏は大会直前に右足首を疲労骨折するが、テーピングと痛み止めを飲んで出場した和歌山県予選では、初戦から準決勝まで4戦連続でホームランを放つなど優勝に貢献した[2]。第90回全国高等学校野球選手権記念大会では4番・一塁手として出場し、3回戦の駒大岩見沢高戦では史上初となる1イニング2本塁打を記録した[3]。チームは、ベスト8で戸狩聡希擁する常葉菊川高に10-13で敗れた。高校の1学年後輩に岡田俊哉、2学年後輩に西川遥輝がいる。
高校卒業後は、東海大学に進学する。同大学野球部では1年春から公式戦に出場し、ベストナインなどの受賞は無かったが、打撃ではチームの中軸を担った。全日本大学野球選手権大会には1年時と2年時に出場し、2年時の第59回全日本大学野球選手権大会では準優勝を経験した。明治神宮野球大会には2年時に出場し、準優勝を経験している。大学の同期に伏見寅威、1学年先輩に菅野智之、2学年先輩に伊志嶺翔大がいる。
2012年10月25日、プロ野球ドラフト会議で読売ジャイアンツから5位指名を受けた[4]。
プロ入り後[編集]
2013年6月12日のオリックス・バファローズ戦で代走としてプロ初出場。翌6月13日には指名打者としてスタメン出場を果たし、4回の打席でプロ初安打となる中前タイムリーを放った[5]。9月にも一軍昇格の機会があったが定着はならず。イースタン・リーグでは一塁手または三塁手として104試合に出場し、打率.289、42打点、11本塁打の成績を残した。オフには100万円アップの900万円(推定)で契約を更改した。
2014年ファームで規定打席に到達し、一年間育成の年となる。しかし、ファームの打撃成績は打率.210、出塁率.300、長打率.320と振るわず、一年間を通して一軍登録されることはなかった。オフには110万円ダウンの年俸790万円(推定)で契約を更改した。
2015年には、ポジションが重なるドラフト1巡目ルーキー・岡本和真が台頭。坂口自身は、一軍公式戦への出場が1試合(3打席)にとどまったばかりか、イースタン・リーグ公式戦でも78試合の出場で打率.227、5本塁打、26打点と精彩を欠いた。このため、球団は10月1日に、坂口との支配下選手契約を解除することを通告[6]。11月22日に、育成選手として再び契約した。推定年俸は500万円[7]。
選手としての特徴・人物[編集]
恵まれた体格から放つ長打力に期待されている大型内野手[8]。岡崎郁二軍監督からは選球眼のよさを評価されている[9]。
巨人でチームメイトとなった大田泰示とは、高校時代に同じ右の長距離打者として「東の大田」、「西の坂口」と言われたライバルである[10]。
プロ入り直後に、自身も通っていた紀の川市内の病院に車椅子を寄贈した[11]。
2016年08月7日大阪府出身で保育士と入籍したと発表した。
150キロ~18球、マックス154キロ
22回 8被安打 37奪三振 1失点
はなかなかのものだ。1失点で敗退? www
で、一番気になる制球力だが、
四死球42や
だって? 22回の投球回数で四死球42? これでよく1失点だけで済んだものだ。ほとんど1イニングに2個の四死球ではないか。他のコメントに制球力はいい、などと書いてあるが、何を見ているのか。いくら何でも四死球42は何かの間違いではないか。
予選でわずか22イニングしか投げていないという、この数字も奇妙である。3回戦の途中でノックアウトされたなら、失点がわずか1点はありえないだろう。他の投手が投げて、その後を引き継いだのだろうか。
いろいろと奇妙なデータだが、まあ、相当に「地雷臭」のする投手ではある。日ハムかソフトバンクにでも行けば、吉川や千賀のように大化けする可能性も無いではないだろうが、横浜には不要である。横浜の若手投手育成能力はゼロだからwww
江陵の154キロ左腕・古谷の予選成績wwwwwwwwwwwww

150キロ~18球、マックス154キロ
22回 8被安打 37奪三振 1失点
凄すぎやろ…
うちは即戦力がほしいんや
一応去年の白樺10回まで1失点で抑えてるで
ボールゾーンからストライクゾーンに変化する
ちなみにチームは解説の人がずっと苦言呈してるぐらい残念な攻撃するよ
それから古谷が牽制で誘い出したのに盗塁されたよ
最後草
しかも左
競合待ったなしやん
スライダーが抜群
一年目の高井よりええと思う
ボールからストライクになる切れ味いいスライダーが一番使える
フォークも持ってるけどあんまり投げないね
聞いたことないんやが
無名高やぞ
それでここまで来るんやから
やっぱ古谷のおかげやね
無名校やねんな
キャッチャーよう捕れるな
変化球もいいなら高校レベルだといいんじゃね?
プロだと最低限のコントロール必要だが
塹江はこんな三振とってなかったやろ?
代わりに古谷拓哉の方はあげるから
http://www.hochi.co.jp/baseball/hs/20160718-OHT1T50213.html
◆第98回全国高校野球選手権 北北海道大会 ▽準々決勝 江陵3―0釧路工業(18日・旭川スタルヒン)
江陵のプロ注目左腕・古谷が8者連続含む毎回の20奪三振で完封。打っても1―0の9回1死一塁、左翼にダメ押し2ランを放った。
2回戦(17日)の旭川西戦で自己最速の154キロをマークした古谷。
この日も前日に続く雨だったが、キレのあるスライダーを中心に組み立て。要所では最速149キロの直球を投げ三振の山を築いた。
1回1死から4者連続、3回2死からは8者連続奪三振と圧巻の投球。
1点リードの9回1死一塁では甘い直球を左翼席へ今夏の公式戦2号となる2ラン。投打の活躍で初の4強入りを果たした。
20日の準決勝(20日)は滝川西と戦う。20奪三振は夏の北北海道大会記録。古谷は「記録より勝ったのがうれしい」と笑顔だった。
田中 古谷ダブル取りとか最高ですは
仮に投手として大成できなくても潰しが効きそうなのがイイネ
小さいなあ
持ち球は
基本的に予選連投の消耗防ぐためか殆どカットスライダー
三振取る大きいスライダー
チェンジアップ(シンカーかもしれん)
あとカーブ
ただ全速ストレートはナチュラルシュートやパワーシンカーみたいな動きする
ねらって投げてるのかはしらん
高校・大学・社会人含めて全てに言えるレベルで。それくらいのレベル
右の先発が妙に育たねえが
現役通算で田中より勝つで
なお、DeNAが細川成也(明秀学園日立)外野手を高く評価しているのは、スカウトの過去の発言で分かる。高校の右打者ナンバーワンと評価しているらしい。動画などではその良さは分からない(撮影角度の問題)が、確かに、前にも細川の名は聞いたことがある。
しかし、外野より先に三塁手が必要だろうと思うし、私見だが大物感の漂う石垣を私としては獲ってみたらどうかと思う。もちろん、細川と両方獲ってもいい。野手は高校生のほうが長く働いてくれるし、大きく育つこともある。大学生野手は、ある程度「出来上がって」いるから確実性はあるが、今の大学で大物打ち(長距離打者)はいないはずである。
なお、ハマノンタンさんは高校生投手の無数にいる中でも珍しく日南学園の森本投手(名はこれだったか? 例の身長160センチの投手だ。)を有望選手リストに入れているという奇特な人である。私以外に森本投手を取り上げる人がいようとは思わなかった。ハマノンタンさんの目の確かさは他の記事などから伺えるので、私も自分の目が節穴でないという自信が少しできたwww
ということで、チーム事情(戦力構成)による優先順位などから見て、DeNAのドラフト戦略を考えてみると、次のようなものになる。同列の者は左から順に欲しい順だ。
1 先発型投手A(田中、高良、柳、佐々木、山岡)*即戦力投手
2リリーフ・クローザー型投手(藤平、堀) *即戦力投手
3先発型投手B(寺島、今井、早川、京田)*次世代投手
4野手兼任投手(入江、藤嶋)*他にも有望高校生投手は何人もいるから、特にこだわらない。
5三塁手(石垣)*将来の4番を打てる選手がほしい。
6外野手(細川、手束、村田、他)*村田は履正社の4番の村田。他にも有望外野手は多い。
7投手(森本、玉井、アドゥアその他)*何か「一芸」のある投手、性格の強い投手がいい。
一般的には即戦力と見られている他の大学生投手(濱口、黒木など)も何人か動画で見たが、オーラを感じるような選手はいなかった。まあ、動画の撮影角度などにもよるから、即断はできないが。
もしもドラフトで他の球団が指名しなければ、高松高校の捕手の植田も獲ってはどうか。長打者には珍しく、追い込まれても粘れるといういい打者である。捕手としてより、捕手と他ポジション兼任でやらせてみたい。三塁も石垣と競わせてはどうか。もちろん、捕手で育ててもいい。黒羽根がさらに力が落ちるなら、捕手はあと一人いてもいい。ただし、捕手専任ではなくていい。
とにかく、捕手ができれば外野手は簡単にできるわけで、その逆は不可能だ。外野専任の選手や一塁専任の選手など、最初から獲る必要などほとんど無いのである。まあ、専任ならば、打力だけでなく走力も守備力も抜群な外野手だけがプロ入りする資格はある。
筒香などは特例中の特例と見るべきだ。あそこまで育ったのも奇跡に近い。(そのために最初はチーム成績を犠牲にもしたが。)
外野手の件は今年もだけど一人少ないのよねぇ 理想では12人揃えたいんだけども、ゾノがDH枠だから余計に 細川成也(明秀学園日立高校)が本命なのは変わらないけど、個人的には石垣雅海(酒田南高校)を狙いたい 内野手登録だけど実は去年まで外野手 スピード&パワーの良素材だ
寺島も大量失点したようだし、やはり高校生は高校生である。プロ入り後どのように育つか、育て方次第だろう。入江なども含め、いい素材は「素材として」買っておけばいい、ということである。それを即戦力として計算するから話がおかしくなる。
蔵建て男さんがよくプロ入りの「旬」ということを言うが、高卒即プロ入りしたほうがいい選手と、大学やノンプロを経由したほうがいい選手がある。その選手がプロ入りの「旬」かどうかを見極めて指名するのがプロ側の義務だろう。甲子園などで活躍した選手などは、すでに「旬」だと見ていい。ただ、即戦力だとは言えない、ということなのだ。要するに、「売り時買い時」の話だ。時期を外すと、その選手の適正な成長も阻害される、ということである。
甲子園活躍組は、ある意味早熟な連中であり、早くプロ入りしたほうが、プロでも活躍できる可能性が高い。清原など、大学に行っていたら、ただの不良大学生で終わり、野球すら途中でやめていたかもしれない。あれはプロの育成失敗ではなく、単に「異常品種」「早熟種」であっただけのことだ。
鳴門(徳島)12-11作新学院(栃木)
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
作新 | 1 | 0 | 0 | 1 | 3 | 4 | 0 | 2 | 0 | 11 |
鳴門 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 4 | 0 | 6 | X | 12 |
【作】宇賀神、入江、今井【鳴】中山、尾崎、松本
【本】手束、佐原=満(鳴)
【試合経過】
先発は作新が宇賀神、鳴門が中山
1回表、作新は1死一、三塁から4番入江の左犠飛で1点を先制
2回裏、鳴門は2死から6番矢武が安打で出塁も無得点
鳴門は4回から尾崎が登板
4回表、作新は2死三塁から8番鮎ケ瀬の中前適時打で2-0
作新学院は4回途中から入江が登板
4回裏、鳴門は1死一塁から4番手束が左越え2ランを放ち2-2同点
5回表、作新は2番山ノ井からの5連打と犠飛で3点を奪い5-2と勝ち越し
鳴門は6回から松本が登板
作新は6回表、3連打でまず1点。ここで鳴門は背番号1の河野が登板。1死二、三塁から4番入江が左中間へ2点二塁打を放ち8-2。2死後6番篠崎の右越え適時二塁打でさらに1点を加え9-2とリードを広げた
鳴門は6回裏、無死満塁から5番佐原が右翼ポール際に満塁弾を放ち6-9
作新は7回、甲子園優勝投手の今井が登板。先頭打者を変化球で投ゴロ。次打者を変化球で空振り三振、最後の打者に対し150キロが出るとスタンドから拍手。さらに151キロ、最後は鋭い変化球で空振り三振に仕留めた
作新は8回表、無死一塁から3番小林の適時二塁打で10-6。さらに2死三塁から6番篠崎の適時打で11-6とした
鳴門は8回裏、4番手束が今井の145キロを左前安打。盗塁と暴投で三進。1死後6番矢竹が148キロを三塁線へ適時打しまず1点。7番富士が四球で一、二塁。8番武石は遊ゴロも遊撃手がトンネルし2点目。9番河野が右前安打し1死満塁。1番日野の4球目に今井が自己最速タイの152キロをマークするもフルカウントから押し出し四球。2番鎌田が変化球を中前へ適時打し2者生還。11-11の同点! 3番中山は148キロ三振。暴投で2死二、三塁。4番手束は三振も捕手が後逸し振り逃げ(記録は今井の暴投)。この間に三塁走者が生還しついに12-11と逆転!
作新は9回表、1死から1番山本が右前安打。暴投で二進。しかし後続なく無得点に終わり試合終了
- 作新学院対鳴門 力投する作新学院の宇賀神
- 作新学院対鳴門 2番手で登板した作新学院の入江
- 作新学院対鳴門 力投する作新学院の今井
出場校
北海(北海道)
盛岡大付(岩手)
聖光学院(福島)
作新学院(栃木)
常総学院(茨城)
木更津総合(千葉)
東邦(愛知)
履正社(大阪)
広島新庄(広島)
鳴門(徳島)
明徳義塾(高知)
秀岳館(熊本)
1年目から2割6分くらいは打ちそうである。まあ、阪神の北条と同じくらいか。守備力も同等か、やや上。足はそれ以上だろう。で、2年目以降は当然もっと良くなるわけで、絶好調の年には首位打者戦線に加わることもあるかもしれない。イメージ的には西岡のような感じだ。
以上は動画を見ての感想だが、スカウトたちの評価もこれに近いようだ。
つまり、内野手、特に遊撃手としては珍しく即戦力だ、ということである。
ただ、遊撃手だからこそ長打力が無くてもいいわけで、今のDeNAに必要な選手ではない。倉本の控えなどに貴重なドラフト上位の枠を使うわけにはいかない。それなら下位で高卒ルーキーを獲っておいたほうがいい。前に書いた作新の山本などだ。遊撃や内野手が薄くてぜひとも必要な中日や西武や楽天あたりが獲ればいいのではないか。
もう一人の大学生遊撃手京田のほうは、守備専門なら、という感じで、あまり惹かれない。
それより、DeNAに必要な強打の三塁手という点では、酒田南高校の石垣雅海遊撃手が面白いかもしれない。私の嫌いな、大振りタイプの高校生野手だが、これだけ強振するなら、それもまた得難い能力だろう。オリックスの吉田という先例もいる。
現在は遊撃手だが、打力を生かすためには三塁転向がいいだろう。遊撃を守っていると、何だか打撃が小さくなる気がする。高校生野手は下位で獲れると思うから、獲っておくのもいいのではないか。当たれば儲けものの賭けである。横浜の公家などより、打撃の思い切りの良さでは上ではないか。
石垣の良さは、打撃での構えがどっしりしていること、打つ時の一瞬の「溜め」がある点ではないかと思う。金属バットより木製バット向きの気がする。天性のホームランバッターかもしれない。まあ、プロの投手への対応力があるかどうかはその世界に入らないと分からないことではあるが。
戯言だが、「石垣」という姓の重量感と、「雅海」という名の広大感も悪くない。
記者(以下記) 今年の東北NO・1野手は酒田南(山形)の石垣雅海内野手(3年)で決まりです。高校通算34本塁打の長打力に、遠投100メートルの強肩、50メートル5秒9の脚力も兼ね備えています。
デ 彼のすごさは?
記 腰がねじりきれるぐらいのフルスイングと、長距離砲特有の高く上がる打球の角度です。今春の県大会では、つまりながらもバックスクリーンに運ぶ馬力を見せました。春の東北大会後の新潟遠征で2発、先月26日の宮城遠征2試合でも9打数6安打2本塁打。完全に量産態勢に入りました。
デ 去年は外野手だったよね。
記 高卒でのプロ入りを狙うためこの春から、遊撃手に転向しました。課題に挙げられていたスローイングが矯正されました。複数のスカウトがドラフト上位候補だとみています。