北崎家では許されぬ事ゆえ、家族会議モノである。
>吉澤ひとみの弟は、飲酒運転をしていた男の車に轢かれて亡くなった。
>しかし、犯人の罪は執行猶予がついた。
>吉澤は強い口調で語る。
>「飲酒運転だけは絶対に許せない。もはや飲酒運転は事故を起こす起こさないに関わらず極刑にするべき」と主張する。
>「だって飲酒した時点で車に乗るという常識はずれな行動は周りに迷惑をかけるんですよ。それで弟は...」と胸を詰まらせた。
お望み通り極刑でお願いしますwww
まったくの正論だろうし、高校野球関係者、あるいは高野連がその改善案に従っても何も問題はないはずである。だが、派手なホームランがぽんぽん出るほうが面白い記事にできると考えるスポーツ新聞関係者は多いだろう。その影響力は小さくはないはずだ。つまり、高野連とスポーツ紙は共犯関係にあるからだ。どちらも子供を踊らせて金儲けをしている。
(以下引用)
高校野球が馬鹿みたいに飛ぶバットを使っていることの弊害は、今年1月、筒香嘉智も明言している。
いま日本で使われている金属バットの弊害は大きいと思います。日本の金属バットは本当によく飛びます。年々、素材のいいバットが出てきて、飛距離は伸びています。
でも、ドミニカ共和国では16歳以前から木のバットを使っています。アメリカは大学まで金属バットを使っていますが、反発係数に制限があります。日本のバットに比べたら全然飛びません。僕も打たせてもらいましたが、木製バットに近いくらい飛ばなかった。しっかりボールを引き付けて強いスイングをしないと飛びません。
日本では昨年、夏の甲子園の1大会のホームラン記録が更新されました。もちろん優秀な打者が記録を破ったのでしょうが、圧倒的にバットのおかげで飛んでいる姿も目にします。
これは子供たちのためになっていないと思います。(プロへ進んで)木製バットで苦労するのは子供たちです。事実、苦労している選手を何人も見ていますし、僕も木製バットになれるまでに時間がかかりました。
日本の高校野球が使っている金属バットは、世界の標準からもかけ離れた反発係数だ。世界だけでなく、日本の大学野球や、プロ野球で使っている木製バットとも「別物」といっても良い。社会人も2002年から木製バットに切り替えた。金属バットが使える大会もあるが、大きな大会は木製バットだ。
だから高校生は上のレベルに進んで苦労するのだ。甲子園で派手にホームランを打った打者が、一時的にせよ落ち込むのはこのためだと言われている。
「経済的なことを考えれば木製バットは導入できない」というのであれば、反発係数の低い金属バットを使用すればよい。筒香も言及しているように、木製バットと反発係数が変わらない金属バットも既にあるのだ。
韓国の高校野球も2004年から木製バットになった。台湾のアマチュア野球も木製バットだ。
今、反発係数が大きい金属バットを使っているのは、日本の高校野球、少年野球、そして草野球だけなのだ。草野球のおじさんは、金属バットやビヨンドマックスというよく飛ぶ人造バットを買っては、試合で振り回して喜んでいる。
高野連はこれをどう考えるのか?まさかそれも「高校野球らしさ」で片づけるつもりか?
恐らく「バットの規格を変えれば、各高校の費用負担がかかる」くらいの言い訳をするに違いない。
本音のところでいえば、いつも支援してもらっているミズノやゼットなどの営業に影響が出ることを気にしているのだろう。
また、「大会通算何本塁打」「大会記録の何本塁打」という派手なニュースが減ることを恐れているのだろう。
しかし金属バットの廃止、あるいは反発係数の低い金属バットへの移行はスポーツメーカーにとっては大きなビジネスチャンスだろう。
高野連が3年後からのバットの改定を発表し、メーカーに仕様の基準を出せば、木製バットと大差ない反発係数のバットはすぐに出来上がるだろう。各校は時間をかけて徐々に導入すればよいのだ。
高校野球改革の機運が高まっている。せめてそれくらいは着手してはどうか。
なお、赤字部分は今回強調のために色付けしたもの。
(以下再掲)
ということで、横浜は、高校生を獲るなら、下位で、他球団が見逃した素質選手を獲るべきである。なまじ甲子園などで名前だけが売れた選手はやめたほうがいい。
今回のドラフトで、横浜に必要なのは、「即戦力投手」と「将来性のある外野手」で、その外野手はロングヒッターでも好守好打のシングルヒッターでもいい。で、田中アキトは万能型のようだから都合がいい。足も肩もいいらしいのである。上手くいけばSB柳田2世の可能性もある。増田より体格がいいから、将来のクリーンアップ候補になるかもしれない。独立リーグだから、契約金も高く出さなくていいだろう、というのも大きい。ただし、3位以下で数球団が狙っているらしいので、獲るなら2位で指名することだ。場合によっては外れ1位で行くくらい思い切ったギャンブルに出てもいいかもしれない。
1位候補:田嶋、東
2位候補:田中アキト、増田珠
清宮、安田、中村にさえ手を出さなければ、かなり有利なドラフト作戦ができるのではないか。
なお、横浜二軍の内野陣は惨憺たるものだが、今年は無理に内野手を獲る必要は無いと思う。今の1軍の内野陣でしばらくは持つだろうから、本当に優れた選手が出てきた時に獲りにいけばいい。報徳の小園など、来年狙えばいい。でなければ、打撃のいい高校生投手を獲って遊撃手に転向させればいい。沖縄の平良海馬など、そういう方向性も可能だろうから、下位で獲るといいのではないか。まず投手として育つかどうかを見て、それから野手転向もできる。
3位候補:平良海馬、楠本(東北福祉大)
平良の3位指名はかなり上位すぎるかもしれないし、育つかどうかギャンブル性も高いが、それくらいしないと好素材は他球団に獲られる可能性もあるわけだ。楠本は神奈川出身ということで地元サービスだ。全日本の4番だし、鍛えれば金本2世になるかもしれない。
4位候補:綱脇、清水、西川
4位候補は私の好みで花咲徳栄勢を入れたが、本田とか石川とか西浦とか高校生の有名どころで残っているのがいれば、獲ればいい。後は、スカウトがこれと見込んだ無名選手を2,3人下位で獲ればいいだろう。
我ながら、実に的を射た評価をしていると思う。横浜が東を獲得したのを高く評価した者は、その時点ではあまりいなかったと思う。誰もが清宮清宮か、でなかったら清宮安田であった。
蔵さんなど、東をドラ1指名したこと(だけでなく、横浜の指名全体に対してだろうが)を「死にたい」とツィッターに書いていたくらいである。私は、「何を馬鹿なことを言っている。最高のドラフト指名じゃないか」と思っていたので、蔵さんの絶望ぶりは笑止であった。
なお、赤字部分は今回、強調のために色をつけた。私が東の単独指名をいかに喜んだか、ということだ。ついでに花咲徳栄の清水投手の部分も色をつけた。
2017年ドラフト結果総評
清宮は7球団が指名し、日ハムが獲得権を得たが、清宮にとってベストの球団だろう。日ハムにとってもFAほぼ確実の中田の後釜として価値があるし、そしてマスコミへの露出の多さが予想できることもあるから、新球場の宣伝にもなり、ビジネス的には獲得する意味は大きい。
横浜が東を一本釣りできたのは、最高の結果だろう。
2位以下が意外な面々だが、名前としてはドラフト予想サイトに挙げられていたものではある。日本生命の神里外野手をこれほど高く評価していたのは意外だが、私自身、どんな選手か調べたこともないので私が知らないだけで、プロのスカウトが高評価するだけのものがあるのだろう。横浜スカウトの社会人選手評価は、宮崎や戸柱のような成功例もあるが、大外れも多いから、いい方に転がってほしいものだ。3位の阪口は、蔵建て男さんの一押しだったが、蔵さんは高田GMと会ったこともあるらしく、DeNAと少し関係もあるようだから、案外、蔵さんの意見が反映されたのではないか。4位の斎藤投手はまったくの初耳。6位7位9位も同様で、このあたりは少々不安を感じる選択だ。8位の楠本は、大学全日本の4番がここまで残っていたのも意外だが、はたしてこの順位で入ってくれるかどうかが問題だろう。まあ、そこまでプロから評価されていなかったことに逆に奮起するくらいの謙虚さと意地がある選手であればむしろ期待が持てるか。
いずれにせよ、東が一本釣りできただけで、今年の横浜のドラフトは大成功と私は評価する。
増田珠は3位でソフトバンクが、田中アキトは5位で楽天が指名。田中は惜しい気がするが、さすがに独立リーグの野手を上位指名は冒険だろうから、横浜が社会人選手を優先したのは仕方のないところか。平良海馬は4位で西武が指名。どう育つか面白い。
広陵中村は予想どおり広島中日の一騎打ちで、広島が獲得。これは前から書いているように、コンバート前提で獲得する広島で良かったと思う。安田はロッテで、地味な選手が地味なチームに入ることになるが、そのほうがいいのではないか。ロッテとしても、内野陣若手にロクな選手がいないから、そこに安田という大器が獲得できたのはベストだろう。総合的な「選手価値」では清宮より上ではないか。
阪神は先発型投手の乱獲で、これは現在のチーム状況から見て最善策だろう。清宮を獲得できなくてむしろラッキーではないか。清宮が入っていたら、新聞マスコミが追っかけまわして、チーム内に不協和音が生まれた可能性が高い。
中日も投手中心で、これもチーム事情に合っている。まあ、野手も不足だが、何よりも投手陣再建が最優先だろう。それも中継ぎ役的な投手を中心というのは、面白い方針だ。石川は先発型かもしれないが、それだけ、デビューは遅くなるのではないか。同じ高卒でも清水のほうが先に1軍デビューすると予測する。
ヤクルトは地味そのものというか、名前をあまり聞かない面々で、再建への道は遠く険しい感じだ。まあ、来季も最下位争いだろう。少なくとも、来季すぐに活躍できそうな新人がいるとは思えない。ヤクルトが現在の状況になったのは長年のスカウト陣の無能の結果かもしれない。
同じく下位チームでも、オリックスのほうが期待ができそうな顔ぶれだ。特に田嶋、日立鈴木と、社会人投手の大物が二人も獲得できそうなのは最高のドラフトと言えるだろう。オリックスは毎回、いいドラフトをしている。スカウトが有能なのだろうし、ドラフト戦略がいいのだろう。これでチーム首脳陣さえ良ければ、パの横浜になれるのだが。
巨人もチーム事情を反映して、社会人捕手(即戦力捕手)を優先させたドラフトである。岸田と大城のどちらかが開幕一軍で出てくる可能性もありそうだ。つまり、「ラミレス流」である。宇佐美は一塁転向で、阿部の控えとなるのではないか。守りで一軍レベルでない選手(特に捕手)はレギュラーになりようはない。
まあ、全体として、馬鹿げた指名をした球団はほとんど無いようで、各球団、いろいろと学んで進歩しているらしいことは慶賀の至りである。プロ入りを目指すアマ選手たちにとってもいいことだ。
ドラフト会議2017RSS
セ・リーグCENTRAL LEAGUE
広島
詳細を見る順 | 氏名 | 位置 | 所属 |
---|---|---|---|
1 | 中村奨成 | 捕手 | 広陵 |
2 | 山口翔 | 投手 | 熊本工 |
3 | ケムナブラッド誠 | 投手 | 日本文理大 |
4 | 永井敦士 | 外野手 | 二松学舎大付 |
5 | 遠藤淳志 | 投手 | 霞ケ浦 |
6 | 平岡敬人 | 投手 | 中部学院大 |
< 選択終了 > |
順 | 氏名 | 守備 | 所属 |
---|---|---|---|
1 | 岡林飛翔 | 投手 | 菰野 |
2 | 藤井黎來 | 投手 | 大曲工 |
3 | 佐々木健 | 投手 | 小笠 |
< 選択終了 > |
阪神
詳細を見る順 | 氏名 | 位置 | 所属 |
---|---|---|---|
× | 清宮幸太郎 | 内野手 | 早実 |
× | 安田尚憲 | 内野手 | 履正社 |
1 | 馬場皐輔 | 投手 | 仙台大 |
2 | 高橋遥人 | 投手 | 亜大 |
3 | 熊谷敬宥 | 内野手 | 立大 |
4 | 島田海吏 | 外野手 | 上武大 |
5 | 谷川昌希 | 投手 | 九州三菱自動車 |
6 | 牧丈一郎 | 投手 | 啓新 |
< 選択終了 > |
順 | 氏名 | 守備 | 所属 |
---|---|---|---|
1 | 石井将希 | 投手 | 上武大 |
< 選択終了 > |
DeNA
詳細を見る順 | 氏名 | 位置 | 所属 |
---|---|---|---|
1 | 東克樹 | 投手 | 立命大 |
2 | 神里和毅 | 外野手 | 日本生命 |
3 | 阪口皓亮 | 投手 | 北海 |
4 | 斎藤俊介 | 投手 | JX-ENEOS |
5 | 桜井周斗 | 投手 | 日大三 |
6 | 寺田光輝 | 投手 | BC・石川 |
7 | 宮本秀明 | 内野手 | パナソニック |
8 | 楠本泰史 | 内野手 | 東北福祉大 |
9 | 山本祐大 | 捕手 | BC・滋賀 |
< 選択終了 > |
順 | 氏名 | 守備 | 所属 |
---|---|---|---|
1 | 中川虎大 | 投手 | 箕島 |
< 選択終了 > |
巨人
詳細を見る順 | 氏名 | 位置 | 所属 |
---|---|---|---|
× | 清宮幸太郎 | 内野手 | 早実 |
× | 村上宗隆 | 捕手 | 九州学院 |
1 | 鍬原拓也 | 投手 | 中大 |
2 | 岸田行倫 | 捕手 | 大阪ガス |
3 | 大城卓三 | 捕手 | NTT西日本 |
4 | 北村拓己 | 内野手 | 亜大 |
5 | 田中俊太 | 内野手 | 日立製作所 |
6 | 若林晃弘 | 内野手 | JX-ENEOS |
7 | 村上海斗 | 外野手 | 奈良学園大 |
8 | 湯浅大 | 内野手 | 高崎健康福祉大高崎 |
< 選択終了 > |
順 | 氏名 | 守備 | 所属 |
---|---|---|---|
1 | 比嘉賢伸 | 内野手 | 盛岡大付 |
2 | 山上信吾 | 投手 | 常磐 |
3 | 笠井駿 | 外野手 | 東北福祉大 |
4 | 田中優大 | 投手 | 羽黒 |
5 | 広畑塁 | 捕手 | 立正大 |
6 | 小山翔平 | 捕手 | 関大 |
7 | 折下光輝 | 内野手 | 新野 |
8 | 荒井颯太 | 外野手 | 関根学園 |
< 選択終了 > |
パ・リーグPACIFIC LEAGUE
ソフトバンク
詳細を見る順 | 氏名 | 位置 | 所属 |
---|---|---|---|
× | 清宮幸太郎 | 内野手 | 早実 |
× | 安田尚憲 | 内野手 | 履正社 |
× | 馬場皐輔 | 投手 | 仙台大 |
1 | 吉住晴斗 | 投手 | 鶴岡東 |
2 | 高橋礼 | 投手 | 専大 |
3 | 増田珠 | 外野手 | 横浜 |
4 | 椎野新 | 投手 | 国士舘大 |
5 | 田浦文丸 | 投手 | 秀岳館 |
< 選択終了 > |
順 | 氏名 | 守備 | 所属 |
---|---|---|---|
1 | 尾形崇斗 | 投手 | 学法石川 |
2 | 周東佑京 | 内野手 | 東農大北海道オホーツク |
3 | 砂川リチャード | 内野手 | 沖縄尚学 |
4 | 大竹耕太郎 | 投手 | 早大 |
5 | 日暮矢麻人 | 外野手 | 立花学園 |
6 | 渡辺雄大 | 投手 | BC・新潟 |
< 選択終了 > |
西武
詳細を見る順 | 氏名 | 位置 | 所属 |
---|---|---|---|
× | 田嶋大樹 | 投手 | JR東日本 |
1 | 斉藤大将 | 投手 | 明大 |
2 | 西川愛也 | 外野手 | 花咲徳栄 |
3 | 伊藤翔 | 投手 | 四国IL・徳島 |
4 | 平良海馬 | 投手 | 八重山商工 |
5 | 与座海人 | 投手 | 岐阜経大 |
6 | 綱島龍生 | 内野手 | 糸魚川白嶺 |
< 選択終了 > |
順 | 氏名 | 守備 | 所属 |
---|---|---|---|
1 | 高木渉 | 投手 | 真颯館 |
2 | 斉藤誠人 | 捕手 | 北海道教育大岩見沢校 |
< 選択終了 > |
楽天
詳細を見る順 | 氏名 | 位置 | 所属 |
---|---|---|---|
× | 清宮幸太郎 | 内野手 | 早実 |
× | 村上宗隆 | 捕手 | 九州学院 |
1 | 近藤弘樹 | 投手 | 岡山商大 |
2 | 岩見雅紀 | 外野手 | 慶大 |
3 | 山崎剛 | 内野手 | 国学院大 |
4 | 渡辺佑樹 | 投手 | 横浜商大 |
5 | 田中耀飛 | 外野手 | 兵庫ブルーサンダーズ |
6 | 西巻賢二 | 内野手 | 仙台育英 |
7 | 寺岡寛治 | 投手 | BC・石川 |
< 選択終了 > |
順 | 氏名 | 守備 | 所属 |
---|---|---|---|
1 | 井手亮太郎 | 投手 | 九産大 |
2 | 松本京志郎 | 内野手 | 光南 |
3 | 中村和希 | 外野手 | 天理大 |
< 選択終了 > |
オリックス
詳細を見る順 | 氏名 | 位置 | 所属 |
---|---|---|---|
1 | 田嶋大樹 | 投手 | JR東日本 |
2 | 鈴木康平 | 投手 | 日立製作所 |
3 | 福田周平 | 内野手 | NTT東日本 |
4 | 本田仁海 | 投手 | 星槎国際湘南 |
5 | 西村凌 | 捕手 | SUBARU |
6 | 西浦颯大 | 外野手 | 明徳義塾 |
7 | 広沢伸哉 | 内野手 | 大分商 |
8 | 山足達也 | 内野手 | ホンダ鈴鹿 |
< 選択終了 > |
順 | 氏名 | 守備 | 所属 |
---|---|---|---|
1 | 稲富宏樹 | 捕手 | 三田松聖 |
2 | 東晃平 | 投手 | 神戸弘陵 |
3 | 比屋根彰人 | 内野手 | 飛龍 |
4 | 木須デソウザフェリペ | 捕手 | 御殿場西 |
< 選択終了 > |
その逆に、大谷などは日ハムでなければあそこまで育たなかっただろうと私は見ている。
まあ、選手がプロ入りして育つかどうかは基本的には自己責任ではあるが、高卒してすぐというのは精神的に子供だから、上の人間の言うことに素直に従って、そのために逆に潰された才能は無数にあるはずだ。落合など、コーチの言うことをまったく聞かなかったからこそ成功したのである。それくらいの自我が無いとプロで大成するのは難しい。
上役が最大の敵である、というのは普通の会社でもよくあることである。
(選手は本当は「個人事業主」であり、監督やコーチにペコペコする必要などないのだが、NPBというか、日本のスポーツ界では監督やコーチの権限が異常に強いのだ。それがいわゆる「タテ社会」というものである。)
(以下引用)
野球のU18アジア選手権が開幕した。
メンバー18人のうち、史上初2度目の春夏連覇を達成した大阪桐蔭からは5人。主砲の藤原恭大(きょうた)、“二刀流”の根尾昂(あきら)はドラフト1位指名確実とされ、他選手も指名の可能性が高いという。まさに“ドラフト候補の宝庫”なのだが、
「西谷監督ら同校関係者が“あそこだけは絶対に行かせたくない”と漏らしている球団がありまして……」
と大手紙デスクが囁く。
大阪桐蔭が初めて春夏連覇した2012年、エース・藤浪晋太郎(24) をドラフト1位指名した――阪神である。藤浪は入団後3年連続で2桁勝利をマークしたが、一昨年に金本監督が就任すると成績が急降下。昨季は3勝止まり、今季に至ってはまだ2勝で、今は2軍でお茶を挽いている。
つまり、“藤浪をあんなふうに潰しておいて、どのツラさげて指名挨拶に来るんじゃい!”というわけだ。
「そもそも大阪桐蔭と金本阪神とではカラーが正反対。大阪桐蔭は今風の“のびのび野球”で、選手に無理を強いたりしません。対する金本監督はコテコテの“昭和の野球”で、自身がそうであったように、選手をボロボロになるまで鍛え上げる。エリートより根性のある選手が好みです」
打ち込まれた藤浪をあえて続投させ、161球投げさせた“懲罰采配”が問題になったことも。金本監督なりの考えがあったのだろうが、母校関係者はいたたまれなかったに違いない。
「“四番”でも黒歴史があります。1992年、萩原誠という四番打者が阪神にドラ1で入団し、“掛布二世”と期待されましたが、結局鳴かず飛ばずでした」
さて、当の阪神はどうするおつもりか。
「地元のスターは喉から手が出るほど欲しい。現に1カ月前までは“藤原を1位指名”との情報が伝わっていました。ところがここにきて“1位は大学即戦力投手”との声も。“大阪桐蔭から何か言われたのか?”なんて囁かれています」
「週刊新潮」2018年9月13日号 掲載
しかし、北崎家の家訓(不文律だろう)は厳しいwww
(以下引用)赤字は引用者による強調。
セ・リーグのCS争いが混沌(こんとん)としている。首位広島にマジックが点灯。20日現在で2位以下に11ゲーム以上の差を付けており3連覇の可能性が非常に高くなった。一方で2位以下はヤクルトから最下位中日までが6ゲーム差以内という大混戦。CS争いの行方を野球評論家の西本聖氏に聞いた。
-セのCS争い。どこが抜け出しそうか
西本氏 最後の最後までもつれる展開になりそうな気がする。どこも決め手がないし分からない。
-ここまでもつれている原因は
西本氏 やはり投手力。防御率が悪すぎる。広島も含めて4点台が5チーム。唯一、3点台の巨人にしても3・89。こんなの見たことがない。(パ・リーグは3点台が4チーム、4点台は2チーム)
【8月20日時点のセ・チーム防御率】
1位 広 島 4・03
2位 ヤクルト 4・38
3位 巨 人 3・89
4位 阪 神 4・02
5位 DeNA 4・39
6位 中 日 4・36
◆昨年のチーム防護率を調べてみた。1位は阪神の3・29。4点以上は2チームで中日(4・05)とヤクルト(4・21)。過去10年を調べてみると2010年に4点台が3チーム(阪神、広島、横浜)ある。昨年と13年が2チーム。08、09、14、16年が1チーム。11、12、13年は6球団が4点未満だった。
-防御率が悪い原因は
西本氏 無駄な四球が多すぎる。四球を出す→ストライクを取りに行く→甘い所に投げて打たれる→再び四球という悪循環。それと去年良かった投手が今年ダメというケースが多い気がする。例えばベイスターズの今永(昨季11勝、今季3勝)、浜口(昨季10勝、今季1勝)。まだ若いし去年より悪くなるのはおかしい。キャンプをちゃんとやってきたのかなと思ってしまう。ランニング、体力強化、フォーム固め。しっかりとやっていれば去年よりも悪くなるはずがない。むしろ良くなるはず。私は2桁勝った翌年のキャンプはきつかった。コーチから「2桁勝ったからもう練習しないのか?」とよく言われた。指導者は選手に嫌われてでももっと練習する環境をつくらないといけない。
-この混戦から抜け出すには何が必要か
西本氏 野球の7割は投手を含めた守り。中でもリリーフ陣がしっかりしたチームが勝ち残ると思う。勝ちゲームを落とすと連敗が始まる。それも中継ぎ、抑えがしっかりすれば防ぐことができる。あとは攻撃陣。1点でも多く得点を取る。5点取ったら次の6点目。6点取ったら7点目。これが大事になる。とにかく143試合、ゲームセットまで分からない。今年は異常な暑さだが、防御率の悪さも異常なシーズン。最後の最後まで分からない。
1)食人種が主人公である。
2)「君」とは豚とか牛とか鳥である。
3)膵臓を食べると自分の膵臓が強化されると信じている未開人の話である。
のどれかだろうか。それとも「食べる」とは臓器移植の比喩だろうか。
まあ、いずれにしても、こういう気持ち悪い題名の作品はまったく観る気も読む気もしない。
なお、膵臓だからいいものの、「腎臓」だと小便の匂いがひどくて、イギリス人という味覚ゼロ人種しか食べないらしい。
クリエイターは一般に他人の創作物を否定しないものであり、椎名氏も他人の創作物を否定する発言は基本的にしない人だから、下の発言は、よほどこの作品を視聴するのが辛かったのだろう。自分自身に問題がある、というように話をソフトにしているが、レトロミュージカルへのオマージュと見せかけながら、「自分の趣味を偉そうに押し付ける」態度が作品から匂ってくるのではないだろうか。
いや、見てもいない作品を否定するのはいけないことだし、自分で見て確かめればいいだろ、という話ではあるのだが、嫌な作品をうっかり見てしまった時の不快感はかなり耐え難いものなのである。幸い、私はそういうものを避ける嗅覚が優れていて、自分が見た映画や読んだ小説の中で、これは汚物だと思うような作品はほとんど無い。評判作の連続ドラマなどは、ためしに一作だけ観たりすることもあるが、一度見れば、その作品が自分に合うかどうかは分かる。
完全な判断ミスが、NHK朝ドラの「純と愛」で、「女王の教室」や「家政婦のミタ」の脚本家なら面白い作品になるだろう、と思って最初の半年ほどは視聴したが、回を追うごとに話がキチガイ化していき、途中で視聴をあきらめたのである。これは、NHK朝ドラの作り方が、意図的な「自転車操業」であるためだろう。つまり、視聴者の評判を見て途中で「テコ入れ」をする、つまり話の進め方を変えるというキチガイ的方針である。近年の朝ドラの大半が「あまちゃん」を除いて失敗作、というより奇形児的作品になっているのはそのためである。
『ララランド』見始めて、でもなんかかなりつらくて、何度も中断してる。レトロなミュージカル映画風味ってのは大好物なのだけど、私の中の良くない部分が、シャレオツな主人公たちを拒絶するのである。