中国メディア・南報網は26日、「日本人が発明して、人類の生活に大きな影響を与えた物」と題して、中国国内でも日常的に見ることができる日本人の発明品の数々を紹介する記事を掲載した。
記事は1番手として、1908年に日本企業が特許を取得した「味の素」を挙げた。続いて、58年に発売された「インスタントラーメン」、71年に発明された「カラオケ」、18世紀の徳川幕府時代に米価の変動を示すために発明された「ローソク足」、28年に八木秀次氏と宇田太郎氏によって開発された「八木アンテナ」を紹介した。
さらに、「現代中国語に極めて大きな影響を与えた」として日本の現代用語を列挙。科学、人権、社会主義、自由主義、治外法権、土木工事、工芸美術といった言葉に加え、アニメ、「腐」、ロリ、達人、人気など、比較的新しい言葉も日本からやってきたものであると伝えた。
また、多くの中国人ネットユーザーが魅了する「2次元」(アニメ・漫画)の世界や、その世界を生み出すのに大いに活躍するペンタブレットも日本人が開発したものであるとした。ペンタブレットについては、日本のアニメ界だけではなく、米ハリウッドにも影響を与えたと解説した。
記事はこのほか、CD、ブルーレイ、ウォークマン、せんべい、数々のテレビゲーム機、電子炊飯ジャー、ノートパソコン、全自動マージャン卓、インバーターエアコンなどを日本人の発明として紹介した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C) Somchai Jongmeesuk /123RF.COM)