こういうことを書くとmale chauvinist pig(男性中心主義者の豚野郎)とフェミニストから言われそうだが、「強姦」という言葉が無くなれば「和姦」という言葉も無くなり、強姦と和姦の境目の問題が今以上に曖昧化してしまって、それは男女の恋愛の機会を今以上に減らすことにならないか。
いや、現在の私自身は恋愛にも性交にもたいして興味は無いが、日本人の存続のため、日本という国の存続のために、若い人の恋愛機会の減少を憂えているのであるwww
ただでさえ、強姦と和姦の境目は曖昧だから、男が相手を「押し倒す」時は、相手が自分にかなり好意を持っていると分かっていても、勇気が要るのである。何しろ、女は「していいわよ」と自分から言うことはほとんど無いから、男はしていいのかいけないのか、判断に苦しむことになる。下手をしたら強姦罪、いや、「強制性交罪」の対象となり、一生前科者だ。そんな面倒なことになるくらいなら、一生恋人も無く、独身でもいい、と若い男が考えても当然だろう。
性犯罪厳罰化は、そういう草食男子を増やすことに拍車をかけるのは間違いない。
もちろん、それで性犯罪は減るだろうが、はたしてそれは女性にとっていいことなのだろうか。などと言ったら、それこそmale chauvinist pigとののしられるだろうが、私には、女性がセックスはしたいが、強姦はいや、という気持ちが今ひとつ理解できないし、和姦と強姦で、女性の快感にどれだけ違いがあるのか、男だから、まったく分からないのである。
いや、エロ小説の「へへへ、いやだいやだと言っても体は正直だぜ、グヘヘ」というシチュエーションだけに限らず、ただペニスがワギナを往復する運動に、強姦と和姦で何が違いがあるのか、男としてはさっぱり分からない、ということだ。
まあ、相手が嫌がることをしてはいけない、というのは人間関係の基本だが、セックスに関しては、法律が関与すると話が面倒になることが多いような気がする。そもそも、強姦に至るシチュエーションの9割くらいまでは、女性が気をつけていれば避けられるような気がするのだが、それは甘い考えなのだろうか。
だいたい、閉鎖空間や人気の無い場所で男と二人きりになった時点で、それは「してもいいわよ」というサインだと男に思われて当然だし、それを知らない女はよほどの阿呆である。つまり、この場合、事後に強姦だ、と女が騒ぐのは、男からすれば冤罪以外の何物でもない、ということである。
ただし、相手が精神的に未熟な年齢の場合は、話がまったく別であり、この場合は、相手は性的関係をまったく予期していないことがほとんどだろうから、完全に犯罪となるだろう。未成年者への性的暴行や性的いたずらは死刑にしてもいいかと思う。
性犯罪厳罰化へ 法定刑引き上げ、非親告罪化 「強姦罪」は「強制性交等罪」に変更
法務省は、性犯罪の法定刑の下限を引き上げるなど厳罰化する刑法改正案を20日に召集された通常国会に提出する方向で検討している。罰則を強化するほか、被害者の告訴が必要となる親告罪だった強姦(ごうかん)罪などについて非親告罪化することも盛り込む。罪名も「強姦罪」を「強制性交等罪」に変更する方針で、女性が被害者となることを前提とした名称から性差のない名称に変わる。成立すれば明治時代から続いた「強姦罪」の名称はなくなる。
強姦罪や強制わいせつ罪は現在、被害者の尊厳やプライバシー保護などを考慮して親告罪となっており、加害者の報復や事件化で被害が公になることなどを恐れて告訴に至らないケースも多かったとされる。
このため、犯人の処罰にあたって「被害者にその可否をゆだねるのは負担が重い」という声も根強く、告訴がなくても起訴できる非親告罪化すべきだとの意見が多かった。
刑法改正案は強姦罪(強制性交等罪)、強制わいせつ罪を非親告罪化▽懲役3年以上としていた強姦罪の法定刑の下限を5年以上、無期又は懲役5年以上の強姦致死傷罪の下限を6年以上とする-などとしている。この中で、加害者を男性、被害者を女性とした強姦罪の性差をなくして「強制性交等罪」とし、男性の被害も対象とする。併せて、性交に準じた行為も処罰するよう改める。
また、18歳未満の子供に対し、親などが「監護者」としての立場を利用してわいせつな行為や性行為をすれば、罰することができる規定を新設する。名称は「監護者わいせつ罪」「監護者性交等罪」とする方針。
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