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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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私も今井が完成度という点ではナンバーワンと思っている。早川とどちらが上かな、と思っていたが、昨日の試合で見ても、今井が上のようだ。だが、早川もドラ1レベルだと思う。
近江の京山は1回戦負けで、二番手で投げ、点も取られていたと思う。あまり注意して見なかったが、西本は評価しているようだ。
他は、私の見立てとほぼ同じ。高橋昂也がかなり評価を下げているようだ。寺島にも厳しいことを言っているが、寺島は素材型だと私は思っている。
昨日の試合でベスト4が出そろい、今日の試合が楽しみだ。北海と作新は2番手投手が投げていないので、その点が心配である。昨日投げた明徳の投手が案外良いので、投打のバランスでは明徳義塾が一番いいように思う。秀岳館は、投手が弱いのではないか。打線の破壊力などというのは相手投手次第だ、というのがこの大会でも証明されている。二桁得点をしたチームが、次の試合ではロクに点が取れない、というのはざらである。北海はミスが多いから、これも勝ち残れないだろう。今井が今日休めるか、連投に耐えたなら、作新が優勝するような気がするが、総合力ではやはり明徳だろうか。






2016年8月13日18時28分

夏の甲子園NO・1投手は作新学院・今井/西本聖

作新学院エース今井は5安打13奪三振で完封勝利を挙げた(撮影・菊川光一)
作新学院エース今井は5安打13奪三振で完封勝利を挙げた(撮影・菊川光一)

 夏の甲子園大会は大会7日目を終え出場49校がすべて出揃った。野球評論家の西本聖氏はNO・1投手に最速151キロをマークし初戦で完封勝利を挙げた作新学院(栃木)今井達也(3年、180センチ、72キロ、右投げ)の名前を迷わず挙げた。



 -ズバリ、今大会NO・1投手は


 西本氏 作新学院の今井君ですね。パーフェクト、完璧です。高校BIG3と呼ばれる3人(横浜・藤平、履正社・寺島、花咲徳栄・高橋昂)と比べても彼が一番いい。


 -最速151キロをマークした


 西本氏 スピードはもちろんフォームが素晴らしい。投手のチェックポイントは(1)軸足でしっかりと立てるか(2)踏み込んだ足が動かないかどうか(3)テークバックの際に腕が後ろに入りすぎていないか(4)グラブを投げる方向にしっかりと出せているかの4点。このすべてを満たしている。とにかくフォームのバランスが良い。無駄な動きがほとんどない。特に肘のしなりと柔らかさ。左打者のインコースにシュート回転することなく完璧に投げ込めていた。すごいよね。


 -体重が72キロとやや線が細いのでは


 西本氏 いやいや、あの細さでも軸がしっかりしている。基本的なことができているから大丈夫。高校生離れしているしプロの一流投手を見ているような感じ。ほれぼれする。


 -プロでも通用するか


 西本氏 即戦力で使えます。直すところのない文句の付けようがないフォーム。プロでもこれだけのフォームで投げられる投手が何人いるか。久々に見ていて釘付けになる投手を見せてもらった。


 -他に気になった投手は


 西本氏 近江(滋賀)の京山将弥投手(3年、183センチ、72キロ、右投げ、初戦敗退も147キロをマーク)ですね。低めにボールを集められていた。あれだけ低めに投げられるということは理にかなった投げ方をしているということ。セットの時に左足をやや開いて投げるところが気になったが非常に魅力を感じた。左投手では堀君(広島新庄)、早川君(木更津総合)も良かった。早川君は春も見たが成長している。大人のピッチングをしている感じがした。派手さはないがフォーム的にも安定しているし将来が楽しみ。


 -京山投手は大学進学を希望している


 西本氏 4年間鍛えるということだろうけど、彼なら4年もしないうちにプロで1軍に出てこられる。ストライクが入るからすぐ登板チャンスをもらえると思う。


 -高校BIG3について


 西本氏 横浜の藤平君は神奈川大会も見たが投げ方も悪くないし素晴らしい。寺島君と高橋昂君は今回初めて見た。寺島君は投げた後に体が三塁側に流れるのが気になった。高橋君は調子が良くなかったのかな。肘が出てこない。全体的にボールが高めに抜けてしまっていた。「すごい、すごい」と言われて見たからかもしれないが、物足りなさを感じてしまった。次戦に期待したいですね。それと152キロを投げた高田君(創志学園)。投球フォームが気になった。力んで体が開いていた。ボールが見やすくなるしバットに当てられるチャンスが生まれてくる。ただ素材的にダメということではないし今後に期待したい。




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ここに書かれているのはマスコミ人気の高い顔ぶれだけだが、木更津総合の早川や広島新庄の堀も1位指名でもおかしくないと私は思っている。何より、金属バットの高校野球で、強豪校相手にほとんど打たれていない、というだけでもたいしたものだ。大崩れせず、大舞台に強い精神力もいい。高橋や寺島には精神の弱さや頭の悪さを感じる。いちばん頭が良さそうで素質もありそうなのは今井、二番が早川、三番が堀である。素質だけなら、寺島と藤平だと思う。この二人は野手でもいけるのではないか。東邦の藤嶋は完全に野手素材だろう。横浜高校元監督の渡辺氏によれば、打者としては藤嶋が圧倒的にナンバーワンだそうである。もっとも、まさか全選手を見ての発言ではないだろう。今大会が始まる前の発言だという点も考慮する必要はある。

私は、基本的に、打者の才能は判断できない。体格が良い、残してきた数字が良い、というところを主に見るが、それよりもオーラのようなものを重視するので、言葉で、ここがいい、という説明はできない。
ある時期のSB内川などは、打席での立ち姿を見ただけで、「これは打つわ」と感じたものだが、今の(今年の)内川には、それが感じられなくなっていた。無理にそれを言葉で言えば、「どっしり落ち着いた感じ」と「懐の深い感じ」くらいだろうか。これは体格や体型の問題ではなく、日ハムの中田などのように、体が大きいというだけでは落ち着いた感じも懐の深い感じもしないのである。一軍で初めて見たころの原口にも、この「どっしり落ち着いた感じ」はあったが、「懐の深い感じ」がやや欠けていたように思う。つまり、「どんな球でも打てそう」ではなく、「多少穴はあるが、ツボに来たら確実に打てそう」という感じだったように記憶している(多くの打者にはこの「ツボに来たら確実に打てる」は無い。その時々で偶然的に打てたりミスしたりするだけだ。)が、これは、当時漠然と感じたことを今言語化しただけである。それに、具体的にどこをどうすれば「落ち着いた感じ」や「懐の深い感じ」になるとは説明できない。まあ、打席でちょこまか動くのや、極端なオープンスタンスや極端なクローズスタンスには、こういう感じが欠如している、とは言えるかもしれない。最近はやりの、投手側の足をオープンに構えて、投手が投げる寸前に並行スタンスに変える、という打撃フォームも好まない。バットをやたらと動かすのもダメだ。
ただ、1、2番を打つ打者なら、イチローのように「まるで走りながら打っているみたい」な打撃フォームもあり、である。言うまでもなく、そんなフォームではまずホームランは出ない。

今年、甲子園大会で見た打者の中では、鳴門の手束、盛岡大付属の塩谷あたりが、私の好みの打撃姿勢である。それほど目立った活躍はしていない選手だが、木更津総合の4番打者の鳥海も、打席での姿勢は好きだ。ついでに言えば、彼は、顔は北海の大西君をはるかにしのぐ、超イケメンである。野球などしないで、芸能界に入ったほうがいい。まるでアニメの主人公みたいな顔だ。スタイルもいいし、野球強豪校の4番打者なのだから、これで頭が良かったら、男たちすべての敵である。





蔵建て男 @kuratateo 4時間前

甲子園で各選手一通り投げて位置づけも決まってきた気が 寺島(履正社)左腕  左腕が欲しい球団が3球団前後競合 藤平(横浜)右腕   単独狙いの球団が指名か 今井(作新学院)右腕 1位の間では消えそう 高橋(花咲徳栄)左腕 2位ぐらいの間では 高田(創志学園)右腕 2,3位ぐらい




昨日の甲子園野球の結果と今日の準々決勝の予定である。明日は試合無しで、土曜に準決勝、日曜が決勝だったはず。
昨日の試合前の感想というか予想として、福島の聖光学院について、どうせ負けるだろう、というようなことを書いたら、東邦に勝ってしまった。まあ、東邦の試合運びもひどかったが、福島のチームが東邦相手に勝つとは思いもしなかった。東邦は無死二塁のチャンスを3回くらい無駄にしたような気がするが、確か満塁機も得点できなかったのではないか。打力の東邦などという評価に自惚れて、相手を舐めた試合運びをしていた。何しろ、好機に進塁打も打てず、外野フライをぽんぽん上げていたのだから。打撃自慢のチームにありがちなことである。
今大会は、相手を舐めて痛い目に遭うという試合が多かった気がする。
格下(と思っている)相手に二番手投手を出して、それが打たれて慌ててエースを出して、火の点いた相手打線にエースも打ちこまれるという試合を何度見たことか。
大事な場面でバントができない、という場面も何度も見た。
確かに素晴らしい投手は多いし、強打者も多かったが、細かいところで雑なチームが多かった。
その中では、エース以外は特筆する選手はいない作新学院や木更津総合、北海、あるいは逆に知名度のあるエースはいないがまとまりのいい打線を持つ常総学院、鳴門、秀岳館、明徳義塾が勝ち残ったのは納得できる。一部のスター選手に頼ったり、マスコミ評価を真に受けて自惚れきったチームは自滅する、ということである。聖光学院は、どこが長所なのか、まだ良く分からないのだが、東邦に勝った以上は、単にくじ運に恵まれたとばかりは言えないだろう。まあ、勝ち残りチームの中では、私の評価では下から一番目が北海、下から二番目が聖光学院であるwww  そのどちらかが優勝したりしてwww




【高校野球】 甲子園、ベスト8出揃う 南北海道、福島、茨城、栃木、千葉、徳島、高知、熊本

2016-08-18 02:27:00


コメント:0

1: 名無しさん 2016/08/17(水) 18:23:34.59 ID:wdGjUIRC0● BE:601381941-PLT(13121) ポイント特典
夏の甲子園8強出そろう 作新学院など関東勢3校

<全国高校野球選手権>◇17日◇3回戦

夏の甲子園は3回戦が終了しベスト8が出そろった。
北海道・東北は2校、関東が3校、四国が2校、九州が1校。

18日の準々決勝の組み合わせは以下の通り。

第1試合:常総学院(茨城)-秀岳館(熊本)
第2試合:鳴門(徳島)-明徳義塾(高知)
第3試合:北海(南北海道)-聖光学院(福島)
第4試合:作新学院(栃木)-木更津総合(千葉)

※第1試合は午前8時開始

http://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/1696342.html

準々決勝 組み合わせ
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3回戦結果
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地図
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引用元: http://hayabusa8.



負けたのは痛いが、相手がヤクルトだから良しとしようww 巨人も阪神も負けているからいいのである。
最近何度かヤクルト救済策について書いてきたもので、ヤクルトが何だか身内のような感じになってしまい、ヤクルト相手なら負けてもいいや、となってしまった。
だから、言っただろう。西浦はいいよ、と。ほかにも、西田、今浪というのも出てきたし、スター選手だけにこだわる起用がいかに馬鹿げているか、ヤクルト首脳陣は理解しつつあるようだ。まあ、必要に迫られて起用しているだけだろうが、そのうち、「選手全員の有効利用」という思想を彼らも理解するのではないか。
しかし、久保らしくもない投球ではないか。6回に二死を取ったあと、8番打者に打たれ、9番の投手にホームランを食らうとは。小川が最近にないピッチングをしていたようだし、ここまで1点を争う試合だっただけにこうした失点は致命的である。というか、勿体ない。
まあ、こういう日もある。

エリアンの打撃不振がかなりひどいようだし、ブロードウェイは使い物にならないようだ。
横浜の外人担当スカウトは即座に首にするべし。

ヤクルトの鵜久森が一軍に上がってすぐにホームランを打ったのは少し嬉しい。べつにファンというわけではないが、長い間二軍で好成績を残しながら、上で使われなかった不運な選手が上で結果を出せたのが嬉しいのである。


(追記)こんな記事があったので追記しておく。なかなか見ものであったようだ。こんなど下手な素人芝居はいらんわい!



701: ヤ9-1De(7回裏) 2016/08/17(水)20:43:09 ID:YH1
ブロードウェイ「ふぅ、どうやらお客さんも楽しんでもらえてるようだね」
ダウンロード (10)

705: ヤ9-1De(7回裏) 2016/08/17(水)20:43:16 ID:otQ
現地変なざわつきw

730: ヤ9-1De(7回裏) 2016/08/17(水)20:44:37 ID:MEw
初舞台でちょっと緊張したんやろね
次回はもう大丈夫やから勝ち試合で出そうね

735: ヤ9-1De(7回裏) 2016/08/17(水)20:44:54 ID:2Wv
ブロードウェイミュージカル閉幕!
1回5失点(自責2) 20球 被安打3 被本塁打2 奪三振、与四死球0






ヤクルト 対 DeNA

【試合終了】 ヤクルト7勝11敗0分け


◇公式戦◇開始18時00分◇神宮◇観衆24432人



【DeNA】
守備選手名打数得点安打打点通算率HR 1  2  3  4  5  6  7  8  9 
(中)桑原(右).263遊ゴ…………三ゴ……一邪……中飛 
(二)エリアン(両=ドジャース3A).218遊飛…………三振……三振…………二ゴ
(右)梶谷(左).26112一ゴ…………三振……中安…………二直
(左)筒香(左).32135……二ゴ…………左飛三振…………中飛
(一)ロペス(右).25820……遊ゴ…………四球……遊飛…… 
(三)宮崎(右).29210……二直…………右2……右飛…… 
(遊)倉本(左).312…………三振……二ゴ……三振…… 
(捕)戸柱(左=NTT西日本).239…………中飛……右安…………二ゴ 
(投)久保康(右).077…………三振……三振……………… 
ブロードウェイ(右=ジャイアンツ)---         
飛雄馬(右).143……………………………………三ゴ 
砂田(左).000         
30.249103残塁3、併殺1

チーム  計  
DeNA000010000
ヤクルト00010350X

【ヤクルト】
守備選手名打数得点安打打点通算率HR 1  2  3  4  5  6  7  8  9 
(中)坂口(左=オリックス).297二ゴ……死球……中安死球………… 
走中上田(左).189………………………………左本…… 
(右)比屋根(右).248三振……二ゴ……投ギ中安二飛…… 
(遊)西浦(右).265三振……左安……三ゴ左安……二安 
(左)バレンティン(右).27622……遊ゴ四球……四球……左本…… 
荒木(右).185……………………………………遊併 
(三)今浪(左).303……右2三振……左飛……右安左飛 
(二)谷内(右).358……左飛……三振……三振ギ失…… 
(一)鵜久森(右=日本ハム).189……四球……左本……二ゴ一ゴ…… 
走左三輪(左).200         
(捕)西田(右).275……三振……三振……左安二野…… 
(投)小川(右).083…………三振三振……左本投ギ…… 
3312.26191残塁8、併殺0

投手成績勝利敗戦試合回数打者球数安打三振四球死球失点自責通算
防御
久保康 (右)14301083.30
 ブロードウェイ (右=ジャイアンツ)209.00
 砂田 (左)4.08
小川 (右)19311194.54
◇本塁打
鵜久森2号(ソロ115m=久保康)
小川1号(2ラン115m=久保康)
バレンティン22号(ソロ100m=ブロードウェイ)
上田1号(2ラン105m=ブロードウェイ)
◇失策
宮崎(6回)
ブロードウェイ(7回)
◇走塁死
ロペス(5回)
比屋根(6回)
今浪(7回)
◇暴投
久保康(2回)
◇試合時間
2時間58分
◇球審
敷田
◇塁審
津川
橋本
今日の試合である。それぞれに面白い。第一試合の「聖光学院」は見た記憶が無いが、福島は野球はあまり強くないはずだから、これは東邦の大差勝ちではないか。後の3試合は、まったく予想のつかない好カードである。

高橋対今井
早川対堀

という組み合わせもいい。今年のナンバーワン投手が誰か、今日で判明しそうである。チーム力自体も、それぞれ互角ではないか。
個人的には、第4試合(日南対北海)が一番興味がある。力量的に拮抗しているだけでなく、「イケメン・主将・4番・エース」の大西対、「ちんちくりんだが、エースで主将」の森野という対比が面白いwww
まあ、森野には悪いが、ここで北海が勝ち上がれば、マスコミ的にはおいしいのではないか。逆に、ここでいい試合をすれば、森野が意外な女性人気を得たりする、という可能性もゼロではない。何しろ、最近の女性は中身の無いイケメンにはうんざりしているだろうから、中身のある不細工男がこれからはトレンドになるかもしれない。と言っても、大西健斗君が中身が無いと言っているのではない。ホスト的イケメン、少女マンガ的イケメンの時代はもうすぐ終わる、と予測しているだけだwww
毎度言うが、不細工男でもチビでもデブでもハゲでも絶望するには及ばない。君があこがれている美女は悪趣味かもしれないのだから。(コン・タロウ「一、二のアッホ」より)


8月17日
第1試合 東邦  VS 聖光学院

第2試合 花咲徳栄VS 作新学院

第3試合 木更津総VS 広島新庄

第4試合 日南学園VS 北海

寺島という投手は絶対的な決め球がある投手ではない。その風貌体格も含めたある種の「圧力」で打者を圧倒する投手である。その圧力は、かなり精神的なものだ。打者に、「こいつは打てる」と思われれば、その「圧力」はかなり低下してしまう。この「圧力」は「気」と言ってもいい。
それが、最初から2点をリードされ、一死(だったか)一二塁という打者完全有利な状況だと、打者は寺島を「下に見て」打つことになる。だから打てたのではないか。
寺島の言う「体ができていなかった」というのも、事実だろう。「今日は完全休養日。登板するとしても終盤から」のつもりでいたら、あれよあれよという間に二回からの緊急登板だ。もともと決め球が無く、絶対的な制球力も球速も無い投手が、こうした状況で抑えることは困難だ。彼が打たれた理由はこんなところだろう。
要するに、「寺島をリリーフで出す」「寺島をビハインドで出す」というどちらも、悪采配であったわけで、強豪常総学院を相手に、大相撲で言う「調子を下した」(格下相手に、7分程度の力で相手をする)試合をしようとしたことが間違いだったということになるだろう。
山口という投手の実力を見誤ったということもあるかもしれない。履正社というチームが(つまり岡田監督が)自分自身の実力を過大評価してしまったのかもしれない。
いずれにしても、これで大本命が消えてしまったわけで、あとは「通常営業」の甲子園になるわけである。それはそれとして、ここまでに残ったチームは、(嘉手納のような弱小チームは淘汰されてwww)それなりに力があり、好選手のいるチームだから、残りの試合も面白いはずである。
私はほとんど評価していなかった(というか、ほとんど見る機会が無かった)盛岡大付属などというチームも、昨日見てみたら実にいい打線で、もう少し見てみたかったと少々残念である。外野手が三人とも強打者というチームは初めて見た。それが、ただの強打者ではなく、ここぞという時にほとんど必ず打つという強靭な精神力を持っているのだ。このチームが投手力に恵まれていたらなあ、というのは、いわゆる望蜀の嘆というものだろうか。
なお、「打者としての寺島」に関する私の直観が誤りでなかったのは、昨日の寺島の打席が示しているかと思う。思ったより「チームバッティング」志向であるから本塁打を打つなどの派手さは無いが、その気になればホームランバッターにもなれると思う。だが、彼の現在の打撃の特徴から見て、一番いいのは、「常にライナーを打つ打者」、つまり福留的な打者だと思う。体格がいいからホームランを狙え、というのは誤りであり、一番優れているのは、「打球が常にライナーである打者」だ、と私は思っている。フライを打っていいのは、「ホームランを打つコツ」を体得している山田のような打者だけだ。高校野球の中軸打者がフライアウトを量産している姿ほど唾棄すべきものはない。私が阪神の新井良太が大嫌いなのも、その「高校野球の4番打者」的な「田舎スター」意識を感じさせる打球や打席や守備でのポーズなどのためだ。



盤石の強さを誇ったV候補に生まれた死角…なぜ履正社は敗れたのか


 
 

試合後の整列を終え、常総学院・鈴木(手前)と笑顔で健闘をたたえ合う履正社・寺島=甲子園(撮影・開出牧)© デイリースポーツ/神戸新聞社 試合後の整列を終え、常総学院・鈴木(手前)と笑顔で健闘をたたえ合う履正社・寺島=甲子園(撮影・開出牧)

 「全国高校野球・3回戦、常総学院7-4履正社」(16日、甲子園球場)

 優勝候補がまさかの展開で散った。7失点は新チーム発足後、昨秋の大阪大会3回戦で大冠に喫して以来のワーストタイ記録。二回からリリーフした寺島成輝投手(3年)は「言ったら言い訳になってしまうんですが…。体は50%もできていなかった」と明かす。


 大阪大会ではドラフト候補の背番号10番・山口裕次郎投手(3年)と、先発ローテーションを組んで戦ってきた。初回からブルペンでキャッチボールを始めていたが、その山口がいきなり2点を失った。二回も先頭に中前打を浴びたところで、再び寺島はブルペンへ。送りバントで1死二塁になった時、ベンチからブルペンのエースへ「急いでください」と選手が伝えにきた。


 ここで寺島は捕手を座らせて投球練習を開始。山口が四球を与えて1死一、二塁となったところでマウンドへと向かった。試合後、「難しかった」と明かした寺島。捕手を座らせての投球練習は10球程度。いきなり連打を浴びて5点にリードを広げられた。


 さらに五回には珍しくフィールディングミスを連発。岡田龍生監督は「普段は一塁への送球は安定している。もうこれ以上、点をやれないという焦りがあった」とエースの心境を代弁する。


 履正社は大阪大会初戦から一度もリードを奪われることなく勝ち上がってきた。他の公式戦をひもといてみても、二回までに5点のビハインドを負ったことは皆無。盤石の投手陣を持ち、大量失点の経験がなかったチームは確実に動揺へとつながっていった。


 気を吐いてきた打線も「これだけ点差が開いたんで、とにかく打つことをね」と岡田監督が明かしたように、機動力や戦術を使いづらい展開になった。安打は出るものの、余裕を持った常総学院・鈴木を追い込む展開に至らない。相手の守備も1点ならOKの深い陣形をとられた。


 ここまで盤石の戦いをしてきた履正社。超高校級の左腕両輪を抱える中、序盤の大量失点は誰もが予想しえなかった。強かったからこそ生まれた死角-。一発勝負のトーナメントは何が起こるかわからない。




昨日の甲子園野球の感想。
広島新庄の堀は前評判どおりの好投手である。どの程度まで行けるかは精進しだいだろう。広島などは、十分に獲る価値はあると思う。Sクラスのオーラは無いが、Aクラスの投手、つまり将来的にはプロで働けるだけの素材ではないか。2位3位くらいまでに残っていれば、お勧めだ。

頭の良さで特筆されるのは、日南学園の森野投手である。投球術という点ではナンバーワンだろう。
身長160センチで,ストレートの球速が平均120台の投手を獲る覚悟のある球団があれば、獲ると面白い。私が編成なら、左打者専用投手としてでもドラフト最下位で獲る。
かなり昔の選手だが、ヤクルトの安田投手のようになる可能性もあると思う。少なくとも、左打者にはかなり打ちにくい投手だろう。本物の制球力があり、外角下隅に、速球(と言っても最高で130そこそこの速さだがww)とスライダーを投げることができる。打者が追い込まれている場合には、その外角下隅に来た球がストレートかスライダーかの判別は困難だから、振らざるをえない。結果的に三振したり凡打したりすることになる。
基本的に、球速の変化でカウントを稼ぎ、外角低めで勝負、という投手だ。だが、言うのは簡単だが、それができる能力を持つ投手は少ない。
花咲徳栄の高橋の体に、この森野投手の頭脳と制球力と精神力(あの体で主将を務めているところからも、精神の強さが推測できる。また、たかだか110キロから120キロ台の直球でどんどんストライクを先行させるところに、度胸の良さが表れている。)があればいいのだがwww


(追記)今、こういう記事を見つけたので追記しておく。上の記事を書いたあとで見つけたものだ。



日南学園16強!小さなエース・森山、ビック3に負けない快投
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日南学園16強!小さなエース・森山、ビック3に負けない快投: 森山は丁寧な投球でロングリリーフに成功。小さな大投手や!(撮影・永田直也)© サンケイスポーツ 提供 森山は丁寧な投球でロングリリーフに成功。小さな大投手や!(撮影・永田直也)

 第98回全国高校野球選手権大会第9日第1試合(市和歌山4-6日南学園、15日、甲子園)日南学園(宮崎)が6-4で市和歌山(和歌山)に勝ち、3回戦に進出した。二回途中からリリーフした身長1メートル60のエース森山弦暉投手(3年)が7安打1失点の粘投で逆転勝利を呼び込んだ。広島新庄(広島)はエース堀瑞輝投手(3年)が90球の1失点無四球完投で、富山第一(富山)に勝利。花咲徳栄(埼玉)は樟南(鹿児島)を倒し、これで16強が出そろった。

 九回二死一塁、藪井を中飛に打ち取ると、森山はガッツポーズを作って笑顔を見せた。小さなエースが、踏ん張った。


 「監督から『ピンチになったらいくぞ』と言われていた。心の準備ができていたからこそ、抑えることができました」


 先発・蓑尾が二回、失策などもからんで3失点。早々に出番がやってきた。二死一、三塁を一ゴロで切り抜けると、その後は7安打を許しながらも要所を締めて7回1/3を1失点。「味方が4、5点取ってくれると信じていた」と話した通り、打線が五回に追いつき、六回には押し出し四球で勝ち越しに成功した。


 “ビッグ3”の寺島(履正社)は1メートル83、藤平(横浜)は1メートル85。高橋昂(花咲徳栄)は1メートル81。今大会でエースナンバーを背負う選手ではもっとも小さい1メートル60で、MAXも130キロと平凡だ。その武器は「(今大会で)ナンバーワンのつもりです」と豪語する制球力。1回戦の八王子学園八王子(西東京)戦では8回で2四球。24アウトのうち18度もゴロを打たせた。この日も低めに変化球を集め、1四球の丁寧な投球でゴロやフライを打たせた。


 甲子園に来る前にウエートアップしすぎて70キロを超えたため、宿舎ではチームメートが朝からどんぶり3杯食べるところを2杯に節制。好きな炭酸飲料も控えて現在69キロのところを67キロまで落とし、さらにキレを出す。


 3回戦進出は9年ぶり。もう1つ勝てば寺原(現ソフトバンク)を擁した2001年以来の8強だ。「まずは目の前の1試合。自分たちは自分たちと考えてやりたい」と森山。17日の北海(南北海道)戦も全力を注ぐ。(須藤佳裕)


甲子園の小さな大投手あらかると


 ★飯田長姫(長野)光沢毅=1メートル57 1954年春に出場し、初戦の2回戦で浪華商相手に4安打完封勝利。決勝でも小倉を完封し、長野県勢初の選抜優勝に導いた。4試合で3完封、わずか1失点。明大に進学し、社会人野球の三協精機で活躍した


 ★磐城(福島)田村隆寿=1メートル65 1971年夏に出場し、決勝まで3試合連続完封勝利。決勝・桐蔭学園戦で初失点し、0-1で準優勝。日大に進学し、社会人野球のヨークベニマルへ。母校などの監督を務めた


 ★秋田商(秋田)石川雅規=1メートル67 1997年夏に出場し、1回戦・浜田戦で和田(現ソフトバンク)との投げ合いを制して完投勝利。2回戦敗退も青学大に進学し、2002年に自由枠でヤクルト入り


森山 弦暉(もりやま・げんき)


 投手。1998(平成10)年11月2日生まれ、17歳。宮崎県出身。小1から五十市タイガースで野球を始める。五十市中から日南学園に進み、2年春からベンチ入り。左投げ左打ち。1メートル60、69キロ。背番号「1」






高橋昂也は、昨日の試合でだいぶ株を下げたのではないか。甲子園初戦が最低レベルかと思ったが、それを下回るラインであった。あんなに簡単に高校生に打たれるのでは、(しかも相手は特に強力打線というわけでもない。)今年の高校生投手の中での順位も下がりそうだ。球速が出ないのはまだいいとしても、制球力も良くないし、配球(つまり野球頭脳)も良くない。まあ、1位指名をするにしても、全体順位のかなり下での指名が順当だろう。今井や早川のほうが、現段階では投手能力は高いようだ。もちろん、高橋は素材としての良さはあるから、どこかが1位指名はすると思う。
下の(スレ主が勝手に決めた)指名ラインアップは、まずまず妥当だとは思うが、今井と早川も1位指名レベルだと思う。たしか、西本などは今井がナンバーワンだと言っていたようだ。
いずれにしても、今年は重複指名で外しても、「外れ1位候補」はたくさんいるから、一番ほしい選手を思い切って指名すればいい。そういう意味では、スカウトやフロント(編成陣)にとってはこれまでで一番気楽なドラフトではないか。これほど投手が豊作な年は無い。ここに出ていない名前で、たとえば九州の高良投手など、昨年の時点では、今年の大学ナンバーワンかとも言われていたはずだ。
また、必要な野手が、あまり評判にのぼらないために2位以下で獲れるのも大きい。東邦の藤嶋なども、野手としてなら2位くらいで指名していいのではないか。もっとも、彼と同じくらいの打撃力を持っている選手や潜在的能力を持っている野手はほかにもたくさんいるという気もする。1試合だけで派手な活躍をした選手が「甲子園アイドル」となって実力以上に評価される傾向があるのだが、あまりそういうことに惑わされないことが大事だろう。

私の考える、横浜に指名してほしい選手は、甲子園組の中からで言うと、

寺島、藤平、今井、早川

の4人であり、野手は正直言ってよく分からない。今井と早川は純粋に投手として欲しいし、寺島と藤平は将来の野手転向の可能性も含めて考えている。もちろん、そのまま投手として大成できればそれに越したことはない。
大学社会人組はほとんど見たこともないが、田中正義、柳、山岡以外にも人材が意外と多いような気がする。前に書いた高良など、名前を聞かないのは故障なのか何なのか、知りたいものである。
なお、中日に指名された選手は指名拒否をする可能性が非常に高いと思う。私なら拒否する。もしかしたら、巨人に指名された選手の拒否もあるかもしれない。



6コメント
hamu



1: 2016/08/16(火) 00:07:00.62 ID:7ccCjrx60
福岡 寺島
日公 田中
千葉 寺島
西武 藤平
楽天 田中
大阪 柳
広島 山岡
巨人 高橋
横浜 藤平
阪神 寺島
中日 田中
東京 田中

 
元スレ:http://tomcat.2ch.sc/test/read.cgi/livejupiter/1471273620

  
 
3: 2016/08/16(火) 00:08:00.96 ID:pevIr8Uf0
柳単独ならまあええわ

4: 2016/08/16(火) 00:08:01.45 ID:6cB/vWr10
田中欲しいンゴねえ

5: 2016/08/16(火) 00:08:11.79 ID:oqUVF7DN0
中日はドラフトまで残ってないぞ

6: 2016/08/16(火) 00:08:20.89 ID:ILASmSZba
ロッテ寺島は何故?

23: 2016/08/16(火) 00:10:57.61 ID:ho/sY+KYa
>>6
スカウトがべったり

101: 2016/08/16(火) 00:19:30.73 ID:ILASmSZba
>>23
マジ?その前は諸積が藤平べったりやったけど、またその前が田中にべったり

132: 2016/08/16(火) 00:22:16.24 ID:ho/sY+KYa
>>101
最近は寺島に熱心の記事

まあロッテは予想しても無駄かなあ

7: 2016/08/16(火) 00:08:27.44 ID:pevIr8Uf0
寺島に3球団もいくんかよ

8: 2016/08/16(火) 00:08:27.58 ID:ksKQASGZ0
田中まだ4球団あるのか
ケガ情報とか出たけど

9: 2016/08/16(火) 00:08:47.34 ID:iL6nKRfG0
田中もっと行くんじゃねえの?

12: 2016/08/16(火) 00:09:11.47 ID:XHSCUqR00
田中は肩やってるの怖いよな

14: 2016/08/16(火) 00:09:24.57 ID:pevIr8Uf0
田中は秋も投げへんのか

15: 2016/08/16(火) 00:09:31.81 ID:1lx/o5A60
藤平で競合はもったいない

17: 2016/08/16(火) 00:09:41.49 ID:pE/DpqYq0
阪神はマジで寺島行けよ
独自ドラフトとかいらんぞ

33: 2016/08/16(火) 00:12:01.03 ID:XHSCUqR00
>>17
もう関西人の注目株よそにとられるの嫌なんだよなぁ
寺島絶対よそいったら活躍するやろな

29: 2016/08/16(火) 00:11:32.85 ID:3h6P/q6K0
野手はいないんだ

35: 2016/08/16(火) 00:12:13.50 ID:5RXAQFf1a
>>29
今年の野手はマジでいない
外れで吉川いくとこあるかってレベル

49: 2016/08/16(火) 00:13:58.18 ID:ax/jPiZXd
>>29
そらこの投手豊作年で野手はないで
言ってもハズレ1位

しかも野手の有力候補ショートしかおらんのに、今年はどこもショートが調子上げてるからな

71: 2016/08/16(火) 00:16:29.32 ID:g5ld0zG50
>>29
打者寺島が一番すこ

37: 2016/08/16(火) 00:12:33.44 ID:TW+pWKBv0
山岡は地元ってだけで広島が好むタイプではないと思う

43: 2016/08/16(火) 00:13:10.67 ID:6aE5mzpT0
>>37
山岡山岡言うてるのはファンだけやろな
ドラ3くらいなら取りに行くかも知れんが残ってないやろし

45: 2016/08/16(火) 00:13:19.95 ID:uoQuqke+a
>>37
田口逃してるし、絶対山岡やで

38: 2016/08/16(火) 00:12:36.06 ID:wJhSogyaa
ジャスティンの次が寺島藤平くらい?その次は誰なんや

40: 2016/08/16(火) 00:12:48.61 ID:5RXAQFf1a
>>38
山岡

39: 2016/08/16(火) 00:12:42.65 ID:LRNme72j0
田中田中田中田中
寺島寺島寺島
藤平藤平
高橋山岡柳



昨日は、横浜は負けるし、阪神と巨人は勝つしで、最低の結果だったが、セリーグよりもパリーグが凄いことになっている。1位と2位がわずか2ゲーム差の大接近だ。これは日ハムの逆転首位もあるのではないか。一時期は10ゲーム差くらいあったのだから、日ハムはまさに奇跡的な快進撃だ。
ソフトバンクもそれほど強くない、と私はこうなる以前に書いてあった記憶があるが、まさにそれが実証されつつある。内川の離脱は確かに大きいが、それより大きいのが柳田が打っていないことだ。つまり、チームの3番4番打者が実質的に打線の中に存在していないし、下手をしたら5番打者も不在なのである。
12球団一の投手陣がいなければ、もっと早い時期からソフトバンクは失速していただろう。
中村晃、長谷川などがもう少し打たないと、日ハムに逆転される可能性大である。



セ・リーグ順位表

2016年08月14日更新


順位チーム試合勝数敗数引分勝率勝差得点失点本塁打盗塁打率防御率
広  島11064442.593-53641211489.2703.52
巨  人10655483.5346.53963959242.2543.46
DeNA11153553.4911143745210359.2503.72
阪  神11150583.463144054386853.2473.54
ヤクルト11250611.45015.54805688765.2604.99
中  日11044633.41119.53984537245.2453.77

パ・リーグ順位表

2016年08月14日更新


順位チーム試合勝数敗数引分勝率勝差得点失点本塁打盗塁打率防御率
ソフトバンク10664375.634-4513438276.2572.98
日本ハム10664411.610246833491100.2682.98
ロッテ10860471.56174584096668.2533.40
楽  天10344572.436203734565444.2513.96
オリックス10443610.41322.53394445379.2493.99
西  武10944632.411234414788874.2633.81


前座がトリの前で大受けしてはいかんでしょう。www
長い長い試合で、テレビを見るのも疲れて、第4試合の中断の間に瞼が開かなくなり、寝てしまった。
第4試合はこれから録画で見る。まあ、結果は分かっているけど。

光星は可哀そうだったが、歴史的な試合にはなった。
結果論になるが、二番手から三番手(エース)への継投は不要だったのではないか。三番手を出さなくても、二番手が抑えていたのだから、「河を渡っている途中で馬を代える」ような危険な行為をしなければ、無事に済んだ可能性は高い。エースを出したら、それが不調な場合、もう後は無いのだから、なぜそんな危険なことをするのか、私には理解不能だ。だが、甲子園ではしばしばそういう作戦が見られる。確かに、「あいつのおかげで甲子園まで来られたから」という説明は一定の理解は得られるだろうが、ある意味、それは「チームの私物化」である。
チームはエースだけの所有物ではないし、監督の所有物でもない。全員のものだ。監督のするべきことは勝利への最善策を取ることである。私的感情に流されて勝利を失うことは、チーム関係者(特に野球部員)全員への裏切り行為と言ってもいい。これはプロ野球でも同様だ。
なお、桜井君の言う「全体が敵なんだ」は、ある意味正しいが、これは光星が嫌われ、東邦が好かれているということではまったく無い。観客は「7点差からの大逆転」と「9回裏だけで4点差を逆転する」という、ほとんど目にしたことのない「事件」が起こりそうだから熱狂しただけのことだ。観客とはそういう「面白いことが何より大好き」な、残酷で無責任なものである。その限りにおいて、光星は「倒すべき敵」になり、東邦が「主人公である勇者」となっただけの話である。この後の試合では東邦が「敵」を演じることもあるだろう。
「プロ高校野球チーム」という点では光星も東邦も同じようなものだろうしwww




八戸学院光星・桜井「全体が敵なんだ」甲子園に魔物

日刊スポーツ 8月14日(日)17時51分配信

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<全国高校野球選手権:東邦10-9八戸学院光星>◇14日◇2回戦

 八戸学院光星(青森)が壮絶な逆転負けを喫した。9-5で迎えた9回裏。エース右腕・桜井一樹(3年)が「甲子園の魔物」にのみ込まれた。

【写真】東邦「涙が出た」9回裏4点差大逆転サヨナラ勝ち

 先頭に左前打を許すとムードは一気に東邦一色へ。大音量のブラスバンドの演奏に加え、タオルを回す応援が三塁アルプススタンドを除く甲子園全体に波及する異様な光景の中、桜井が9回だけで6安打を浴びて5点を失い、サヨナラ負けを喫した。目を赤く腫らしながら桜井が言った「全体が敵なんだと思った」という言葉が、すべてを物語っていた。





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