2005年というと15年前で、私が野球熱を再発症するより前かもしれない。というのは、私がプロ野球を再び見始めたのは、横浜球団オーナーがDeNAに代わったころだからだ。言うまでもなく、私は弱小球団ファンだから横浜を選んだに過ぎないが、新生球団の監督が誰になるか話題であり、中畑に決まったのにも興味を惹かれた。とはいってもべつに中畑ファンではなかったが、横浜OBの平凡な選手が新監督になるより清新な感じがあったのだ。
まあ、それはともかく、ネットで334を話題にする連中は古参野球ファンのようだ。大半は若者とは言えない年齢だろう。
当時のロッテの監督、阪神の監督は誰だったのだろうか。星野はその後に監督になって金本や新井などの大補強をしたのだろうか。
(追記)今調べると阪神は岡田、ロッテはボビー・バレンタイン監督だったようだ。金本はすでに阪神に移籍していたらしい。
ロッテが4連勝で制し1974年以来31年ぶり、千葉移転後初の日本一となった。レギュラーシーズンでの勝率2位チームが日本一となったのは前回2004年の西武ライオンズに次いで2年連続[1]、アメリカ人監督による日本一は史上初となった[2]。
ロッテが日本シリーズ史上初となる3試合連続2桁得点[3]で4試合合計33得点を挙げたのに対し、阪神は4試合合計で4得点に終わり、ロッテが圧倒した。阪神がこのシリーズで残した得点(4点)、防御率(8.63)、安打(22)[注釈 2]、本塁打(0)などの記録は2019年現在においてもシリーズ史上最低記録で、本塁打0のチームは日本シリーズ史上初となった[4][注釈 3]。阪神のあまりの惨敗ぶりから、後に両軍のスコア合計を取り「334」または「33-4」が本シリーズを指すインターネットスラングとして話題となった[5][6]。また、ロッテは2013年以降交流戦でセ・リーグ各球団を挑発するポスターを制作しており、2017年・2018年の阪神戦は本シリーズを念頭に作成している[7][8]。
なお、パ・リーグは前年からプレーオフを導入したが勝率2位チームの日本一が続いたことで制度が見直され、5ゲーム差をつけることが条件だったアドバンテージが無条件導入されるなどの改定が行われた。
ストレート4連勝での無敗優勝は過去1959年の南海ホークス、1960年の大洋ホエールズ、1990年の西武ライオンズ、2002年の読売ジャイアンツ以来5回目(引き分けを挟んでの4勝無敗優勝が1957年の西鉄ライオンズと1975年の阪急ブレーブスもあるため、無敗優勝としては7回目)と3年ぶりで、ロッテとしては球団史上初。1度もリードを許すことなくストレート4連勝したのは日本シリーズ史上初である[9][注釈 4]。
ソフトバンクが巨人圧倒で…日本シリーズの語り草、ファンの間でささやかれる「33-4」とは
プロ野球の日本一を決める日本シリーズは22日、京セラドーム大阪で行われた第2戦でソフトバンクが巨人に13-2で大勝し、2連勝を飾った。 【写真】心温まる光景 丸のおわびに中村晃はこの返し ソフトバンクは2018年の第3戦から続けているシリーズの連勝記録を10に伸ばし、巨人は13年の第7戦から7連敗となった。23日は移動日で試合がなく、第3戦は24日にソフトバンクの本拠地ペイペイドームで行われる。 第1戦も5-1だったが、第2戦はそれも上回る一方的な展開。SNSなどネットで散見されるのが「これじゃ本当に33-4を超えちゃうよ」「33-4まであと○○」といった投稿、コメントだ。 「33-4」の意味するところは、2005年日本シリーズの合計スコア。レギュラーシーズン2位からプレーオフを制してパ・リーグで優勝、日本シリーズへ進出したロッテが4勝0敗で、セ・リーグ独走Vの阪神(当時のセはプレーオフ制度がなかった)を「スイープ」している。 第1戦が10-1。7回裏途中、濃霧コールドの珍事もインパクトを強めた。第2戦が10-0、第3戦も10-1。第4戦こそ3-2と競ったが、阪神はこのシリーズで一度もリードを奪うことなく敗退した。「33-4」はあまりにも一方的だったシリーズを表す“記号”なのだ。 ソフトバンクが巨人に4連勝した昨年のスコアを合計してみると「23-10」。勝敗と同じだけの差はなかったのかもしれない。今回は第2戦を終え「18-3」とあっては、悲観的な声が出るのも致し方ないか。ソフトバンクの強さが際立つが、セのファンにはこのまま終わってはたまらないという思いもあるはず。もちろん、このまま巨人も黙ってはいないだろう。
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