これも特筆すべき打席だろう。代打の福留が、２ボールの後、ストライク２つを見逃して、その後粘って四球を得て出塁したのを若い打者は見習うべきだと思う。スコアは「３対２」で、無死でしかもこの後4番5番に打席が回る。ここで一番大事なのはホームランや長打ではなく、まず塁に出ることだ、ということを分かっていない打者、特に若い打者が多すぎる。
その一方で、先頭打者の糸原にホームランを打たれて３対２と詰め寄られ、無死でランナーを出した後の炭谷のリードも素晴らしい。サンズを3球三振に切り、大山を併殺打に打ち取ったのは炭谷のリードによると私は思っている。そのリード内容（配球）も転載したいが容量問題があるので割愛する。
なお、先発捕手の大城のリードも打撃も素晴らしかったことを付記しておく。

9回裏

B 4
S 2
O 0
球数 7球目
結果 四球
球種 シュート
球速 132km/h
打者 福留 孝介
本日 0打数0安打
今季成績 .164 本1 打11
福留 孝介
四球
◀◀ 前の打者 ◀ 前の球 次の球 ▶ 次の打者 ▶▶
球数 結果 球種 球速
代打：3番 陽川 尚将 に代わって 福留 孝介
1 ボール ストレート 155km/h
2 ボール ストレート 152km/h
3 ストライク(見逃し) ストレート 151km/h
4 ストライク(見逃し) ストレート 143km/h
5 ストライク(ファウル) ストレート 132km/h
6 ボール シュート 134km/h
3番 福留 孝介 カウント3-2から四球　ランナー：1塁