ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です
管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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まあ、秋山がいたころのパリーグよりは、速球投手が増えたのは確かだろう。ただし、秋山自身、メジャーで通用しなかった(速球に弱い)打者だから、話半分で聞くべきだと思う。スポーツ紙というのは、現在は昔より進化していると言いたがるものでもある。そうでないと、ファンが離れるからだ。
私は、人間の肉体能力はさほど進化しないという思想である。問題は、全体の水準だ。これは時代によって大きく変わる。野球で言えば、ほとんどのスポーツマンが野球を選んでいた時代が一番優れた選手がいたと思う。アメリカなら1920年代から50年代までか。60年代以降は、他のスポーツに才能のある選手が流れているし、薬物使用もあって、誰が本当に優れた選手なのか判断できない。バリー・ボンズは名選手だが、薬物使用前が本当の実力だろう。つまり、薬物使用によって、一流選手が「神話的選手」になったわけだ。
野球界全体の水準で言えば、WBCでの不成績から分かるように、メジャーは大きく実力低下しているのである。イチローが言うように、野球ではなく別のスポーツになっている。プロテインや男性ホルモンを使ったゴリラが、何も考えず球を投げ、球を打つスポーツである。だから、頭を使う日本人選手(主に投手)が活躍できるわけだ。
(以下引用)
カープ秋山が感じた日本球界の進化 “空白の4年”で進んだパ・リーグ投手の高速化「あんな投手はいなかった」
オールスター第1戦で佐々木朗(手前)と対戦した秋山
拡大
広島・秋山翔吾外野手(35)はメジャーリーグを経験して昨季途中に広島に加入。今季は交流戦で4年ぶりにパ・リーグ投手との真剣勝負を経験した。そこで感じたパ投手たちのレベルアップ。ひいては日本球界全体の進化と、そこに至った理由について独自の見解を明かした。
◇ ◇
秋山は2019年オフに海外FA権を行使し、西武から米大リーグ・レッズに移籍。メジャーリーグを経て、昨年6月末に広島に加入した。今季は4年ぶりに交流戦に出場。そこで対戦したのはオリックス・山本、山下、ロッテ・佐々木朗ら伸び盛りの投手たち。4年間の空白を経て、秋山がパの投手のレベルをどう感じたのかが気になった。
「上がってると思います。155キロ以上投げる投手が先発でも各チームに2、3人はいる。七、八、九回はもちろん。両リーグで3割打者が2、3人しかいない。投手の進化に打者がまだ対応できていないんだと思います」
急速に高速化が進む投手。打者がスピードに対応できていないと分析する。
「本当なら2月のキャンプのときに160キロのマシンを打つのも方法ですけど、その時期に実は投手の球を打つのも、詰まるのがイヤとか、力が入りすぎて脇腹を痛めるとかしてしまうので難しい」
機械を使って160キロのスピードに慣れることは大事だが、加えてバットで捉えたときにどれだけの反発があるのか、これが実戦で打ち返すためには必要だという。体が出来上がっていないキャンプの時期にやれば故障につながりかねない。となれば、試合の中で慣れていくしかない。現状の投手対打者の関係はそんなレベルにあるのだ。
個々の投手の印象も聞いてみた。山本由伸は以前にも対戦がある。
「印象は変わってない。変わってないことがすごいことだと思います。継続できるということがトップの選手の証しなんだと思いますね」
4年前にはいなかった山下舜平大、佐々木朗希については。
「以前はあんな投手はいなかった。山下は3年目でしょう。高校時代にどんなトレーニングをしていたんだろうって思うんです」
160キロ近い速球を軽々と投げる投手の出現。メジャーと比べても遜色がない。ではなぜ、日本人投手はこれほど急速な進化ができたのか。秋山は独自の視点で解説してくれた。
「この5年間って、情報の量とか質。それを採り入れやすさもある。ダルビッシュさんとか大谷君みたいなトップの選手がどんなトレーニングをしているのか、知ることができる。これが大きいんじゃないかと思うんです。高校野球でも強豪校ではなくても練習方法は採り入れられる。だから名門校が公立校に負けたりする」
確かにSNSやYouTubeの普及によって、それまでは知ることのできなかった世界のトップ選手たちのトレーニング方法や技術解説を誰でも手に入れられる時代になった。高校野球もそれまではOBを通じてしか入らなかった情報が自分で調べられる。これが日本球界に大きな変革をもたらしたのではないかと分析する。
秋山というフィルターを通して見た日本人投手の進化、日本球界の変革。日本野球が新時代に突入していることを実感させた。
私は、人間の肉体能力はさほど進化しないという思想である。問題は、全体の水準だ。これは時代によって大きく変わる。野球で言えば、ほとんどのスポーツマンが野球を選んでいた時代が一番優れた選手がいたと思う。アメリカなら1920年代から50年代までか。60年代以降は、他のスポーツに才能のある選手が流れているし、薬物使用もあって、誰が本当に優れた選手なのか判断できない。バリー・ボンズは名選手だが、薬物使用前が本当の実力だろう。つまり、薬物使用によって、一流選手が「神話的選手」になったわけだ。
野球界全体の水準で言えば、WBCでの不成績から分かるように、メジャーは大きく実力低下しているのである。イチローが言うように、野球ではなく別のスポーツになっている。プロテインや男性ホルモンを使ったゴリラが、何も考えず球を投げ、球を打つスポーツである。だから、頭を使う日本人選手(主に投手)が活躍できるわけだ。
(以下引用)
カープ秋山が感じた日本球界の進化 “空白の4年”で進んだパ・リーグ投手の高速化「あんな投手はいなかった」
オールスター第1戦で佐々木朗(手前)と対戦した秋山
拡大
広島・秋山翔吾外野手(35)はメジャーリーグを経験して昨季途中に広島に加入。今季は交流戦で4年ぶりにパ・リーグ投手との真剣勝負を経験した。そこで感じたパ投手たちのレベルアップ。ひいては日本球界全体の進化と、そこに至った理由について独自の見解を明かした。
◇ ◇
秋山は2019年オフに海外FA権を行使し、西武から米大リーグ・レッズに移籍。メジャーリーグを経て、昨年6月末に広島に加入した。今季は4年ぶりに交流戦に出場。そこで対戦したのはオリックス・山本、山下、ロッテ・佐々木朗ら伸び盛りの投手たち。4年間の空白を経て、秋山がパの投手のレベルをどう感じたのかが気になった。
「上がってると思います。155キロ以上投げる投手が先発でも各チームに2、3人はいる。七、八、九回はもちろん。両リーグで3割打者が2、3人しかいない。投手の進化に打者がまだ対応できていないんだと思います」
急速に高速化が進む投手。打者がスピードに対応できていないと分析する。
「本当なら2月のキャンプのときに160キロのマシンを打つのも方法ですけど、その時期に実は投手の球を打つのも、詰まるのがイヤとか、力が入りすぎて脇腹を痛めるとかしてしまうので難しい」
機械を使って160キロのスピードに慣れることは大事だが、加えてバットで捉えたときにどれだけの反発があるのか、これが実戦で打ち返すためには必要だという。体が出来上がっていないキャンプの時期にやれば故障につながりかねない。となれば、試合の中で慣れていくしかない。現状の投手対打者の関係はそんなレベルにあるのだ。
個々の投手の印象も聞いてみた。山本由伸は以前にも対戦がある。
「印象は変わってない。変わってないことがすごいことだと思います。継続できるということがトップの選手の証しなんだと思いますね」
4年前にはいなかった山下舜平大、佐々木朗希については。
「以前はあんな投手はいなかった。山下は3年目でしょう。高校時代にどんなトレーニングをしていたんだろうって思うんです」
160キロ近い速球を軽々と投げる投手の出現。メジャーと比べても遜色がない。ではなぜ、日本人投手はこれほど急速な進化ができたのか。秋山は独自の視点で解説してくれた。
「この5年間って、情報の量とか質。それを採り入れやすさもある。ダルビッシュさんとか大谷君みたいなトップの選手がどんなトレーニングをしているのか、知ることができる。これが大きいんじゃないかと思うんです。高校野球でも強豪校ではなくても練習方法は採り入れられる。だから名門校が公立校に負けたりする」
確かにSNSやYouTubeの普及によって、それまでは知ることのできなかった世界のトップ選手たちのトレーニング方法や技術解説を誰でも手に入れられる時代になった。高校野球もそれまではOBを通じてしか入らなかった情報が自分で調べられる。これが日本球界に大きな変革をもたらしたのではないかと分析する。
秋山というフィルターを通して見た日本人投手の進化、日本球界の変革。日本野球が新時代に突入していることを実感させた。
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