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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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横浜の試合は見ていないし、結果は知っているが、書くのも腹が立つので、昨日の阪神ヤクルト戦について書く。

8対0、ヒット数13本対2本という結果だけを見れば、何一つ見どころの無い試合に見えるが、7回までは3対0という試合で、なかなか気の抜けない試合だったのである。
藤浪も、わずかヒット2本しか打たれていないとはいえ、けっこういい当たりはされたりしていたから、絶好調ではなかったし、先頭打者に(しかも別に長打の無い打者や投手に)二度四球を出すなど、何かの拍子に崩れてもおかしくはなかった。こういうことは、数字だけを見ていては分からないものだ。たしか、ゴメスの4安打のうちの2安打くらいは、飛んだコースが良かっただけの「凡打」である。阪神の13安打のうちの半分くらいはそうだった。逆に、ノーヒットに終わった打者たちの中にも安打性のライナーを打った選手も数人いる。野球というものは、凄い当たりをしても野手がそれを取れば凡打で、投手の勝ち、打ち損ないの当たりでも、野手のいないところに飛べばヒットという変な競技であり、そこが面白いところでもある。少なくとも、数字などには、そういう「真の勝敗」は現れない。
審判の微妙な判定なども数字では分からない。なぜか人気球団には、勝負どころで甘い判定をする、というのが日本の審判の特徴に見える。その恩恵を受けているのが巨人と阪神だ。

一昨日の横浜戦10回表の、この新井良太の見逃しだが、ザガースキーは完全にストライクと思っている。私にもそう見える。あの曲がり方で、ノーバウンドで取っているのだから、高低は完全にストライクゾーン、そして横幅もゾーン内に見える。これがボール判定され、押し出しでザガースキーは潰され、横浜は負けた。新井良太の西岡ばりの演技(この二人はよく似ている)が汚い。


no title






原口も西田も、なかなか好リードをしていて、経験さえ積めば、打力だけではなく守備やリードでも水準以上になれる資質だと思う。西田の二度のパスボールは、投手の暴投であり、解説の野口が言っていたような「反応の遅さ」はあるかもしれないが、キャッチングが下手なようには見えなかった。まあ、使える捕手だ、ということだ。
ヤクルト投手陣のうち、先発のデービーズは、速球も変化球も平凡だが、なかなか忍耐強く投げられる投手のようだし、二番手に出た近藤一樹(オリックスから移籍したばかり)は、コントロールが非常にいい投手に見えた。コントロールがいいとは言っても、時々すっぽ抜けはあるようだが、それはどんな一流投手でもあることだ。
コントロールがいい、というのは「平均的に、狙ったところに投げられる確率が高い」ということである。阪神の青柳など、狙ったところに投げられる球は10球のうち2球も無いのではないか。概して、「だいたいあのあたり」という程度のコントロールである。そして、10球のうち3球くらいは逆球、つまりコントロールミスだ。それでもプロの一軍相手に通用するわけだ。こういうのは投手の個性である。癖球投手には、制球力など不要である。それを御するキャッチャーさえいればいい。一昨日の原口などは、青柳をよくリードしていた。
藤浪は、癖球ではないが、これも精密なコントロールは不要な投手だ。ど真ん中に速球とカットボールを混ぜて投げ込めば、打者がたいていは打ち損なう。(私はカットボールというのを詳しくは知らないが、わずかに変化する速球と理解している。つまり、球の真ん中に指をかけるか、その指をわずかにずらすか、ということだと思っているのだが、まあ、それは調べればすぐに分かることだ。)昨日の藤浪は、ツキもあって、7回を2安打に抑えて勝ったが、ヤクルトと阪神に、昨日の試合の得点差ほどの力の差はない。
西田と西浦は使える選手であり、デイビーズと近藤一樹も使える投手だ。そうして、新しい戦力を増やしていけば、「最下位確定」とはならないだろう。山崎コウタロウの初安打、初盗塁などもあったし、昨日の試合は、細部にはいろいろ面白いところがあった。(山崎の足の速さは本物のようだ。彼がレギュラーになれば、盗塁王争いができるのではないか。)
しかし、金本監督が、得点機にスクイズをしたり、江越に送りバントをさせるなど、「勝負の常識」を身につけつつあるのが私としては嫌だ。阪神は「金本監督でも」勝てるようになっていっている。
ただ、スクイズバントを失敗した荒木を「懲罰交代」させたのは、いかにも金本らしい「恐怖政治」で、私は金本がますます嫌いになった。
スクイズ失敗は、「サインを出した方のミス」という面が半分はある。それを選手だけの責任にするという、こういう「功績は監督のもの、失敗責任は選手のもの」というのが、金本の一番嫌なところである。荒木の「懲罰交代」は「信賞必罰」とは別の次元の話である。

阪神の伊藤隼太も着実に成長しているのではないか。ネット掲示板野球サイトには伊藤隼太嫌いが多いようだが、デビュー時の期待感の裏返しでそうなったかと思う。少なくとも、江越などを使うよりは、伊藤隼太を使うほうがいい結果を残すだろう。高山よりも現段階では上だろう。プロで飯を食ってきた年月は無駄ではないはずだ。(中堅選手でも、新井良太などは、粗忽で進歩の無い性格や打球の質の問題など、私なら「使わない」選手だ。三塁手が必要なら、ほかにもいるだろう。)

ヤクルト 対 阪神

【試合終了】 ヤクルト6勝10敗1分け


◇公式戦◇開始18時00分◇神宮◇観衆30257人



【阪神】
守備選手名打数得点安打打点通算率HR 1  2  3  4  5  6  7  8  9 
(左)高山(左=明大).271三振三邪…………右安……左飛中安 
(二)荒木(左).235三振……二ゴ……捕邪……………… 
大和(右).234………………………………右安一邪 
(遊)鳥谷(左).246一ゴ……捕邪……三振……三振……遊ゴ
(捕)原口(右).325……中飛二飛…………二ゴ捕邪……四球
坂本(右=明大).400         
(一)ゴメス(右).27319……右2……三ゴ……二安……左安中本
松田(右)---         
(右)伊藤隼(左).268……中安……右飛……右安……左安右本
(中)江越(右).230……四球……三振……二ゴ……投ギ三振
(三)北條(右).251……遊ゴ…………左2四球……三振遊ゴ
(投)藤浪(右).176……中安…………一ギ三振………… 
狩野(右).262……………………………………四球 
安藤(右).000         
中谷(右).315         
3813.24861残塁9、併殺1

チーム  計  
阪  神020010023
ヤクルト000000000

【ヤクルト】
守備選手名打数得点安打打点通算率HR 1  2  3  4  5  6  7  8  9 
(遊)大引(右).269四球……三振……三ゴ…………三ゴ 
(中)坂口(左=オリックス).282二ゴ……右安…………一ゴ……二ゴ 
(一)今浪(左).266三振……一邪…………四球…………中飛
(二)山田(右).33032……三ゴ……三ゴ……三振…………捕邪
(左)バレンティン(右).27420……投ゴ……三振……三ゴ…………三振
(捕)西田(右).283……三失……三ゴ…………遊ゴ…… 
(三)西浦(右).245……遊ゴ…………中飛……三ゴ…… 
(右)山崎(左=日大).077…………三振……左安……左飛…… 
成瀬(左).059         
(投)デイビーズ(右=ヤンキース).200…………四球………………………… 
比屋根(右).218……………………右飛……………… 
近藤(右=オリックス)---         
岩橋(左)---         
木谷(右)---         
三輪(左).167……………………………………投ゴ 
29.25783残塁5、併殺0

投手成績勝利敗戦試合回数打者球数安打三振四球死球失点自責通算
防御
藤浪 (右)18261153.34
 安藤 (右)35111.44
 松田 (右)190.00
デイビーズ (右=ヤンキース)21804.41
 近藤 (右=オリックス)240.00
 岩橋 (左)139.82
 木谷 (右)0 2/32127.00
 成瀬 (左)221 1/3305.60
◇本塁打
ゴメス19号(2ラン125m=成瀬)
伊藤隼1号(ソロ110m=成瀬)
◇盗塁
山崎(5回)
◇失策
北條(2回)
◇盗塁死
坂口(1回)
◇走塁死
伊藤隼(2回)
◇暴投
デイビーズ(2回)
デイビーズ(5回)
◇試合時間
3時間14分
◇球審
真鍋
◇塁審
柳田
村山
木内




(追記)

カット・ファスト・ボール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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カット・ファスト・ボール: Cut Fastball)は、野球における球種の1つ。日本ではカットボール真っスラアメリカ合衆国ではカッター(英: Cutter)と呼ばれることが多い。


概要[編集]

カットファストボールの握りの例

直球の握りから人差し指を少し中指側にずらして握り、リリースの際にボールを切る(カットする)様に投げる。直球に近い球速で小さく鋭く変化するため、打者からは直球との見分けがつきにくく、直球と思ってスイングしに行った打者のバットの芯を外して凡打に打ち取る目的で使われることが多い。横に曲がる、斜めに落ちる、縦に落ちるといった変化の種類があり、速球が真っ直ぐ進まずに常時このような変化をする投手もいる。


代表的な使い手としてはマリアノ・リベラアンディ・ペティットロイ・ハラデイジョン・レスターなどがいる。特にマリアノ・リベラは史上最高のカッターの使い手として知られ、球種がフォーシームかカッターのみという非常に珍しい投球スタイルでMLB屈指のクローザーとして活躍した。リベラのカッターは90mph半ば(約153km/h以上)を超える球速で約20cm変化すると言われ、空振りを狙うことも可能であった。ただし、リベラのカッターの握りは一般的なフォーシームの握りで、人並み外れた柔らかいリストと長い指を利用しながら、中指に力をいれることで打者の手元で急激な変化をさせていたとされており、カッターではなくファストボールだとする指導者も存在する[1][誰?]


日本人選手では川上憲伸ダルビッシュ有松坂大輔などが投げ、2000年代から日本球界でも多くの選手が使用するようになったが、松井秀喜伊東勤によると、日本人選手の投げるカットボールはスライダーに近いものがほとんどだという[2]

歴史[編集]

この球種を投げる投手は古くから存在していたが、くせ球やまっスラやムーヴィング・ファストボールと呼ばれていた。2000年代に入ってからカッター等の名称が広まり、2003年には実況パワフルプロ野球などの野球ゲームにも採用されるようになった。これらの経緯から以前には無かった新たな球種と勘違いされる事もある。


野村克也は、日本で初めてカットボールを投げたのは皆川睦雄と語っている[3]

日米の違い[編集]

日本では利き腕の反対方向に変化するスライダーと直球の中間のような球種として認識されているが、元々はボールを切る(カットする)投げ方から名付けられた球種であり、アメリカでは変化の方向に関係なくカッターと呼んでいる。また、利き腕方向へ変化するカットボールを稀にリカットボールと呼ぶ場合もある。





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