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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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これは面白いデータである。
ヒットエンドランというのは、そのサインが出たらランナーは必ず走らねばならないし、バッターは必ずバットを振らねばならない。つまり、ウェストボール(本当はウェイストボールだが、一般的表記に従っておく。原義は『無駄球(捨て球)』で、意図的ボール球である。2ストライクの後に投げる意図的ボール球も本来は含まれる。)を投げられたら御終いで、完全なギャンブルだ。だからそんなギャンブルなどしなくても勝てる強いチームは滅多に使わない。
まあ、DeNAの場合は「うちには走れる選手はいない」ということで、ラミレスの頭からその作戦が完全に欠如していたのだろう。しかし、ヒットエンドランは走れるランナーだからとかいう理由で使う戦法ではない。むしろ、「走らない」と思われているランナーの時にこそ使って有効なのである。つまり、「相手に見抜かれない」ことが成功の鍵なのだから。
ちなみに、ホームスチールもかなりギャンブル性の高い戦法だが、鈍足と思われていた野村克也はこれを何度も成功させている。まず走らないと思われていたからこそ成功したのである。
なお、ヒットエンドランの成功率はあまり重視しなくていいと思う。もともと破れかぶれでやる戦法なのであり、勝負の結果は偶然性が高いからだ。
概して、ヒットエンドランを多用する監督は馬鹿が多い。あるいは選手の能力を信頼していない。チーム内でのA級選手にはヒットエンドランのサインなど出さない。出せば、その選手の「実力を発揮する権利の侵害」だからだ。


27: 風吹けば名無し 2021/02/27(土) 15:55:44.24 ID:eFumy+hAd
昨季のチーム別エンドラン成功率
no title



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