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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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日曜日の早慶戦を観たのだが、慶応の木澤という三年生投手の投球が魅力的だった。立ち上がりが悪いようだが、そこが安定してきたら、かなり優秀な先発型投手になれる感じがする。故障持ちなのか、秋はここまで登板していなかったようだが、投球を見た限りではまったく問題無いように見える。
おそらく、大学ではあまり投げていないのかと思うが、かえってそこも「使いべりしていない」とプラスに見ることも可能だろう。

大学で無理使いをしなければ、来年のドラフト上位に挙げられるかもしれない。


  プロフィール


 千葉県船橋市出身。
 木澤 尚文(きざわ・なおふみ)投手。
 小学6年時にロッテJr.チーム入りを果たし、藤平らとともに12球団トーナメントを制覇。
 二宮中時代3年春に八千代中央シニアで全国Vを達成した。

 慶應義塾高では1年冬に肩のケガを経験。
 翌2年夏の予選で背番号11として復帰を遂げ、5試合24.1回で13安打、防1.48の実績を残す。
 2回戦・逗葉戦で6回1失点完投勝ち、5回戦・山北戦で8回2安打0封を記録。
 続く桐光戦に2番手として登板し、最速138㌔を出したが、5.1回4失点と打たれ2-5で敗れた。
 その後、3年春の県大会で右肘を痛め、同年夏の予選には2戦2.2回のみ登板。
 完治しないまま痛み止めを打って強行出場し、決勝戦・横浜戦で1.2回1K0封の力投を見せた。
 当時の最速は143㌔。1学年上に柳町達ら。

 慶応義塾大では2年時春からリーグ戦に出場。
 立大1回戦で2番手投手として初登板を果たし、151㌔直球を投げたことで一躍注目を集める。
 延長12回を制した同年秋の法大3回戦(1回無失点救援)で初勝利をマーク。
 3季で12戦5先発(2回戦5)、計31回に登板し、通算3勝1敗、38K、防3.19の実績を残した。
 3年時春のリーグ戦で先発の座を掴み、早慶2回戦で自己最速154㌔を計測。
 自己最長となる7.1回を10三振無失点(5回1死まで無安打)に抑え込む快投を披露している。
 通算12試合、3勝(0完投)1敗、31回、防御率3.19。

 182cm78kg、ケガからの復活を遂げた154㌔右腕。 
 セットから足を引き上げてタメてから重心を下げ、着地早めに右肘を柔らかく使った腕の振りから
 投げ下ろす最速154㌔、常時140㌔台前半から150㌔前後(先発時)の直球と、
 鋭く縦に落ちる130㌔台のスライダー、130㌔台のカットボール、その他に110㌔前後のカーブ。
 右オーバースローから投じる真っ直ぐが武器。140㌔に届く変化球を織り交ぜる。
 高校1年冬の右肩痛、3年春の右ヒジ痛から復活。3年春になって先発2番手の座を獲得した。
 奪三振率11.03、四死球率5.23。遠投100m、50m6秒2。


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