ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です
管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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緒方元広島監督による今日の阪神横浜戦の講評の一部だが、先頭打者に四球を出すことが投手にとっていかにマズいかということを明確に説明していて面白い。私の印象では先頭打者に四球を与えると、その回は7割から8割くらい失点し、2割か3割は大量失点になっている印象だ。それくらい先頭打者への四球は怖いが、また投手はかなり簡単にそれをやるのである。
権藤博のように、四球を出すのは「投手の権利」(4つ四球を連続しても単なる1点だ、という発言もしている。)という説は投手出身だからだろう。味方野手や捕手にとっては「チームを危機にさらす利敵行為」としか思えないはずである。もちろん私は後者の説である。投手は試合の勝敗の8割くらいを握るポジションであり、だから威張るのもある程度仕方がないが、責任も大きいし、投手の自滅ほど味方やファンを不愉快にさせる行為はない。私は、四球をきっかけに崩れる投手にはまったく同情しない。それと同時に、ストライクを取ることの難しさを理解していない監督やファンをも軽蔑している。
(以下引用)
私が広島で指揮を執っていた時は、先頭打者への入り方を意識するように、口酸っぱく言っていた。緊急登板ならば、やむを得ないが、リリーフ陣はベンチから事前に準備するように言われている。先頭の初球にベストボールを投げられるようにしなければならない。ヒットは仕方のない部分があるが、四球は投手のエラーともいう。歩かせば、次の打者からセットポジションになり、けん制球を挟む。クイックも考えるなど、間合いが長くなる。これでは自分のボールが投げられるわけがない。DeNA国吉が投げた7回もそうだが、先頭を四球で出せば、失点の確率は間違いなく上がる。そして相手を勢いづけてしまう。いつもゼロで抑えるのは難しいかもしれないが、試合の流れを作るのが、中継ぎの役割だ。抑えろ、ではなく、先頭の入りの球を大事にいく。初球からベストのボールを恐れずに投げなければならない。
この試合で目についたのが、プロ初先発となった斎藤だ。球に力があり、高速スライダーやスプリットといった球種もある。特に魅力に感じたのが、「まっスラ」だ。絶好調の梶谷、佐野といった左バッターが芯を外され、詰まらされていた。ただし、50球を過ぎて、コントロールがバラつき、60球過ぎたあたりで、球が浮きだした。あれだけの腕の振りがあるのだから、先発にこだわらず、中継ぎで使うのもおもしろい。楽しみな戦力が出てきた。
権藤博のように、四球を出すのは「投手の権利」(4つ四球を連続しても単なる1点だ、という発言もしている。)という説は投手出身だからだろう。味方野手や捕手にとっては「チームを危機にさらす利敵行為」としか思えないはずである。もちろん私は後者の説である。投手は試合の勝敗の8割くらいを握るポジションであり、だから威張るのもある程度仕方がないが、責任も大きいし、投手の自滅ほど味方やファンを不愉快にさせる行為はない。私は、四球をきっかけに崩れる投手にはまったく同情しない。それと同時に、ストライクを取ることの難しさを理解していない監督やファンをも軽蔑している。
(以下引用)
私が広島で指揮を執っていた時は、先頭打者への入り方を意識するように、口酸っぱく言っていた。緊急登板ならば、やむを得ないが、リリーフ陣はベンチから事前に準備するように言われている。先頭の初球にベストボールを投げられるようにしなければならない。ヒットは仕方のない部分があるが、四球は投手のエラーともいう。歩かせば、次の打者からセットポジションになり、けん制球を挟む。クイックも考えるなど、間合いが長くなる。これでは自分のボールが投げられるわけがない。DeNA国吉が投げた7回もそうだが、先頭を四球で出せば、失点の確率は間違いなく上がる。そして相手を勢いづけてしまう。いつもゼロで抑えるのは難しいかもしれないが、試合の流れを作るのが、中継ぎの役割だ。抑えろ、ではなく、先頭の入りの球を大事にいく。初球からベストのボールを恐れずに投げなければならない。
この試合で目についたのが、プロ初先発となった斎藤だ。球に力があり、高速スライダーやスプリットといった球種もある。特に魅力に感じたのが、「まっスラ」だ。絶好調の梶谷、佐野といった左バッターが芯を外され、詰まらされていた。ただし、50球を過ぎて、コントロールがバラつき、60球過ぎたあたりで、球が浮きだした。あれだけの腕の振りがあるのだから、先発にこだわらず、中継ぎで使うのもおもしろい。楽しみな戦力が出てきた。
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