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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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幾つか地方大会試合を見た中で、特に興味を持てたのは、この2年生の塩澤投手である。何しろ、制球力がいい。初回の四球は見ていないが、途中から見た限りでは、縦スラが、理想的にコントロールされていた。直球は格別速いというほどではないが、130キロ以上はあるようだし、まだまだ速くなりそうな感じがある。
最初の印象では、下半身の回転は横回転、上半身は縦回転という感じだったが、投球フォームを見る目のある人が見たらどう見るかは分からない。案外、昔の巨人の斉藤正樹のように、サイドスローにしたほうが良くなるかもしれないが、今のままであの制球力なのだから、うっかりフォーム改造もしにくい。それに、サイドスローでは球速や変化球に限界があるから、むしろ、足を大きく上げて下半身を縦回転にしたら、威力のある球が投げられるようになるかもしれない。そのどちらかにすることで、球速はかなり増すのではないか。とにかく、指導者次第では大きく化けそうな魅力的な素材だと思う。高校野球で活躍するというより、プロの手に預けて育ててみたらどうか、という選手だ。ソフトバンクか日ハムなら指導体制は盤石だろう。
顔は澤穂希の顔を拡大したような感じで、スター性は無いが、体格もいいし、田中将大タイプの、投球センスのいい選手になりそうな気がする。プロとして必要な、「制球力」と「武器になる変化球」を既に持っている。これに「球速」があれば、言うことはないが、巨人の宮国などの例を見ても分かるように、プロ入り時はプロ水準でなくても、その後に球速を増す例が最近は多いから、まずその点は大丈夫だと思う。高校野球ですら、先発完投したのが昨日が初めてということなのだから、彼の本格的な投手人生はこれからなのである。そういう素材としての可能性は非常に大きいと私には見えた。


佐久長聖、初先発の2年が快投 「ひらめき」の起用実る

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長野大会 松商学園―佐久長聖 力投する佐久長聖の塩沢=松本市

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 (24日、長野大会 佐久長聖6―2松商学園)

 159人に上る佐久長聖の部員の中、唯一2年生でベンチ入りした背番号「11」の塩沢が今夏初先発。完封こそ逃したが、八回まで被安打1の力投で強心臓ぶりを見せた。


 ペース配分を考える暇もなかった。一回の先頭打者にストレートの四球を与え、さらにボークと犠打で1死三塁。塩沢は「もう全力で飛ばすことになってしまった」。3、4番を連続三振に仕留めて勢い付き、そのまま九回まで投げきった。「決勝という重圧はなかった。下級生1人だけ、という重圧を練習からずっと感じ続けてきたので」


 その塩沢の起用理由を「ひらめき」と笑う藤原監督はPL学園(大阪)出身。2008年まで監督を務めた母校は今夏限りで休部となり「(代わりに)甲子園にぜひ出たい」と話していた。準々決勝から応援団が演奏するPL学園の応援曲は、甲子園でも披露する予定だ。(渡辺芳枝)




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