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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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個性のある選手というのは、面白い。野球ファンにとっては、そういう選手がいるチームは自然と気になるし、そこからチームのファンになることもある。日ハムのドラフトは、そういう面でも興味深い。
セリーグで言えば、現在は広島やヤクルトなどは若手が活躍しているが、個性的な選手がいるかと言えば、どうかな、と思う。広島の菊池も鈴木も凄い選手だが、チーム成績が悪ければ、ほとんど注目されなかったかもしれない。現に、ヤクルトの山田など、2年連続「3・3・3」だのに、ほとんど話題にもならないのは、チーム成績のせいだろう。
昔は、巨人の選手と言えば、それだけで注目されたものだが、今、巨人にどんな若手がいるか、言える野球ファンは少ないのではないか。
大谷が注目されたら、日ハムも注目され、他の選手も注目される。選手のマスコミへの露出はチーム人気に大きく関係する。
栗山監督の「大谷二刀流」は、偉大なマーケティング事例としても論じられていい。
横浜の中畑前監督も、チーム成績は振るわなかったが、監督の言動でマスコミの話題を作り、横浜に世間の目を集めて、ファン数を増やした、という点では私も大きく評価している。
だが、そういうことは、本来はGMや球団社長が考えるべきことだろう。横浜の場合は、中畑やラミレスを監督に選んだことだけでも、いい仕事をした、とは言える。
やはり、あらゆる面で一番すぐれているのは日ハムのGM(名は失念)だろう。

話は少し変わるが、関西における阪神とマスコミの癒着の問題は、長期的には野球人気やセリーグ人気の低下を招くことは必定であり、マスコミには、全球団に公平な報道が望まれる。

下の記事は、スポーツ紙が阪神や巨人以外のチームの選手(しかも下位指名選手)を取り上げただけでも高く評価できる。産経新聞は嫌いだが、サンケイスポーツは少し着目したい。





【球界ここだけの話(791)】日本ハムD7・郡拓也、帝京高時代に残した伝説とは

【球界ここだけの話(791)】日本ハムD7・郡拓也、帝京高時代に残した伝説とは: 正則戦の4回 三盗に成功する帝京・郡拓也(2016年7月16日撮影)© サンケイスポーツ 提供 正則戦の4回 三盗に成功する帝京・郡拓也(2016年7月16日撮影)

 日本ハムになかなか面白いルーキーが入ってきた。ドラフト7位の郡拓也捕手(18)=帝京高=だ。遠投120メートルの強肩に加えて、50メートル走は6・0秒という俊足の持ち主である。


 幼少時代から、俊敏性は飛び抜けていた。本人談では、保育園で友達と毎日のようにやっていた「鬼ごっこ」では、捕まった記憶がない。つまり鬼になったことがないという。「小さい頃から素早い方でした」と笑う。


 帝京高3年時、夏の東東京大会3回戦の正則高戦では、珍しいサイクルスチールまで決めた。左前打で出塁し、二盗、三盗に続き、「ノーアウト三塁で、ホームスチールもできるかなと思っていたんです。ベンチからは『走るな』のサインも出ていなかったし。そして、バッター2人が倒れて、2アウトになったから、何としても点がほしかった」と二死三塁からの初球に本盗を成功。あまりのスピードに捕手はタッチもできなかった。


 「盗塁王を目指しています」と郡は本気で言い切る。獲得に尽力した日本ハム・岩舘学スカウトは「何よりも郡のいいところは積極性。打撃も走塁にもすごく意欲がある。守備も二塁への送球はだいたい2秒は切る」と野球センスの高さを絶賛する。捕手は高校から始めたが、すでに二塁送球はプロレベルの1秒台に達している。


 「高校のときには初球か2球目には走れていたけど、プロではそんなに簡単じゃない。もっともっと研究しながらやっていきたい。ファイターズだったら、西川さんにいろいろ話を聞いてみたい」と意欲を燃やす。元ヤクルト・飯田や元阪神・関川ら捕手からスタートした俊足の選手たちはいるが、いずれも外野などにコンバートされた。正捕手として盗塁王に輝いた選手は、日本プロ野球はおろかメジャーリーグにもいない。日本でのシーズン最多は1952年に大洋・荒川昇治が記録した「32盗塁」だ。


 「自分の持ち味は足と肩。体を大きくしつつ、足ももっと速くしたい。打って、走って、守れる捕手になりたい。盗塁王を目指しています」と郡。大谷が投打で成功したように、日本ハムから新たな歴史を作る選手が誕生するかもしれない。(桜木理)







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