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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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4,5球ごとに打席を交代する、というのは実戦を意識した方法かと思う。実際の1打席の球数はそれくらいだろう。
私なら、凡打性の当たりをしたり、空振りで「3ストライク」を取られたら交代、とする練習法はどうかと思うが、それによってダメ打者が、自分のダメさをちゃんと意識できるだろうという意図だ。
スイングそのものは素振りなどの自己練習で作ればいい。ダメ打者にグラウンドを使った贅沢な打撃練習の時間をたくさん与える必要はないのである。

自分のカネで街中のバッティングセンターに行き、150キロの球を確実に打てるように練習すればいい。(バッセンで変化球も打てるなら、その練習もすればいい。)要するに、プロに入ったのは単なる出発点であり、一軍レギュラーになって初めて本物のプロなのである。横浜には特に、プロに入っただけで満足している若手が多い気がする。若手が伸びないのは、練習段階からの甘やかしが原因ではないか。
横浜の若手選手の打撃の欠陥は打球の弱さにあると私は見ているが、それは要するに素振り不足という単純な話だと思う。二軍では「当てる打撃」でも高打率は残せるかもしれないが、一軍ではそれが通用しなくなる。強く振れる打者のほうが好結果を残すらしいことは横浜打線を見ていれば分かる。とにかく、力の無い打球の内野ゴロで凡退というのが若手の打席には多すぎる。
山下なども、一軍に上がってすぐは力強い打球を時々打っていたが、やがて「当てる打撃」になってしまったのではないか。一軍投手の投球術に対応するためだろうが、「当てる打撃」がプロでは通用しないのは楠本を見ているとよく分かる。




阪神と西武打線の違いは打撃練習内容でのメリハリか


6/25(月) 10:03配信


日刊スポーツ


<ニッカンスポーツ・コム/プロ野球番記者コラム>

 「めりはり」という日本語がある。雅楽尺八で音の高低や強弱をつける「減り浮り(めりかり)」から転じたという。デジタル大辞泉に「<1>ゆるむことと張ること<2>物事の強弱などをはっきりさせること」と出ている。交流戦が終わった。山賊打線を擁するパ・リーグ首位西武の嶋重宣打撃コーチと話していて、そんな言葉が脳裏をよぎった。

【写真】西武山賊打線、最速300点!浅村構え変更し2発

 パ・リーグは下位打線の打者でも強く振り切ってくる。嶋コーチは「打球が速い方が(野手の)間を抜ける。強く打つこと。弱いゴロで間、抜けるか?」と言う。6月初旬、メットライフドームで西武対阪神戦を取材。秋山の左翼ポール際へのアーチや山川の1試合2本塁打を目の当たりにした。強く振り切れ-。辻発彦監督の方針だという。

 嶋コーチは続ける。「あとは角度の問題もあるけどね。振るなら、どんな球でも振り切れと。振り始めたなら最後まで振り切れと。ただね、練習では長い時間持たない」。西武の打撃練習。秋山&山川、メヒア&浅村がペアを組んで打っていた。5、6球で交代。これを4、5回のサイクルで回す。交互に打つスタイルは、選手の希望だ。球を振り切るための工夫だろう。

 山川は豪快だ。打つ形より、とにかくインパクトの瞬間、体ごと球にぶつけているように見える。おおざっぱにも映るが、実は入念だ。「強く振るのに細かさはいらない。でも、形はティー打撃でしっかり体に覚え込ませる。打席に立って無意識にできるように」と嶋コーチ。12球団トップのチーム総得点、打率を誇る強打の一端に触れた。

 普段取材する阪神は、2人1組で4分半から5分近く、左右投手をそれぞれぶっ通しで打つスタイルだ。分量はトータルで50球ほどで、西武とあまり変わらない。球団関係者は「振る力をつけるためという意図もある」と話す。成長途上の若手が多いメンバー構成でシーズン中も強化を重んじる方法だろう。アプローチは千差万別なのだ。余談だが、星野監督体制で優勝した03年は3分で回る超短時間だったという。前半戦は貧打が続くがリーグ戦再開で快音を奏でられるか。息をのむようなド迫力のフルスイングを心待ちにしたい。【阪神担当 酒井俊作】


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