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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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「野球の記録で話したい」という妙な名のブログから、或る記事のコメント欄を転載。
「このままでは日本の野球は世界水準からどんどん遅れていく」という趣旨の記事だが、そのコメントもその意見に同調するものがほとんどだ。
そして、それらを引用するのは、「はたしてそうか」という気持ちが私にはあるからだ。

はっきり言えば、「日本の野球はスモールベースボールを徹底的に追及することでしか世界では勝てない」と私は思うし、日本の野球はまさにそのスモールベースボールという日本独自の野球だからこそ日本人に愛され、面白く思われているのであり、大リーグの野球のほうがむしろ原始的で索然とした野球だ、と私は思っている。これは大リーグ野球の放映をテレビで何度も見ての私の結論だ。私は大の野球好きであることは何度も書いているが、その私から見て、野球の質という点では日本の野球のほうが大リーグ野球よりはるかに面白いと言っているのである。
要するに、大リーグ野球は単なる巨人たちの殴り合いであるのに対し、日本野球は碁や将棋に似た知的スポーツである、ということだ。それがスモールベースボールの真の意味だ。
だからこそ、体力的には大人とは比べられない高校生や中学生の野球でも見ていて面白いのである。そして、世界的に見れば、欧米人や黒人の肉体的能力は大人であり、日本人は中学生レベルであるなら、その日本人がスモールベースボールを捨てて世界と戦えるわけがないのは明白だ。
そういうことなのである。





コメント一覧

    • 1. 道心
    • 2017年11月05日 18:10
    • 突き詰まる所、日本が教育(強制)を野球に持ち込んでいるのも原因ではないですか?
      例えば内野手が体を張って打球を止めた。結果アウトには出来なかった。それでも体を張った事には称賛。という具合に。
      少年野球の監督に聞きましたが、年配の観客は、そういうプレーが好きなんだそうです。
      その監督はそういった指導をしているわけでは無いですが、「自己を犠牲にしてチームプレーに徹する。個人の記録は後から付いてくる。」みたいな野球が浸透した結果ではないでしょうか。
    • 2. カナブン
    • 2017年11月05日 19:54
    • 金属バットの規制が緩くて打球を簡単に飛ばせてしまうので、高校生の時期に正確なミート力が身に付きにくい。人工芝なので内野手のフットワークが向上しない。走者の激しい走塁に対応できない。育成組織の人数が桁違いなので競争意識がまるで違う。

      野手に関してはパワー以外にも様々な課題が長年ありましたが、組織的な対応はまるで無しですね。まあ、自分たちだけでやっている分にはそれでも構わないということでしょうが。

      個々の突発的な才能の出現に期待するしかないといった状況ですが、少子化と野球以外のスポーツへの分散で数少なくなった才能が更に投手に集中となると、野手の人材不足は続きそうですね。
    • 3. bunchousann
    • 2017年11月05日 21:26
    • こんばんは。

      >道心さん

      >突き詰まる所、日本が教育(強制)を野球に持ち込んでいるのも原因ではないですか?

      教育が関わることの弊害は、サッカー界でも言われています。おそらく日本のスポーツに共通する病弊だと思います。

      さて、海外でプレーするスポーツ選手は野球以外の他の競技でも数多いですが、ではなぜ彼らが海外でプレーするのかというと、「五輪で金メダル」とか、「日本代表で躍進する」という目的のための“手段”であることが多いような印象を受けます。

      野球選手はどうなんでしょうか。少なくとも何かのための”手段”としてプレーしている選手はあまりいないように思われます。イチローのようなごく一部の選手は、目的を見出して邁進できるのかもしれませんが、MLBでプレーすること自体が目的になってしまった選手などは、その後の目的を見失ってしまい、結果的に奮わなくなってしまうことも多いのかもしれません。
    • 4. 三番センター
    • 2017年11月05日 22:23
    • 今にして思うと「スモールベースボール」というワードが日本野球を遅らせた感がありますね。折しもWBC連覇の時期とも重なり、緻密な日本野球こそが世界水準のベースボールたりうるのではないかとの誤解が国内に産まれてしまったのではないでしょうか。またそのストーリーは古典的な自己犠牲的野球道と妙にマッチして、誤った道を推し進めてしまったのではないかと。
      MLBでの「スモールベースボール」ブームは、ドーピング汚染まみれだった時期を反面教師とした一過性のものだったようです。今や打球を遠くに飛ばすためにいかに打球角度を上げるかという次元で競争が進んでます。元々世界はパワーベースボールが最強であるという点は揺るぎないようです。
      少年野球の現場にいると未だに「スモールベースボール」を連呼する指導者が多数いて、時代錯誤感にがっかりします。
      ただ今年の甲子園のとおり高校野球は変わってきています。打てないとレギュラー取れません。遠回りしたことを糧にして我々の想像超えるプレーヤーが今後出現することに期待します。
    • 5. G3
    • 2017年11月05日 23:05
    • 日本は太平洋戦争で負けた時から進歩していません。第一に必要なのはパワー。心技体ではなく、体技心が正しい順序。考え方を改めて欲しいものです。
    • 6. 一メジャーリーグファン
    • 2017年11月05日 23:22
    • 日本の野球人気の維持、スモールベースボールへの過信はWBCの連続優勝が大きいかもしれません。ただ、今後、MLBの野球から取り残されたままで日本がWBCで優勝することは無いと思います。アメリカ、ドミニカ共和国、ベネズエラ、プエルトリコ、そして今後は亡命キューバ人も加わるであろうキューバが実力通り、WBCで上位を独占するようになるでしょう。日本の野球は弱いのだということが明らかになったときNPBは国内野球ファンを繋ぎ止めることができるのでしょうか。
    • 7. くろ
    • 2017年11月06日 08:02
    • 今回の日本Sの放送を観ていても
      解説者の口からは相変わらず「センター返し」「逆方向」「コンパクト」
      そればかりでしたね
      変化球を多用する日本人投手にはそれでもいいのでしょうが
      パワー重視のMLBや他国の野球では
      もうそればかりやってては通用しなくなるでしょうね





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