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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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萩尾望都絶賛スレッドのコメントのひとつだが、他のコメントがまったく触れていない「小夜の縫うゆかた」を挙げているのがいい。私が最初に萩尾望都の才能の凄さを知った作品である。かなり初期の作品で、もしかしたらデビュー作かもしれない。
私はこの作品で、少女(処女)は男とはまったく違う精神性や心理を持っていて、もしかしたら成人女性(あるいは非処女)ともまったく異なる精神を持っているのではないか、と思ったような記憶がある。
ちなみに、少女(処女)の立ち方が内股(X脚)であることを、私はこの作品で初めて認識したが、その後の少女漫画でこの立ち方が一般化したのは、萩尾作品の影響ではないかと思う。レディースコミックのヒロインがやると似合わない立ち方である。
ただし、その立ち方で処女判別ができるとは限らない。おそらく女性運動選手(特に歩幅の大きな陸上選手)は処女でもこうした立ち方はしなくなると思う。これは股関節を広げる運動(走ること)が日常的だからだ。同様に山岸凉子作品では少女(処女)でも内股ではないが、あれは作者がバレエ経験者だからだと思う。バレエでは股関節を大きく開くのは普通の動作だからだ。それができないとバレエにならない。そして、山岸作品では基本的に皆、背筋が伸びている。これもバレエ的だ。



みずずず@zumimizu1024
3日前

萩尾望都のすさまじさを同業者が表した言葉では「グレンスミスの呪い」っていうのもあるんだよね。「ポーの一族」三作目の「グレンスミスの日記」が、激動の時代を生きた婦人の人生を描き切った密度の濃い名作なのに、改めて読み返すとページ数としては24ページしかないことに打ちのめされるっていうことに対する称号みたいなもの。個人的にはこの季節になると「小夜の縫うゆかた」が読みたくなる。


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