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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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私は滅多に大相撲は見ないのだが、だいぶ前にたまたま十両の相撲を見ていて、十両の力士の中で一人だけ目立つ「オーラ」を感じた力士がいて、それが石浦だったような気がする。過去記事の中に書いたように思うが、後で探してみる。たしか、小兵で筋肉隆々の、小型千代の富士、といった感じの力士だった記憶がある。


(追記)やはり、石浦だった。それほど前の記事ではなく、今年の9月時点のことだった。滅多に相撲は見ないので、1年くらい前の記事かと錯覚していたが、私の予感は当たったようだ。9月の記事なら、たった一つ前の場所だろうから、その場所でも活躍し、今場所幕内に上がってさらに活躍しているわけだろう。注目していい。もっとも、私自身は「オーラ」を感じたというより、「相撲ぶり」に着目したようだ。


(再録)


石浦という力士に注目
偶然に見たが、大相撲の十両の石浦という力士は注目していいと思う。
千代の富士を思わせる筋骨隆々たる体(ただしそれより小兵)で、自分の倍くらいある体の力士を押し出すという力相撲を取る。体は小さいが、根性があり、意識が高そうだ。こういう力士は伸びると思う。











新入幕で10連勝、石浦の「夢」 病と闘う戦友との“横綱土俵入り” 「あいつはもう大丈夫。あとは自分」








 大相撲九州場所で新入幕ながら10連勝している幕内最軽量の石浦(宮城野部屋)。そんな石浦を突き動かす、夢があります。中学時代から一緒に稽古を積んできたライバルであり友と、横綱土俵入りで露払い・太刀持ちを務めることです。その力士とは……バセドウ病と闘いながら、十両に返り咲いた同部屋の力士・山口です。


【画像】一度、挫折したと男とは思えない…最軽量の関取、石浦の気迫


破竹の十連勝

 新入幕の石浦は身長173センチ、体重114キロ、幕内では最軽量の力士です。


 持ち味は、素早い立ち合いと思い切りの良い相撲。23日の11日目に、元関脇の実力者・妙義龍にも勝ち、2日目から破竹の10連勝。


 11日目を終えて、横綱鶴竜らと優勝争いする活躍に、観客からの期待は高まっています。


 大活躍の石浦は、この九州場所から横綱白鵬の露払いを務めています。


 横綱土俵入りの露払いと太刀持ちは、同じ部屋か一門の幕内力士が務めるのが慣例になっています。


 十両に返り咲いた山口が幕内に入り、石浦が幕内で相撲を取り続ければ、夢は現実になります。


石浦と山口、中学から大学まで切磋琢磨

 2人は鳥取市立西中学校、鳥取城北高校、日大と同じ道を歩んできました。地元出身の石浦に対し、東京から鳥取に「留学」してきた山口は、高校横綱などアマ19冠に輝いた大器。中学1年の時点で身長170センチ、体重100キロもありました。


 一方、中学1年の時点で石浦は150センチ、50キロ。当時は重戦車のような山口の立ち合いに圧倒され、まわしにすら触れられませんでした。その後、高校、大学でも歯が立たなかった石浦ですが、山口との稽古で成長を感じていました。


新入幕で10連勝の石浦。夢はかけがえのない友との「横綱土俵入り」© withnews 新入幕で10連勝の石浦。夢はかけがえのない友との「横綱土俵入り」

 石浦は「山口より強いやつはいない。大きい力士の懐に入るスタイルの基本もできあがった」と語ります。


 日大卒業後、相撲をあきらめかけオーストラリアへ語学留学したこともある石浦。土俵に再挑戦したのも、山口の角界での活躍に刺激を受けたからでした。そして、同じ宮城野部屋に入門しました。


けが、バセドウ病、苦しむライバル山口

 山口は入門後は幕下15枚目格付け出しから、所要3場所で新十両に昇進、幕内も1場所務めました。


しかし、大きな挫折を味わいます。2年前の夏に十両から陥落。その後、腰のけがの手術をしたほか、バセドウ病になっていたことが発覚したのです。


 本来の力を全く出せず、一時は三段目まで番付を下げました。地道に復活を期し、先場所では幕下優勝。2年ぶりの十両に返り咲きました。


 「どん底」を見た山口の姿に心を痛めながらも、その復活を信じていたのが石浦でした。


夢まもなく「あとは自分次第」

 先場所、山口が幕下優勝し十両復帰を濃厚にした時、石浦は山口との「露払い・太刀持ち」という夢について「あとは自分次第」と語っていました。


――山口の幕下優勝についての感想は?


「驚くことはないです。(苦しんでいる山口のことを)あいつはもう終わったから、おまえが頑張れという人もいた。でも信じていた」


「(山口が苦しんでいる時は)何も声はかけなかった」


「自分の言いたいことも山口はわかっている。山口がどれだけ悔しいかわかっていたから」


――夢だった2人での露払いと太刀持ちが近づいています


「山口は大丈夫なんで、あとは自分次第じゃないですか」


 小兵ながら気迫あふれる相撲で注目されている石浦。闘志を胸に秘めながら、夢に向かって、一歩ずつ、進んでいます。






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