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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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ほとんどの大人は「ET」を「ファンタジーSF」として観にきたわけで、作り手側は「子供を主な対象としつつ、一部の大人の鑑賞にも耐える作品」を作ったわけだ。私はむしろ、この映画が「子供騙し」に見られるのを避けたためか、登場する子供たちの家庭が片親家庭であることで、ファンタジーに余計なリアリティを与えたのはミスだったと思っている。
だが、ファンタジーというのは難しいもので、一般的には細部のリアリティは、全体の「大嘘」を観客に納得させるのに絶対に必要なのである。「ET」は、その細部のリアリティは素晴らしかった。逆に日本の特撮映画のほとんどがダメなのはそこなのである。その駄目さを一部の物好きが許容して甘やかしてばかりいるからいつまで経っても日本の特撮映画は進歩しない。
要するに、子供だましの映画は、子供すら本当は騙せないのである。
下の「オバハン」は、ファンタジーと「子供だまし」を混同している。



映画の鑑賞マナーで思い出すのは(これはスマホとか無い時代だけど)山上たつひこの『ええじゃない課』で須崎君が「ET」観に行ったら隣に傍若無人なおばちゃんと子供が座って酷い目に遭う話。「なんやこれ子供だましやなー」











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