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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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木村正人という在英日本人ジャーナリストによる「UNBROKEN」擁護の文章の一節。「村野瀬玲奈の秘書課広報室」から転載。

「非の打ち所がないザンペリーニと救いようがないWの生きざまが残酷なまでのコントラストを描きだし、ザンペリーニの魂をこれ以上ない高みまで引き上げるのだ。」

この部分に、非常な違和感を感じる。違和感と言うよりは不気味な感じ、か。そもそも、この映画はザンペリーニの自伝的作品が原作、あるいは原材料になっているはずだが、それなら原作者が自分にとって不都合なところは何一つ書かないだろうことは当然だ。それを「非の打ち所がないザンペリーニ」という言い方に引っかかるのである。もちろん、捕虜の側に「非の打ち所」など無くても虐待される、(あるは捕虜からは虐待と感じられる)のはよくある話である。実際、非の打ち所は無かったのかもしれない。
ただ、アンジェリーナ・ジョリーは「ハリウッドの広告塔」つまり、ユダヤ支配層の道具であることが噂されている女優であり、その彼女がなぜ今の時期にこういう映画を撮ったのか、興味深い。あるいは「安倍右翼政権」への牽制か。(笑)
もちろん、「在英日本人ジャーナリスト」という存在も非常に胡散臭い。



(以下引用)


マッカーサーに指名手配された日本兵

西太平洋のマーシャル諸島近くで、ザンペリーニは旧日本軍に発見される。日本国内の捕虜収容所に約2年半収監され、「バード(鳥)」と呼ばれる日本兵Wに目をつけられ、徹底的に虐待される。

Wによる戦争捕虜(POW)虐待は米軍に知れ渡っており、戦後、連合国総司令部(GHQ)のマッカーサー司令官は戦争犯罪者としてWを指名手配する。

しかし、Wは主権が回復する52年まで逃げ切り、罪を免れた。捕らわれていたら、間違いなく有罪になっていた。

晴れて社会復帰したWは保険代理業で成功を収め、オーストラリアのゴールドコーストに別荘を構えるまでになった。ザンペリーニとWのドラマはこれで終わらない。

98年の長野冬季五輪に聖火ランナーとして参加したザンペリーニはWに面会を申し入れる。しかし、Wは面会に応じないまま、2003年4月に死亡。ザンペリーニも今年7月、肺炎のため97歳で亡くなった。

非の打ち所がないザンペリーニと救いようがないWの生きざまが残酷なまでのコントラストを描きだし、ザンペリーニの魂をこれ以上ない高みまで引き上げるのだ。
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