ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です
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日本映画は、黒澤小津の時代が黄金期であるのは言うまでもないが、外国人の「羅生門」に対する評価の高さはいつも驚く。ベネチア映画祭だけの特別な評価だったというわけではなさそうだ。面白さという点では、黒澤映画の中でも中位から下位だと私は思う。
ここで評価されているのは、「文芸映画」が多く、娯楽映画は少ないが、その中で第一位が黒澤の「七人の侍」であるのが面白い。後世の映画に与えた影響と、「映画的文法」のお手本として外国の映画人が必見としている映画だからだろう。外国人は字幕で見ているのも大きいか。録音のひどさは、日本人にはほとんど聞き取れないほどだと思う。
フェリーニでも「道」ではなく、「8 1/2」を選んでいるあたりが映画通を気取るスノッブらしい選択だ。もちろん、「8 1/2」は素晴らしい映画であるが、感動性や人間の深さを描いた作品としては「道」に数段劣ると思う。まあ、映画技法として、現実と幻想が交錯する手法が知識人好みだろうと想像はできる。
ここで評価されているのは、「文芸映画」が多く、娯楽映画は少ないが、その中で第一位が黒澤の「七人の侍」であるのが面白い。後世の映画に与えた影響と、「映画的文法」のお手本として外国の映画人が必見としている映画だからだろう。外国人は字幕で見ているのも大きいか。録音のひどさは、日本人にはほとんど聞き取れないほどだと思う。
フェリーニでも「道」ではなく、「8 1/2」を選んでいるあたりが映画通を気取るスノッブらしい選択だ。もちろん、「8 1/2」は素晴らしい映画であるが、感動性や人間の深さを描いた作品としては「道」に数段劣ると思う。まあ、映画技法として、現実と幻想が交錯する手法が知識人好みだろうと想像はできる。
2018年10月30日、英BBCが「史上最高の外国語映画100本(The 100 Greatest Foreign-language Films)」を発表。中華圏から12作品が選ばれた。中央社が伝えた。
【その他の写真】
2015年に「史上最高のアメリカ映画100本」を発表している英BBCが30日、優れた非英語作品を選ぶ「史上最高の外国語映画100本」ランキングを発表した。これは世界43カ国・地域の映画評論家209人へのアンケートを実施し、その結果をまとめたもの。67人の映画監督が手掛けた、24カ国・地域からの19言語の作品が登場している。
1位に選ばれたのは日本映画で、黒澤明監督の「七人の侍」だった。日本映画はトップ10に3作品が登場し、同じ黒澤監督の「羅生門」が4位、小津安二郎監督の「東京物語」が3位となった。
中華圏からは、9位に登場したウォン・カーウァイ(王家衛)の「花様年華」が最高位につけた。ウォン監督作品は「恋する惑星」が56位、「ブエノスアイレス」が71位と計3作品が選ばれている。
中国からはチェン・カイコー(陳凱歌)監督の「さらば、わが愛/覇王別姫」が12位に登場。チャン・イーモウ(張芸謀)監督の「活きる」が41位、「紅夢」が93位に選ばれている。
このほか、台湾からホウ・シャオシェン(侯孝賢)監督の「悲情城市」が18位、エドワード・ヤン(楊徳昌)監督の「ヤンヤン 夏の想い出」が25位、「クー嶺街少年殺人事件」38位に。アン・リー(李安)監督の「恋人たちの食卓」が54位、「グリーン・デスティニー」が78位に選ばれている。(翻訳・編集/Mathilda)
【その他の写真】
2015年に「史上最高のアメリカ映画100本」を発表している英BBCが30日、優れた非英語作品を選ぶ「史上最高の外国語映画100本」ランキングを発表した。これは世界43カ国・地域の映画評論家209人へのアンケートを実施し、その結果をまとめたもの。67人の映画監督が手掛けた、24カ国・地域からの19言語の作品が登場している。
1位に選ばれたのは日本映画で、黒澤明監督の「七人の侍」だった。日本映画はトップ10に3作品が登場し、同じ黒澤監督の「羅生門」が4位、小津安二郎監督の「東京物語」が3位となった。
中華圏からは、9位に登場したウォン・カーウァイ(王家衛)の「花様年華」が最高位につけた。ウォン監督作品は「恋する惑星」が56位、「ブエノスアイレス」が71位と計3作品が選ばれている。
中国からはチェン・カイコー(陳凱歌)監督の「さらば、わが愛/覇王別姫」が12位に登場。チャン・イーモウ(張芸謀)監督の「活きる」が41位、「紅夢」が93位に選ばれている。
このほか、台湾からホウ・シャオシェン(侯孝賢)監督の「悲情城市」が18位、エドワード・ヤン(楊徳昌)監督の「ヤンヤン 夏の想い出」が25位、「クー嶺街少年殺人事件」38位に。アン・リー(李安)監督の「恋人たちの食卓」が54位、「グリーン・デスティニー」が78位に選ばれている。(翻訳・編集/Mathilda)
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