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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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「ワールドトリガー」を3シーズン終わりまで見たので、見るものが無くて、何の気なしに「ザ・ファブル」(実写邦画)を見たのだが、これが思いがけない秀作だった。もちろん、劇画を原作としている映画だから荒唐無稽な部分は多いが、映画にやたらにリアリズムを求めるより、娯楽としての完成度を求めるべきだろう。そういう意味で秀作だと言っているのである。
主演の岡田准一の演技力はたいしたもので、体もよく鍛えられている。ハリウッドの俳優にも匹敵する存在だろう。柳楽優弥が悪役をしていて、「青い炎」ばりのオーバーアクトだが、そのほうが劇画の実写化に合っているようだ。最後に配役を見るまで、これが本当に柳楽優弥か、確信が持てないほどの「真からの下種」の悪臭を出していたのは見事だとも言える。
山本美月もヒロインとして最適の演技である。
特筆したいのは、主人公が描く小学生レベルの絵の愛嬌で、この絵を描いた人は凄いと思う。
監督は江口カンという人で、この名前は初耳である。
ちなみに、「ファブル」の意味は神話であり、神話的殺し屋である主人公のこと。ただし、岡田准一の演技は、まったく凄んだところや気取ったところはない。子供がそのまま大人になったような変人を実に見事に演じている。
その後でアニメの「リベンジャー」を見たが、背景や美術にところどころいいところがあるのに、監督のセンスが悪くてすべて台無しになっている。時代劇なのに、連発拳銃が出て来るのも興覚めだし、侍が月代を剃らず長髪で前髪を垂らしているのは愚の骨頂である。目にまで垂れかかる前髪をしていて斬り合いができるか。また、耳ピアスとか眼鏡をかけた侍とか、確かに「サムライチャンプルー」のように時代考証は最初から無視すると宣言しているアニメもあるが、それで面白くなるかどうかは脚本と監督の腕とセンス次第だ。脚本が虚淵玄と誰かの共同脚本のようだから、ダメな部分の責任の大半は監督にあると思う。
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