ペストに冒された未来の息子を救うため、特効薬を入手するために自分の手を包丁で突き刺して病院に入院する母親の描写、生き残った唯一の大人である用務員の関谷が女子小学生をはべらせて「関谷様と呼べ!」「流行歌を歌え!」と叫ぶ場面がちゃんと描けていれば「映画漂流教室」は成功したも同然。
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ペストに冒された未来の息子を救うため、特効薬を入手するために自分の手を包丁で突き刺して病院に入院する母親の描写、生き残った唯一の大人である用務員の関谷が女子小学生をはべらせて「関谷様と呼べ!」「流行歌を歌え!」と叫ぶ場面がちゃんと描けていれば「映画漂流教室」は成功したも同然。
私見では漂流教室を映画化するポイントは「未来に居る息子とテレパシーでつながった母親の、現在時間での苦闘」「卑屈な独裁者・関谷様」の二点だと思うのだが、過去の映画化ではそこを押さえずに別のどうでもいい描写に力を入れている。
「漂流教室」の過去の映画化は私見ではすべて失敗しているが、私としては関谷様に蛭子能収をキャスティングしてもう一度リメイクしてほしい。