特に面白い記事ではないが、私が興味を持っている問題に関係するので、メモ。
全国の空き地、空き家を有効利用できれば、日本人全体への「住宅補助」政策が安価で実現できると私は思っているのだが、それは甘い考えだろうか。ついでに言えば、住宅補助と教育費補助があれば、賃金が低くても安定した人生設計は可能だ、と私は思っている。そして、日本人全体としては、平均賃金はこれからも低下する一方だという見通しを持っている。
教育補助については、高教育を受けなくても、あるレベル以上の就職ができるという社会風潮ができれば、特に無くてもかまわないと思う。つまり、教育費とは、実は将来の就職への投資にすぎないのだから、教育と就職の関係が断絶すれば、誰も高教育を求めなくなる。それは子供の幸せでもあるだろう。もともと勉学に不向きな子供にまで教育を強制するから逆に高教育の阿呆が大量生産されるのである。
(以下引用)
空き家率、過去最高の13.5%=山梨、長野が上位―総務省
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140729-00000134-jij-bus_all
時事通信 7月29日(火)20時15分配信
総務省が29日発表した2013年10月1日現在の住宅・土地統計調査結果(速報)によると、住宅の全国総数6063万戸のうち820万戸が空き家で、空き家の割合は13.5%と、08年の前回調査と比べ0.4ポイント上昇し過去最高を更新した。総住宅数は305万戸、空き家数は63万戸それぞれ増え過去最多。
空き家率上昇の背景には、住宅を撤去して更地にすると固定資産税の軽減措置が受けられなくなるため、相続した住宅をそのまま空き家にしているケースが増えたことや、地方から都市部への人口流出があるとみられる。同省統計局は「今後高齢化が進み、亡くなる方も増えていく。空き家対策がより必要になる」としている。
都道府県別に見ると、山梨の22.0%が最も高く、次いで長野の19.8%、和歌山の18.1%が高かった。
逆に宮城は東日本大震災前の前回調査の13.7%から9.4%に下がり全国最低。家を失った被災者が民間の空きアパートなどに入居した影響とみられ、福島も13.0%から11.7%に低下した。