ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です
管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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なかなか細かい分析をしているので、とりあえず資料として保存しておく。もしも本気でこの事件を捜査したければ、山本さん死亡の直前に死亡現場の街路を見下ろしていた目撃者はたくさんいるから、その人たちの証言を得ればいいことだが、おそらくこの事件は「シリア政府による銃撃」としてそのまま有耶無耶にされるだろう。
ところが、山本さんが直前まで撮っていた映像にはシリア政府軍の姿など、どこにも存在しないのである。
べつに山本さんは自由シリア軍の先頭を歩いていたわけではなく、その前を数人の自由シリア軍兵士が歩いていたのだから、いきなり山本さんが前方から銃撃されたとするのはおかしい。山本さんの撮った映像から判断すれば、彼女は「最初の銃弾」で即死したように思われる。映像が中断される直前まで、戦闘の気配がまったくないのである。
やはり、山本さんは、歩いているところをいきなり後ろから(つまり自由シリア軍に)撃たれたのではないだろうか。
「日本人だ!」という叫びは、その合図だろう。
戦場では死は日常であり、その死の扱いも粗雑である。誰が犯人かなど厳密な追及などされることはない。
チェスタトンの「折れた剣」を想起させられる。
私がノンフィクション作家なら、今こそシリアに飛んで、この事件の真相を解明するところである。
(以下引用)
ところが、山本さんが直前まで撮っていた映像にはシリア政府軍の姿など、どこにも存在しないのである。
べつに山本さんは自由シリア軍の先頭を歩いていたわけではなく、その前を数人の自由シリア軍兵士が歩いていたのだから、いきなり山本さんが前方から銃撃されたとするのはおかしい。山本さんの撮った映像から判断すれば、彼女は「最初の銃弾」で即死したように思われる。映像が中断される直前まで、戦闘の気配がまったくないのである。
やはり、山本さんは、歩いているところをいきなり後ろから(つまり自由シリア軍に)撃たれたのではないだろうか。
「日本人だ!」という叫びは、その合図だろう。
戦場では死は日常であり、その死の扱いも粗雑である。誰が犯人かなど厳密な追及などされることはない。
チェスタトンの「折れた剣」を想起させられる。
私がノンフィクション作家なら、今こそシリアに飛んで、この事件の真相を解明するところである。
(以下引用)
新ベンチャー革命2012年8月27日 No.630
タイトル:日本テレビの依頼でシリア取材して銃殺された日本人女性カメラマンを案内した反政府の自由シリア軍FSAには凶暴なアルカイダが混じっている?
1.やっぱり山本美香氏は計画的暗殺だった
本ブログNo.628にて、シリアで暗殺された日本人女性カメラマン・山本美香氏について取り上げました(注1)。そして、同氏は暗殺されたとほぼ断定しています。その論拠は以下です。
(1) 狙撃グループは事前に現場に日本人が来ているという情報を知っていて、現場にいるはずの日本人を探し回って、見つけたとたんに、即、狙い撃ちにしている。この事実から、これは偶発事故では絶対なくて、計画的な暗殺である。
(2) 山本氏を狙撃したのがシリア政府軍兵士という証拠はない、佐藤氏がそうではないかと言っているのみである。にもかかわらず、悪徳ペンタゴン・マスコミは政府軍の仕業と報道している。
(3) 狙撃直前、佐藤氏のカメラに録音されていた銃声音は、路上を隔てた向こう側から発生した銃声ではなく、そのカメラの近傍で発生した銃声のように感じられる。
以上は、司法解剖結果が出る前の、本ブログの推測です。
その後、殺害された山本氏の遺体が帰国し、警視庁にて司法解剖され、27日のマスコミにていっせいにその結果が報道されています(注2)。
これらのマスコミ報道によれば、致命傷は首で、左後ろから右前に弾が貫通しているとのこと。案の定、この結果は筆者の思ったとおりでした。すなわち、上記(3)のとおり、山本氏の左後ろにいた人物が至近距離で撃ち、弾は山本氏の首の左後ろに当たり、首の右前方向に貫通したのです。そのとき、山本氏はカメラを手に持って作動させていたため、首を貫通した弾がカメラを持っていた同氏の右腕に当たったと思われます。ネットの遺体写真では、右腕にひどい傷があります。
山本氏の右側のすぐ前に立っていた佐藤氏のカメラ記録によれば、通りの向こう側の、“日本人だ!”という叫び声の直後、そのカメラの近傍から4発くらいの銃声音が録音されていますが、この銃声のひとつが、山本氏への狙撃音と思われます。その銃声と同時に、山本氏のカメラが路上に横倒しになっています。首を撃たれたので、山本氏は悲鳴も出ず、無言での即死だったと思われます。
山本氏は全部で9発も撃たれているそうですが、最初に首を撃たれて即死した後、遺体に何者かが残り8発も撃ったということです。残り8発は、政府軍との銃撃戦に山本氏が巻き込まれたように見せ掛けるための小細工でしょう、あまりかしこくない連中の仕業です。
狙撃される直前の山本氏の右側脇には佐藤氏が居たので、反対の左側脇には、両氏を現場に案内したFSA(シリア反政府軍)の関係者が居たと考えるのが自然です。佐藤氏のカメラに映っているのは、通りの向こう側の停車した車の後ろを歩く数人の兵士らしい姿ですが、彼らと山本氏の間には停車した車があって、すぐには山本氏を狙えず、上記の佐藤氏カメラに録音された銃声音は、通りの向こう側を歩く兵士が山本氏を撃った銃声音ではないと思われます。山本氏も佐藤氏同様、通りの向こう側にカメラを向けていますから、通りの向こう側から撃った弾は、山本氏のカメラに当たるはずで、山本氏の首の左後ろから、右前に貫通することはあり得ません。
2.これだけ計画的暗殺疑惑が濃厚にもかかわらず、読売新聞の説明はおかしい
今回、山本氏を銃殺した連中は、程度が低く、スマートに偽装殺人すらできず、故意の暗殺であることがバレバレです。そのことは、上記の素人分析からも明らかです。
ところで、山本氏の司法解剖結果を報じている読売新聞報道(注2)によれば、銃撃戦が始まって、山本氏が逃げるとき、振り向きざまに、首に被弾したと説明していますが、この説明は、テレビ報道されたり、ネットにアップされた山本氏のカメラ記録、佐藤氏のカメラ記録とまったく辻褄が合いません。
読売の説明が正しければ、“日本人だ!”の叫び声の直後、佐藤氏カメラそばにて銃声音が発生したとき、山本氏はまだ撃たれていないことになりますが、これはおかしい。山本氏のそばにいた佐藤氏のカメラには、通りの向こう側の叫び声がクリヤーに録音されているのに、すぐ隣にいた山本氏の声がまったく録音されていないのはおかしいわけです。
3.銃声音発生の直後、すぐ逃げた佐藤氏が山本氏の安否をまったく確認していないのもおかしい
上記、佐藤氏カメラに録音された銃撃音発生時、佐藤氏は、すぐそばにいた山本氏の安否をまったく確認していないで、山本氏のいた場所と反対方向にすぐ逃げたことが、同氏のカメラ記録からわかります。佐藤氏は安全な場所に避難した後、山本氏の安否を気遣う声を発していますが、逃げる際、彼女の方をまったく振り返っていないということです、しかしながら、これは人間の行動として不自然です、佐藤氏には失礼ですが・・・。
ネット情報によれば、山本氏と佐藤氏は2003年のイラク戦争時代から、行動をともにしており、現在は“事実婚”関係とのこと。それならなおさら、佐藤氏の行動は不自然です。
4.山本・佐藤両氏は日本テレビの依頼で、シリア入りしたそうだ
山本・佐藤両氏の今回のシリア取材を依頼したのは日本テレビだったそうで、両氏は14日にシリア入りしています(注3)。そして、事件は20日に発生したのです。
両氏は、上記、シリア反政府軍FSAの案内にて、FSAに協力しているシリア隣国のトルコからシリア入国しており、当然、シリア政府の入国許可は取っておらず、シリア政府からみると、違法入国となります。
両氏の違法入国を依頼元の日テレは知っていたのでしょうか。
5.日本政府は山本氏の殺害犯人を追及すべし
上記の本ブログの分析によれば、山本・佐藤両氏を現場に案内したFSAの関係者によって、山本氏が殺害された疑惑が濃厚です。
にもかかわらず、山本氏の司法解剖結果を報じる大手マスコミは、単に、事実関係のみ報じるにとどまっています。
このままいくと、この事件はこれでおしまいにされるのでしょうか。
今回のシリア現地取材を、山本氏の所属するジャパンプレスに依頼した日テレは、FSAが取材協力していたことを事前に知っていたのでしょうか。
ところで、ネット情報によれば、FSAにはアルカイダが混じっているという疑惑があるそうです。そのことを報じているのはNYタイムズですから間違いありません(注4)。だから、NYタイムズと同じ報道機関である日テレはそのことを知っていたはずです。
米国戦争屋CIAが支援しているシリア反政府軍(FSA含む)に、アルカイダが混じっているという話は一般の日本人には解せないでしょう、なぜなら、アルカイダは米戦争屋CIAの敵だからです。しかしながら、アルカイダは米戦争屋が敵として利用する対象にすぎません。その証拠に、先のリビア紛争でもアルカイダが米国政府に雇われて、カダフィー政権の政府軍を攻撃したことを米国政府当局が認めているという事実があります(注5、注6)。
その事実の延長線で考えると、シリアの反政府軍FSAにも米国政府に雇われたアルカイダが混じっている可能性は大いにあります。
なお、上記、米国戦争屋(世界的寡頭勢力の主要構成メンバー)およびそのロボット・悪徳ペンタゴンを構成する日本人勢力の定義は本ブログのNo.576の注記をご覧ください。
もし、今後、今回の事件を日本政府およびマスコミが有耶無耶にしたら、日本政府もマスコミも、まさに米国政府あるいは米戦争屋の前ではまったく、逆らえないことを意味します。
注1:本ブログNo.628『日本人カメラウーマン山本美香さん暗殺事件:米国戦争屋の対日イノベーション戦略を見抜いて自己防衛しておくべし』2012年8月25日
注2:読売新聞“山本美香さん、9発の銃撃痕・・・致命傷は首”2012年8月26日
注3:産経新聞“日テレへの映像提供で現地へ 死亡した山本美香さん”2012年8月21日
注4:The New York Times“Al Qaeda Taking Deadly New Role in Syria’s Conflict” July 24, 2012
注5:ウォールストリート・ジャーナル、2011年3月30日、『リビア反政府勢力、一部にアルカイダ関係者も=米当局』
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