ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です
管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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このブログの「人生論」的なシリーズの中でも書いたが、社会に生きていく上では嘘と演技の能力はほぼ必須であり、その能力が無いと、社会の落伍者になるわけだ。私などは嘘も演技も苦手で、その能力を身につけるのも面倒くさいので、一生(精神的には子供のまま)、社会の底辺で生きていく決心を20代で決めている。正確には、大学を中退した時点で決めている。それが「子どもの精神のまま生きていくことだ」と気づいたのは、たぶん、このブログを書き始めたころだろう。つまり、開き直りである。
社会というのは他者との関係が必須なので、他者の機嫌を取り、他者を自分の都合のいいように動かすのに正直一方では無理なのである。嘘をつくとは、ある面では「相手に合わせる」ことで、努力が必要なのだ。まあ、それが生まれつき容易にできるサイコパスもいるが、だからといって、正直な自分が偉いということにはならない。単に怠惰であることが多いわけだ。そもそも、嘘をつくには、いろいろと記憶し、嘘の整合性をつける知力が必要なのである。頭の悪い人間の嘘は、ついたそばからぼろぼろバレていく。
昔、予備校で教師をしていたころ、生徒のひとりが、全国模試でちょっと信じがたい成績を取ったことがある、と私との雑談で言ったのだが、それに感心して、後で同僚との雑談の中でその話をすると、その同僚は(非常に頭のいい人だったが)「フカシだよ、フカシ」と笑いながら、即座に言ったので、驚いたことがある。そういう無意味な嘘を生徒が教師に言うことも、その同僚が即座にそれを嘘だと見抜いたことも、私には信じがたいことだったのである。そこが、私が「子ども頭脳」であるゆえんだ。世間では、嘘というのがごく日常的であり、周囲もそれを見抜いているわけだ。たぶん、私に嘘をついた生徒は、私がその嘘を見抜けない馬鹿だと分かっていたのだろう。
まあ、そういう物事に慣れるのが「世慣れる」ということである。世渡りの上手い人は、それ自体、つまり世渡り行為自体を楽しんでいるのだろう。そして、自分が騙した相手を、「こいつ、馬鹿だな」と考えて楽しむわけだ。まあ、正直さは馬鹿と紙一重であり、それはトルストイの「イワンの馬鹿」という童話(民話)で描かれているが、長年生きてきて、自分が馬鹿だと分かったのは、私はごく最近なのである。「汝自身を知れ」というのは、なかなか困難なようだ。
社会というのは他者との関係が必須なので、他者の機嫌を取り、他者を自分の都合のいいように動かすのに正直一方では無理なのである。嘘をつくとは、ある面では「相手に合わせる」ことで、努力が必要なのだ。まあ、それが生まれつき容易にできるサイコパスもいるが、だからといって、正直な自分が偉いということにはならない。単に怠惰であることが多いわけだ。そもそも、嘘をつくには、いろいろと記憶し、嘘の整合性をつける知力が必要なのである。頭の悪い人間の嘘は、ついたそばからぼろぼろバレていく。
昔、予備校で教師をしていたころ、生徒のひとりが、全国模試でちょっと信じがたい成績を取ったことがある、と私との雑談で言ったのだが、それに感心して、後で同僚との雑談の中でその話をすると、その同僚は(非常に頭のいい人だったが)「フカシだよ、フカシ」と笑いながら、即座に言ったので、驚いたことがある。そういう無意味な嘘を生徒が教師に言うことも、その同僚が即座にそれを嘘だと見抜いたことも、私には信じがたいことだったのである。そこが、私が「子ども頭脳」であるゆえんだ。世間では、嘘というのがごく日常的であり、周囲もそれを見抜いているわけだ。たぶん、私に嘘をついた生徒は、私がその嘘を見抜けない馬鹿だと分かっていたのだろう。
まあ、そういう物事に慣れるのが「世慣れる」ということである。世渡りの上手い人は、それ自体、つまり世渡り行為自体を楽しんでいるのだろう。そして、自分が騙した相手を、「こいつ、馬鹿だな」と考えて楽しむわけだ。まあ、正直さは馬鹿と紙一重であり、それはトルストイの「イワンの馬鹿」という童話(民話)で描かれているが、長年生きてきて、自分が馬鹿だと分かったのは、私はごく最近なのである。「汝自身を知れ」というのは、なかなか困難なようだ。
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