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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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ほとんどの人には無縁に思われる話だろうが、イラストの話に限定せず、「仕事」の話だと思えば、示唆的だと思う。
仕事(発注)の内容を「一枚の絵」だと思うから、たとえば一枚の絵の相場を「一万円」と考えて発注したりする。ところが、描く方は、その絵の内容にかなり時間を拘束されるわけである。描くのに36時間拘束されるなら、「プロを36時間拘束するにふさわしい報酬」を払うべきであるのは言うまでもない。時給1万円なら、36万円となる。
下のツィートだと、絵の密度が問題になっているが、では、単純化された、ほとんど描線だけのイラスト(たとえば和田誠の絵)なら安くていいかと言うと、その描線を研究し修練するのに要した膨大な時間が存在している。プロの仕事への報酬というのは、その時間の分、高額になるのが当然なのである。
すぎやまこういち(政治思想は糞だが)が、「ドラゴンクエストのテーマ曲は十分でできた。しかし、それは、その前の何十年の蓄積の結果だ」という趣旨のことを言っている。つまり、その
何十年の蓄積に正当な報酬を払うなら、とんでもない巨額報酬になるわけである。それを「十分の労働」への報酬と考えると、そのあまりの開きに絶句するだろう。
  1. さんがリツイート
    返信先: さん

    〆切まで時間が無いとか要求される完成度が通常より高いとか、様々な理由で作業に掛かる手間は変わるのですが、それに対応した原稿料を必ずいただけるとは限らないですね。


  2. さんがリツイート
    返信先: さん

    記憶曖昧ですが、大伴昌司さんの本か何かで少年マガジンの「怪獣200匹大行進」のイラスト発注で石原豪人先生(?)が「1匹10分かかるとして200匹なら2,000分の単純計算で、寝ないで描いても34時間かかる」云々の話を読んだ記憶があります。絵も密度や単位で「見積り」が必要なのではないでしょうか。




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