これは、オカルトと言われるかもしれないが、簡単である。
風邪をひきそうな気配を感じるのはたぶん寝床でうとうとしている時だが、その時に「よし、風邪をひかないぞ！」と心で力むのである。あるいは決意するのである。
そうすると、翌朝起きても風邪は退散しているはずだ。
意志が体に及ぼす力は、たいていの人が想像しているより大きいのである。
ヘミングウェィがある戦場でのレポート的に書いた短編で、重症を負った兵士は「生きる意志を失った」時に死ぬということを書いているらしい。つまり、「もう死んでもいいや」と思ったら死ぬ、ということだ。意志の力と肉体はかなり密接につながっているということだ。
これは「白鯨」の中で蛮人クィークエグも同じようなことを言っている。

超人的な成績を残すスポーツ選手と、才能はあるのに平凡な成績で終わる選手の差も、この「半無意識な意志の力」にあるのかもしれない。優れた武道家の多くが、オカルト的な面を持っているのも、その力を実感しているからだろう。オイゲン・ヘリゲルの「弓と禅」の中で阿波師範が暗闇の中で的の中心を射てみせたエピソードも、そのひとつか。



（以下引用）


【緊急】『あっ…なんか風邪ひきそう』← ここから一撃で治す方法
2024年12月06日23:01


1: ななしさん＠発達中 ID:WTU6H7Clr
なんかある？