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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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この監督は確かフランスの映画祭でアニメ部門か何かの賞を取った人で、最近よく名前が出てくるのだが、私は「デビルマン」と「四畳半神話体系」の第一話しか見ていない。「デビルマン」は全話見たが、原作漫画は未読で、アニメのほうはなかなか上手く作ったと思う。永井豪のあの絵をアニメに落とし込むのは難しいと思うが、キャラも画面作りも話の構成も上手いと思う。ただ、見て楽しいものではないし、「デビルマン」にそんな楽しさを求める人もいないだろう。「四畳半神話体系」も同様で、見ていてまったく快感は無い。
もちろん、独特のアニメ感覚を持った作家だと思うし、そこがフランスの映画祭で評価された部分だろう。(どの作品で賞を取ったかは分からない。あるいは、下に出ている「夜明け告げるルーのうた」かもしれない。娘が見ているDVDを後ろから少し見たが、最初のあたりで判断すると、私には好きになれそうもないアニメキャラが主人公のようなので後は見ていない。)
音楽などでもそうだが、自分の嫌いな音楽が大ヒットするというようなことはよくあるので、湯浅監督もこれから「独特のアニメ感覚を持った才人監督」から「ヒットメーカー」になる可能性もあるだろうが、暗い物や黒い物(暗い情念)への嗜好がその作家的個性である限り、そうなるのは難しいかな、という気もする。人間は基本的に「幸福感」をこそフィクションに求めるものであるからだ。湯浅監督の「デビルマン」などは、犬や猫を殺してその腹を裂いて内臓を見て喜ぶ子供のような印象が強かった。まあ、永井豪の原作がもともとそうなのではあるが。こうした作家は、業界的には高く評価されやすいが、大衆的人気は出にくいものだと思う。





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「夜明け告げるルーのうた」wowow放送決定wowowシネマ→3/2(金)よる7:00〜 wowowプライム→3/7(水)よる8:00〜 「夜明け告げるルーのうた」だけでなく「夜は短し歩けよ乙女」、「マインド・ゲーム」も放送される湯浅監督スペシャルプログラムです! 








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