ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です
管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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「宇宙よりも遠い場所」は花田十輝の脚本・シリーズ構成だが、私は彼の脚本とは相性が悪いのか、彼の名前はこれまで何度か見たはずなのに、彼が脚本だから見ようと思ったことがない。
まあ、私が高く評価する吉田玲子にしても、「スクラップトプリンセス」は数話で投げ出したので、題材や原作などとの関係で(あるいは監督の力量のせいで)私と相性が合わないことはあるだろうが、花田十輝の場合は、あまりに印象が薄い。で、印象が薄いだけでなく、「よりもい」は妙な視聴中の不快感が私にはあるのである。
「宇宙よりも遠い場所」は原作付きかどうか知らないが、2回目途中まで見て、私とは合わないな、と放棄した。女子高生が南極に行くという、有り得ない話を描くなら、ギャグタッチにでもしないと、私の中のリアリストが承知しないのだと思う。
「ガルパン」は最初から有り得ない設定だ、ということを示した上で、細部のリアリティを徹底したから一種のSF・ファンタジーとして視聴者は納得したわけで、女子高生が南極に行くというのはいくらコネがあろうと情熱があろうと最初から不可能な話だのにそれをリアリズムで描くから私は受け付けないのである。しかも、若者が一見不可能な夢に向かって突き進むという「感動強要」路線が見え見えだから、なおさら気色悪く思うのだろう。
登場する人物も、私には好きになれない無謀なキャラばかりで、まあ、若者には好まれるかもしれないが、たとえば戦争真っ最中のシリアに女子高生が体ひとつで飛び込むような行動を素晴らしいと思うかどうか、である。それは、その行動に伴う(家族などの)無数の犠牲に見合う行動なのかどうか。母親が南極で遭難したらしい女生徒はまだその行動の理由があるとしても、他の女生徒たちは果たしてそういう行動を取る合理的な理由があるのか。女生徒たちがキャッキャウフフしていればすべてOKになるわけではないだろう。それこそ売春でもしないかぎり、必要なカネを貯めることも不可能なはずだ。短期間のコンビニバイトなどで貯まるものではない。
要するに、隠れた部分の不合理性を考えただけで私は見るのが嫌になるわけだ。これは「ガルパン」の対極にあるもので、あの作品は設定自体は有り得ないものだが、細部(戦車戦における戦法など)はぎりぎりまで合理的であった。
まあ、基本的にこのアニメ(宇宙よりも遠い場所)は「ラブライブ」の同類であり、「ラブライブ」が嫌いな私が好まないのは当然だろう。もともと私は「夢に向かって行動する」タイプの青春アニメが嫌いなのかもしれない。世間に溢れる「夢商売」で騙されて人生を誤った青少年は無数にいるはずだ。
とはいえ、これは第二回目まで見た段階での結論であり、ずっと見続けたら考えが変わるかもしれないのだが、花田十輝脚本で私が感心したのがこれまで一つもない以上は、期待薄である。ただし、「海月姫」は悪くなかったが、脚本のせいか原作のせいか監督のせいかは不明だ。
なお、今季アニメで少し残念な感じなのが「博多豚骨ラーメンズ」という作品で、上手く作れば評判作になれたのではないかと思う。博多を「犯罪都市」と明確に規定(何しろ人口の3%が殺し屋だとアニメ中で言っているwww)して、その中での殺し屋や暴力組織の戦いを描いた作品のタイトルが「博多豚骨ラーメンズ」では見る人などいないだろう。またキャラクター設定の絵が、素人かと思うくらい下手すぎる。ネットの素人絵でもあれよりマシなのはたくさんいるだろう。話は、まあ大藪春彦作品をアマチュアが書いたような内容だが、料理の仕方次第で「ブラックラグーン」的な名作アニメになれたかもしれない。
まあ、私が高く評価する吉田玲子にしても、「スクラップトプリンセス」は数話で投げ出したので、題材や原作などとの関係で(あるいは監督の力量のせいで)私と相性が合わないことはあるだろうが、花田十輝の場合は、あまりに印象が薄い。で、印象が薄いだけでなく、「よりもい」は妙な視聴中の不快感が私にはあるのである。
「宇宙よりも遠い場所」は原作付きかどうか知らないが、2回目途中まで見て、私とは合わないな、と放棄した。女子高生が南極に行くという、有り得ない話を描くなら、ギャグタッチにでもしないと、私の中のリアリストが承知しないのだと思う。
「ガルパン」は最初から有り得ない設定だ、ということを示した上で、細部のリアリティを徹底したから一種のSF・ファンタジーとして視聴者は納得したわけで、女子高生が南極に行くというのはいくらコネがあろうと情熱があろうと最初から不可能な話だのにそれをリアリズムで描くから私は受け付けないのである。しかも、若者が一見不可能な夢に向かって突き進むという「感動強要」路線が見え見えだから、なおさら気色悪く思うのだろう。
登場する人物も、私には好きになれない無謀なキャラばかりで、まあ、若者には好まれるかもしれないが、たとえば戦争真っ最中のシリアに女子高生が体ひとつで飛び込むような行動を素晴らしいと思うかどうか、である。それは、その行動に伴う(家族などの)無数の犠牲に見合う行動なのかどうか。母親が南極で遭難したらしい女生徒はまだその行動の理由があるとしても、他の女生徒たちは果たしてそういう行動を取る合理的な理由があるのか。女生徒たちがキャッキャウフフしていればすべてOKになるわけではないだろう。それこそ売春でもしないかぎり、必要なカネを貯めることも不可能なはずだ。短期間のコンビニバイトなどで貯まるものではない。
要するに、隠れた部分の不合理性を考えただけで私は見るのが嫌になるわけだ。これは「ガルパン」の対極にあるもので、あの作品は設定自体は有り得ないものだが、細部(戦車戦における戦法など)はぎりぎりまで合理的であった。
まあ、基本的にこのアニメ(宇宙よりも遠い場所)は「ラブライブ」の同類であり、「ラブライブ」が嫌いな私が好まないのは当然だろう。もともと私は「夢に向かって行動する」タイプの青春アニメが嫌いなのかもしれない。世間に溢れる「夢商売」で騙されて人生を誤った青少年は無数にいるはずだ。
とはいえ、これは第二回目まで見た段階での結論であり、ずっと見続けたら考えが変わるかもしれないのだが、花田十輝脚本で私が感心したのがこれまで一つもない以上は、期待薄である。ただし、「海月姫」は悪くなかったが、脚本のせいか原作のせいか監督のせいかは不明だ。
なお、今季アニメで少し残念な感じなのが「博多豚骨ラーメンズ」という作品で、上手く作れば評判作になれたのではないかと思う。博多を「犯罪都市」と明確に規定(何しろ人口の3%が殺し屋だとアニメ中で言っているwww)して、その中での殺し屋や暴力組織の戦いを描いた作品のタイトルが「博多豚骨ラーメンズ」では見る人などいないだろう。またキャラクター設定の絵が、素人かと思うくらい下手すぎる。ネットの素人絵でもあれよりマシなのはたくさんいるだろう。話は、まあ大藪春彦作品をアマチュアが書いたような内容だが、料理の仕方次第で「ブラックラグーン」的な名作アニメになれたかもしれない。
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