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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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「葬送のフリーレーン」を、最初で見限ったが、世界的に好評なようなので私の判断が間違っていたのかと見直しているが、やはり危険思想のアニメである。つまり、「暴力肯定思想」「戦争肯定思想」「勝てば正義、負ければ悪」という思想だ。百田直樹風というか、ネトウヨ的思想である。
そもそもなぜ魔族が悪で人間側(ニンフやドワーフ含む)が善なのか、分からない。魔族側が最初に攻めてきたから悪、というなら、真珠湾の日本が永遠に悪とされるようなものだ。その際、中国への日本の侵略が絶対的に悪であることは無視されている。つまり、欧米に敵対するものは悪、というだけの話で、欧米こそ歴史上のほとんどの侵略をやっている。
魔族が悪であることの分かりやすい表象として、魔族は角を持っていると描写されているが、それなら、眼鏡で出っ歯(短足胴長で平面顔)の日本人は悪、というのと同じである。
で、途中から完全にバトル漫画(アニメ)になっているが、そのバトルもパターンがいつも同じで、バトル漫画(アニメ)によくある、悪の側が慢心して相手をみくびり、逆転されるというものと、とどめを刺さないために逆転されるというお決まりパターンだけだ。このどこを評価すればいいのか。まあ、文化的開発途上国(欧米含む)では受けるというのは分かる。
魔族を「言葉をしゃべるだけの魔物だ」というフレーズが頻出するが、それを言うなら、ユダヤこそ、他民族(家畜と同じだと見ている)には嘘を言っていい、むしろ積極的に騙すべきであるという思想であり、それは欧米で支配的な思想なのである。
ただし、私は軽難聴なので、字幕が無いと会話をあまり聞き取れない。だから、勘違いがあるかもしれない。
余談だが、過去と現在を交互に描く手法は、「深い」という見かけを与える、ズルいやり方である。こんなのは、最初に時系列で話を作って、それを分割して入れ替えるだけのことだ。
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