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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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私は「その時代だから面白いだけ」という言説はあまり支持しないが、「うる星やつら」の令和版リメイクは、3話くらいまでしか見なかったし、見ていて面白さを感じなかった。絵はむしろオリジナルより洗練されているし、話も昔のままであるが、「らんま1/2」などよりはるかに面白くない。まあ、昔漫画で読んだ時には面白かったかと言えば、実はさほどでもなく「勢いに乗せられた」ところがある気はする。
もともと、「繰り返しによるギャグ」つまり、「ワンパターン」であることを柱とした作品だから、再読性(再視聴性)は無い作品なのだろう。そこが「めぞん一刻」などとは違うわけだ。これは、今回リメイクした側の判断ミスだろう。ラムを「永遠のアイドル」と思うのは老人だけではないか。今では、アニメキャラも「現代的嗜好」なのだから、昔のキャラを再提出しても無理だろう。

(以下引用)

2023-01-03

令和版『うる星』をアマプラ再生して、2秒以上、直視できなかった

令和うる星アマプラ再生したけど、2秒以上、直視できなかった。


これは原作コミック押井テレビシリーズ劇場版をひととおり見たうえでの話。完全に拒絶反応が出てる。


なぜなら、あれは時代の産み落とした作品で、あの空気感をそのままアニメにするのは、もういくらなんでも無茶だと思ったから。懐古趣味にしても中途半端だし。それだけに『ビューティフル・ドリーマー』は、とても重い作品だった。あれは原作モラトリアムを完全に拒否たから。それで押井守がシリーズ途中で降りてからも、建前としては「るーみっくモラトリアム」が続くわけだけど、その呪縛の中でドタバタもがくキャラは見るに堪えず、痛々しく思えた。


から自分は、やまざきかずお版『うる星やつら』をあまり見る気にはなれなかった。もちろん、その延長線にある令和版『うる星』も。絵はきれいだけど、すごい違和感不快感が出てくる。


手垢にまみれたことを言うけど、それだけ『ビューティフル・ドリーマー』は、最終兵器だったと思うし、罪ぶかい名作だったと思う。


さっき「うる星リメイク話題にならず、ぼっちバカウケしているこの時代思春期を過ごしたかった。生まれ時代を完全に間違えた」という年配オタと思わしきツイートを見かけた。それで自分が思う違和感が分かった気がする。


前提として、アニメキャラは「虚構」に過ぎない。80年代は、そんな「虚構」に埋没して「遊ぶ」ことを発見した時代だったのだと思う。だから80年代無意味能天気キャラ表象が求められた。


でも今の時代おたく文化メインストリームとして躍り出て、そうした虚構は、現実より重くなった。


から現実世界乖離した、るーみっく世界観は受け入れにくくなったのかもしれない。ならば、完全に虚構か、現実に振り切れるかしかない。


話を戻すと、やまざきかずお以降の『うる星やつら』にある違和感は、(個人的偏見だけど)形を守ることに汲々としてて「キャラ蝋人形みたい」だからだと思う。そして令和版うる星の不人気さも、ここいらへんにあると思う。


もはや、誰も感情移入してない。というか、する気力にならない。興ざめもいいところ。つまり、40年を経て良くも悪くも、この手のキャラの魅力が、減価償却したといえる。


結論


うる星、昔は好きだったけど、もう完全にオワコンだと思う。それは「役目を終えた」という意味で決してマイナス意味ではない。ただ、コンテンツとしては、もうお金タンマリ稼いでくれるようなものではないだろう。うる星ほど人気のあった作品が『ルパン』や『コナン』になれなかったのも、そのへんに理由がありそうだ。


コメント補足】


>「ちゃうねん。 令和のうる星やつらはいわば水戸黄門みたいなもんで、オワコンなところに価値があるんや。」


そうか。なるほど。ようするに『サザエさん』のようなテンプレートアニメだと思えばいいのかな。


>「何歳だよ、、、棺桶から増田アクセスしてんのか?」「老人オタクってこうなるんだな まだビューティフルドリーマーって言っとる」


25やで


>「無条件でラムちゃん可愛いからそれだけでもいいじゃん!でも1クール後半から密度濃くなってきて最初紙芝居みたいなのとは比べて良くなってきてると思うよ。1クールの中でも「黄色リボン」「君待てども」「君去りし後」は好きだなあ。面白いの感じ方は人それぞれだけど、なんかサンガツ。気に入ってくれるところがあるといいな!」


サンガツ!旧作でも名作だし、その回は見てみようと思う。


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