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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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日本刀は両手持ちか片手持ちかの論争だが、単純に合理性から見て、下のふたつのコメントはまずまずだと思う。
戦国時代なら、片手持ちでないと馬上の戦いはできないのだから、片手持ちが普通だっただろう。日本の武士が基本的に盾を用いなかったのも、同じ理由(盾を持つと手綱が持てない)であり、盾の代わりに腕を保護する籠手が使われたわけだ。
それが平和な時代になって、集団戦闘ではなく、「武芸」としての一対一の戦いが普通になったことで、両手持ちが大勢を占めるようになったかと思う。
日常的に籠手をしていることはないから、より精密な動作が可能になったということもある。両手で持つことで、刀身の動きが正確になるわけだ。その動作原理は、左拳で刀を支え持ち、それが大きく振る動作の基本の動きを担って、振る際には右手(これは、握りしめないと思う)で刀の軌道を細かくコントロールするのだろう。車で言えば、左手がエンジン、右手がハンドルだ。素振りの際に、右手は握りしめず親指と人差し指の股の間に柄を載せるだけ、という教えがそれを示している。両手とも強く握ると、互いが互いの動きの邪魔をするというのは、ゴルフの初心者も知っていることだ。なお、左拳も、すべての指ではなく、小指と薬指だけで握る、と「五輪の書」に書いてある。これは片手持ちの場合だけか、両手持ちでも同様かは、私は知らない。
我々が片手で棒状のものを振る際の動きが、いかに予測と違うかは、蠅叩きで蠅を叩くだけでわかる。目で蠅との距離を計算しても、腕の動きは肩と腕関節を軸とした回転運動(しかも蠅叩きは腕と直角)だから、蠅に到達しないで、その手前を打つことになるわけだ。つまり、剣道の「突き」のように、蠅叩きの先端を突きだす感じで、(蠅叩きを「振る」のではなく)「蠅に当てる」のが正解か。
このような、「イメージと実際の運動の齟齬」というのを教えたのが江戸時代の剣術だったのだろう。まあ、戦国時代の、斬ろうが殴ろうが、相手にダメージを与えればいい、という「戦闘剣術」とは乖離したのだと思われる。(ちなみに、日本刀はよく曲がったので、それを足で踏んで直してまた戦ったという。それでまともに斬れるとは思えず、つまり、「斬る」ためだけの道具ではなく、「殴る」ための道具でもあったわけだ。)
川中島の戦いで上杉謙信が武田信玄を馬上から斬ろうとして失敗した(本当の話か創作かは別として)のも、この「目測イメージと実際の動きの相違」によるものであると思われ、戦国武将は剣術などまったく練習していなかったと想像できる。


(以下引用)

誰推し@Hbg36Ff4ij94080
51分前

自分に向いた握り方が片手だったり両手だったりという話を一つの結論に固めようとしがちじゃね?現実には両手も片手もなくぶつかり合う勢いで切り替えてたと思うけど。ゲームの1vs1みたいな場面に実戦がなるとは思えんし。それと稽古や試合の話をごっちゃにしてるでしょ。


0
apto117のアイコン
影山影司@apto117
25分前

世界中で片手剣の文化があるわけで、それらに比べて日本刀が以上に重いとか特別な事情が無い限り、片手で扱うことも可能だろうな。居合は基本片手の操作だし、逆に何故両手でないと扱えないという考え方が広まったのだろう。
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私は吹奏楽部にはまったく興味が無いのだが、アニメ「響け! ユーフォニアム」を見た縁で、この増田のダイアリーも読んで、なかなか面白かった。「UFOにあむ」第三期のギスギスを私は批判したが、あれこそリアルの吹奏楽部の姿だったのかwww
なお、私が吹奏楽に興味が無い理由は、彼らがやる曲がすべてつまらないからである。前にも書いたが、吹奏楽的なクラシックの名曲は膨大にあるはずで、なぜ、ど素人に毛の生えたレベルの、才能の無い音楽家の新曲をやらされるのか。滝のようなアホ顧問のせいか。
たとえば、ブリテンの「青少年のための管弦楽組曲」など、出だしからドラマチックであり、あるいはホルストの「惑星」なども、吹奏楽に編曲できる名曲だろう。何なら、前にも書いたが、軍歌や行進曲にも吹奏楽的な名曲はたくさんある。「軍艦マーチ」など、世界3大マーチのひとつと言われている名曲である。パチンコ屋専用の曲ではない。右翼専用でもない。

(以下引用)

2024-09-04
■吹奏楽部員のほとんどが高校限りで楽器辞める本当の理由

朝日新聞が記事出してはてブでトレンドになってたが、記事もコメントも的外れなので、卒業後大学→一般吹奏楽団複数を渡り歩いた増田が「大半が高校卒業後に辞めちゃう本当の理由」を解説しておくよ。

1.まず、「続けられる環境」はある
ほとんどの大学には吹奏楽部やオーケストラがあるし、大学の数以上に一般吹奏楽団があちこちにある。首都圏(東京、神奈川県、千葉、埼玉)には300以上の一般吹奏楽団が活動している。

これらの一般吹奏楽団は初心者お断りが殆どだが、逆に言えば「元吹奏楽部で楽器保有」なら引く手数多なのだ。楽器保有は若干ハードルがあるように見えるが、高卒まで続けるような管楽器部員は殆どクリアしてる。(クリア出来ない部員は途中でいなくなる)

また一般吹奏楽団で吹奏楽コンクールに出るのは全体の3割くらいしかなく、7割はコンクールに出ずに年1の定期演奏会と数回の地元イベントに出る程度の団体が大半なので、「コンクールのスポ根みたいなのが嫌だ」という人でも受け入れられる土壌はある。中には「地元強豪校の1軍OBOGまたは音大芸大在学または卒業」という厳しい入団条件があるところもあるが、レアな部類だ。

だから「環境がない」は誤りなのだ。

2.高校で辞めちゃう真の理由
2つある。

①高校生活の中で成功体験が得られず続ける意欲が無くなった
技術面で上達出来ず、吹奏楽コンクールのメンバー(最大55名)に最後まで選ばれなかったとか、ずっと三軍メンバーで本番は野球応援と定期演奏会のアンコール曲しか吹かせてもらえなかったとか、トランペットだったけど3年間メロディは吹かせてもらえず、ずっとサポートパート(万年3rdというスラングがある)だった…などというような人。

一見酷い扱いに見えるが、野球部に入ったけどずっと球拾いで試合は客席から応援団として参加、というのと同じと思えばよい。

(余談だが、甲子園のアルプス席は「野球部の2軍以下」て「吹奏楽部の2軍以下」の集まりというケースが多い。それと「コンクールよりも甲子園優先はけしからん」という指摘は的外れ。何故なら彼女らはコンクールメンバー落選組だから。もちろん例外はある)

そういう部員は、高校卒業とともに部活のジャンルから離れる。吹奏楽でも野球でも。成功体験が得られずトラウマにしかならなかった環境を忘れるために。

②嫌な人間関係をゼロクリアする
先述の一般吹奏楽団は、実は「何処かの学校のOBOGバンドが母体orOBOGが多い」という特徴を有するところが大半だ。場合によっては指導者がその学校と掛け持ち指導のケースもある。

つまり、一般吹奏楽団に行くと、吹奏楽部時代に会った嫌な先輩、同期、指導者と再会どころか、一緒になってしまう可能性が高いのだ。

幸い「嫌な相手」がその楽団にいなくても、「嫌な相手」とつながりのある人が楽団に居る可能性が極めて高いし、コンクールや吹奏楽連盟主催の合同演奏会などでその「嫌な相手」とばったり再会してしまう可能性も高い。相手は別に嫌な思いはあまりないので気軽に「今度飲みに行こう」とか言ってくるし誘っても来るが、こちらとしては吐き気しかしない。

なら高校在学中に辞めれば良かったのでは?と思うかもしれないが、学校という集団生活の中で途中退部してしまうと「負け犬」として学校カーストの下に追いやられるので、相当な覚悟が要る。

しかし卒業してしまえば「もう楽器辞めました」となっても誰からも笑われないしカーストの下にも追いやられない。だから高校卒業と共にゼロクリアしてしまうのだ。

増田が言いたいのは「環境が無いから辞める、というのはただの建前」という1点だ。理由の建前と本音が根本的に違うという意味では転職活動と似ていると思う。


「行けよ」彼の声は彼自身にも奇妙に響いた。彼は彼女を見た。彼女の唇の動くさま、彼女の頬骨の曲線、彼女の二つの眼、彼女の髪が額から耳に流れ、首筋にかかるさま。
「本気なの? そうよね。ああ、あなた何てやさしいの」彼女は言った。「あなたは私にはもったいないくらいいい人だわ」
「帰ってきたら、どんな具合だったか全部話してくれ」彼の声はとても奇妙に響いた。彼はそのことに気づかなかった。彼女は素早く彼を見た。彼は何かを考えこんでいた。
「あなた、私に行ってほしいと本当に思ってる?」彼女は真剣に聞いた。
「ああ」彼は真面目な調子で答えた。「すぐにな」彼の声は前とは変わっており、彼の唇は乾いていた。「今すぐに」彼は言った。
彼女は立ち上がり、そそくさと出て行った。彼女は彼を振り返らなかった。彼は彼女が行くのを見ていた。彼は、彼女に行けと言った時とはまったく見かけの違う人間になっていた。彼はテーブル席から立ち上がり、二枚の伝票を手にしてバーコーナーに向かった。


「僕は違う人間になったよ、ジェームズ」彼はバーテンに言った。「外側は同じだけど、中身が違うのが見えるかい」
「どういうことです?」ジェームスは言った。
「悪徳」日焼けした若者は言った。「悪徳というのは奇妙なものだ、ジェームズ」彼はドアの外を見やった。彼は彼女が通りを歩み去っていくのを見た。カウンターの向こうの鏡に映る自分の顔が、自分のまったく知らない別の男であるのを彼は見た。カウンター席にいた二人の客は彼に席を譲るために立ち上った。
「まあ、そこへおかけになったらどうです?」ジェームスは言った。
二人の客がさらに少し横に移動したので、彼は座りやすくなった。若者はカウンターの後ろの鏡に映る自分の顔を眺めた。「僕は、自分が違う人間になったと言ったんだよ、ジェームズ」彼は言った。鏡の中の顔は、その言葉が真実であることを示していた。
「いいお顔をしてます」ジェームスは言った。
「とてもいい夏をお過ごしになったようですね」



   了


「証明しろなんてこれまで言ったことないじゃない。そんなの、優しくないわ」
「君は面白い子だね」
「あなたは違うわ。あなたは立派な人で、私の心を粉々にし、あなたから離れてしまいたくさせる」
「ぜひ、そうすべきだな。当然だ」
「ええ」彼女は言った。「そうすべきね。あなたの言う通り」

彼は何も言わなかった。彼女は彼を見て、また相手を求めて腕を差し出した。バーテンはバーの中のずっと離れた隅にいた。彼の顔は白く、ジャケットも白かった。彼はこの二人を知っていて、若いきれいなカップルだと思っていた。そして、そうした若いきれいなカップルが別れ、新たな、さほどきれいでもないカップルが誕生するのを何度も見てきた。彼はこのカップルのことは考えておらず、ある競走馬のことを考えていた。もう半時間も、彼は前の通りを横切って、その馬がレースに勝ったかどうか見に行きたいと思っていた。

「私に優しくして、あそこに行かせてくれることはできないの?」
「君は、俺がどうするつもりだと思う?」

二人連れの客がドアから入ってきて、バーの方に行った。
「いらっしゃい」バーテンはオーダーを取った。

「すべてが分かっても、あなたは私を許さないの?」少女は尋ねた。
「いやだね」
「あなたと私のこれまでのすべての事も、お互いの理解に何も役立たないの?」
「『売淫は恐るべき容貌をした醜悪な怪物である』」若い男は苦い口調で言った。「『それは必要に応じて何者かに形を変えるが、目には見えない。そしてその何者かを、何者かを、我々は抱擁する』」彼はその後の言葉を思い出せない。「引用できないや」
「売淫なんて言わないで」彼女は言った。「不潔な言葉よ」
「売春」彼は言った。

「ジェームズ」客の一人がバーテンに言った。
「とても元気そうにみえるね」
「あなたもとてもお元気そうです」バーテンは言った。
「古い顔なじみのジェームズ」もう一人の客が言った。「あなた太ったわね」
「それはヤバイですね」バーテンは言った。「なんで脂肪がついたやら」
「ブランデーのこと、無視しないでくれよ」(訳者注:ここは意味不明)最初の客が言った。
「はい」バーテンは言った。「大丈夫ですよ」
バーの二人はテーブルの二人を見やって、再びバーテンに視線を戻した。バーテンに向かう姿勢の方が心地よかった。

「そんな風な言葉を使わないほうが私は好きだわ」少女が言った。「そんな言葉を使う必要など無いじゃない」
「君は、それをどんな言葉で言ってほしいんだ?」
「言う必要など無いわ。どんな名前も付ける必要など無いわ」
「さっきのあれが、そいつの名前さ」
「いいえ」彼女は言った。「私たちはいろんな関わりがある。あなたも知っているでしょ。自分でもたくさんあるでしょ」
「そのことは繰り返して言う必要は無いよ」
「あなたに説明するために言ってるの」
「分かった」彼は言った。「分かった」
「あなたの考えているのは全部間違い。私には分かる。全部間違い。でも、私は戻ってくるから。戻ってくると言ったでしょ。すぐに戻るから」
「いや、戻らないね」
「戻るわ」
「いや、戻らない。俺のところにはな」
「後で分かるわ」
「そうさ」彼は言った。「それが最悪なところだ。君は思う通りに行動するだろう」
「もちろんよ」
「それなら、行きな」
「本当?」彼女はその言葉を信じられなかったが、彼女の声は幸福そうだった。


確か、黒人呪術師と結婚したのも北欧の王家の女性だったが、ノルウェー王家か?
いやあ、一般人よりハチャメチャであるww
私は尊皇主義者だが、今上の「チッソ」経営者家の娘(孫?)との結婚や、今上帝弟(秋篠宮と言ったか)の長女の小室圭との結婚は、愚かな行動だったと思う。もはや世界的に王家は没落か。愛(性的行動)は世界を滅ぼす。チンポが勃つと頭脳は停止する。(女性も原理は同じだろう)

(以下引用)


ノルウェーのメッテ=マリット王太子妃の息子、女性に暴力を振るって逮捕される
王太子妃がホーコン王太子と結婚する前にもうけたマリウス・ボルグ・ホイビーが事件を起こしたことが明らかに。

By Yoko Nagasaka公開日:2024/08/08
norwegian royal silver jubilee tour visit to trondheim
Ragnar Singsaas//Getty Images
ノルウェーのメッテ=マリット王太子妃の息子マリウス・ボルグ・ホイビーが逮捕されていたことが明らかになった。地元の新聞「Se og Hør」が報じている。


norwegian royals attend christmas luncheon in osloNigel Waldron//Getty Images
報道によると事件が起きたのは現地時間8月4日(日)。マリウス(写真左)が20代の女性を「心理的及び身体的」に攻撃したという。女性は脳震とうを起こし、病院で治療を受けた。女性とマリウスの関係はまだ判明していない。マリウスは逮捕され30時間拘束された後、釈放された。警察はマリウスの名前は出していないが事件について、ある人物を「暴行容疑で逮捕、起訴し、その後釈放した」ことを認めている。

norwegian royals celebrate national dayJulian Parker//Getty Images
マリウス(写真一番右)はメッテ=マリット王太子妃がホーコン王太子と結婚する前にもうけた子どもで現在27歳。王太子妃は1996年、当時交際していた男性との間にマリウスを妊娠したが男性は彼女が妊娠したことを知ると逃げてしまった。男性は薬物の取引などで服役した過去のある人物だったという。その頃は王太子妃も薬物に手を出すなど荒れた生活をしていたが、マリウスを出産したのをきっかけに麻薬をやめ、シングルマザーとして子育てしながらオスロ大学へ進学する。王太子はマリウスが2歳のときにホーコン王太子と出会い交際をスタート、2年後に結婚する。

celebration of hrh princess ingrid alexandra's official dayRune Hellestad//Getty Images
マリウスはホーコン王太子の実子ではないため王位継承権はなく、敬称も持っていない。しかしロイヤルファミリーの1人であり、家族の行事には参加している。2022年にはホーコン王太子とメッテ=マリット王太子妃の長女で、マリウスにとっては義理の妹に当たるイングリッド・アレクサンドラ王女の誕生日パーティーにも出席していた。

ADの後に記事が続きます

10th wedding anniversary for crown prince haakon and crown princess mette marit of norwayNigel Waldron//Getty Images
マリウスは2018年にモデルのジュリアン・スネッケスタとのキスシーンをインスタグラムに投稿、マスコミを賑わせている。王太子妃にとってマリウスに対するマスコミの関心の高さは前々から悩みの種。たびたびマリウスが公人でないことを強調、彼に関する報道を自粛するようマスコミに求めていた。王室のホームページを通じて「マリウスは私たち家族にとって特別重要な存在であり、これからもそうあり続けるだろう。同時に彼は妹弟のように公的な任務を負うことはない。彼は公的な役割を持つべきではないし、公人でもない」と説明している。

athletics olympic games paris 2024 day 11Pascal Le Segretain//Getty Images
王室はマリウスの逮捕についてコメントを発表していない。王太子妃は8月6日(火)にパリ五輪を王太子とともに観戦する予定だったが姿を見せなかった。王太子だけが出席、モナコ公国のアルベール2世太公と試合中に歓談する様子が目撃されている。フランスの新聞 「Point De Vue」によると王太子妃のパリ訪問の予定はキャンセルされたわけではなく、これから訪れる予定であるという。

norway national dayMark Cuthbert//Getty Images
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「夏の終わり」(上)
別ブログに書いた翻訳だが、書くのに使った2日の時間がもったいないので、ここにも載せておく。翻訳とは言っても、分からない言葉や意味の取りにくい文章は適当に訳しているので、いわゆる「超訳」であり、むしろ「二次創作」に近い。
作品はヘミングウェイの「THE SEA CHANGE」という短編で、リラダンの『残酷物語』の現代版という趣の、残酷さと詩情がミックスしたような作品である。あるいはケストナーの何とか言う大人向けの小説にも状況が少し似ている。まあ、恋人が「枕営業」をした(する)ことで絶望する若い男の話だ。と私は思っているが、まるで勘違いかもしれない。辞書などロクに引かないで訳したので、解釈自体間違っている可能性は大だ。だから「二次創作」と思ってくれればいい。短編だが容量の問題があるので念のために3回に分けて掲載する。題名も変更して「夏の終わり」とする。



   「夏の終わり」


「分かったよ」
若者が言った。「それでどうだい」
「いやよ」少女が言った。「できないわ」
「やる気が無いってことだろ」
「できないって言ったの」少女は言った。「そう言ったじゃない」
「そりゃあ、やる気が無いって意味だろ」
「いいわ」少女は言った。「何とでも好きなように取ればいいわ」
「そういう問題じゃない。俺はそうしてほしいんだ」
「しつこいわよ」少女は言った。

朝の早い時間で、カフェの中にはバーテンと、隅のテーブルで向かい合っている若い二人以外には人がいなかった。今は夏の終わりで、その二人は日に焼けており、パリの街では場違いに見えた。少女はツィードのスーツを着て、肌はなめらかな金褐色をし、そのブロンドの髪は短くカットされ、額の周りを美しく飾っていた。若者は少女を見た。

「あの女、殺してやる」彼は言った。
「お願い、やめて」少女は言った。彼女の腕はほっそりとし、日に焼けて美しかった。彼はその腕を見た。
「やってやる。神に誓ってな」
「あなたが不幸になるだけよ」
「ほかにやりようがあるか?」
「何も思いつかないけど、本気なの?」
「言っただろ」
「だめ、本当に、だめよ」
「自分でも分からないんだ。どうすればいいのか」彼は言った。少女は彼を見て、手を伸ばした。「可哀そうなフィル」彼女は言った。彼は彼女の腕を見たが、その腕に触れようとはしなかった。

「慰めてくれなくてもいいよ」彼は言った。
「御免なさい、って言っても無駄かしら」
「無駄だね」
「あの事が、どういうことなのか言っても?」
「聞きたくないね」
「あなたをとっても愛しているの」
「そうだな。君があそこに行くことでそれが証明されるさ」
「御免なさい」彼女は言った。「どうしても理解してもらえないのね」
「理解しているさ。理解しているのが問題なんだ」
「そう」彼女は言った。「もちろん、あなたには気分のいい事じゃないわね」
「確実にね」彼は、彼女を直視して言った。「これから先ずっと、俺は理解しているさ。昼も夜もずっとな。特に夜には一晩中考えるだろうよ。俺は理解しているよ。その点に関しては君の心配は要らないさ」
「御免なさい」彼女は言った。
「その相手がもし男ならーー」
「言わないで。男のはずが無いでしょ。私を信用しないの?」
「面白いな」彼は言った。「君を信用する? ほんっとうに面白い」
「御免なさい」彼女は言った。「私の言えることは全部言ったわ。でも、私たちが信頼し合っていたら、そうじゃないふりをするのは無意味よ」
「いや」彼は言った。「たぶん、信頼など無いと思うよ」
「あなたが私を望むなら、私は戻ってくるわ」
「いや、そうしなくていい」
それから二人はしばらく黙り込んだ。
「あなたを愛していると言っても、信じてくれないでしょうね」少女は聞いた。
「どうしてそれを自分で証明しないんだ?」

さほど興味も無く、よく知らない作家だが、山本弘というのは何か気になる人ではあった。で、確か、既に逝去しているはずだ、と思って一応調べて見ると、こうある。

晩年
2018年5月10日から9月4日まで脳梗塞で入院していたことを明らかにし、カクヨムにてリハビリを兼ねた闘病日記として執筆された。それは2020年9月22日の第93話で唐突に終わっている。

2020年4月時点でリハビリを続けるも、”いっこうに良くなる気配はなく、二桁の足し算すらろくにできない。『プロジェクトぴあの』のような高度な数学を駆使する作品は二度と書けないのです。”[24]と綴っており、ハードSFに関しては実質的に断筆を宣言している。

2024年3月29日に誤嚥性肺炎により死去、68歳没[1][2]。

彼のどこが気になったかというと、SF(基本的に、ユーモア精神が発達した作者が多い。)が作品の主流であると思われるのに、彼にはユーモアが欠如している、という印象があったからだ。脳梗塞を起こした後に彼が、作家生命が終わった、と悲観しているブログ記事を何度も書いていたが、自分の知性への自信が彼の特徴でもあり、そういう人間には自虐精神の余裕が無いと思う。つまり、その知性への自信が失われることは、「生きる意味の喪失」となったのではないか。
ちなみに、私が彼の作品で読んだのは「ビブリオバトル部」シリーズのうち3作品で、これは市民図書館にあって、私自身が「青春小説」、特に高校生活を描いた作品が好きで、しかも、文学的蘊蓄が書かれているらしいので、読んだわけだ。ユーモアが欠如しているので、楽しくはない作品だったが、作中で取り上げられた他作品に関して興味深い言及がいろいろあった。それで続けて3作も読んだわけだ。しかし、作者の自己愛が、創作の原動力に思えて、少々気持ち悪かった。
私は、ナルシズム(ナルシシズム。自己愛=自己保存本能、自己防衛本能)は人間の根本的本能だと思うが、ナルシズムをあからさまに表出している人間は、基本的に他人に好かれないと思っている。漫画でオカマやボディビルダーが笑いの対象になるのも、「自分大好き人間」であるところが嘲笑されるのである。
私は松田聖子は嫌いだったし、その娘の神田沙也加も、親の七光り芸能人だろう、とまったく興味は無かったが、アニメ「俺物語」の主題歌が神田沙也加の作詞、歌で、非常にいい曲なので、かなり見直した。もっとも、その時点で彼女は既に故人だったが、その死の原因と思われる、恋人前山剛久と神田沙也加の口論の音声データがかなり凄い内容なので、転載する。
「俺物語」の剛田猛男と正反対の、不実で残忍な性格のようだ。なぜ、そのような男を恋人にしたのか、気の毒である。

(以下引用)

転載元:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1724801836/
1:2024/08/28(水) 08:37:16.22
2021年12月18日に急逝した神田沙也加さん(享年35)の元交際相手で元俳優の前山剛久さん(33)が27日にインスタグラムを更新。同日発売の『週刊女性』(主婦と生活社)で独占インタビューに応じたことを報告した。

この日、前山さんは《本日発売の「週刊女性 9/10号」にて、インタビュー取材をして頂きました。今までの事、そして、これからの事を率直に話しましたので、一読して頂けましたら、幸いです。宜しくお願い致します》と記し、インタビューカット用と思しきフォーマルなスーツ姿の近影を公開。

いずれの写真でも、前山さんはしっかりとカメラを見据え、活気みなぎる力強い表情を浮かべている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f0cec5d34c76d4184a023167a0057057ff1e97e9

1

※関連記事(週刊文春 2022年1月5日号)
残された音声データには、静かに問い詰める沙也加と、言葉少なに答える前山の声が収められていた。

沙也加「じゃあ、1カ月で引き払うってこと言ってんの?」

前山「うん」

沙也加「マイ・フェア(が終わる)までって、あと1カ月しかないのに?」

前山「うん」

沙也加「そんなことしないでしょ」

前山「1週間で引き払わせて、じゃあ」

沙也加「でも自分が決めてきたところ、1カ月で引き払わないでしょ」

前山が契約を決めたマンションを1週間で引き払うと主張するのに対し、神田が「そんなことしないでしょ」と応じている場面だ。

ところが、ここで前山の声のトーンがガラリと変わり、怒鳴り声になっていく。

前山「引き払うって! なんで俺のこと信じないの、そうやって! おい!」

沙也加「怒鳴らないで」

前山「死ねよ、もう。めんどくせぇな」

沙也加「『死ね』って言わないで」

前山「死ねよ」

沙也加「『死ね』って言わないで」

前山「(遮るように)死ねよ」

沙也加「(やや涙声で)何で言うの?」

前山「死ねよ、マジで」

「死ね」という言葉を4回繰り返す前山。
沙也加はハッキリと涙声になって、こう問いかけた。

沙也加「死んだらどうなの?」

前山「ん? 別に」

沙也加「何とも思わないの?」

前山「うん」

沙也加「せいせいする?」

前山「うん。お前しつこいんだもん、だって」

すすり泣きながら、沙也加はこう言葉を継いだ。

沙也加「『死ね』って言わないで。叩きなよ、じゃあ。『殺すぞ』とかさあ、『死ね』とか言うんだったら。言うこと聞かせればいいじゃん、それで」

前山「そんなことしないよ。殴ったらだって俺、悪くなるじゃん」

沙也加「そんなこと言ったって、『死ね』って言ったって、『殺すぞ』って言ったって、おんなじだよ」

前山「いいじゃん、もう死ねば。みんな喜ぶんじゃない?」

沙也加「私が死んだら?」

前山「うん」

沙也加「なんでそんなこと言えるの? みんなに嫌われてるってこと?」

前山「うん」

しばらく沈黙が続き、沙也加は声を絞り出す。

沙也加「ねえ? (涙声で)ねえ、そんな酷いこと言わないでお願いだから」

そして、音声データの最後に収められていたのは、

沙也加「『大好きだ』って、『こんなに合う人いない』って言ったから付いてきたんだよ……」

将来を見据えたはずの恋人に縋(すが)りつく言葉だった。


▽関連スレ
【厚顔無恥】神田沙也加さん衝撃の死から一年、前山剛久の慟哭…誹謗中傷、脅迫、光が失われた暗闇の世界で過ごした絶望の一年
https://mona-news.com/archives/89626084.html



下で名前の挙がっている中で、私が見ているものは、(NETFLIX以外は見られないのだが)「負けイン」「ダンジョンの中の人」「逃げ若」だけである。「逃げ若」は、「暗殺教室」ほどの面白さはまったく無いが、話をどう展開させるかの興味だけで見ている。「ダン中」は単純で可愛い絵柄で案外リアルな生死の闘争があるというアンバランスを不快に思う人も面白く思う人もいるだろう。まあ、「ダンジョン飯」の中学生版くらいの感じである。脳筋ヒロインが理解不能な問題に出会った時の思考停止の顔が面白い。
「ファブル」のアニメ版は見る機会がないが、あれは実写版の出来が良く、それをアニメや漫画で見てもしょうがない、という気がする。
基本的にバトル物(アクションバトル物)は、アニメや漫画で見る意味は無い、というのが私の考えである。実写だとまだリアリティを視聴者に感じさせるが、漫画やアニメだとどんなアクション描写も可能だから、だからこそ驚きも無い。キャラの魅力と話自体の面白さこそが、アニメや漫画の魅力の本質なのである。キャラや話が面白く魅力があれば、実写化しても面白くなるものだ。(実写化でダメになるのももちろん多い。つまり監督が無能無才の場合だ。)



【悲報】俺が今期見てるアニメ、負けヒロインだけになってしまう
2024年08月31日 5コメント アニメ
GSUFgbBXsAAE3ta

1: 名無しさん ID:otakumix
負けヒロインが多すぎる!しか見るものがない




2: 名無しさん ID:otakumix
うむ

3: 名無しさん ID:otakumix
菜なれ花なれ

4: 名無しさん ID:otakumix
烏は主を選ばないみろ

14: 名無しさん ID:otakumix
>>4
あれ面白くてすこ
見てない人は勿体無い

5: 名無しさん ID:otakumix
パリィだろこれしか残ってない輪

6: 名無しさん ID:otakumix
それはくるくるすだねぇ

7: 名無しさん ID:otakumix
2.5次元は?

8: 名無しさん ID:otakumix
即切りしたやつやんけ

11: 名無しさん ID:otakumix
>>8
センスないよキミ

9: 名無しさん ID:otakumix
ロシデレ、2.5次元、女神のカフェテラス、赤猫見てる

10: 名無しさん ID:otakumix
逃げ若面白いよ

12: 名無しさん ID:otakumix
ファブルだろ

13: 名無しさん ID:otakumix
>>12
ファブルも観てるな

16: 名無しさん ID:otakumix
パリィ 新米オッサン 狼と香辛料くらいしか楽しみにしてるのないわ
あと暇だからとここで話題でてるの何作か見たけど面白いのがない

21: 名無しさん ID:otakumix
>>16
新米おっさんOP切りしたけど勿体ない?

17: 名無しさん ID:otakumix
今期は赤猫くらいだな

18: 名無しさん ID:otakumix
ダン中を見なさいよ

19: 名無しさん ID:otakumix
キン肉マンと先輩はおとこのこしか見てない

20: 名無しさん ID:otakumix
赤猫面白いけど3Dアニメもう少しなんとか出来たら海外でも強かったのに
日本でしか人気出てない

22: 名無しさん ID:otakumix
負けヒロイン
ファブル
赤猫
パリィ
新米おっさん
だけで十分だわ

23: 名無しさん ID:otakumix
負けインより双子の方がかわいくね?

24: 名無しさん ID:otakumix
no title

25: 名無しさん ID:otakumix
負けイン
ダン中人
杖剣
2.5
Gガン

ちゃんと見てんのこれくらいだな

26: 名無しさん ID:otakumix
赤猫は回を重ねるごとにニヤニヤが止まらん

27: 名無しさん ID:otakumix
佐々木さんプリンは辛すぎる

28: 名無しさん ID:otakumix
ダリヤなんだよね



さて、この物語のポイントはここである。扉から出てきたのは虎だっただろうか、それとも女だっただろうか?







この問いかけを熟考すればするほど、答えるのは難しくなる。この問題は人間の心についての研究題目を含んでおり、それは様々な情熱の混迷の中に我々を導いて、そこから抜けだすことを困難にさせる。賢明な読者よ、お考えいただきたい。この問いかけの決定はあなた自身が下すのではなく、あの熱い血を持った、半野蛮な王女にかかっているのである。彼女の魂は絶望と嫉妬の白い炎に焼かれている。彼女は彼を失った。だが、誰が彼を得るのか?



いかにしばしば彼女はその覚醒と眠りの中で、激しい恐怖に襲われ、我が手で顔をおおっただろう。彼女の恋人がもう一つの扉を開け、そこに残酷な虎の歯が待っていることを想像して!



しかし、どれほど、よりしばしば彼女は、彼がもう一方の扉を開けることを夢に見ただろう! 彼女の恐ろしい夢の中で、女のいる扉を開けた時の彼の喜びの驚きを見て、彼女はどれほど自分の髪を掻き毟ったことだろう! どれほど彼女の魂は激しい苦痛に焼かれたことだろうか。……明るい頬と勝利に輝く目の女に向かって彼は駆け寄り、彼女を前に導く。彼の体全体は回復された生の喜びに満たされる。王女の耳は観衆の楽しげな叫び声と、幸福の鐘が荒々しく鳴り渡るのを聞く。僧侶が楽しげな一団を引き連れて前に進み出て、彼女のまさにその目の前で闘技場の中の二人を夫と妻にする。花の撒き散らされた小道を通り、観衆の喜びの声に送られて幸せな二人は闘技場を出て行く。その歓喜の声の中で、彼女のたった一つの悲鳴は搔き消され、呑み込まれる。

 
彼にとっては、即座に死んで、祝福された半野蛮な来世で彼女を待つ方がよいのではないだろうか?



だがしかし、あの恐ろしい虎、その叫び声、あの血!



彼女の決定は即座に示されたが、しかしそれは幾つもの昼と夜を経た恐ろしい熟考の中で作られたものである。彼女は自分が尋ねられるということを知っていた。彼女は自分がどう答えるかも知っていた。そして、ほんの少しもためらうことなく、彼女は手を上げて右の方を指したのであった。



彼女の決定についてのこの質問は軽々しく考えられるべきものではないし、私自身がそれに答えうる唯一の人間だとも主張する気はない。そこで、私はその答えの判断をあなた方に残すことにしよう。開いた扉から出てきたのはどちらだろう。女か、それとも虎か?



























               「女か虎か」完





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