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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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sportivaのラミレス監督インタビュー記事の後半だが、省略した前半部分で早打ちに関して反省している口ぶりではあるが、それは「(早打ちの方が打率が良いという)確率によるものだ」という言い訳をしており、本心での反省はしていないと思う。そもそも、その「確率」はどこから持ってきたデータなのか、怪しいものである。ネットでどこかの馬鹿がでっち上げたデータではないか。
まあ、データなどというのは取り方次第でいくらでも誤魔化せるというのは安部内閣でおなじみである。
阪神相手の「反省」もほとんど反省になっていない。メッセンジャーや藤浪に対する苦手意識を選手が持つのはここまでの結果から当然のことであり、首脳陣がそれに対してどんな手を打ったのか、何も言っていない。つまり、無策のままでここ数年を過ごしたということだ。

(以下引用)



──中継ぎ投手にかかる負担が大きくなっているようにも思いますが。

「それはベイスターズだけでなく、今シーズンに限っては普通の起用法だったと思います。6人の先発陣がしっかり7回を投げてゲームを組み立てられた球団はほぼなかったのではないでしょうか。各球団の監督たちは、同じようなパターンで投手をつぎ込む必要がありました。

 今シーズンは砂田(毅樹)、三上(朋也)、三嶋(一輝)などに多くの試合で投げてもらいました。彼らには敬意を表します。6回途中ぐらいから登板して相手の勢いを止めてくれたため、拮抗して終盤を迎えた試合の勝率は高かったです。康晃(山﨑)がセーブ王を獲得できたのも、彼らの貢献があってこそ。しかしいずれにしても、中継ぎ投手に多投させてしまったのは事実ですので、来シーズンは投手メンバーのバランスを考え直すつもりです」

──最後に対チームに関して、シーズン最下位の阪神タイガースに8勝17敗と大きく負け越しました。2014年から阪神には負け越しが続いていますが、その原因はどこにあると考えていますか?

「チーム内で、先発のメッセンジャー投手と藤浪(晋太郎)投手には抑えられてしまう、という強烈なイメージが蔓延してしまったように感じます。それに加えて、今シーズンは中継ぎ投手もなかなか打てませんでしたね。横浜スタジアムに比べて甲子園球場のほうが戦いやすかったですが、阪神戦では特に筒香(嘉智)、桑原などが苦しんでいました。

 対打者としては、うちの先発の左投手が、左打者の福留(孝介)、糸井(嘉男)、糸原(健斗)に痛打されることが多かった。来シーズンの対阪神対策は、それらをトップの課題として取りかかります」

──秋季キャンプのテーマは、昨年に続いて「凡事徹底~SOMETHING MUST CHANGE!!~」になりました。「当たり前のことを徹底するとともに、何かを変える必要がある」という意味が込められています。ホームランでの得点が多くなった現状から、今シーズン開幕前に掲げていた「スモールベースボール」に挑戦するつもりはありますか?

「今シーズンは、開幕から自分が思い描いていた『小技を絡めた戦略』がうまくいかず、ソトを2番に入れるなど”攻撃型”へ方針を変えてしまいました。結果はBクラスにはなりましたが、手応えはあったと思います。来シーズンもそれを継続しつつ、スモールベースボールを選択肢に入れた形で戦うつもりです。

 打順はソトを3番にして、2番に梶谷(隆幸)か宮﨑(敏郎)を入れるといった、よりパワフルな打線にする構想を練っています。現在、ベイスターズは”先行逃げ切り型”のチームですので、打率の高い打者を前に入れ、投手のために初回から先取点が取れるオーダーを組みたいです。より多くの勝利を届けられるよう、しっかりとチームを進化させていきたいと思っていますので、ファンの皆さんも期待していてください!」



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「日刊ゲンダイ」デジタルのドラフト前の記事だが、阪神はこの記事を読んで近本を外れ1位にしたのではないかwww
まあ、近年失敗ドラフトばかりの巨人と阪神は似た者同士なのかもしれない。





巨人が2位で狙う"隠し玉" 大阪ガス近本に「打つ重信」の評

公開日:

 巨人が25日のドラフト上位で指名する選手が判明した。

 1位は大阪桐蔭の根尾昂が最有力。そして、「2位」候補に浮上したのが、左投げ左打ちの外野手、大阪ガスの近本光司(24)だ。

 今夏の都市対抗野球で21打数11安打、1本塁打、5打点で打率.524をマーク。首位打者とMVPにあたる橋戸賞を獲得し、チームの初優勝に貢献した。平凡なゴロを内野安打にしてしまう50メートル5秒8の俊足が武器。身長170センチと小柄ながら、本塁打を打つパンチ力も併せ持つ。

 兵庫県の淡路島出身。社高では投手兼外野手で、関学大に進み外野手に専念した。2年秋からリーグ戦に出場。肩や肘の故障で、目立った活躍はできなかったものの、大阪ガスへ入社すると、俊足巧打でプロのスカウトに注目される存在になった。

「足が速い。タイプとしては、巨人の重信の打撃を良くした感じ。順位は3位前後でしょう」と、パのスカウトは言うが、巨人は1位級の評価。大活躍した都市対抗後に上位候補に急浮上した。



記事タイトルがいい。まさその通りだと思う。有望素材に妙なアドバイス(実質的には命令)をして壊したコーチが何の責任も取らないでいいというのが不思議な話である。
その素材を獲得するのに1億円以上球団は投資し、その素材が一軍選手になれば毎年数億円の価値のある選手になっていただろうから、そのコーチによって球団の蒙った損失は5億円から30億円くらいになると推定できるわけだ。要するに、選手を大事にしないコーチや監督を採用する球団の体質が最大の問題点だろう。下位に低迷する球団は、監督コーチ陣の選定が間違っているのがほとんどである。横浜も、再びそうなりかかっている。
最近だと、鳥谷や高山を潰した金本による阪神の被害が一番大きかったのではないか。




ドラ1潰したオリ首脳陣 野球関係者「プロのコーチはアドバイスに責任を持っていない」


引用元: http://tomcat.2ch.sc/test/read.cgi/livejupiter/1541478606/

1: 風吹けば名無し 2018/11/06(火) 13:30:06.20 ID:brS9P01j0
 4日放送の『消えた天才』(TBS系)に、1997年の夏の甲子園大会で平安高校(現:竜谷大付属平安)を準優勝に導いた女子プロ野球・京都フローラ監督の川口知哉氏が出演。

プロ0勝で終わった理由については、当時所属していたオリックスの複数の投手コーチから、フォームについて全く違うアドバイスをされ、素直な性格だったため投球フォームに関する指示を聞き過ぎたため、投げ方を忘れてしまったのだという。

 本人曰く、「ずっと混乱しっぱなしだった」「自分の投げ方ができなくなっていた」「何回もフォームを戻そうとしたけど戻らなかった。甲子園が100だとしたらプロでは1」。そして番組は「川口氏が消えたのは実際、プロ入り後コーチにフォームをいじられたから」と結論づけた。

 この内容に、当時のオリックス首脳陣に怒りの声が爆発。「今も昔も育成能力がない」「今も高卒ルーキー潰している」など。猛批判を浴びせている。
http://news.livedoor.com/article/detail/15551545/

3: 風吹けば名無し 2018/11/06(火) 13:30:49.37 ID:brS9P01j0
 「トルネード投法の野茂英雄氏が近鉄バファローズに入団する際、条件としてフォームを改造しないよう仰木彬監督(故人)に確約を取り付けたことは有名な話です。

 当時のオリックスも仰木監督でしたが、残念ながらコーチには仰木イズムが浸透していなかったようです。川口氏のようにフォームをこねくり回され、アマチュア側からクレームが入ることもあります。

 プロのコーチはダメなら他の選手がいると考えている。なので、基本的にアドバイスに責任を持っていないんです」(野球関係者)

 安易にフォーム改造を進言するような監督に出会ってしてしまい、ダメになる選手は多数存在している。「上司と親は選べない」と言うが、野球選手はコーチとの出会いも重要なのかもしれない。

17.35]
17.49]
18.17]
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18.49]
15.37.14]
17.09]


17: 風吹けば名無し 2018/11/06(火) 13:34:49.82 ID:hn6G8tAZ0
大田泰示「分かる」

52: 風吹けば名無し 2018/11/06(火) 13:46:42.41 ID:zoO4+5grM
プロで有る限りコーチの言うこと聞くのも自己責任やからなぁ


15: 風吹けば名無し 2018/11/06(火) 13:34:27.75 ID:iDs+SIfL0
なんでフォームいじられたか考えろよ

64: 風吹けば名無し 2018/11/06(火) 13:50:40.41 ID:JLOHPwr+0
>>15
コーチが「俺色に染まれ」するからやろ

12: 風吹けば名無し 2018/11/06(火) 13:33:42.98 ID:sLF1ofYA0
当時のコーチって誰だろ

18: 風吹けば名無し 2018/11/06(火) 13:34:58.70 ID:b7gsdBQA0
当時のオリックス
監督 仰木彬
ヘッド 中西太
投手コーチ 山口高志 神部年男
打撃コーチ 新井宏昌
守備コーチ 福原峰夫
捕手コーチ 長村裕之
二軍監督 根来広光
二軍打撃 岡田彰布
二軍投手 池内豊 高野光
二軍守備 弓岡敬二郎
二軍捕手 斎藤巧

レジェンドコーチ陣なんだよなあ・・・

21: 風吹けば名無し 2018/11/06(火) 13:35:53.69 ID:Hdk7GK6R0
>>18
めちゃくちゃええやん
山口高志も球児覚醒させたし

23: 風吹けば名無し 2018/11/06(火) 13:36:39.98 ID:0wSEROKt0
現在の被害者は駿太やろな
本人も悪いパターンやけどわけわからんくらいフォーム改造ノーステップ何故かスイッチまで試させて本人にもコーチが何を言ってるかわからないとまで言われる始末

48: 風吹けば名無し 2018/11/06(火) 13:45:26.17 ID:2hHUSfDyx
>>23
駿太ってそれでダメになったのか
群馬のイチローと呼ばれた逸材だったのに

67: 風吹けば名無し 2018/11/06(火) 13:50:54.27 ID:BhBlbx2Sd
>>23
今、二軍で後藤が後藤のフォーム修正してるな

163: 風吹けば名無し 2018/11/06(火) 14:10:39.60 ID:0wSEROKt0
>>67
no title

正直ダメそうで草

192: 風吹けば名無し 2018/11/06(火) 14:13:39.93 ID:PahHSaKM0
>>163
コーチ とりま、紐で縛っとけば指導してる風にみえるやろ

176: 風吹けば名無し 2018/11/06(火) 14:11:53.81 ID:y4Cmyuh+a
>>163
ノリさんかな?

262: 風吹けば名無し 2018/11/06(火) 14:28:10.11 ID:pDUG3aO1d
>>163
ぱっと見宮崎やん

30: 風吹けば名無し 2018/11/06(火) 13:41:31.68 ID:jp1l5cmJ0
オリックスってイチローのフォームもいじろうとしてたしな
無能なのは明らか

34: 風吹けば名無し 2018/11/06(火) 13:42:00.42 ID:+Ujhx1Tg0
やっぱり自分のフォームを信じる直倫って神だわ

36: 風吹けば名無し 2018/11/06(火) 13:42:45.80 ID:78TDx8GKp
まあでもこの数年後にダイエーに29点取られるまでになるんだからコーチもゴミだったんだろう

37: 風吹けば名無し 2018/11/06(火) 13:42:48.74 ID://37hQjha
あんだけメジャーリーガー輩出して育成能力ないってひどない?
当たればでかいんや

58: 風吹けば名無し 2018/11/06(火) 13:49:04.38 ID:RvWMsFYOd
当時ビックマウスが問題児扱いされてたのに素直な性格とな

 まず、ビックマウスについては、記者に質問を煽られ、強気な回答を要求。それをメディアが誇張して書いたためで、本人は思っていないのだという。


62: 風吹けば名無し 2018/11/06(火) 13:49:30.90 ID:0Yl/fH8E0
安達智次郎も同じや

61: 風吹けば名無し 2018/11/06(火) 13:49:25.32 ID:I4RI4mPup
辻内さんはオリックスに入ってても運命は変わらなかったんやね

69: 風吹けば名無し 2018/11/06(火) 13:51:28.48 ID:g+jA9GYX0
>>61
そもそも高校時点で壊れてるしな

65: 風吹けば名無し 2018/11/06(火) 13:50:44.25 ID:orh+Y1a10
真木をイップスに追い込んだオリックスファン3人もVTRになってたし
あの番組オリックスが相当悪者になったよな

21.09]


72: 風吹けば名無し 2018/11/06(火) 13:53:19.38 ID:hUEaZQikM
>>65
申し訳ないが後藤を監禁するようなクズは

78: 風吹けば名無し 2018/11/06(火) 13:54:21.42 ID:sXaD8Ilu6
>>65
ゴッツ監禁して退学させるゴミはNG
ビックリ!!! | 真木将樹の『”元”プロ野球選手』名鑑ブログ
https://ameblo.jp/moto-pro/entry-11154625029.html
このブログを読んでくれている皆さんはご承知の通り、一応野球チームでの指導者・教育者と言う立場なので、この場では全否定をさせてもらいますねプンプン

88: 風吹けば名無し 2018/11/06(火) 13:56:40.95 ID:9xcRvXmLa
選手が結果出してない以上何言っても雑魚なのと同じようにコーチはモノに出来てない以上何言っても無能

100: 風吹けば名無し 2018/11/06(火) 13:58:47.34 ID:QQOGYuUAa
>>88
有能なコーチなんておらんってこと?

103: 風吹けば名無し 2018/11/06(火) 13:59:32.66 ID:9xcRvXmLa
>>100
モノにした分との足し算引き算にしかならん

91: 風吹けば名無し 2018/11/06(火) 13:57:28.63 ID:2hHUSfDyx
長所を伸ばすか、短所を改善するか、そのどちらを選ぶかは
チームやその時の首脳陣によってまちまちやからね

94: 風吹けば名無し 2018/11/06(火) 13:57:59.97 ID:nrekl0iR0
最近だと佐藤世那とかイジってもどうしようもなかったみたいしやしな

156: 風吹けば名無し 2018/11/06(火) 14:09:36.82 ID:MbR2zTGEa
>>94
佐藤世那は少しかわいそう
フォームいじってダメですぐさよならは


「M字開脚」なんてタイトルを付けるものだから、女子水泳部かと少し期待してスレッドを開いてしまったではないかwww
まあ、冗談はともかく、大学生でも運動部はアホが多すぎる。もともとスポーツ推薦枠で入った連中ばかりだから当然だ。運動以外にやることも無いから、ますます馬鹿になっていく。
ちなみに、大横綱のひとりであった輪島も確か日大相撲部出身だったが、卒論は原稿用紙2枚で、2枚目には大きく「終わり」とだけ書いてあったそうだwww







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http://tomcat.2ch.sc/test/read.cgi/livejupiter/1541338105/

1: 名無し 2018/11/04(日) 22:28:25.24 ID:UASSWOQWd
no title


池江璃花子が進学予定の日大水泳部 恐怖のシゴキ現場

日大だが、水泳部の抱える問題の深刻さを物語る写真がある。その画像が、昨年10月1日にアフィスタグラム
(写真投稿サイト)内の24時間で投稿が消える「ストーリー」に掲載された一枚だと証言するのは、水泳部OBの一人だ。

「うちの部で、上級生が下級生に対して、とくに理由もなく、暇つぶしのようなノリで強いる悪ふざけです。二段ベッドの梯子に、
両手両足をビニール紐が肉に食い込むほどきつく縛り付け、口にはさるぐつわのように何かを詰められます。

 私も受けたことがありますが、両手を拘束し、身動きの取れない状態で心身が追い詰められる。この状態で部屋の灯りを消し、
1時間以上放置されることも珍しくなかった。アイマスクで視界を遮り、急に大きな音を出して怖がらせることもあります。
上級生はからかっているつもりのようでしたが、やられている側にとっては恐怖です」

https://www.news-postseven.com/archives/20181022_785590.html?PAGE=1#container


何の気なしに空手の初歩の本を図書館で借りて読んでいたら、そこに「鉄槌」という手の握り方と攻撃法が書かれていて、少し前に「わたモテ」でゆりちゃんが黒木の肩を叩いた時に、黒木が「こいつ鉄槌しやがって」と言っていたのを思い出し、やはりわたモテ原作者は格闘技ファンでもあるな、と確認できた。
ネットではゆりちゃんのその打撃法を「握撃」と呼ぶ人が多いが、それは何かの格闘技にある名前なのだろうか。
ちなみに、「鉄槌」は、拳を握って、それを槌を振り下ろすように振って小指側で打撃を加える方法で、まさにゆりちゃんのそれは空手の鉄槌である。慣用句の「鉄槌を下す」から来た命名かと思う。
なお、黒木は「中身は中学生男子」(某スレにあった二次創作漫画による指摘)であるから、軍隊(銃剣などの武器)や格闘技のマニアであるのは当然である。






広尾晃のブログ記事だが、いい指摘だと思うので、読者コメントも含めて転載する。
おそらく広尾氏は野球界の内情も良く知っているのだろうが、これだけ歯に衣着せぬ批判をしてくれるのはプロ野球界にとって貴重だと思うのだが、おそらくプロ野球界は逆に広尾氏のこうした批判を憎むだろう。まあ、既得権にぶら下がっている連中がそういう批判を憎むのは当然ではある。しかし、長期的にはそういう「既得権維持システム」が組織を腐敗させていく。江戸幕府と同じである。





「プロのコーチ」のステイタスを確立すべき



この季節、各球団の「組閣」が話題になっている。この言葉、大嫌いだ。国政をつかさどる内閣と、たかがプロ野球のコーチ人事を一緒くたにするのが気持ち悪い。ただ、同じくらい「いい加減な」人事のように見える。
巨人のコーチ陣に、宮本和知(投手総合コーチ)、水野雄仁(投手コーチ)、元木大介(内野守備兼走塁コーチ)、杉内俊哉(ファーム投手コーチ)、村田修一(ファーム打撃コーチ)と、引退したばかりの元選手や、これまでほとんど指導者の経験がない人が選ばれていることが話題になっている。

ロッテは、大隣憲司(2軍投手コーチ)、根元俊一(1軍内野守備走塁コーチ)、金澤岳(2軍バッテリーコーチ)と、今年引退した元選手3人をコーチにした。

中日も荒木雅博(2軍内野守備走塁コーチ)、浅尾拓也(2軍投手コーチ)、工藤隆人(1軍外野守備走塁コーチ)と3人の元選手をすぐにコーチにした。




こういう人事を見ていると、日本のプロ野球のコーチは「仕事」ではなく「ポスト」だということがわかる。監督が代わると、新監督は自分の部下に気心の知れた「手下」をもってきたがるのだ。
あるいは、前監督の息がかかった人間を排除するために、別の人間を連れてくるということもあろう。
また功労のある選手を、引退してからも食わせるためにコーチという役職を与えるケースも多いようだ。

本当であればコーチには「選手を指導する能力」「技術」「知識」などが求められると思うが、このコーチ人事にはそうした気配は感じられない。「誰かと親しい」とか「有名人だった」とか、そういうことだけでコーチを選んでいる。
そういうところは、日本の政治の「組閣」とよく似てはいる。




そもそも、日本の会社の人事も「能力」だけで決まるわけではない。派閥や、年功、学歴など、本来の人間の「価値」とは別個の基準で出世が決まることはよくある。

実はアメリカでもそうだ。MLBのコーチ陣も監督やGMの息のかかった人物が選ばれることが多い。人事とは洋の東西を問わず、そういうものなのだろう。

しかし、MLBではコーチの仕事は、かなり明確だ。コーチは「使える選手」を監督に進言するのが仕事だ。監督に判断残量を提供するのだ。作戦コーチは試合の作戦を立てる。そのためにコーチは専門知識を学ぶ。選手を育成するコーチは、マイナーにしかいない。彼らは技術論やコーチングを専門的に学んでいる。「プロのコーチ」であることが前提になっている点が日本とは違っている。

これに対し、NPBのコーチは「何をするのか」がはっきりしていない。投手や打者のフォームの指導をするコーチもいれば、ノッカーとして選手を鍛えるコーチもいる。選手の生活指導をするコーチさえいる。監督を「担任」とすれば、コーチは「副担任」みたいなものか。

日本のコーチには明確な「評価基準」がないから、監督やフロント人事に伴って首を切られたり、雇い入れられたりする。
それは仕方がないが、中に「本当に優秀なコーチ」もいるのだ。いろいろなチームでコーチを務める野球人の中には専門知識や技術を持っている優秀な人材もいる。教えるのがうまい指導者もいる。
今年の巨人、川相三軍監督もその一人だったと思う。

残念なことに、そういう優秀なコーチも十把一絡げで解任されたりするのだ。何もしていないコーチも有能なコーチもお構いなしに動かしてしまうのだ。

日本の野球界も「プロのコーチ」のステイタスを確立すべき時が来ていると思う。



 コメント一覧 (10)

    • 1. Johnny
    • 2018年11月01日 12:36
    • まぁ、この辺は難しい話ではありますね。
      所詮プレイするのは選手なので、コーチの評価を客観的に評価しずらい面もありますし。

      コーチの手腕如何ではなく、監督が目指す野球のスタイルがあって、それを実現するために必要な人材をコーチに配する、というのはあると思います。
      あと、1軍に作戦立案などの参謀系コーチを置いて、2軍以下に育成系のコーチを置くのはよくあることのようにも思います。指導者としての育成をするためにまずは2,3軍のコーチをやる、というケースも多いと思いますし。

      あと、引退したばかりの元選手がコーチに就任するのは、仕方ない面はあるんじゃないですかね? どんな指導者でも、コーチという肩書の"初めて"はあったわけで。
      杉内あたりは、これまでも選手の身でありながら若手の大江あたりを指導していたという話も聞きますし、そういう経緯から手腕を見込まれてのコーチ就任というケースも多いと思います。

      どの監督・コーチも、最大の結果を求めて取り組んでいると思いますし、そのために最適と信じる人事をしてるのは確かなんじゃないでしょうか? 選手だけではなく指導者側も実力主義の世界なわけですし。

      ただ、アマチュアも含めてコーチのライセンス制みたいなのは導入しても良いかもしれませんね。パワハラとか投球過多みたいな選手の安全を脅かすようなコーチは論外ですし、体系的で質の高いコーチングメソッドを確立するためにも意義があるように思います。
    • 2. bunchousann
    • 2018年11月01日 13:20


    • 誰でも最初は新米ですから、引退した選手が即コーチになること自体は仕方のないことだと思います。

      問題は、監督のそれと同様に、NPBのマイナー組織が貧弱なために、ポストがないことでしょう。指導者として研鑽を積む場が限られるので、スキルの上達に支障をきたしたり、コーチのポストを得ること自体が目的になってしまうのでしょう。
    • 3. kamo
    • 2018年11月01日 13:43
    • 川相二軍監督は切られましたが、内田順三、小谷正勝という大ベテランのコーチは続投ですからね。本当に優秀なコーチは切られず、間を空けぬまま他球団に招聘されるのでしょう。
      お二人とも70を過ぎているのでいつまで現役か分かりませんが。
    • 4. 抹茶
    • 2018年11月01日 14:27
    • 1軍なら野球選手としては完成された選手が多いので投手の運用やフォームチェックぐらいで育成球団の多い今のプロ野球では2軍、3軍の監督、コーチの方が重要ではないかと思う。こちらの方が高卒ルーキーなど若い選手が多いので生活指導や人間教育をする必要もある。
    • 5. 広尾 晃
    • 2018年11月01日 14:35
    • kamoさん

      内田さんはキャンプやフェニックスリーグで、ベンチに座って古い記者と昔話っをしています。すっかりおじいさんです。
    • 6. 広尾 晃
    • 2018年11月01日 14:36
    • 抹茶さん

      高校卒業した立派な社会人に、教育が必要というのが日本的ですね。タレントや選手上りが、どんな「人間教育」をするんでしょうか?自分たちこそ教育を受けていないのに。
    • 7. kabu
    • 2018年11月01日 17:52
    • TVの野球解説やバラエティのスポーツマン枠といった”おいしいセカンドキャリア”の席が減っている今、コーチ職の”おいしいセカンドキャリア”としての価値は上がっています。昔以上に、「FA選手獲得時の裏報酬に」「生え抜きベテラン選手への論功行賞に(流出の引き留めや引退勧告)」として球団の道具にされてしまってる色が強く、本来の用途がおきざりにされてますね。
    • 8. セクピチ
    • 2018年11月02日 00:34
    • 今後、根本陸夫や上田利治といったような人は現れないかもしれませんね。
    • 9. 倉林
    • 2018年11月02日 01:59
    • 詰まるところ、球団側に本気で強いチームを作るという意志がない事の現れだと思いますね。
      監督やコーチ、特に一軍のコーチは誰がやっても同じと言う考えなのでしょう。
    • 10. 浜風
    • 2018年11月02日 10:40
    • 上田監督、仰木監督のような方はもうでてこないとなると残念です
これは面白い話である。非常に示唆的ではないか。
一軍主体のメンバーが、バッティング投手相手に、しかもストレートしか投げさせないという条件の下で4イニング0点、ということは、打撃というものがいかに偶然性の上に成り立っているか、ということを示しているのではないか。だからこそ、最高級の打者でも年間3割程度、ということになるわけであり、最高級の打者が最低の投手に凡打に打ち取られることも事実ある、ということになる。もちろん、トータルしたら、優れた打者は好成績を残すが、それはトータルしたら、という話でしかない。
極論を言えば、キャッチャーミットにやっと球が届く程度のど素人が柳田や山田を相手に投げて、凡打に打ち取る可能性もありうるということである。実際、芸能人相手の野球などで元プロが凡退することは珍しくない。






2018.11.4 05:02(1/2ページ)


阪神・矢野監督、苦言…打撃投手相手に4イニング0点「考えられない」

阪神・矢野監督、苦言…打撃投手相手に4イニング0点「考えられない」

実戦打撃後、ナインを集めて話をする矢野監督(右)

実戦打撃後、ナインを集めて話をする矢野監督(右)【拡大】


 阪神安芸秋季C(3日、安芸タイガース球場)A組B組に別れて阪神の今キャンプ初の実戦形式(3イニング制)の練習が行われ、B組の「3番・右翼」で出場した中谷将大外野手(25)が一回、左翼に豪快な3ランを放った。矢野燿大監督(49)が求める「一発で仕留める」打撃を忠実に体現し、中堅争いへ猛アピール。ただ、打撃投手が相手で球種は直球だけの設定だけに、指揮官はチーム全体には苦言を呈した。


 中谷の一発に沸いた安芸市営球場だが、3600人の観衆も若虎が発展途上であることを実感したはずだ。矢野監督は苦笑いで苦言を呈した。


 「より簡単なアレ(形式)だよね。だから最初の攻撃なんて、2回で0点というのは考えられないと言うとアレだけど」


打撃投手プラス直球のみ。ところが糸原、高山、大山、と主力が並んだA組は、一、二回とも「0」。最終三回も二死走者なしと“完封負け”寸前…。中谷、伊藤隼、植田らのB組も二、三回は無得点だった。


 平野打撃コーチが提案したという特殊な実戦形式。指揮官は「出塁しないとあかん、点取らなあかんとか、メンタルの変化はあると思う」と打って当たり前の重圧を与える狙いもあったと説明。清水ヘッドコーチも「BP(打撃投手相手)のケース打撃だが、プレッシャーが意外にもかかることがわかっただろう」と表情を引き締めた。


 今季リーグワースト551打点に終わった“勝負弱さ”の克服へ、まだまだ道は険しい。4日は小野、青柳らが登板するシート打撃。「打つか」「守るか」の激しい攻防を見せたいところだ。 (阿部祐亮)



某スレからコメントの一部を転載。
広島に4勝1敗で日本シリーズを制したソフトバンクだが、強かったか、と言われれば、強い感じはまったく無かった。強さや怖さ、迫力と言う点では、内川が4番を打ち、サファテが抑えで圧倒的な力を見せていた時のソフトバンクが遥かに強かっただろう。だからこそ今年のペナントレースでは西武の後塵を拝しての2位だったわけだ。
チーム力で言えば、広島が上手く戦えば、広島が優勝してもおかしくないシリーズであった。監督の采配の差だというのが結論だろう。ただし、緒方を無能と言うのも大間違いであり、セリーグにはそれを遥かに下回る無能監督が5人もいたのであるwww 緒方は、短期決戦になると平常心を保てないのか、采配がぎこちないものになるようだ。
工藤の采配で光ったのは、最終戦での内川へのバント指示である。先制点が非常に重要な意味を持つ投手戦で、かつての4番だろうが、無死一二塁の好機にはバントを命じた、その采配は、ある意味当然の采配でありながら、できない監督は多い。それをやったところに工藤の見事さがある。そして、その次の打者へのスクイズも、これも相手側は当然予測できただろうが、それを成功させたのが、「真のチーム力」なのではないか。
横浜が、こういう場面でバントを2連続で決められるだろうか。
ラミレスなどは、こういうところを学ばねばならないのである。


(追記)今見つけた記事だが、ネットの野球掲示板ではこのバントのことを指摘しているコメントはひとつも無い。ネットの野球ファンやコメントの低レベルさが分かる。




CS、日本シリーズでは先発は5回まで持たせず早めの継投が多かった。不振の松田宣浩を外し、三塁にグラシアルを入れるなど、打線も日替わりオーダーだった。


「短期決戦の戦い方。選手には申し訳ない気持ちでいるし、本来は使って、信じて使って負けたらしょうがないじゃないかと、そこまで自分の中でも考えたが、それでもやっぱりみんなが笑って終われるようにしないといけない。それが僕の責任」(工藤監督)。


心を鬼に、選手のプライドより、チームの勝利を最優先した。この日、4回の先制点も6番の内川主将に犠打を命じ、高校野球ばりに西田のスクイズで点をもぎ取った。


選手で11度、監督で2年連続3度目の日本一。選手、監督で最多となる14度の頂点を知る工藤監督は、短期決戦での先制点の重みが相手に多大な重圧となることを一番分かっていた。


秋山前監督からバトンを託され、2015年から4年間で3度の日本一。常勝軍団へと導いた工藤監督が、最後は選手たちを笑顔に変えた。





    • 84. 「ぶーん」と飛躍するななC
    • 2018年11月04日 03:23
    • ※35
      確かに、補強と育成のソフトバンクは横浜が戦ったサファテその他諸々がいる完全体ホークスやね。
      打者の育成には不安があるみたいだけど1.5軍くらいのピッチャーを生え抜きで数を揃えられて野手の守備レベルも高けりゃ短期決戦強いわな。
    • 85. 「ぶーん」と飛躍するななC
    • 2018年11月04日 03:33
    • 無駄な盗塁もしないし、無駄な点もとらないで効率よく2点リードしたら即守備固め
      今日なんかバンデン・武田に全力で放らせて、ランナー出たらハイ嘉弥真で火消し
      全部手のひらの上だった

確か鳩山由紀夫が大学時代の論文で「盗塁は7割以上の成功率がなければマイナスの戦法である」とか書いていたが、広島の「ゼロ割」は凄い。
なぜ最後まで特攻を続けたのか。緒方のレジェンド采配がひとつ増えてしまったwww
なお、下に引用した記事の小田幸平は、「ピタリ賞」ものだが、現役時代は3流選手だったとは言え、ベンチから野球を良く見て考える時間がたっぷりあったのだろう。これはかえって一流選手には得られない経験である。一流選手は自分のプレーだけに全力投球するからこそ一流の成績を残すわけだ。



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