蔵建て男氏のツィートで、私は現在のテレビゲームをほとんどやらないので、この発言の是非は知らないが、耳に入る情報などから判断して、正しいように思える。
つまり、「ゲームとしての面白さ」より「見た目(グラフィック)」を優先させる姿勢がほとんどのメーカーにあるのではないか。
ちなみに私は現在、娘から勧められた「アライアンス・アライブ」をやっているが、これは「幻想水滸伝」を作ったプロデューサーの制作らしく、グラフィックはしょぼいし、キャラ造形もしょぼい(キャラの性格造形はいい。まさに初期「幻水」的な愉快でとぼけたキャラや台詞が多い。)が、ゲームとしての面白さはなかなかのものである。つまり、ゲームバランスが非常にいい。同じ場所を何周もすることが多いが、敵の強さがうまく工夫されていて、気は抜けない仕組みになっている。不満なのは「アライアンス・アライブ」という意味不明のタイトルである。
(追記2)
allianceとは 意味・読み方・使い方 |
|
| 単語を追加 |
主な意味 | (相互利益のためなどの)同盟(を結ぶこと)、同盟関係、縁組 |
(追記)念のために調べると、「幻想水滸伝」関係者はプロデューサーではなく脚本のようだ。
台詞が「幻水」的なのは当然か。システムは(私はやったことがないが)「ロマサガ」に近いらしい。下の引用はカスタマーレビューの一部である。
【プレイを終えて】戦闘中に突然新技を閃く(本作では"覚醒"と呼称)快感と興奮はそのままに、一方プレイキャラのステータスや戦闘回数を参照して敵キャラのステータスが上昇する仕様が存在しないため、まさに自分にとっては理想ともいえるシステムでした。よって仲間キャラを自分の望む方向にカスタマイズできるほか、途中で育成方針も自由に変えられるので安心。更に本作は"群像劇”と銘打たれているように、様々な登場人物同士が織り成すヒューマンドラマが魅力。操作キャラ(プレイアブルキャラ)に留まらず、街の中で暮らす住民NPCの大半にまで各々の人生や思想が存在し、やがて1人1人が手を取り合い、世界を変えるために結束していく過程はまるで1本の映画を見ているかのようでした。ちなみにシナリオは幻想水滸伝シリーズの村山吉隆氏が手掛けられているとの事です。(以下引用)
ゲーム自体のグラフィックは格段に昔より良くなったけれど、中身自体は進歩しているのかというと、むしろ初期よりもゲームバランスが蔑ろにされて、残念になっているケースが多いだよなぁ。そういった意味では、良い意味で進化しているかは微妙なものが多い。