日刊スポーツによるドラフト候補リストとその評価だが、比較的まともな評価のように思える。まあ、近大の佐藤輝明や中京大中京の高橋は素材としての評価だろうが、たとえば明石商業の来田のB評価などは冷静である。まあ、中森のA評価はこれでも高すぎると思うが、プロの多くが最初から高評価していたし、素人には分からない良さがあるのだろう。
ただし、このリストに載っていないが、このリストの大半より好選手が全国には無数にいると思う。スカウトも新聞記者も、有名選手以外はほとんど自分の目で見ていないし、動画もサーチしていないと私は見ている。
このリストの中で言えば、牧以外では私が目を付けているのは国学院大の小川龍成と東北福祉大の元山飛優の両遊撃手である。どちらも大和的な才能のある守備型遊撃手なのではないか。で、大和程度の打力なら鍛えれば身に付くだろうが、守備のセンスは生まれつきだと私は思っている。打力なら楽天の小深田や阪神の木浪程度にはすぐになれる可能性が高いというのが私の予測である。内野手、特に遊撃手は守備が第一であり、さほど打力を求める必要などない。まあ、元山は名前も知られているから、2位以上の指名は確実だろう。元山を先に指名されても小川を指名できると思う。
プロ志望届の提出が12日、締め切られた。この日までに高校生216人、大学生158人が公示された。
高校生は「プロ志望高校生合同練習会」が実施されたこともあり、昨年(139人)よりも大幅に増加。大学生も昨年より50人増と、どちらも史上最多となった。提出者は、26日に開かれる「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」の指名対象となる。社会人・独立リーグも含めた有力候補146人を紹介する。
中京大中京・高橋宏斗ら高校生74人
- 高校生のドラフト有力候補
近大・佐藤輝明ら大学生45人
- 大学生のドラフト有力候補
トヨタ自動車・栗林良吏ら社会人・独立リーグ27人
- 社会人のドラフト有力候補