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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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読み物として面白い。こういう感じの文体の女流作家がいた気がする。
昔、子供相手の学習塾の教師をしていた時、休み時間に小学生女子たちが、「親から子宮頸がんワクチンを受けろと言われた」という話をしているのを近くで聞いて驚いたことがある。性行為前提だろ、あれって、と思ったからだ。下の記事を読むと、やはり私の考えていたとおりのようだ。
一般人というか、お年寄りのために一応解説すると、「喪女」は「モテない女→処女」のことである。女性の世界ではなぜか非処女は処女より格上らしくて、軽蔑の意味で処女を「喪女」と言うようだ。
ただし、男の世界というか、女性売買の世界では言うまでもなく処女の価値のほうが高い。「たけくらべ」の主人公の置屋のお抱え少女がある時期からお侠な性格ががらりとおとなしく変わるのは「水揚げ」をしたからだ、と言われている。性交は何度でもできるが水揚げは一度だけなので、当然、普通より高価格である。性病の心配もないし。
まあ、誰かがはいたパンツより、新品のパンツのほうが気分がいいに決まっている。ただし、恋愛や結婚の場合は、未使用かどうかより、相手の人格や知性が一番の問題になる。


(以下引用)
2024-06-12


■齢27。子宮頸がん検診に行く。

母「子宮頸がん検診あるなら行けよ!ガンの家系だからな!」

私「確かに~」

健康診断の予約にある、乳がんと子宮頸がんの検診にチェックを入れた。

健康はメチャクチャ気を使っている。今までもオールA。何も問題なし!運動もして睡眠時間もたっぷりで食生活ばっちり!

健康診断当日、何事もなく検診を終わらせていく。乳がん検診がくそいてぇ!!!!!!なのが問題だっただけで特に止められることもない。そして子宮がん検診へと進んでいく。

個室には女性の看護師さんが私の情報を見て「血圧計りますね~」と。私は血圧のあれに腕を突っ込む。終わった後にいくつか質問をされた。

看「婚姻歴はなしだね。彼氏はいる?」

私「「は?」

突然すぎる言葉に猫ミームの猫みたいになる。

看「異性の恋人。今じゃなくても過去は?」

か、彼氏?か…………?普段聞かなさすぎる言葉だったが脳がフル回転して過去を検索し始める。

私「いないです」

顔色一つ変えずこの言葉が出た。

看「男性の友人で仲いい人は?」

私「いません。女子校だったんで」

看「仕事はプログラマーね。水商売とかの副業してないよね?」

ここで気が付く。も、もしや子宮頸がんって…

看「この検診ってね、子宮にぶっさすのよ。綿棒的なものを。それで子宮破裂の恐れってあるわけ。加えて経験のない子はめちゃいてぇ。それに子宮頸がんって基本的には対人もんなのよ。例外はあるけど、経験のない子の場合する必要はないんだよね。危ないだけ。今まで生理不順などもないし、健康的な体している。有事がないならしないほうがいいよ。リスクでかすぎ」

私「つまり、性行為したことないやつは」

看「しなくていい」

私「じゃあしません」

そうか。経験ないとしなくていいのか、これ。無知だった。超音波検査はと思ったがこの健康診断ではなかった。

お辞儀して部屋を出て最後の採血へと向かう。あ、採血採りにくいらしいんです。と定型文を言ってぼーっと意識を飛ばす。意識飛ばさんと針を意識してしまって痛いからな。

ネットでやたら見る「子宮頸がんって20代もなるんだよ!検診を受けよう!」的なものを思い出す。そうか、普通は経験するのか。そうだよな。普通は高校・大学で彼氏の1人や2人、いるよな。んで、有事も当然あるよな。知ってるさ。(※経験してなくてもがんになる場合もなくはないので一概にはいえないが。生理に問題がなければしなくていいのが普通のようだ)

高校の時に子宮頸がんワクチンを受けた。予防できるならしようとワクチンは受けるタイプだった。今のところ恩恵がないということか。そうすっか…。

いつかSNSでみた「女子校・男子校に通うと一生の友だちはできるが、一生恋愛ができない」という投稿が笑いながらジワジワ効いてくる。

今回の採血する人めっちゃ下手で両腕真っ青になっちゃった。私の恋愛事情は真っ白だがな。

でもこれは過去の話!そんな私でも今は理解のある彼氏君が!

いたらいいですね!いるわけないだろ。今までも今も、男友達すらいたことない。

そもそも男と喋ったのいつだ…?会社の人や家族をノーカンしたら…店員?

検診が終わり、母と食事をした。

母「検診どうだった?痛かった?」

私は「必要ないって言われちゃった~彼氏いたことないからさ」と本音でなんともドアホな返事をした。

母「あ、そう!まじでいないんだ!この前のディズニーは本当に女と行ったの?」

私「ネットの女友人」

母「この前の温泉旅行は?」

私「女子校んときからの友人」

母「じゃあ年越しのお泊まりは?二人っきりって言ってた女子はまじで女子?」

私「そやつも女子校の友だち」

あとはなんとなく話して健康診断の話は終わった。

そして電車に揺られて考える。

母は当然子宮頸がんがどんな検査をするか知っている。つまり私に子宮頸がんの検診を持ち出したのも「この子もいい年だし、有事くらいはしてるでしょう」ということか?

すまん。母。私はな、27年クリーンで無事だ。

なんだか申し訳なくなった。と同時に「経験しなきゃ子宮頸がんならんのか」という考えも生まれた。むしろ「経験したら子宮頸がんのリスクがあんのか!」と怖くもなった。「ってことは子宮頸がん受けたやつってみんな経験済みか!?」と馬鹿な考えになった。「え、じゃあ母は27の段階でもう…」と思って考えるのをやめた。

ふと目の前を見ると、座っていたカップルが本格的にイチャイチャしていた。「こいつらやってんのかな」と思ってしまい、いろいろと恥ずかし、情けなさを感じた。

こんな馬鹿な思想だから喪女なんだよなぁ、どあほ。
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