日本が「誤審疑惑」を浴びた。
3回1死一、三塁の守備。投手は宮城大弥(3年=興南)でカウント1-1からの3球目を台湾の選手が空振り。ダブルスチールを仕掛けられ、捕手山瀬慎之介(3年=星稜)は二塁へ送球。二塁手坂下翔馬(3年=智弁学園)が二塁手前でカットし、一塁走者を挟殺プレーに追い込んだ。一塁に戻ろうとする走者をボールを転送された一塁手韮沢雄也(3年=花咲徳栄)がタッチし、一瞬握り直すようにし、ディレイドスチールを仕掛けた三塁走者を刺そうと本塁へ送球した。台湾の走者の本塁へのヘッドスライディングと同時で、捕手山瀬は追い気味にタッチ。セーフの判定となった。
その後、一塁走者もセーフと判定された。
この一塁セーフの判定に永田裕治監督(報徳学園)がリクエストを要求。映像では韮沢が走者の太ももにしっかりとタッチしていることが映し出されたが、判定は覆らなかった。
今大会では1回のリプレー検証が認められ、成功すれば回数は減らず、失敗すれば無くなってしまう。前日1日の米国戦では4回2死から、韮沢の遊ゴロにリクエスト。一塁手の足が離れており、セーフに覆った(記録は遊撃手のエラー)。そこから7者連続出塁で5得点を奪った。
(追記)こちらの記事のほうが詳しい。要するに、6人くらい集めた遊撃手の中で一番守備が上手いらしい熊田が連続エラーで逆転の原因を作ったらしいwww
(5回降雨コールド)
日本 1 0 0 0 0 x x x x|1
台湾 0 0 1 0 2 x x x x|3
【投手】
(日本)宮城、西- 山瀬
(台湾)ワン・ヤンチェン- リン・チェンシュン
【本塁打】
(日本)
(台湾)
U18侍、初黒星でスーパーR進出決定は持ち越し 逆転許した直後に雨が強くなり、降雨コールド負け
【第29回WBSC U18ワールドカップ 日本1―3台湾 ( 2019年9月2日 韓国・機張 )】 韓国・機張(キジャン)で行われている野球の「第29回WBSC U18(18歳以下)ワールドカップ(W杯)」に出場中の高校日本代表は2日、1次ラウンドB組第4戦で台湾と対戦。幸先良く初回に1点先制したが、エラー絡みで1―3と逆転された5回終了後に激しくなった雨によるコールドゲームで今大会初黒星を喫し、スーパーラウンド進出決定は持ち越しとなった。
前日1日には大会4連覇中の米国に16―7で大勝し、A組も含めて唯一の3連勝を飾ったU18侍ジャパン。初回、1死からストレートの四球で出塁した武岡(八戸学院光星3年)が相手捕手のしつこいけん制に遭いながらも二盗を決めると、4番を務める石川(東邦3年)の左前適時打で先制に成功した。
だが、3回の守りで1死一、三塁のピンチを迎え、スタートを切った一走を挟殺プレーで追い込んでいる間にスタートを切った三走に本塁生還を許し、一走の帰塁もセーフに。日本は一塁でのプレーにリプレー検証を要求し、映像では一塁手の韮沢(花咲徳栄3年)が走者にタッチしているように見えたが判定は覆らなかった。
そして迎えた5回、遊撃手・熊田(東邦3年)の2つの悪送球で招いた2死二、三塁から先発投手の宮城(興南3年)が適時二塁打を打たれて1―3と逆転を許した。さらに2死一、二塁としたところで、マウンドは西(創志学園3年)にスイッチ。西が後続を断ってこの回を終えたところで雨が強くなって中断。1時間以上の中断の後に結局、降雨による5回コールドが決まった。
日本は3日の1次ラウンド最終戦でパナマと対戦する。
2019年09月02日 21:05野球