ついに鳥谷自身がはっきり言ったようだ。
私は、去年の鳥谷の打撃不振は金本が余計なことを言ったせいだ、とこのブログで指摘したが、鳥谷も原因は分かっているわけだ。
バッティングフォームやピッチングフォームは、長い年月をかけて作り上げるものだから、それを変えるのは容易ではないし、変えることで、それまで築き上げてきたものを失う可能性のほうが大きい。打撃コーチによって潰された若手選手は無数にいるはずである。日本の選手は素直だから、馬鹿なコーチの馬鹿な指導に従って、フォームをダメにする。プロに入れたということは、（よほどドラフト下位の指名でないかぎり）そのフォームで成功している、ということだ。まして鳥谷はそのフォームですでにプロで成功している人間である。
細部の手直しならまだしも、シングルヒッターがホームランを狙うような大改造が危険であることは理の当然だろう。金本という馬鹿監督の下にいることが鳥谷の不運だった。「上司」の命令に逆らえるような日本人は１００人にひとり１０００人にひとりである。どんな上司の下につくかで運命は変わる。

【悲報】鳥谷「去年の不調は金本の所為」