ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です
管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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大城選手はキャンプ紅白戦か何かでエラーを連発し、即日二軍行きを言い渡されるという侮辱を受けたことで私は福良監督に腹を立てて記事を書いたが、それにめげずにルーキーの中でも一軍で多く起用されたのは、案外精神力は強いと安心した。打撃成績や守備成績自体はまだまだだが、「使われる選手である」こと自体が素晴らしいことだ。派手な活躍のできる選手だとは思わないが、チームに必要な時にいつでも必要な働きができる、まさに「遊撃的」選手だろう。便利屋とも言う。だが、大リーグでも便利屋すなわちユーティリティプレーヤーの価値はちゃんと認められている。試合はスタープレーヤーだけで作れるものではない。いわば、総合芸術だ。演劇と同じで、脇役の不要な芝居はほとんど無い。脇役にこそ名優が必要だ、と考える演出家もいる。まあ、名脇役をめざしてほしい。
なお、今年話題になった「真田丸」は、主演の真田幸村自体が脇役みたいなもので、むしろ彼以外の全員が、個々の回ごとの主役のようになっていたので、無名の俳優たちにもスポットライトが当たった作品である。まさに、演劇のプロの三谷幸喜の(脚本の)面目躍如だった。ただし、演劇的すぎるあまり、スペクタクル場面(戦闘場面)は演出家の無能が目立ったが。
(以下、「野球兼」より引用)
なお、今年話題になった「真田丸」は、主演の真田幸村自体が脇役みたいなもので、むしろ彼以外の全員が、個々の回ごとの主役のようになっていたので、無名の俳優たちにもスポットライトが当たった作品である。まさに、演劇のプロの三谷幸喜の(脚本の)面目躍如だった。ただし、演劇的すぎるあまり、スペクタクル場面(戦闘場面)は演出家の無能が目立ったが。
(以下、「野球兼」より引用)
2016/12/25
「2015年ルーキー回顧34 大城 滉二(立教大)遊撃」 状況説明
大城 滉二(オリックス3位)遊撃 (立教大出身)
蔵の入団前評価:☆☆☆
独特の感性を持っている選手で、うまく個性を尊重してあげたら凄く面白い選手になるのではないかと期待していました。一年目からすぐに大活躍するタイプだとは思っていませんでしたが、数年後にはオリックスにとっては欠かせない存在になれるのではないかと。
そんな大城の1年目は、一軍で 64試合(161打数) 0本 7打点 1盗塁(4失敗)打率.224厘 という数字を残します。安達 了一 の離脱の間ショートを任されたりと、いろいろなポジションで起用され、多くの経験を積みました。ファームでは、35試合(122打席) 0本 9打点 5盗塁(1失敗)打率.287厘 という数字を残します。
まず一軍、二軍合わせて、99試合で282打席の経験を積めたことは評価できます。まぁ野手なので、一年目から一軍で2割5分以上残すのは厳しいので、ファームでの.287厘を評価したいところです。ちなみに大卒野手の1年目の目安は、二軍で2割5分以上ですから、その点でも合格点でしょう。
ファームで5盗塁で失敗1個だったのに対し、一軍では1盗塁(4失敗)と逆転傾向にあります。こうやってみると、一軍と二軍とでは、ここまで盗塁に関してもレベルの違いがあるのかと驚かれます。元々走力は、中の上レベルだったので想定の範囲内の成績でした。
守備に関しては、一軍では 三塁で36試合(守備率.985厘)、遊撃で10試合(.895厘)、外野として21試合(守備率.929厘)という内容。彼に1番合うのはセカンドあたりだと思うのですが、一軍で守る機会がありませんでした。三塁手としては合格ラインですが、遊撃手・不慣れな外野手としては、数字の上からもまだまだなのがわかります。また三塁手というタイプではないので、二塁か外野あたりで信頼を得られると良いのですが・・・。守備に関しては、これから更なるレベルアップが望まれます。
一軍の打撃成績をもう少し細かく見てみると、161打席で三振38個で、三振比率は23.6%。一軍での目安は25%以内には最低抑えているところで、その基準を満たしています。それだけ、バットにしっかり当てる能力は基準以内。しかし彼のようなヒットメーカーならば、やはり10%台に来年は行って欲しいところ。しかしファームでは14.8%であり、一軍で活躍する可能性の高い15%以下の三振比率になっているところは興味深いです。
なんと四死球に関しては僅か5個であり、四死球比率は3.1%しかありません。それだけボールを見極める眼に問題があるというよりも、恐らく四死球で出塁するぐらいならば振ってやろうという意識が強いのだと思います。その辺は、三振比比率が、高くないことからもわかります。また二軍での四死球比率は、逆に 14.8%と極めて高いのに驚かされます。10%を超えていれば優秀だとされる四死球比率が、14.8%とということはボールを見極められる「眼」の良さもあることがわかります。
こうやって見てみると、二軍レベルではボールをバットに当てる能力、ボールを見極める能力は相当高く、来季は打撃で一軍で存在感を示しても不思議ではないことがわかります。今年の経験が、来季は大いに生きるのではないのでしょうか。あとは、安定して出場できる居場所を見出だせるかでしょうね。
蔵の印象:◯(野手としては順調な一年目を過ごした)
蔵の入団前評価:☆☆☆
独特の感性を持っている選手で、うまく個性を尊重してあげたら凄く面白い選手になるのではないかと期待していました。一年目からすぐに大活躍するタイプだとは思っていませんでしたが、数年後にはオリックスにとっては欠かせない存在になれるのではないかと。
そんな大城の1年目は、一軍で 64試合(161打数) 0本 7打点 1盗塁(4失敗)打率.224厘 という数字を残します。安達 了一 の離脱の間ショートを任されたりと、いろいろなポジションで起用され、多くの経験を積みました。ファームでは、35試合(122打席) 0本 9打点 5盗塁(1失敗)打率.287厘 という数字を残します。
まず一軍、二軍合わせて、99試合で282打席の経験を積めたことは評価できます。まぁ野手なので、一年目から一軍で2割5分以上残すのは厳しいので、ファームでの.287厘を評価したいところです。ちなみに大卒野手の1年目の目安は、二軍で2割5分以上ですから、その点でも合格点でしょう。
ファームで5盗塁で失敗1個だったのに対し、一軍では1盗塁(4失敗)と逆転傾向にあります。こうやってみると、一軍と二軍とでは、ここまで盗塁に関してもレベルの違いがあるのかと驚かれます。元々走力は、中の上レベルだったので想定の範囲内の成績でした。
守備に関しては、一軍では 三塁で36試合(守備率.985厘)、遊撃で10試合(.895厘)、外野として21試合(守備率.929厘)という内容。彼に1番合うのはセカンドあたりだと思うのですが、一軍で守る機会がありませんでした。三塁手としては合格ラインですが、遊撃手・不慣れな外野手としては、数字の上からもまだまだなのがわかります。また三塁手というタイプではないので、二塁か外野あたりで信頼を得られると良いのですが・・・。守備に関しては、これから更なるレベルアップが望まれます。
一軍の打撃成績をもう少し細かく見てみると、161打席で三振38個で、三振比率は23.6%。一軍での目安は25%以内には最低抑えているところで、その基準を満たしています。それだけ、バットにしっかり当てる能力は基準以内。しかし彼のようなヒットメーカーならば、やはり10%台に来年は行って欲しいところ。しかしファームでは14.8%であり、一軍で活躍する可能性の高い15%以下の三振比率になっているところは興味深いです。
なんと四死球に関しては僅か5個であり、四死球比率は3.1%しかありません。それだけボールを見極める眼に問題があるというよりも、恐らく四死球で出塁するぐらいならば振ってやろうという意識が強いのだと思います。その辺は、三振比比率が、高くないことからもわかります。また二軍での四死球比率は、逆に 14.8%と極めて高いのに驚かされます。10%を超えていれば優秀だとされる四死球比率が、14.8%とということはボールを見極められる「眼」の良さもあることがわかります。
こうやって見てみると、二軍レベルではボールをバットに当てる能力、ボールを見極める能力は相当高く、来季は打撃で一軍で存在感を示しても不思議ではないことがわかります。今年の経験が、来季は大いに生きるのではないのでしょうか。あとは、安定して出場できる居場所を見出だせるかでしょうね。
蔵の印象:◯(野手としては順調な一年目を過ごした)
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