横浜の惨状の原因分析を蔵建て男氏がやっているので、それを載せておく。
これだけが原因ではないと思うが、第一に打撃不振が問題であるのは確かなようだ。
しかし、早い段階でロマックが使えないと分かったのは、「いい事」ではないか。ロペスの不振、梶谷の怪我、山口の怪我なども、この時期でよかった、と思うべきだろう。後は上がるしかないのだから、気が楽ではないか。
ただ、別ツィートで蔵氏も言っていたが、「ラミレスは自分は頭がいいと思い込んでいる」というところが実は一番の問題かもしれない。実際、頭のいいところはあるが、それは「選手としての」頭の良さでしかない可能性もある、ということだ。たとえば、プロ経験の無い戸柱をいきなり正捕手にしたこと。これでは、昨年1年を戦って正捕手の座をほとんど得ていた嶺井は腐るだろう。前監督のやったことを否定することで自分の手腕をアピールしようという考えがラミレスにあったとしたら、それは大間違いだと思う。
少なくとも、現段階ではラミレスのやったことはほとんどすべて大はずれであったことを勇気を持って認めることからしか、現状打開と発展は見込めないと思う。
ラミレスは好きな選手であるだけに、このまま失敗してほしくないのである。
勝負は、山口が完全復活し、梶谷が一軍復帰し、ロペスが調子を取り戻してからである。今は、「負け数を増やさないこと」「本当に戦力になる選手を見極めること」を目的としてやっていくべき時期である。熊原なども下にずっと置かず、上で試すべきだろう。夏ごろまで、勝ち負けの差が10以内ならば、まだ勝負にはなるはずだ。戦力から言って、どうせ巨人も阪神も夏場に調子を落としてくるはずだから。(落合が中日の監督になった時は、今の横浜より戦力は低かったはずである。それを引き上げたのは徹底的に守備と投手力を鍛えたからである。その投手力は今の横浜は他球団と肩を並べるくらいになってきている。後は守備だけで、打撃は実はそれほど重要ではない。つまり、今の横浜は、潜在力は高いはずである。)
- 今年は鎌ヶ谷の試合が雨で途中で中止になった以外は、ほぼ実戦は予定どおりできたわけで、これだけ恵まれたキャンプというのはそうは送れない。そういう中で、野手の調子が合わせられないというのは(よそは出来ているわけで)、選手含めて何をやっていたのですか?と問いただしたくなる。
- ラミレスが云々以前に、開幕直後からこれだけ打てないのは、完全にチーム全体の調整ミスだよね。
- インターネットで絡んでくる95%以上は、フォロー外からのイチャモン。
- ある程度信頼関係がある人からの反対意見や違う見地からの論評には訊く耳を持つが、フォロー外の奴がいきなり反対意見を持ちかけてきて、まともに対応できるほど、俺は人間ができていないだよ。飲み屋で話していて、全然知らない奴が話に入ってきて、お前の意見はおかしいだろと言って誰が訊くのか?
- ラミレスの意図を汲み取り、それができる選手達ならば、このような状況を招くとは思えない。それができない段階で、それを求めてしまっているところが、過ちなのではないかと。オープン戦じゃないだよ、公式戦なんだよ、それも開幕したばかり。
- 少なくても、選手は戸惑っている。そしてドツボにハマっているというのが現状。その要因を作っているのは、無理な早撃ちを強要しているからでしょ? ファーストストライクを逃すなと、なんでも打ちにゆくのの区別が、このチームの選手はまだできないレベルだということ。
- 監督の趣旨はわかるけれど、キャンプ・オープン戦とやってきて開幕しても、チームにそれが浸透していないということでしょ。じゃ、何をやっていたの?ということに当然なるよね。
- 昨日も初球から桑原が手をだし外野フライなのですが、何処が指示が徹底されているのですか?