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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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中田良弘が「梅野がミットをど真ん中に構えるから藤浪のコントロールが悪くなる」という奇抜な説を開陳していたようだが、制球力の悪い投手に対してコーナーに構える馬鹿キャッチャーはいない。広島の投手は軒並みノーコンだから捕手はだいたいど真ん中に構えるのである。薮田などノーコン(荒れ球)だから一時期あれだけ勝てたようなものだ。ノーコン投手は打者から見て怖いのである。
下の記事で鈴木啓示が藤浪が急に崩れた理由を明確に書いている。崩れた回は「手投げ」になっていた、ということであり、それは捕手とはまったく無関係な話だ。そして、なぜ手投げになるかと言うと、スタミナ不足のためだろうし、走り込み不足だろう。投げる土台である足腰を鍛えていないから、球数が増えて疲れてくると手投げになるわけだ。藤浪が練習で手抜きをすることは入団初期からメッセンジャーにも能見にも注意されていたことである。
歴史に残る大投手で走り込みを軽視した投手はいない。素人ネット評論家の大半は過去の野球史をまったく知らないで最近の野球(特にMLB)の流行(バント軽視、二番打者最強打者説、走り込み軽視、筋力アップ)さえ支持していればいっぱしの事を言ったと思い込んでいるが、見る人が見れば馬鹿そのものである。
藤浪は体型からして下半身が弱いのは明瞭である。長身だから球は速いが、制球力がダメなのはそのためだろう。(小柄な投手はだいたい下半身が強靭で制球力が良いのは、自分の限界を知ってその克服の努力をするからだ。)大リーグに行った大谷も、藤浪同様に下半身はさほど強くはないように見えるが、体の使い方が上手いと思う。つまり、投げるにせよ打つにせよ、長身を生かした「アーク(円弧)の大きさ」を最大限に利用した結果が、あの成績だと思う。
なお、長身投手でも球の速さより制球力を重視して成功する例もある。


(以下引用)

鈴木啓示氏 阪神・藤浪は腕に頼ったフォーム 体の回転で投げるのが理想
7/24(金) 6:00配信

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スポニチアネックス
<神・広(5)>阪神先発の藤浪(撮影・北條 貴史)

 ◇セ・リーグ 阪神2―4広島(2020年7月23日 甲子園)

 【鈴木啓示 視点】藤浪の投球を、楽しみにしていた。今年初め、鳴尾浜で会った時に「今年は本気を出せよ!」と声を掛けると「分かりました」と返ってきた。いい目の色をしているなと思い、今年は、やるだろうと期待していた。

 その立ち上がり。やはり自信を持った腕の振りには見えなかった。自分の制球力に半信半疑なまま投げている感じを受けた。注目度が高く、重圧も大きかっただろう。チームの状態がいい時の方が、勢いに水を差すわけにはいかないため重圧が大きくなるものだ。

 だから一層、腕に頼ったのか。打者が体の回転で打つように、投手も体の回転で投げるのが理想。藤浪は腕を振ろうとしすぎて腕に頼ったフォームになっていた。腕ばかり振っても、結果的に腕は振れない。体の回転によって、勝手に振れてくるものだからだ。3回辺りからは、下半身が使えてきた感じはあった。それによって、5回くらいまでは腕の振りが少しスムーズにはなっていた。

 6回1死一塁から2者連続で四球を与えた場面は、体の回転どころか、加減して投げるような投球になった。腕で細工する球は力が弱く、制球も定まらない。打者が手打ちしたら打球が弱く、飛ばないのと一緒だ。上半身と下半身が一本の軸にならないといけないはずが、バラバラになってしまった。状態を上げるためには、やはり腕に頼らない、体の回転で投げることを意識してほしい。

 制球難から崩れるという、自分が恐れていたであろう結果となった。ショックは小さくないと思う。だが、これをバネにしないといけない。この世界は、やられっぱなしでは飯は食えない。やられたら、やり返すしかない。





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