二軍で好成績を残している選手が一軍昇格するのは、それが新人でも下積みの選手でもただ素直に嬉しい。
西森も、すでに３０過ぎだし、今年のような好調時に上に上がれないとプロで芽が出ないままで終わるだろうから、こうして機会を貰えた時に、ぜひいい結果を出してほしいものである。同じことはヤクルトの土肥などにも言える。（私が嫌いなのは、過去に少し好成績を残した選手が、その印象だけで、二軍でたいした結果も出ていないのに優先的に一軍に上げられることである。選手の能力は常に変化するものだ。過去の実績など、「現在の力」を示すものではない。）
監督やコーチは、とにかく選手を公平な目で見て、すべての選手に、その力や調子に応じて適切に機会を与えることである。それが一軍二軍の風通しを良くし、チーム力を上げる。
柴田は、普通に使われれば、レギュラーかサブかは別としても常時一軍にいられるだけの力はついてきているのではないか。
阪神の西岡は再起不能の怪我かと思っていたが、よく一軍復帰にこぎつけたものだ。実力が故障前のレベルまで戻っているとは思わないが、はたして戦力になるのだろうか。西岡は一塁転向を拒否していたはずだが、復帰後の第１戦では一塁を守っていたようだ。自分の得意ポジションに固執していられる状況ではない、ということだろう。まあ、西岡が一塁を守るならこれで原口の出番がまた少なくなるわけで、新外人も確か一塁手だったと思うのだが、どうなることやら。



2017年07月17日

【公示】パットン、西森、柴田が１軍昇格！